目が覚める。ぱちくりと私は視界が広がるのを確認して横になっていた状態から座って辺りを見る
「確か...私は...」
機械音が鳴り響く、音のする方を見ると携帯電話が。しかもガラケー
古いと思いつつもそれを取り見ると神と書かれていた
「もしもし...」
『あっ、イリヤちゃん?無事転生できたんだね!お兄さん嬉しいなぁ』
怖気が走る。これは、会話を続けているとまずい、直ぐに切ろうとしたら
『君はイリヤスフィール・フォン・アインツベルンとして生きてもらうね?魂のほとんどがイリヤちゃんに近かったし、あとお兄さん百合物も長らく見てなかったから。それじゃ、頑張ってね!ずっと空から見守ってるから!』
ツーツー...と電話から
私のプライバシーとか、あと、意思は無視なの!?
「うぅ、なんだか穢された気分だよぉ...」
立ち上がり服についている砂を落として周りを見る。どこかの使われてない工場なのだろうか。ベルトコンベアとかあるし、埃かぶってるけど
歩いて見ていると車のエンジンの音が、これはエンジンを切ったのかな。音がしなくなったのを確認すると直ぐに隠れた
「月村の餓鬼を捕まえるのは楽だったな」
「ああ、しかしホントにこんな餓鬼がお金になるなんて」
なんの話をしてるのかわからず、顔を出してると私より幼い子が捕まっている。口にはガムテープを貼られ、ロープで縛られてる紫髪の少女
「って私も少女なんだけどね」
今の私じゃ、あの子を助けられない...助けられない....でも、助けたい。ふとそう思ってしまい、何かないか探してしまう
ポケットには何も入っておらずため息をついてしまう。どうしようと悩んでいると、ドラム缶に肘を当ててしまう
その時の音が工場内に響き渡り、頭の中はしまったと
直ぐに誘拐犯の方を見ると、音の発生源である私の方を全員見ていた
「あわわわわ!?」
直ぐに別の場所に移動しようとしたら後頭部に冷たい感触が
「お嬢ちゃん、両手を上げな」
詰みました...
「餓鬼が1匹入ってたか、ソイツも縛っておけ」
縛られ...ん、縛られました...ど、ど、どうしよう...
そう考えてると、誘拐犯達は何か慌てている様子
「?」
「おい、何があった!?おい!」
トランシーバーで連絡を取っている。私としてはそのまま全員が意識をそちらに向けてくれてたら、逃げられるかな〜なんて考えていたのだが...甘い考えだったのだ
辺りの魔力が濃くなったのを感じて、何がと思うと工場の入り口に、よく知った。ううん、
ライダー...メドゥーサの姿が
「か、怪物...!」
「う、撃て!」
銃声が響く、私と女の子は音にビックリして目を瞑ってしまう
ダメ、目を背けちゃ...片目を開けるとライダーは自分の首から血を出し、陣が張られ、そこから出てくるのが何か知ってる私は直ぐに女の子を押し倒した
直線上に立たないように、誘拐犯達から離れるよう
轟音、鼓膜が破けそうなほどの音と共に工場が破壊される
「わ、わ、わ!?」
もはやなりふり構ってる暇はなく、女の子は涙目。何か込み上げてくるものがあるがそれはあと
降ってくる屋根のパーツから奇跡的に当たらず、私たちは生還した
「あ、縄が解けてる...い、今解いてあげるね!」
紫髪の子の縄を解いて、口に貼られたガムテープを取ってあげると抱きつかれた
「こ、怖かったよね?もう大丈夫だよ?」
ライダーは見たらいなくなってる。さっきの誘拐犯達は吹き飛ばされてたりとしてきっと...
「なんだコレは!?」
声がした。まさか誘拐犯の仲間、そう思って見ると誘拐犯とは思えないぐらいの爽やかそうな男の人が木刀を持ってやってきた
「大丈夫か?」
「あ、はい...えっと、貴女も無事だよね?」
「う、うん」
よし、迎えも来てるみたいだし、私は立ち上がりこの場を後に
「待ってくれ。何があったか...説明してくれるか?」
デスヨネ...私は連れていかれる...大きなお屋敷に...