四季「すみれ先輩、セックス禁止したほうがいい」
すみれ「・・・唐突になによ」
メイ「どうしたんだ四季?」
可可「すみれとセックス禁止なんて可可死んでしまいマスよ!?」
千砂都「Liella!存続の危機だね」
四季「それどころか宇宙の存続の危機」
かのん「どういうこと? 四季ちゃん」
四季「みんな最近すみれ先輩のペニスが重いと思わない?」
すみれ「お、重い・・・?」
かのん「元がデカすぎてアホみたいに重いからなんとも・・・」
可可「・・・実は可可なんとなく気付いてマシタ。手でするのも口でするのも以前より疲れるし、ナカに挿入ってきた時はなんというかこう、全身を振り回される感じというか・・・」
かのん「それは単にすみれちゃんが乱暴なだけじゃない? いつものことだよ」
すみれ「し、失礼ね! 私は最大限気を遣いながらセックスしてるわよ! 私は常にあんたたちが一番悦ぶプレイを心がけてるわ」
恋「確かに、すみれさんとのまぐわいは優しく無限の愛を感じます」
きな子「きな子もすみれ先輩に仲良しさんしてもらった後は幸せすぎて、はにゃ~♡ってなっちゃうっす♡」
かのん「え、そうなの? あれ?」
四季「重いだけじゃない。最近のすみれ先輩のペニス、ちょっと赤い」
夏美「言われてみれば・・・ほんのり赤かったような・・・?」
冬毬「ですが元々赤い部位が目立つので、はっきりとは判断しかねますね」
マル「そもそもちんちんなんてまじまじと見ないわよ・・・」
四季「私たちが見る時は決まって勃起している時だから分かりづらいかもしれない。普段から見てるすみれ先輩自身は?」
すみれ「・・・・・」
すみれ「少し前から、なんか赤いなーって気はしてたわ」
四季「やっぱり・・・!」
メイ「そ、それがいったいなんだってんだ?」
四季「その赤いのはおそらく重力赤方偏移」
すみれ「・・・・はい?」
かのん「重力、なに?」
四季「超質量の物質から放たれる光が重力井戸から出る時にエネルギーを失って波長が長くなる現象です(Wikipedia)」
すみれ「・・・はあ」
四季「1984年、宇宙科学研究所(ISAS)のX線観測衛星てんまが、中性子星の強い重力による重力赤方偏移を世界で初めて捉えたと報じて・・・(Wikipedia)」
すみれ「ま、待ちなさいよ! そんな宇宙規模の話なの!?」
四季「そう」
四季「すみれ先輩のペニスの重さはまさに天文学的な重さになっていて今やこの地球よりも重くなってると言っても過言ではない」
すみれ「いやいやいや! おかしいでしょ!」
すみれ「うっすら赤いだけで私のちんこ別になんともないわよ!? あんたの言ってることが本当からもっととんでもないことになってるはずでしょ!」
千砂都「確かに、一般的なおちんちんとは比べ物にならないくらいおっきいけど、宇宙がどうたらってほどじゃないよね」
恋「はい。わたくしたちを一晩中啼かせる程度の大きさです」
四季「大きくないのが問題。さっきも言った通り、すみれ先輩のペニスの質量はとうに地球を超え、いずれは恒星すらも超えてしまう。それが未だ人間ひとりの股間に収まっている。・・・このままだと先輩のデカマラより、デカマラのシュワルツシルト半径が大きくなってしまう」
すみれ「・・・なるとどうなるの?」
四季「デカマラがブラックホールになる」
すみれ「・・・・・いや」
すみれ「いやいやいや」
すみれ「そうはならんでしょ」
四季「実際に起こっていること」
すみれ「わ、私は信じないわよ!」
メイ「し、四季。本気で言ってるのか?」
夏美「にわかには受け入れがたいですの・・・」
冬毬「ブラックホールになるというエビデンスを出していただけますか?」
四季「シュワルツシルト半径とは、ドイツのカール・シュヴァルツシルトが導き出した天体がブラックホールになるための限界の大きさで、計算式は2GM/c^2で、Gは万有引力定数、Mはデカマラの質量の大きさ、cは真空中の光の速さで、すみれ先輩のデカマラの質量を求めるのは難しいけど、まず重力赤方偏移による波長のズレが」
すみれ「わかったわかったから。もういいわ・・・」
四季「このままデカマラがブラックホールになったら、地球はおろか太陽系すべてが消滅してしまう」
千砂都「すみれちゃんの煩悩でこの世が終わるってことだね」
かのん「すみれちゃんがえっちなばっかりに・・・」
すみれ「私ひとりのせいにしないでよ!? あんたたちも同罪でしょーが!」
恋「で、ではどうすればいいのですか・・・?」
マル「・・・なるほど、そこで最初の話に戻るのね」
可可「え・・・」
四季「すみれ先輩。セックスを禁止にすべき」
可可「 」
千砂都「そもそも何が原因でそんなことになったの?」
可可「そ、そうデス! セックスとブラックホールは何の関係もありマセン! むしろ愛は世界を救いマス! ラブ&ピース!」
四季「すみれ先輩のペニスは勃起を繰り返すたび少しずつその大きさを増してきた。そして現在そのデカマラっぷりは38億年の生物史上最大級といっても過言ではない」
すみれ「これ褒められてる? バカにされてる?」
四季「しかし問題が起きた。行き過ぎた成長を続けてきたデカマラが、本体であるすみれ先輩を押し潰してしまう可能性が生まれた」
四季「人体の限界に達してもペニスは成長を続けていた。だから身体が防御反応として、ペニスの"圧縮"を行った」
千砂都「ペニスの・・・圧縮・・・?」
メイ「お前自分で言ってて恥ずかしくないのか・・・?」
四季「むしろそうであってほしいくらい」
冬毬「圧縮・・・。なるほど、質量はそのままに"見た目だけ"小さくした、ということですね」
四季「その通り。今すみれ先輩のペニスは、見た目からは想像がつかない超質量を持った高密度物体となっている」
四季「だからすみれ先輩、決断してほしい」
四季「セックスをしない、と」
すみれ「・・・・・」
千砂都「でもそれは対症療法みたいなものだよね? 根本的な解決はできないの?」
四季「できる。勃起の原理はペニスの充血。なら勃起を避けつつ、血液の循環を促せば元に戻るはず」
千砂都「・・・なるほどね。そういう意味でもセックスはしちゃダメってことか」
可可「しょ、しょんなぁ〜〜。すみれとえっちできないなんて、これからどうやって生きていけばいいのデスカ〜〜・・・」
かのん「い、一生できないって決まったわけじゃないからさ! そうだよね四季ちゃん?」
四季「・・・ただ、どれくらいで戻れるか分からない。数カ月か、数年か・・・」
四季「あるいは寿命が先に来てしまうか」
可可「 」ガーン
きな子「すみれ先輩に仲良しさんしてもらえないなんて寂しいっす・・・」
メイ「もうすみれ先輩のデカマラに可愛がってもらえないのか・・・」
恋「ですがこればっかりは仕方ありません・・・」
すみれ「・・・・・」
すみれ「・・・わかった」
四季「すみれ先輩?」
すみれ「四季。あんたの言うこと信じるわ」
すみれ「デカマラで宇宙が壊れるとか、デカマラに押し潰されるとか、冗談じゃないわ」
すみれ「デカマラなんかに私の人生をめちゃくちゃにされてたまるもんですか!」
すみれ「私はどんな手段を使ってでも生き残ってみせる! 私にはスターになる夢があるのよ!」
四季「・・・! うん、その意気」
可可「しゅみれぇ・・・」
こうしてLiella!は全員が欲求不満を抱え、色仕掛けや夜這いや煩悩が入り乱れる酒池肉林と化し、すみれは淑女さながら貞操を守り必死に青春を駆け抜けた。
終