エルバフの戦士 大樹戦族団冒険章   作:白インゲンモドキ

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第3話

ーーーエルバフ 戦士の村

「そりゃ!! 」 ガンバカガンガン!!

「おおぉ!!」 ガンガガガガ!!

「はあっ!!」 ガンッ!!

大人とドリブロ達が試合をしており、木斧と木剣のドリブロの攻撃を戦士は盾で受けるとひと凪でドリブロ達を吹き飛ばす。

 

「ぬっ!?」 ドサッ!

「くっ!?」 ドサッ!

「ふむ……いい武器捌きだ 本日の稽古はここまでだ」

 

「ゲギャギャギャギャご指導感謝するケナリさん!!」

「ガババババいい稽古になったぜ!!」

「おぉすげぇ 大人とお頭達戦ってるぜ!!」

「しかもあのケナリ先生と戦っている!!」

「流石はお頭達だぜ!!」 

 

稽古をしているのはエルバフの戦士であり子供達の指導者であるケナリ、彼等はドリブロ達の稽古を引き受けて稽古をしていた。

「お頭達飯だよ!!」

「はい ミチビキウサギの香草焼きにザツムギのパンだよよく噛んで食べて?」

「おぉ!? 美味そう!!」

「流石モーディルおブロムだな美味そうなもん作るな!!」

「ちょっとお頭達 私も作ったのよ?」

「そうだな悪い悪い!!」

『いただきま〜〜す!!』

「美味いなミチビキウサギ」

「まったくだ」

「おいファグセン食い過ぎだ この食いしん坊!!」

「ボギャギャギャ 美味いのが悪い!!」

「ガントニオ!! 一口くれで半分食うな!?」

「ほらファーディル!! さっさと食べちゃいな!!」

「わっ分かってるよモーディル」

そして休憩小屋にてドリブロ達は食事をし始めた。

料理を作ったのは同年代の女性達でリーダーはでモーディルとブロムだ。

ちなみにどやされてるのはファーディル 彼女の幼馴染だ。

 

「ボジャジャジャジャ張り切っておるな」

「あっヤッヤルル様!」

「えぇ……まぁ」

「ボジャジャジャジャそろそろ子供用依頼を受けられるようになるが、お前達はどうするのだ?」

「もちろん行くつもりです!!」

「オイ楽しみにしてるんだ!!」

「その為に鍛えてるんだ!!」

依頼とは彼等エルバフ の戦士達が受ける仕事の様な物で簡単なものから難しいものまで様々な依頼がある

エルバフ 全土は陽界だけでもとても広いので仕事の依頼は絶えず

5歳になると薬草採取から討伐などの子供用ではあるが幅広い依頼を受ける事が出来るようになるので血気盛んなエルバフ の戦士はこの日を楽しみにしている者が意外と多いのだ。

 

「依頼場のあるトレカウパングという市場には3日後他の子供達と一緒に送り届ける  お主らは大人とも戦える程成長をしておるし他の者もお頭達に追いつこうと努力しているから、心配はいらんと思うが装備の準備を怠るなよ?」

 

「装備か………よし依頼に行くのなら あそこへ行くぞ」

「おうあのおやっさんの所だな? ガババババ!!」

「ふむブラールの所か 俺からもよろしくと言っておいてくれ」

「了解!! おい野郎共行くぞ」

「へいお頭達!!」 

そう言うと食事を終え大樹戦賊団は村の鍛冶屋に向かって行った。

 

ーーーーー戦士の村の鍛冶屋

「ブラールのおやっさん いるかい?」

「おういるぞ暴れん坊のクソガキ共 村でお前達が大人顔負けな程暴れていると小耳によく挟むぞ」

彼等は戦士の村に住む戦士達の武器の手入れや加工などを行うブラールと言う男の元にやって来ていた。

 

「ゲギャギャそうかいブラールのおやっさん」

「それでブラールのおやっさん 俺達様に武器をくれないか?」

 

「武器? 何をする気じゃあお主ら」

「俺達今度依頼を受けるんだ その依頼の為に護身用や依頼を受けられる様な武器が欲しいんだ」

「そうだブラールさん!!」

「頼むよブラールのおっちゃん!!」

 

「ふん そんな事かもうそんな時期になるか………大人の予備を武器は使えばいいし 兜なら……ほれ」

 

ブロギー(斧と盾 屑鉄で作った兜と鎖帷子の腹巻き)

ドリー(子供用剣と盾 屑鉄で作った兜と鎖帷子の腹巻き)

 

オイモ(ブルの皮を巻き石を埋め込んだ棍棒 屑鉄で作った兜)

カーシー  (斧と屑鉄で作った兜)

ファグセン(子供用剣 お下がりの古びた盾 お下がりの兜鎖帷子の鎧)

ローデス(片手斧と盾 鎖帷子の鎧に帽子にゴーグル)

DDティー(斧とお下がりの盾)

 

「おおっ……すげぇ!!」

「これがオイ達の武器か!!」 ブォンッ!!

「ゴギャギャありがとうなブラールのおじさん!!」

 

「まっこれくらいなら何があっても多少は大丈夫じゃろうて」

「ガバババババ世話になったなブラールのおやっさん」

「戦果を楽しみにしてな!!」

「ふん また来いよクソガキ共」

そう言うと彼等は新しく手に入れた武器や防具にならす為の訓練をし始めて来る日に向けて準備を始めるのであった。

 

ーーーー3日後 トレカウパング

「ボジャジャ ここが世界樹の中心トレカウパングだお前達 ここには人間族だけでなくちいかわ族など他の種族が住んでおるお前達失礼のないようにな」

『はい ヤルル様!!』

「ボジャジャジャよし仕事頑張るんだぞ」

そう言うとヤルルは人混みに紛れ何処へと向かって行った。

 

「よし俺達も仕事の依頼を受けに行くぞ!!」

「おう!! っていってもしかしここは……賑やかだな」

 

ワイワイ ガシャン ガシャン ダダダ……!!  

ゲラゲラゲラ!!!

 

「さぁさぁ焼いたタイジュネズミの串焼き 今ならなんと100リッチ!!」

「スタミナライチュウだよ栄養満点スタミナ満点だよ!!」

「カタイモ カタイモはいらんかねえ?」

「さぁさぁこれはあのクソッたれカニバル共を引き寄せる囮餌となる罪人肉だよ!! 護身用にいかが!?」

「ひぇ……」

「人肉か……罪人とはいえむごいな」

そう本来人間が忌み嫌うであろう人肉を市場の端で普通に売っているのだから 野蛮ではある

 

「さてこの場所にいても仕方ない 早く仕事の依頼場に行こう」

「ボギャギャギャネズミ肉美味そう!!」

「おいファグセン言ってる場合か!?  おいそこのちょっといいか!」

「えっ!? あっはい!?」

「仕事の依頼場に行きたいんだが どう行けばいい?」

「それなら僕案内しますよ」

「ゲギャギャ助かるぜ お前さんの名前は?」

「僕はイルマ  イルマです」

「そうかイルマ頼むぜ!! ガババ」

 

ーーーーー仕事の依頼場

「ここが依頼場です」

「おう助かったぜ!!」

「それじゃあ僕はこれで」 そそくさ

 

「さあっ! 仕事だよ仕事早い者勝ちだ!!」 チリンチリン!!

「なんだあいつ?」

「鎧を着ている人に見えるが 口と鎧が繋がってる様に見えるしありゃあ確かヤルル様が前に言ってた亜人じゃないか?」

「他にも小さくて可愛いのがいるな」

「あれはヤルル様が言ってたちいかわ族じゃないか? 」

仕事の依頼場には鎧さんという存在がおり仕事の掛札を掲載し大人達やちいかわ族達が奪い合う様にして仕事を書かれている掛札取ろうとしていた。

 

「俺達は別に大金が欲しい訳じゃない いや大金は欲しいが今の俺達には超えた望み 誇り高い戦士となる為に鍛える為の身を弁えて依頼を得るぞ 」

「お前達も探せ!!」

『へいお頭達!!』

そう言うと戦賊団は依頼の掛札の依頼を確認し始めた。

 

「依頼は……薬草採取&枯葉掃除に…ウジンコ退治…野盗退治……ジャギィ討伐に鉱石採取……それに廃墟探索か………どうする?」

「オイは枯葉掃除はやめといた方がいいと思う 陽界の下層辺りに行ってモンスターに襲われて落ちるリスクがあるから オイ達には大変だと思う」

「俺は鉱石採取とジャギィ討伐がいいと思うぞ ブラールのおやっさんや離れてはいるが鍛治の村って所に行けば武器の強化にもなるまずは全員武器の強化など装備の安定化をした方がいいカーシーはどうだ?」

「俺もそれがいいと思うぜお頭達」

「おいらもだ」

「よしならば鉱石採掘は依頼場でつるはしは貸してもらえるそうだから借りよう 借りれなければ地道にそこらの岩使って採取するぞ」

 

「了解!!」

そう言うとドリブロ達は掛札を受け取ると鎧さんに渡して依頼の場へと向かって行く 




モーディル 1151話に登場後のベントの母ちゃん 武器は金棒と弓矢
     姉御肌で面倒見がいいエルバフの奥さんモブ(名前はオリジナル)
ファーディル 1147話に登場 後のベントの父親 武器は剣
 モーディルの幼馴染でモーディルには頭が上がらないがそんな所も好きではある(名前はオリジナル)

ブロム オリキャラ 花の意味持つ 花を愛するエルバフの花屋の娘
ケナリ エルバフ の戦士で師や先生の意味を持つ ドリブロ達子供達を鍛えて立派な戦士にする為にいつも鍛えている

ブラール 青の意味を持つ戦士の村の鍛冶屋で狙撃手 ワンピーストレジャークルーズに登場する巨人族射撃隊のブルーパイレーツから取った名前はオリジナル

ちいかわ族 この世界では獣人族としてカウントされているちいかわ族
普段エルバフ のどこかにあるちいかわ族の村にいて 依頼を受けて生活をしている
鎧さん エルバフ に住んでいる甲冑鎧を纏ったような姿の種族ちいかわ族と見られる事が多い
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