こんな話が続いてすみません。暑くてむしゃくしゃするからですね。
戯曲の「サロメ」をオマージュしてます
予告してる高明さん18禁のお話も早く書きたいのですが細かいところで引っかかってしまってなかなか…長編になりかけてます。今度は書き切ってから投稿していくスタイルにしてみようと思ってるのでちょっとお時間かかります。
少しでも感想が欲しくてマシュマロを設置してみました。お時間ありましたら感想投げてください。私がニヤニヤします。
https://marshmallow-qa.com/2wg3833pw2qma01?t=E3KEEW&utm_medium=url_text&utm_source=promotion
筆者はコナン原作あまり詳しくないです。
気ままに書いてる2次創作です。キャラクターや展開について解釈違いがあったらごめんなさい。
誤字脱字指摘不要です。たまにひっそりと修正してます
ピクシブでも掲載しています
「萩ちゃん!いい加減つきあってよ~!さろめ、萩ちゃんが気に入ってるの!」
一戦交えた後、セフレのさっちゃんがそう言って抱きついて来る。あ~あ、この子も遂に口にしてきたか…やり取りめんどいな…………
合コンで出会ったさろめちゃん(通称さっちゃん)は見た目が抜群に良くて、ちょっと不思議ちゃんで天然入ってる性格も扱いやすくて良かったんだけど……次、探すのダルい。
「俺、危険なお仕事だから特定の相手作るとか考えらんないや。ごめんね?他当たって?」
「え~?今日も萩ちゃんの大好きな騎乗位で踊ったのに?頑張った私にご褒美プリーズ!」
「う~ん?じゃあ俺のスマイルで!プライスレスじゃない?な~んて」
最悪さっちゃんが怒って別れてもいいやって投げやりな気持ちで雑に対応する。
「やった~!じゃあ萩ちゃんの綺麗なお顔は私の物~!ね?」
「ははは、大事にしてね?」
そうそう、この子はポジティブだから気を遣わなくて良くて楽なんだよね。
約束ね?と笑う女の頭を引き寄せてベットに引き込む。さっき飲んだ睡眠導入剤がやっと効いてきた。最近はコレがないと眠れない。仕事で神経が高ぶっているせいだ。
(はぁ……仕事でミスしなくても、こんな生活続けてたら、ほんとにいつか女に刺されるかもな……)
薬付けのせいか平日は寝られないのに休日は逆に泥のように眠って気がついたら終わっていることも多い。卒業後すぐに異例の配属、そのまま息つく間もなく爆弾処理班のエースとしてやたら爆弾事件の多い地区での現場登用。プレッシャーに押しつぶされそうになっていた俺の生活は荒れていた。それが徐々に徐々に仕事への態度にも波及していった結果が防護服無しでの現場入りと、あの致命的な失敗だったのだと思う。
俺はマンション爆弾解体にしくじって爆発に巻き込まれた。
「萩ちゃん!」
「あれ?さっちゃん………俺現場で………夢?」
「良かった!無事脱出できたんだね」
「脱出…………?あの距離で?え…動けねぇ……待って……俺…体どうなってる?」
「首だけになってる」
「え………」
「首だけになってるよ?体は……あぁ~吹っ飛んじゃったかな?大丈夫?しっかりしてね?」
さっちゃんがすぐ側のマンションを見上げて、何でも無いように口にした言葉の意味を反芻する。低い視線、感覚も無く動かない体、爆弾。
「はは……もう死ぬんだな………………俺……」
「死なないよ?どこか痛い?」
「どっこも痛くねぇわ………わりぃけど…陣平ちゃんに伝言頼める?……ごめんって」
「自分で伝えたら良いよ。さっきそっちで見かけたし。松ちゃーん!おーい!」
「え……ちょ………意識そんな持つかわかんねぇから…」
胸に抱えて移動される。成程、確かに俺は首だけのようだ。
「松っちゃーん!萩原研二ならここだよー!」
細い腕で頭上に掲げられて陣平ちゃんと目が合う、その目が驚愕に見開かれた。
◇◇◇---
結論から言うと俺は死ななかった。
だから当然大騒ぎになった
「私、自分の物は大事にするタイプなんだよね」
さっちゃんがニッコリ俺の寝て…いや、置かれたベッドの傍らで笑っている。
「おら……萩に会ったら話すって言ってただろ?こいつのこの状況がどういうことなのかちゃんと話せ」
陣平ちゃんがさっちゃんを促す。
ここは病室。なんで生きてるのか分からないまま、真っ黒のトリアージ札を下げてここで過ごしている。もう一ヶ月無事のまま。何で?
「なんか萩ちゃん死相が出てて、すぐにでも死にそうだったからさ?なんかあったら首だけ脱出できるように改造してたんだ。こっそりね」
「は?」
「え…首だけ?改造?」
「萩ちゃんの連休中にパパに頼んで、しゅぽーんって。ほら、付き合って私の物になるのは無理だけど、顔は私にくれるって言ったでしょ?間に合って良かった~!体は残念だったね?でも私の物では無かったから、勝手にしたら悪いかなって思って?」
陣平ちゃんがさっちゃんを睨み付けながら慎重な声を出す
「おい、それ……………そん時、萩が付き合うって言ってたらどうしてたんだ?」
「?そうだな~?全部私のだから全身改造してたかも?」
「………もしそうなら俺、五体満足だったって事?」
「……………チッ、萩…お前女の扱いは得意だったろうが?何しくじってんだよ」
「いやいやいや?予想外じゃん?こんなん!?」
「体ないと不便だから作ってあげようか?小型化してキャタピラとか付けたら狭い場所でのお仕事で便利かも!」
恭しく壊れ物を扱うようにそっと持ち上げ、とんでもない提案をされる
病室の外では警察は勿論、マスコミと病院関係者の慌ただしい喧噪が響いている。
「まって!俺この状態でいつまで生きてくの!?」
「私が飽きるまでかな?」
さっちゃんは唖然とする俺にニッコリと笑いかけ
そっと口づけた