私が!!!!!ハウザーインパクトの申し子だ!!!!!「許可した覚えはねェ!!!!!」 作:ブルー・サワー
ヒロアカURでクラスター爆豪当たったので記念にカキコ。
こんなもんが記念でかっちゃんごめんね。
えー、今回は齢28歳の俺の葬式兼謎の空間に来てくださってありがとうございます。
社会人経験もそれなりに詰んだ俺がシンプルに死にました。死因は事故です。工事中の建物に運んでいたクレーンがバランス崩してなんと俺の方向に倒れてきてたそうです。幸い多分俺一人しか犠牲はいないと思います。
それで、目が覚めたら真っ白な空間に変なオーラが見える空間にやってまいりました。
……もしかして真理の扉だったりする?ようこそとか言いながら真っ白の人型の口だけついてる奴が出てきたりしないよね?
……しないか。
「等価交換はしないよ」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!
「うぉうるさ」
ナニナニナニナニナニナニ!?怖い怖い怖い怖い急に現れないでください!
「人を求めてたみたいだから来ただけだよ。そんな怖がらなくても大丈夫、取って食うのはよっぽと酷い名無しの神様か、それともネームド神様だけさ」
はぇ……いや、新しい知識を聞けたなーってところじゃないんだよ。
あなたは誰なんですか。ほんと誰?
「世間一般的に言う、神様だよ。ただし僕は名無しの権兵衛、名前なんてない。神様という神性と肩書きを持った上位存在と思ってくれればいいよ」
……?????すいませんが俺と同じ言葉で話してくれませんか、内容が何一つ理解できない。なんですか神性と肩書きを持った上位存在って。訳分からん。
「うん、そうだなぁ……君達世間一般の神様のイメージって何?」
え?……転生してくれる神様?
「そ。つまり君達は僕達を“そういうもの”だと認識している。でも誰が転生させていたり、別の世界に送っている……なんて想像したこともないでしょ。そういうのに名前を与えたりシステムを作ることで人は分かりやすくしたり、世界観に没入させやすくしている……なんて」
……つまり、そんなイメージで生まれたのがあなた?
「大体そんな感じかな。ああ大丈夫、君は別に転生させないとかそういうのはないよ。
君達は好きだよね、どの世界に行きたいのか……どんな能力を持って生まれたいのか」
はいはいはいはいはいはい!俺めっちゃあります!てかずっとその場所で生まれたかった世界があります!
「聞こうか」
―――僕のヒーローアカデミアの世界!
「理由は?」
まず自分が完結まで読み終わった作品だから!そして世界観がしっかりしていて面白い!設定も作り込まれているし個性の使い方や本人の発言が伏線になったところが回収され、披露される姿は脳が焼かれた!
「凄い熱量だね。それで?君はどんな能力がいいのかな」
えっえっあっどうしよ、普通にオール・フォー・ワンの“強奪”みたいな能力を沢山使えるのもありだよな……いやでも待て、轟焦凍君みたいな炎と氷、複合個性でもありじゃないか?でも爆豪勝己の“爆破”も捨て難いよな、俺も『
“爆破”で!
「うん無理」
は?????
「君さ、原作の話は覚えてる?」
いや覚えてますけど。
「君が爆豪勝己君の個性を貰うとする。だとすると確実に起こるのは“同じ個性が二つある”という状況だ」
そうっすね。
「こうなると君の個性が爆破である事と爆豪勝己君の爆破である事がノイズになる。
君はきっと士傑高校とかは行きたくないと言うんだろうね」
無理っす!士傑高校あんま掘り下げられてないんで無理っす!
「だろうね。だから君は雄英に行く、そうしたら君は確実に爆豪君と被るだろう」
直感とか天才肌とか全然ないけど?
「それでも個性が被ると君と共に成長する上で限界は来るだろう。君と同じ個性だ、君の影響力が発生する」
当然としか言いようがないな……
「同じ個性があるのは、世界の運命さえも歪めてしまわないし」
は?
「おっと、ちょっと早い話だったね。それじゃあ君の個性を決めよう」
つってもなぁ……やっぱ主人公らしいかっこいい個性がいいけど、火とか水みたいな属性系はシンプルで強くていいんだけど突き詰め辛いんですよね。
「じゃあ難しい個性ならいいんだね?」
玄人向けって感じがしていいですよね!
「分かった。じゃあ君の個性は―――」
……え??本気ですか??
「頑張れ頑張れ、あ。原作知識の記憶とかはこっちが保管しておくから思い出したくなったら何時でも思い出せる様にしておくね。後は才能とか性別とかの色々はこっちが決めるから」
え?は?
「神様は君の都合のいい形に動いちゃくれないんだよ。君が決めれるのはどの世界に行きたいかくらいだし。それじゃあね」
ちょい待ち、ふざけん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
目が覚めたら、まさかの赤ん坊である。
あーこの赤子の姿……俺は何処かの魔王になった気分だよ。
ていうか、ここ病院じゃん……でもなんか息苦しかったりする気分じゃない。
何かのケースに入れられ……うわっ!?
なんかめっちゃ見下ろしてきた!うわ怖!ケース開けられたしなんか手ぇ伸ばしてきた怖い怖い怖い怖い怖い!
「奥さん!目覚めました!」
「本当ですか!?起きた、起きたのね!?良かった……!」
「ああ奥さん、勝手に出さないで!」
そう言いながら全く知らない女性に抱き締められている俺、マジで頭が混乱しています。
えーと……もしかして俺、死にかけてた?
いや辻褄はこれで合う気はするよ。死にかけてた所に俺という新しい命が転生してきたって形なのかな。
凄く喜ばしい事だが本来の命を消してしまった罪悪感が……
「あなた!」
「っ!い、生きてるんだな……!?」
「うん……!そう、そうよ!良かった……っ、本当に……!私、この子死なせたってなったらっ」
「不吉な事はやめてくれ……でも、本当に無事で良かった……」
……うん。罪悪感が勝りまくる。
本当にごめんなさい、多分それ俺のせいです。マジですいませんでした。
「でも良かったわ、
「そうだなぁ……
「あら、いいわね」
「だろう?兵藤 舟華か……ああ、なんか感動してきたな……!涙が出てきた……っ……!」
すいません、感動に浸っている所悪いんですけど。
俺女の子なの!?
おい待って!神様コラ!お前誰が女の子にしろって言った!?いやでも性別とか色々はあっちが決めるって言ってたよなぁ……だからって許されるか!?
なんて事をしてくれたんだバカ神が……!
……でもなぁ。
なんというか、あれだよね。俺の意識があるからあれだけど……
やっぱ子供産まれた時の親ってあんな顔するんだな。俺はそういうの話程度でしか聞いた事ないから、なんか感動的だった。
……前の俺の親、絶対泣いてるよな。
葬式の風景なんて見られないから、どんな表情とかしてたか分かんないわ。
いや、だからこそ今度はそういう悲しみは産ませないようにしよう。
どっかの爆豪勝己も言っていた、勝利は必ず完全勝利。4-0で全部総取り。
誰一人欠けさせず悲しませず、全部救うヒーローになろう。
「あら?そちらの方…」
「はい……?あっ、もしかしてそちらもお子さんが?」
「ええはい。あ、ごめんなさいご挨拶が遅れて!私、
「なんとまぁ…!失礼しました、私は兵藤 集架と言いまして…」
おい待て。
おい待てこら。失礼すんじゃねぇ。
今爆豪光己って言いました?
爆豪勝己のお母さんじゃねぇか!つまりここ静岡!?俺は少ししたの愛知生まれなのに!?
いやそうじゃない!よりにもよってオリジン組とご近所かよ!雄英通いやすくていいね!よくねぇわ!
ということで俺の幼少期が大変とんでもない事が確定しました。まぁちょっと爆豪君がどうなるか分からないけどどうなるんだろう。
このまま行けば緑谷出久君と絶対触れる事になるだろうし、まぁ避けられないだろう。
一番の問題は個性が発現した時にどうするか。まぁこいつ、殺傷武器とかそういうのを作る個性とか要らなさそうな感じするし。
『―――君の個性は“兵装”で決まりね』
頼むから、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あれから5年経ちました。時間経ちすぎでは……?過去の出来事とかは……?
という文句が飛んできそうだが、残りの数年の記憶がおぼろげ。別に顔金玉に狙われた訳じゃなく、慣れるまでの生活が男の意識がある私にはたまりにも苦痛だった。やっぱ直談判してぇよ神様に。
ただ、これのお陰で男の口調と女の口調を切り替えれるようになった俺の努力は褒められてもいいと思う。
では、私のご近所さんを紹介します。
「こっちみんじゃねぇテッポウアマ!」
はい、私が知らない間に川に落ちて緑谷出久と溝が出来てしまった爆豪勝己君です。
テッポウアマってのは私が呼ばせてます。名前で呼ばれるのなんか変なんだよね。前世の名前があるから尚更。
テッポウアマなのは私がよくニューキッチンガン…じゃなかった、水鉄砲を持ってるから。
尚本気で撃つと肌がジンジンして腫れるくらい痛い水鉄砲兵器です。
これは“個性”で作ったもので、一度個性で作ったものは基本残るルールが私にも適応されている。
その為、実は家に沢山銃器が置いてあるのは私だけの秘密だ。
「かっちゃん、シュウカちゃん、まってー!」
はい、めっちゃ可愛いデク……元い緑谷出久君です。
この子ね、なんだろうね。個性がないってまだ分かってないからこそ無垢な子供って感じが愛くるしいよ。
ちなみに私はショタコンではない。
ただ大丈夫!デク、君には私が付いている!お前は最強の兵器を使いこなすヒーローになれ!私は女だから使える兵器と装備が限られる!
とまぁ、オリジン組2名と幼馴染という大変美味しい設定になりましたとさ。
よろしくねぇよ。ふざけんな。
いや原作の知識を持っているからこそ言える、中学時代が本当に怖い。
更にここまで来たということはあのハゲの病院に行く事になる。私の個性は知られたくない。
という事で無理言って別の病院にしました。無理言った方法は……そうだなぁ、病院のお医者さんがイケメンだったからって感じに?
これくらいの理由ならシンプルに信用してくれた(単に駄々こねられたら嫌なのかもしれないけど)両親に感謝。
「ぼくのこせいってなんだろう……」
「はっ!デクがもってるこせいなんてありきたりだろ!おれならぜってぇツエーこせいもってるからな!」
「あーうん、そうだねー」
「テキトーにながすんじゃねェ!」
そういえば変な話をしますが、なんか私爆豪勝己君に嫌われてるんだよね。なんでだろう。
昔からやろうと思えば何でも出来たので、それが功を奏したのだろうか。いや奏してんじゃねぇよ。
まぁ明らかに爆豪勝己と被ってるんですよね、幼少期時代が。
多分これは神様の仕業に違いない。てかそうじゃなかったらこの肉体が天性の才能を持っていた怪物になってしまう。
爆豪勝己と緑谷出久の幼馴染だからこれくらい持ってないとおかしいと言われたら……はい、そうっすね。認めざるを得ない。
という事で場面は飛んで病院。例の病院ではなく、全然怪しさもクソもなさそうな病院である。
見た感じ先生の顔もイケメンだった。前世だったら血涙流して歯を噛み締めていたけど今じゃ何にも感じない。
そんな私ですが、早速今のお母さんと個性の診断をしてもらった。
個性の診断だが、予兆が見られた時に診断するというタイプと5歳になったら診断するという二つのタイプがある。私は5歳を過ぎた頃にポロポロ水鉄砲を作って目の前で見せびらかす様にしたので早速病院に連れ込まれたのですが。
「私の娘の個性は、どうでした?」
「そうですね……いえ、個性はあるんですが。おそらく突然変異の類かと思われます」
「突然変異……?」
「はい。おそらくお子さんの個性は……拳銃や戦闘機、戦車から駆逐艦などと言った“兵器”を作り出す個性なのは間違いありません。
お子さんが作った水鉄砲なんですが、かなり危ないものです。間違いなく人に当てたら腫れ傷になるでしょう。
それをかなり基盤を弱めた形で使っているので、お子さんにはそういう兵器を扱える才能などがあるのでしょう。個性と掛け合わせればとても強い味方になりますね」
お医者さんの方だが、かなりオブラートに包んで“大変危険だし敵になって欲しくないですね”と言われました。
悪かったなヴィランみてぇな個性で。
ちなみに私が個性を診断している間、爆豪とデクの診断もしている。
やはりあの病院を避けるのは必須である。ちなみに場所はもう抑えたので何時でも兵器を打ち込んで脳無工場破壊可能です。
巡航ミサイルを作れる私の敵じゃねぇ……!
そんなこんなで積もる話が終わり、帰りを待ってくれていた(爆豪も律儀に待ってた)二人と合流。
「どうだった?」
「なんかつよそうなぶきをつくるこせいだって」
「へぇ、オレァばくはつさせるこせいだったわ!これでテッポウアマ、オマエをこえてやるよ!」
「はいはいー」
「だから!テキトーにながすんじゃねェ!!!」
爆豪のキレッキレのツッコミは華麗にスルーしつつ、「デクはー?」と軽く聞いてみる。
するとデクの表情が少しだけ疎らに変わっていき、少し潤んだ瞳でズボンを掴みながら呟き始めた。
「ぼく……こせい、ないって」
「ん、そっか」
「…………はっ!まぁそうだよな、デクがむこせいなんはそりゃそうだ!」
「はいはいそういうのやめようねー」
「みずかけんじゃねェ!」
「―――ね、デク」
「……?」
「こせいがなくても、ヒーローにはなれるよ」
「……!」
本当に言わなければならない言葉を吐かなければ、この先の未来を歪められないと思っている。
これから顔金玉のあれこれを上手くあしらいつつ、私は雄英でプロのヒーローになる為に学びつつ色々と調べる必要がある。
ならば死者は少ない方がいい。この先に出てくるであろう者達の。
なんなら敵も味方にした方がいいだろう。ヴィランに堕ちた理由が明確か奴は助けれるはずだ。
死柄木弔……元い志村転弧はどうしよう。無理をして助けたいという訳じゃないが接触しておこうかな。
志村転弧と接触する=顔金玉とも顔を合わせる可能性が高くなるという事。
ま、それはおいおいで……デクのこれからだ。
「デク、わたしといっしょにつよくなろ」
「え……?」
「わたしのこせい、テッポウとかバクダンとかつくれるこせいなんだって。でもつかいかた、しってるわけじゃないの。
だから……デクがおしえて。デクがつかえるぶき、わたしがわたす。わたしてつかって。そうすれば、デクはなにもこせいがなくても……ぜったい“ヒーロー”になれるよ」
「シュウカ、ちゃん……」
「あきらめないで。ヒーローは、こせいがなくてもなれる。ヒーローはぜんぶたすけて…ぜんぶかつんだから」
「……ケッ」
「?どうしたのかっちゃん」
「うっせぇ!こっちみんなテッポウアマ!」
なんか爆豪君が反応してきた。あー、マジでこの5歳児の言葉が不便すぎる。
でもなんだかんだ言えたいことは言えたからいいかな、
爆豪がそんな事言ってる内に、デクの方は大変な事になっていた。
ポロポロと涙を流して、死ぬ程腕で拭っている。
―――そう。緑谷出久はこの言葉を掛けて欲しかったんだ。
大丈夫だ、デク。
私は、絶対にお前を見捨てない。
私の個性を使って絶対、サポートするよ。
顔金玉も一緒に倒そう。
だからこそ……未来の話だが。
勝とうぜ。最悪の魔王に。
続きはなんか評価来たら書きます。