天を墜とす男 作:ドクロ
樹鬼が仲間になって樹鬼に治癒能力があることが発覚してから3日後、ドクロはニュース・クーから新聞と手配書を買っていた
「はい、これ。ちょっと最近高すぎる気がするんだが…」
ニュース・クーはお金を受け取り、そっぽを向いて、飛び立っていった。
「自分は知らないってか…さて、今は何が起きてるかかな~っと…と言っても珍しいものはないか…」
ドクロの手元から手配書が3枚落ちた。それをタイが指摘した。
「船長、手配書落としたぜ!!」
「お?ありがとさん。ん!?」
手配書を見てドクロが驚くとタイとその場にいた樹鬼は首をかしげる。
「どうしたんだ?船長」
「どうしたんですか?ドクロさん」
「タイ、これ見てみろ。俺はハンドに見せてくるからよ」
タイに手配書を一枚渡してから操舵をしているハンドに手配書を渡しに行った
「お、おう…って、うおおおぉぉぉぉーー!!!!」
「タ、タイさん、どうしたんですか?そんなに急に叫んで」
「小僧!!これに見てみろ!!」
「えっ!!これは!!」
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操舵室
ドクロは操舵室の扉を開け、ハンドに手配書を渡す
「ハンド、これを見てくれ」
「何でござるか?…ッ!!こっ、これはっ!!」
『百刀流 ハン・ド・ハンド 1億100ベリー』
『爆魚人 タイ・ホーン 1億3000万ベリー』
『空気操作 スカル・D・ドクロ 2億ベリー』
ドクロが持ってきたのは3人の手配書であった。
「やっと1億に上がれたでござる…でも、なぜ100ベリーが残ってるんでござるか…?それと別で、船長!!初頭が2億はすごいでござるよ!!」
そこへタイが勢いよく入ってきた。それに続いて樹鬼がそーっと入ってくる
「何~?船長の初頭が2億だと!!つえぇのはわかるがなんか気に食わん!!」
「す、すごいです!!ドクロさんは…」
樹鬼は少ししょんぼりしていた。同じ海賊団の仲間なのにまだ手配されていないことについて
「そんなにしょんぼりするな、樹鬼。いつか、お前も手配されるようになるさ!!俺の仲間なんだから!!」
「そうでござるよ!!樹鬼殿!!」
ドクロとハンドが元気づける中、タイが大声をあげた。
「船長!!俺と勝負しやがれ!!俺より本当に強いのかこの手で確かめてやる!!」
「やめるでござるよ…!!」
止めようとするハンドをドクロは手で制する。
「面白そうじゃないか。やろうか、タイ」
「おう!!小僧!!お前、審判しろ!!戦いの場は甲板な!!」
タイは樹鬼を連れて甲板に出て行った。ドクロもその後をついて行った。
「ハァ…錨を降ろすでござるか…」
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甲板
船の船頭側にタイ、操舵室側にドクロが立っている。
「で、では、ルールを説明します!!ルールは至ってシンプルです。先にダウン、つまり背中を地面につけた方が負けです。そうじゃなくとも、僕のドクターストップがかかっても負けになります。それでいいですね?」
「おうよ!!」
「あぁ」
「では、模擬試合を開始します!!よーい、スタート!!」
樹鬼の合図と同時にタイが複数の水の弾を飛ばす
「着弾すると爆発するから注意しろよ!!船長!!」
水の弾がどんどん着弾して爆発していく。
「そんなことはわかっているさ。だから事前にこうやって"空気の壁"を張っておくのさ。」
「ちっ!!」
タイはドクロに聞こえるように舌打ちをする。
「もう来ないのか?なら、こちらから行くよ。"ジェット"」
ドクロは自分の後ろに空気の塊を置き、それを破裂させ、タイに一気に近づいた。
「ふっ!!"回し蹴り"!!」
ドクロの左回し蹴りが反応できなかったタイの側頭部にもろに入り、船のへりまで飛んだ。
「ぐぅっ!!…魚人は硬いんだぞ!!オッラァ!!」
タイはすぐに立ち上がり、ドクロに肉薄し、爆発する水を拳に纏い腹目掛けて拳をふるう
「少し、甘いな。"
タイの拳はドクロの腹の直前で止まった。
「くっ!!なんで触れられねぇ!!あと一歩…!!」
ドクロはタイの頭に触れる。
「これでチェックメイトかな。"
ドクロがタイの頭から手を離し、そのまま上に手をあげるとタイの体は空気に押されたかのように上に上がっていき、ある程度行った場所で急降下し、甲板に轟音を立てて埋まった。その時、樹鬼が結果を言う
「勝者!!ドクロさん!!」
「樹鬼、タイの治療してあげて」
「は、はい!!」
樹鬼はタイをツタで引っこ抜きそのまま医務室に連れて行った。
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数分後。医務室にて
タイが起きた。
「わかったか?実力差が」
「あぁ…船長は強い。」
起きたタイに樹鬼が言う
「タイさん、この怪我は模擬戦での怪我なので、仕事は休めませんよ」
「はぁっ!?」
「そりゃあ、そうだろ。お前の行動は見え透いている。どうせ、模擬戦で負けて負傷して監視台の仕事をさぼろうとしてたとだろう?そのような男だとハンドから聞いたぞ。」
「そ、そんなぁ…あの百手野郎!!」
「ハンドを怒る元気があるのなら大丈夫だな。樹鬼、後は頼んだ。」
「了解しました!!」
ドクロは医務室を出て行った