王道ロボット戦記小説、血巡る戦場の記憶 作:dwwyakata@2024
惑星アラタにおいて、ついに侵略者の勢力は西大陸に押し込まれました。
しかし敵には解体屋をはじめとする強力な親衛軍ウォーリアもいる他、邪悪な切り札まであります。
激しい流血を伴う決戦が開始されます。
西大陸に現在残っている工場ユニットは23。そして、これが惑星アラタに残された敵の最後の戦力でもある。
今までの死闘でついに削りきったのだ。
ズヴァールラ提督は、再編成を終えた兵力を前に、軽く説明をする。
いつものように肉を食べながら、である。
「包囲して総攻撃をする場合、全方位からの攻撃を行うと、思わぬところからの反撃を受ける事がある。 余程統制をとれた軍ではない限り、それは愚行だ。 今我々がいる軍が、主力の攻撃部隊だ。 後の部隊は、包囲を続行せよ。 包囲を続行し、敵につけいる隙を見せないことも、立派な作戦である。 くれぐれも気を抜くでないぞ」
「了解!」
大佐や中佐がそろって答えていた。
ミランは既に整備を終えて、休憩も入れた。
宇宙軍も動いているようである。
地上からの攻撃にあわせて、隙を見ては宇宙からの攻撃で、工場ユニットを破壊するつもりであるらしい。
勿論敵も必死に抵抗しているが。
既に侵略者の宇宙艦隊は、支援者の宇宙艦隊の半数にまで低下。
更に減り続けているとかで。
敵にこれ以上の思い切った攻撃は不可能だろうと、試算されているそうだ。
ただし、それはあくまでまっとうな用兵であれば、である。
敵はあの屑……指導者が率いている。
何をやらかすか分からない。
今まで親衛軍に仕掛けられて。彼らの身勝手極まりない言動と、指導者に対する狂信を聞いていたミランも。
それくらいは、簡単に理解ができていた。
勿論ズヴァールラ提督も、宇宙軍……確か第十三艦隊だったか。それを率いているマーザン中将も、それは理解しているようだった。
「それでは、全艦、攻撃開始!」
「攻撃開始!」
ズヴァールラ提督の指示を、各艦の艦長が反芻する。
そのまま駆逐艦12隻を主軸とする攻撃部隊が前進を開始。ここしばらく、西大陸ではずっと一進一退が続いており。
親衛軍ウォーリアを相手に嫌になるほど被害を出していたようだ。
だが、兵士達の士気は高い。
それが終わる時が来るから、である。
ミランは通信を受ける。
聞いたことがない声だ。
アリカ少佐だと相手は名乗った。
「ミラン大尉」
「はい」
「貴方には正式に特務に入って貰いたいのです。 辞令が来ました。 勿論断ることも出来ます。 その場合は、クローン技術を用いた貴方の複製体たちに、戦闘経験の記憶を引き継いで貰う事になりますが」
「……」
それは、脅迫か。
むっとしているのが伝わったのかも知れない。
アリカ少佐は、苦笑したようだ。
「勿論貴方が決めることです。 これから惑星アラタを巡る最終決戦が開始されます。 宇宙軍も総力を挙げて、この星系にいる敵を駆逐するべく動いています。 それが終わり次第、決めてください。 惑星アラタで新たの民として暮らすのも、当然ありだと私は考えています」
「……戦うつもりです」
侵略者は。
倒し尽くさない限り、恐らく何度でも攻めてくる。
今は支援者が押しているそうだが、侵略者が反撃に転じたら、なんどでもこの星は奴らに襲われるだろう。
そして同じように殺戮されて。
肉に加工されて喰われる。
侵略者の指導者がどういう存在なのかは、支援者も把握できていないらしい。
侵略者の一個体という話もあるが、それにしてはずっとずっと長い年月、性格などが全く変わっていない。
かといって、AIなどであったら、あまりにもその言動がおかしすぎる。
それもあって、よく分かっていない。
だとすると、本当に何をしでかしてもおかしくないのである。そんな輩を、放置するわけにはいかないのだ。
それはミランだって思う。
少なくとも、この星が完全に安全になるまでは。
戦うつもりだ。
本音で言えば、テフとともにファーガの世話をして。この星で静かに暮らしていたいのだが。
それ以上に、侵略者のあまりにも異常な様子を見てきている。
それである以上は、絶対に看過できない。
「グッド。 いい答えです。 必ず生き残ってください。 貴方に、親衛軍ウォーリアと同レベルのコストをつぎ込んだ、専用機の配備が検討されています。 それがあれば、最初から親衛軍ウォーリアと機体性能でも互角に渡り合えると思います」
「分かりました。 楽しみにしています」
「それではグッドラック!」
通信が切れる。
話を聞いていたらしいズヴァールラ提督が言う。
「あのアリカというものは作戦本部から派遣されてきたロボットでな。 君の側に侍っているハコトと同じ、侵略者製のロボットのガワと、封じられていたAIの一部が利用されている」
「ロボットにもある程度の人権があるという話でしたね」
「そうだ。 あれはそれを生かして、作戦本部で色々な作戦を提示して少佐にまでなった。 したたかな女だ。 普段は私と同じで、メシばかり食べているそうだが」
「……」
それを聞いてちょっと呆れた。
それはそれとして。
敵が現れる。
これは、凄まじい。文字通り、空を覆うような数のスウォームだ。生き残った敵工場が、全て迎撃を始めたとみていい。
「敵スウォーム部隊、来ます!」
「全力で迎撃! 包囲中の各艦、牽制攻撃を開始! 位置を特定している工場に攻撃をし、相手のリソースを削げ!」
「了解!」
戦闘が開始される。
まだ、今の時点では。
ミランの出番はない。
マーザン中将が指揮する第十三艦隊は、ついに惑星アラタの近辺から敵を追い払い、更に制圧されていた無人惑星などを完全に奪還に成功した。
戦闘でも押し続けている。
だが、大量のデブリに紛れた小型の敵がゲリラ戦を続けており、油断は出来ない状態である。
惑星アラタの軌道上には艦隊が展開を開始。
西大陸の工場を、ズヴァールラ提督の合図と同時に撃ち抜く手はずが整えられているが。それはそれとして、まだやることがある。
「アリカ少佐。 氷菓子はいいが、作戦本部は例の作戦をやってくれただろうな」
「は。 既に準備は終えたそうです」
アリカ少佐はまた食べている。
冷やした乳脂肪を固めた食べ物で、あまくて美味しいらしい。
ロボットも栄養を取ってエネルギーに換えることが出来る機能を持つ者が多いのだが。アリカ少佐もそれだ。
いつも本当に美味しそうに食べているので。
部下達も、アリカ少佐と仕事をした後は、無言で食事を取りに行くのが通例になっているようだ。
仕事に関してもひょうひょうとしているが出来る。
「恐らく、敵も動き出す頃合いだ。 今まで全てが陽動だったとすれば、それも納得がいく」
「そろそろだと思いますねー」
「そうだな」
通信が入る。
敵の工場ユニットが、コンテナを打ち上げた。
放置しろ。
すぐに指示が通る。そうすると、潜んでいた中型の輸送艇が、それを捕獲。そして、凄まじい速度で敵軍に逃げ込んでいく。
あれは親衛軍か。
艦艇に乗っている親衛軍はそれなりの数がいるのだが。小型輸送艇を操る奴もいるのだな。
そう思うと、まあまあおかしくはある。
「敵は引き始めるか」
「いえ、これは……」
「敵、人工惑星を直列に並べ始めました! 人工惑星が、惑星アラタに向かっています!」
「……どうやら来たようだな」
アリカ少佐が言うように。
敵の目的が、天然肉を手に入れるだけだったら、これで敵はもう惑星アラタに用はなくなった。
継続的に肉が得られるのならまだ作戦を続けただろうが。
それもなくなったのなら、敵にとってこの星系は「いらない」のだ。
そしてこの星系をまとめて消すとしたら。
手段はいくつかある。
本来は、絶対の禁じ手なのだが。
あの侵略者の指導者のゲスぶりは、マーザン中将も知っている。絶対に許すわけにはいかない。
「予定通りに部隊を展開せよ。 迎撃に移る。 旗艦級戦艦、戦列を作れ!」
「各艦、配置につきます」
「反物質砲、照射用意! 敵が加速しきる前に、貫け!」
「攻撃開始!」
まずやってくるのは。
集めた人工惑星を、そのまま砲弾として使ってくることだ。
いくつかの大型エンジンを用いて、惑星をそのまま移動させる技術は、指導者にも侵略者にもある。
どうしても侵略者の猛攻から守れそうにない時。
惑星に人工恒星と大型エンジンをつけ、それで星系からまるごと逃がした例が過去に数度あるのだ。
指導者も同レベルの技術は持っていておかしくない。
そして宇宙空間での戦闘は、基本的に光速か、亜光速の兵器が飛び交うものなのである。
展開した旗艦級戦艦が、反物質砲の準備に入る。
これは反物質をそのまま投射する宇宙でしか使えない兵器だ。勿論カートリッジに搭載して投射するのだが。それでも惑星の大気圏内では危険すぎて使う事は許されない。核兵器どころではない火力が出る。
文字通り、容易に星を砕いてしまうのだ。
その危険性もあり、この兵器は基本的に旗艦を務める超大型戦艦にしか搭載が許されていない。
準備完了。
マーザン中将は、少し躊躇してから、それでも指示を出す。
「反物質砲、斉射!」
「斉射!」
「斉射せよ!」
射撃が始まる。
投射された敵人工惑星が、瞬く間に着弾した反物質砲を受けて、内側から砕けていく。やがて、先頭のものが爆発。凄まじい光と熱が、辺りを溶かす。周囲に展開していた敵艦隊は、文字通り蒸発した。
それでも敵は一切恐れず、迎撃の弾幕を張ってくる。
二つ目の敵人工惑星。
それも集中攻撃を浴びせる。
弾の大半は迎撃されて落とされるが、そもそも他の艦艇も攻撃を開始している。迎撃の弾幕を張る艦艇は、次々に破壊されていく。人工惑星にも対空兵器が搭載されているようだが。
反物質砲以外の攻撃も着弾しているのだ。
二つ目の人工惑星が、炸裂。
凄まじい光と熱が、星系を照らす。
「敵損害、20%を超えました!」
「これでも向かってくるか……」
三つ目をすぐに狙わせる。
そして、三つ目が砕けた時。アラームが鳴る。
「ワープ反応です!」
「来たな……」
敵艦隊にコンテナが渡ったことは既につかんでいる。だとしたら、即座にこの星系を潰しに来るはずだ。
惑星アラタをピンポイントで狙うなんてまどろっこしい事はしないはず。
するとしたら。
ワープしてきたのは、大型の工作艦だ。
それが、事前に用意していたワープ阻害装置によって、ひしゃげるようにして止まる。
工作艦が抱えているのは、小型ブラックホールの安定装置。
あれごと恒星に突っ込んで、超新星爆発を起こさせるつもりだったのだ。
現在、ワープの技術でも、恒星を吹き飛ばすようなエネルギーを、目標地点に直に飛ばすことは出来ない。
これはワープに使うエネルギー量が桁外れだからだ。
そして侵略者に強行偵察を行い。
想定されるブラックホールのワープ距離にいる艦艇が、此奴だけだと言うことは既に分かっていた。
ワープ阻害装置は他にも配置してあるが。
まずは此奴を食い止めないと、話にならない。
「網に掛かった! 叩き潰せ!」
「敵親衛軍砲艦、ミサイル艦、同時に仕掛けてきます!」
「防ぎきれ!」
敵が本腰を入れて、猛攻に出てくる。
なんならあの工作艦が抱えているブラックホールをそのまま展開するだけでも、この星系は終わりなのだ。
空間は引き裂かれ。
星系そのものがそう長い時間を掛けずに、滅茶苦茶にされるだろう。
だが、そうはさせるか。
ブラックホール展開機を用いて、ブラックホールをそのまま分解しに掛かる。敵の猛攻は、大量に用意してある盾艦で防ぐ。
敵の親衛軍砲艦とミサイル艦が、盾艦を集中的に潰しに来る。味方の猛烈な弾幕も、敵をなかなか捕らえられない。
「敵、突貫してきます!」
「我が艦を敵艦艇の進路上に」
「マーザン中将!」
「かまわん!」
旗艦が全長12㎞に達する巨体を動かし、敵の突撃してくる砲艦とミサイル艦に立ち塞がる。
ミサイル艦から、数百発の対艦亜光速ミサイルが発射される。
迎撃しきれない。
位相変換シールドが撃ち抜かれ、艦が激しく揺動する。
「ダメージ甚大!」
「耐え抜け! 此処を耐えれば我らが勝ち! 耐え抜かなければ、我らはこの星系もろとも全滅するぞ!」
「敵工作艦、自壊! ブラックホール、解放されます!」
「全力でブラックホールを展開し、質量を敵艦隊に投射しろ!」
砲艦からの硬X線ビーム砲が、旗艦に直撃。
爆発とともに、数ブロックが消し飛んだ。敵はこちらを嘲笑うように更に攻撃を集中してくるが。
その時、敵親衛軍砲艦が、直上からの攻撃で貫かれ。
立て続けに親衛軍ミサイル艦も同様に撃ち抜かれていた。
火球になる二隻。
味方の一分艦隊が、どうやら今のを狙っていたらしい。
「優秀な部下に助けられたな」
「敵人工惑星四つ目、自壊します!」
「衝撃に備えろ!」
人工惑星が炸裂。
大量のデブリがまき散らされ、味方が盾艦の背後に隠れるが。大量の盾艦が、今ので消し飛んでいた。
敵は更に大きな被害を出す。
そして、最後の人工惑星が突っ込んでくる。
「ブラックホールの展開続いています! 星系の運行に影響が出ています!」
「何が何でもブラックホール展開機を守り切れ! 星系の正常化はその後だ!」
「敵、まだ攻撃してきます! しかし一部は撤退を開始した模様!」
「想定通りだな……」
敵は人工惑星の爆破に巻き込まれて、今までにない被害を出している。こちらも恐らく最終的には十万隻を失うだろうが、敵はその五倍はこの星系で失うことになるだろう。
それに、この星系を破壊などさせない。
絶対にだ。
「マーザン中将、退艦を。 この旗艦はもう持ちません」
「アリカ少佐。 まだ勝っていない。 司令部をミル少将の旗艦に異動してくれ。 私は最後まで指揮を執る。 君が指揮して、部下を逃がせ」
「分かりました。 しかし中将、生きて退艦してください。 最後でも構いませんので」
「分かった分かった。 とにかく急げ!」
艦のどこかが爆発したらしく、激しく揺れた。
十万を超える兵士が乗り込んでいるのだ。
彼らを無駄死にはさせられない。
退艦が開始されている。
マーザン中将は指揮を執りながら、ブラックホールが安定化し始めたのを確認。どうやら、星系が吹き飛ぶのは避けられそうだ。
だが。
「通信です! 偵察機によると、敵、ワープ可能の領域に、二隻目の工作艦! ブラックホールを抱えている模様!」
「正気か奴ら……」
「何が何でもこの星系を破壊するつもりか……」
「大丈夫だ! ブラックホール展開機はまだ装備してある! 間に合う! それよりも、少しでも動いて被害を減らせ!」
皆を叱咤。
マーザン中将も指揮を続ける。
五つ目の人工惑星が消し飛ぶ。
それで、まだ抵抗を続けていた敵艦隊は致命傷を受けたようだ。それでもまだまだ攻撃してくるのは。
指導者の私物だから、だろうか。
種族そのものが私物に過ぎない。
おぞましい集団だと、マーザン中将は思った。
「ブラックホール、収縮を開始!」
「惑星アラタより入電!」
「なんだ」
「敵が工場にて不穏な動きをしている模様! ワープ誘引の構えのようです!」
ワープ誘引。
後からワープの機動を無理矢理ずらして、その地点に着弾させる技術だ。それは、つまり。
惑星アラタに、ブラックホールを直撃させるつもりか。
おのれ。
マーザン中将は吠えていた。
「ワープ阻害装置、急げ! 絶対に惑星アラタを守り切れ!」
「敵の最後の抵抗、苛烈! これ以上ワープ阻害装置を前に出すと、破壊される恐れが!」
「我々が出る!」
旗艦級戦艦が前に出て、敵の最後の抵抗を真正面からねじ伏せに掛かる。
無茶な攻撃によってこちらの艦隊も傷ついている。それでも、旗艦級が前に出ると、流石に他の艦も逃げてはいられない。
連続して爆発した人工惑星によるダメージから回復していない艦も、前衛に出てくる。そして、圧倒的な火力密度で、まだ残存している敵艦隊を消滅させていく。
「マーザン中将!」
更にアラームが激しくなってきた。
これはどうやら旗艦は限界らしい。
「よっと」
「な、何をする!」
アリカ少佐が、マーザン中将を軽々抱え上げた。ロボットとは言え、そこまで非常識な身体能力は与えていない、筈だが。
いや、確か素で力持ちの設定になっていたか。
見ると、アリカ少佐も、のほほんとしているが、白衣はボロボロ。人工皮膚があちこち傷ついて、人工血液が流れ出していた。
「指揮の委譲は完了しました。 後艦に残っているのは私たちだけです。 逃げますよ」
「歩けるから下ろせ」
「いや、それだと間に合いませんので」
「なっ……」
びゅんと、凄い勢いでアリカ少佐が走り出す。
艦内の各所が爆発している。
戦闘によるダメージもあるが、それ以上に反物質砲の余波、ブラックホールによる干渉のダメージも小さくないのだ。
そのままアリカ少佐は、最後の脱出艇にマーザン中将を放り込むと、自分も乗り込む。そして、発進させた。
第十三艦隊旗艦が、連続する爆発に飲み込まれ、中央部から砕けた。他の旗艦級戦艦も、決して無事じゃない。
それでも、生き延びてしまったか。
「旗艦にいた兵員は、どれくらい生き延びた」
「戦死12000程度というところです」
「……そうか」
一割ほどを失ってしまったか。
マーザン中将は旗艦を移すと、すぐに作戦指揮を再開。続けてのブラックホールを抱えた工作艦が来る。
だが、敵の猛攻を支えきった味方が既に準備を終えていた。
しかしだ。
まだ通信が来ている。
まだまだ敵はワープ誘引を続けているという。だとすると、最悪惑星でもワープさせてきかねない。
それが続けば、いずれは惑星アラタに着弾する。
ワープ阻害装置だって、ブラックホールを搭載した工作艦を防いだことで、かなりダメージを受けているのだ。
此処からは、地上部隊との連携が必須か。
「地上部隊と連携を取り、ワープ誘引をしている工場を探り当てろ!」
「今全力でやっています!」
「第一のブラックホール、展開ほぼ完了! 無害とは言いませんが、星系の崩壊は免れそうです!」
「第二を分解しろ! 急げ!」
すぐにブラックホール展開機が動き始める。
まだ休憩どころではないな。
そうマーザン中将は思った。
※支援者旗艦級戦艦
全長14㎞から16㎞に達する超巨大艦です。一つの艦に戦闘用の機能と指揮機能を全て持ち合わせており、巨大な空母であり要塞でもあり戦闘艦でもあります。
省力化がされている宇宙艦艇の中では珍しくマンパワーを大量に必要とする艦艇で、10万を超える人員が乗り込む事も珍しくありません。
基本的には超大型戦艦がこれに当たります。
強力な位相変換シールドを装備しているだけではなく、反物質砲をはじめとする、旗艦級戦艦だけに搭載を許されている大火力破壊兵器を装備しています。
船内はブロック化され、重要なブロックには位相変換シールドが張られており、ダメコンを容易に行える設計になっています。
動力は大型反物質炉を複数搭載しており、それぞれの炉はウォーリアが歩いて入れるほどのサイズです。
余談ですが、侵略者側には、これを更に遙かに上回る超大型戦艦が存在しています。
もっとも単艦の戦闘力では、どれだけ頑張っても宇宙艦隊には勝てないのも事実ですが。
感想評価などよろしくお願いします。励みになります。
本作にどういった要素がほしいですか。要望があれば遠慮なくどうぞ。
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詳細なマシンデザイン
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圧倒的な武力による蹂躙
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緻密な人間ドラマ
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種族や文明の描写
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近接した力量のライバルとの死闘