生きるのに忙しくてやらなきゃいけないことはいっぱいあるのですが、こうも暑いと体が動かないし溶けそうですね。
少しでも感想が欲しくてマシュマロを設置してみました。お時間ありましたら感想投げてください。私がニヤニヤします。
https://marshmallow-qa.com/2wg3833pw2qma01?t=E3KEEW&utm_medium=url_text&utm_source=promotion
筆者はコナン原作あまり詳しくないです。
気ままに書いてる2次創作です。キャラクターや展開について解釈違いがあったらごめんなさい。
誤字脱字指摘不要です。たまにひっそりと修正してます
pixivでも掲載しています
「いいもの持ってきたよ!」
持ってきたキャリーケースからずるんと取り出した物をべしゃっと地面に落とす。成人男性と同じ重さだからきつい。
「アブサン、これ何?」
景光くんが地面に横たわるベトベトした物体を指さす。
「これは培養した景光くん」
「培養した……俺………?」
私は景光くんの目を見つめた
こみ上げてくる感情とともに
その困惑の色をジッと…
ーーーー
わ~ん!遅刻遅刻!!
私!夢主夢子♡
コナン世界への転生に浮かれてチート研究能力で無双してたらうっかり☆黒の組織に捕まって研究職させられること十数年!ひたすら研究に見せかけた推し活を続けてたら幹部になっちゃってたの!コードネームはアブサン☆ミ
今日は大事な日だっていうのに大遅刻!
お気に入りのキャリーを引きずって現場に超特急♡!
「さすがだなスコッチ… 俺に投げ飛ばされるフリをして俺の拳銃を抜き取るとは… 命乞いをするわけではないが…俺を撃つ前に話を....」
ふ〜(汗)危ない危ない♡
スコッチ自決シーンの真っ只中!ギリギリ間に合った!
原作知識はあれどビルの特定はなかなか難儀だった....おっといけないいけない!
「すみませーん!そこのFBIと公安の方々、これ引き上げるの手伝ってもらえますか?」
話の途中に割り込んでぶった切る。
この重たいキャリーを何とかしてもらいたい。
「アブサンっ…FBI?…ライが?」
「ほぉ....俺がノック?……普段現場に出ない研究員のお前が何を聞かされたか知らんが、俺は裏切り者を追い詰めただけだ…ケチをつけて横取りでもする気か?」
2人がこちらに警戒と困惑を向けるがこっちも必死なのでいちいち構っていられない。
「FBIの赤井秀一だよね!諸伏景光くんもっ!自殺ダメ絶対!!バーボンも公安でしょ!?やめやめ!それでも自決するなら!長野のお兄さんの情報を組織に流すよ!」
「っ!?」
カンカンカンカン
来た!でも景光くんは私が出した情報が気になってか拳銃を引けずにいる。
カンカンカンカン
「スコッチ!?ライ…アブサンが何故…?.あぁ...惚れた男の始末を自らつけに来たんですか?」
「もっと静かに階段上がってよ!降谷零!」
「....降谷…?どなたかとお間違えでは?…」
バーボンの表情は一瞬も揺るがなかった
「そうゆうのいいんで!私の大事な景光くんが自決しかけたんだよ?ここにいる全員私以外ノックなのに!ちゃんと話し合ってください!」
ーーーー
そこから長かった!ずっとしらを切るんだもん!
警戒する3人に転生とかは伏せつつ原作知識から調べた3人のプロフィール全てをぶちまけたら、多少の発砲と脅しと牽制と諦めの過程を経て猜疑心を残しつつやっと本音でお話し合いが出来た。ちょっと弾が私をかすったよ><☆もう涙目!
「なぜ…それだけの情報を…何処から…」
「景光くんが無事なら今後もバラさない!協力して!」
「罠の可能性があるが....そこまで握られていればどの道、逃げ場はないな…」
「はぁ…わかりました…あくまでもスコッチの安全が目的なら此方としても異論はありません…」
戦闘員3対1非戦闘員って構図も良かったかな?
結果、無事協力関係を取れることになってハッピー☆
「で?アブサン…貴方は寝返るんですね?」
「なんでもいいから景光くんに生きててほしい!景光くんがいないと生きてけない!」
「入った頃から贔屓にされてるけど……アブサンはなんでそんなに俺を…」
安堵からわんわん泣きながらどさくさに紛れて未だ警戒する景光くんに恥も外聞も無くしがみつくと困惑が返ってきた。そんな顔もベリベリキュート☆
「誰が聞いてるか分からないから本名を叫ぶな。落ち着け。」
バーボンが仲裁に入り、私と景光くんを引き剥がした
黙って状況を見ていたライが口を開く
「とにかく今はスコッチの死体を偽装しなければならない」
「そうなると思って私、良い物持ってきたよ!」
持ってきたキャリーケースからずるんと取り出した物をべしゃっと地面に落とす。成人男性と同じ重さだからきつい。
「アブサン、これ何?」
景光くんが地面に横たわるベトベトした物体を指さす。
「これは培養した景光くん」
「培養した……俺………?」
「ごめんね!外観は似ても似つかないんだけど骨とか内蔵とかDNAとかはちゃんと景光くんと同じなんだ!ちょっと皮膚の粘度が高くてベトベトしてるけどちゃんと人型してるから油掛けて外側を燃やしちゃったら死体偽装に使えるはずだよ!」
景光くんの目を見て説明する。
ちょっとね?ちょーっとだけ外観が問題だから気を悪くしないように弁明しておく。本物はもっとさらっとしてかっこいいよ?
「……こんな物、培養してどうしようとしてたんだ?」
「景光くんの内臓移植が必要になった時に使えるかなって思ってずっと培養してたの。脳みそも無いから倫理的にはセーフ?セーフだよね?」
「アウトだよっ!何から培養したらこうなるの!?」
景光くんが小さく叫んだ
「スコッチ、良いからやりましょう。燃やしますよ。ライも手伝ってください」
「…いったい何で出来てるんだ」
「みんな手袋持ってる?直接触らない方が良いと思うよ。」
素手で触ろうとするバーボンに一応忠告をいれるとライが眉をしかめる
半ば呆然として立ち上がれないでいるスコッチを尻目にテキパキと状況を作るべく動き出す。
「バーボン、一発撃ってから燃やした方が良いだろう。脳が無いなら頭は砕くか?」
「制作者としては皮膚がベトベトしてるので残らないように全裸で転がしながら燃やすのをおすすめします」
「じゃあ全裸にして拷問の末、燃やしたらのたうちまわって柵から飛び降りて頭が砕けたことにしよう」
「俺の最後が壮絶すぎないか?」
こうして景光くんは生き延びることが出来た。
裏切り者の陰惨な最後の報告にジンもご満悦✩
皮膚の燃え残りが無いよう、培養した景光くんを燃やしながらケバブのように執拗に蹴り回し最終的にビルから落とす姿を複数の組織の人間に目撃されたバーボンとライは、人の心を持たないサイコパスと見なされ組織内でのNOCの疑いが薄らいだそうだ。
因みに培養した景光くんの丸焼きは私の研究室に運ばれてきたので食べた。
タコの遺伝子を一部組み込んでいたので味が気になったからだ。これがなかなか美味しかったので味に関する感想を尋ねるアンケートをつけて幹部の皆さんにも切り分けて配ったのだが、1枚もフィードバックが返ってこなかった。
なんか?好いた男の死体を嬉々として食べるガチサイコパスのアブサンとして「誤解」が広まって、研究室 に近寄る人は極端に減っちゃった。シェリーちゃんなんて目も合わせてくれない(↷)
まぁ寂しいけど怪我の功名?都合は良かったかな?
だって助かった景光くんは名前をNo.28と変え、ちょっとだけ変装して私と組織の研究室で暮らしてるから。
なんで番号かって?
それはなんとNo.28は私がスコッチの死肉から培養した世界初☆喋る人工生物だって事になってるから♡
思い切った作戦でしょ?☆ミ
堂々としていると意外とバレないもので、上には「偶然出来たんで他にも作ろうとしてるけど再現性の問題で量産に失敗しちゃってて(汗)ぴえん☆」って感じで報告している。
1体しかない貴重なサンプルだから組織も迂闊に手が出せないよね?下手に隠れるよりよっぽど安全!
毎日体力テストや血液検査やらデータ取りに忙しいNo.28だけどスコッチ2号としてまた現場に本格導入なんて話になったら色々ボロが出そう><!だから景光くんにも、ちょっとおバカでドジっ子で絶妙に使えない感じに演技してもらっているの!
スペシャルキャワワ♡流石!覚悟決まってるね✩
それでも最初の頃はジンとかラムとかに「もっと使えるのをさっさと作れ」ってしょっちゅう電話やメールでせっつかれちゃって?誤魔化すの大変だったんだ(↷)
だからご機嫌取りとやってますアピールのつもりで結構な頻度で「すみません><失敗しました✩」の報告と共に幹部の皆さんにドンと60kg程度の黒毛和牛を贈ってたら…なんか?もう持ってくるなって言われて…?何故か組織の清掃屋を改めて紹介されてさ?迷惑だからそっちに送れって…酷くない?
一応仲良し懐柔作戦だったのに、むしろなんか…前より距離ができちゃって謎なんだけど???
「つまらないお肉ですが」って一言添えてたのが贈答金額でのマウントって思われたとか?まぁ…気を使わせてたなら確かにマナー違反だけど(↷汗)でもでも><!マナー的には正しいよね?あっちが気を使わないよう黒毛和牛って事は伏せてぇ
ラベル剥がしてぇ
手書きの熨斗つけてぇ
ってちゃんと…え?ちゃんとしてるよね?
なのにラム「結果が出るまで今後連絡するな」って…超冷たかった…ラムって1人だけお肉の名前つけてるからお肉大好きじゃないの?
ジンなんて「その薄汚ねぇ肉は下っ端に処理させろ」って…酷いよね?お肉薄かったって?一般的な焼肉サイズだよ?働き盛りだから塊肉希望なのかな?でもそこまで言う?
最近は顔見せても無視されがちで空気最悪☆
はぁ…
まぁまぁさておき
やっとお気に入りの景光くんと暮らせて大大大勝利✩ミ
毎日幸せすぎる日々を送っている
「どの部屋も好きに使って良いよ!ただし地下室には入らないでね?危ないものがいっぱいあるから」
「アブサン………君は童話の青髯か?」
「そうだよ、だから良い子にしててね?」
「わかったよ、ろくな事にならないんだろ?ほら!遅れるよ」
でもいつかこの人は地下室を開けそうだなぁ
地下室には景光くんのなり損ないが培養液のなかでプカプカ浮いている。もしすべてが白日にさらされたら…そのときこの優しい人がどんな顔するかは見たい
私は笑顔の景光くんににっこり笑って返し
玄関扉を閉めた。