NTR世界に転生した男が、竿役を一人残らず撲滅する話。



※基本的にギャグ寄りです。

※過激なNTRはございません。

※竿役は基本ぶん殴られると思ってください。




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見切り発車の作品です。
作者の体調の関係により、更新は不定期となります。
それでもよろしければ、気長にお付き合いいただければ幸いです。


1話 NTRだけは絶対許さん

 

「────ハッ、ハッ、ハ────ッ!!!?」

 

「────フーーッ!!、フーーーッ!!!、フーーーーッ!!!!、フ────」

 

 雪が降りしきり、何処もかしくも幸せムードの日の聖夜、何故か鎧甲冑を着込んだ落ち武者のような怪物が、息を切らしながらとある男を追いかけてた。

 

「死に晒せーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」

 

「ぐびゃっ────っ!!?」

 

 男は思い切り刀でぶん殴られて気絶した。

 

「ハア、ハア、これで336人目~~~っ!!」

 

 落ち武者は、この世界の336人目となる竿役を始末していたのである。

 

 

 この物語は、竿役を何が何でもブチのめす転生者の物語です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうも、皆さん初めまして、私、“界世 転々”と申します。

突然ですが皆さま、“十年の恋より一週間の性”という作品をご存じでしょうか。この作品は、主人公“斎藤 拓哉”が、幼馴染の少女“藍川 端樹”に片思いしてるところから物語が始まり、そんな最中ポッと出の男“田島 広”によって端樹は横恋慕されてしまうという、とまぁ、はい、なんというか、

 

 

NTRものです。

 

 

 そんな地獄みたいな惨状ですが、この作品なんと三本立て、ここで一つ、地獄のような惨状とかけまして、数字の27とときました、その心は・・・・どれもヒッドイ ”惨状が三乗(NTR)” となっているでしょう。

 さて、そんなことは置いといて、私何故かこの世界に転生してしまった、いや、憑依の方が正しいかもしれません。

 え、誰に転生したのかって?

 

 

 

 

 

 

 

“田島 広”です

 

 

 

 

 

 

 

 もう一度言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

“田島 広”です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 え、最高じゃないかって?かわいい子ひっかけられるだろって?

 HAHAHA!!!

 

 

 

 

 

 そのチ〇ポ引き千切んぞこの野郎。

 

 

 

 

 

 俺はな!!!NTRと酸っぱいリンゴだけは絶対に許さねえって心に決めてんだよ!!!!

 え!?じゃあなんでNTRみたんだって!?うるせえ気の迷いだ!!!なんか良いの無いかって大航海してたらぶち当たったんだよ!!!おかげで3日ぐらい大後悔船長よ!!?・・・・・・・いや、もうほんとに、見るんじゃなかった、純愛村から出るんじゃなかった・・・・・

 ・・・・とまぁそんなわけで、最初自分の体を観たときは、絶望のどん底だった。なんでマジカルチ〇ポ丸坊主に転生してんだって思った。しかしだ、俺はある画期的なひらめきをしたんだ、それは!!!

 

 

 

 

 

“竿役俺なら最初から関わんなきゃいいだけじゃん”、と!!!!!

 

 

 

 

 

 画期的だと思ったね。

※普通です。

 

こんなに素晴らしいひらめき誰も思いつかないんじゃねえの。

※普通です。

 

我ながら天才だと思ったよ。

※てん菜の間違いだろ。

 

 それからは、彼らを暖かーい目で見守る日々が続いた。心底幸せになってくれと心の底から祝福した。

 

 そんなある日だ────

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり世界が過去に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初はほんとに戸惑った。

今までの全部夢って思ったよ。

でもさ、何度も同じように同じ日が続くんだぜ? 

流石の俺も理解した────

 

 

 

“この世界は、何故かループしてるって”

 

 

 

流石にまいったが、あれこれ言っても時間は待ってくれないから、俺は転校してから“一か月”で起こるループの解決に向けて動くことにした。

原因不明の問題だから俺はまず仮説を立てることから始めた、立ててみた仮説は全部で三つ。

 

一つ、何者かの意図によってループしてる説。

二つ、特定の条件を満たすとループする説。

三つ、俺の頭がおかしくなった説。

 

 とりあえず三が一番早く片づく為、即刻病院に向かったが、びっくりするほどの健康体だった。

 こんな時に限って幻覚じゃない・・・・・

 

 残りの仮説も、我ながらなんともまあ突拍子の無い戯言みたいなものだと思うが、事態が事態だし、何にも分からんし、なにより自分自身が戯言みたいな境遇しとるので、当時の自分はそれで無理やり納得させてたと思う。

とはいっても、もしこの仮説が本当だったとしても、今の自分にはどうしようもないことばかり、どうすりゃいいんだと項垂れてたら・・・

 

「大丈夫か、お前?」

 

 なんとこの世界の主人公、“斎藤拓哉”君に話しかけられました。どうにもずっと項垂れてた俺を心配してくれてたらしいのだ、あの時は感動と同情の感情が一斉に押し寄せてきて涙が止まんなかったよ、なんでこんないい奴が報われんのじゃ。

 

 そこから友達になり、段々と仲が深まっていき、軽口を言える関係になっていった。

 

 そして、拓哉と友達になったとある日、俺と拓哉と“あともう一人”を入れてゲームしようという話になったのだ。

 

 ここまで来たら感の良い読者の皆なら分かるだろう。そう、もう一人とは原作の田島に寝取られ堕ちに墜ちてしまうこの世界のヒロイン、藍川端樹である。

 

 最初は原作がフラッシュバックしたし、二人の空間を邪魔したくないという思いから誘いを断ろうと思ったのだが・・・・・・なんていうか、拓哉が思ってた以上に楽しみにしてたのだ、いや、あんさん原作やと嫌がっとったやろがい!?そんな顔されたら行かざるを得んくなるだろ!?

 

 そんなわけで一緒にゲームを拓哉ん家でやったらよ・・・・・・めっちゃ盛り上がった。

 いや、友達とやる格ゲーとパーティーゲーム最高だわ。久しく忘れてたよ、この一緒にゲームをやる楽しさを・・・あ、でも拓哉、お前のサマーソルトガン待ちガイルだけは絶対許さんからな?

桃鉄もよかった、藍川がキングボンビーに全部持ってかれた後スリの銀二でさらに持ってかれて借金地獄に陥ってるのは拓哉と一緒にマジで爆笑した。

 

 あ、藍川とは初めて喋ったけど気さくないい奴だったよ、ゲームで親睦が深まったおかげかすぐ仲良くなれた。そんなことをやりながらいつの間にか夕方が過ぎていたので解散しようということになった。

名残惜しいが俺と藍川は自分の家に帰ることにした。偶然にも帰る方向が同じということなので、道中今日のゲームの雑談なんかをしていた。本当に男勝りないい性格してると思ったよ、ホントに拓哉とくっついてくれよマジで。

後、拓哉のことについて言及したら顔真っ赤にして「別に、アイツとは・・・・何にもねえよ・・・」って、男勝りな一面から一変してしおらしくなった。

 

 ここで、当時の心の一句を読ませていただきます。

 

 

 え、ナニコレ尊い、なんでお前原作の田島にNTRたんや、マジでくっつかんかったらぶっ飛ばすぞ。

 

 ▼

 

 あのゲーム大会から二日後の夜、俺はループ現象について考えていた。とにかく原因となる決定打を探すためにフィールドワークをすることになり、なにか原因となるものはないのか探索を始めていたが、残された期間は後“一週間と五日”、それまでになにか手がかりを探そうと躍起になっていたその時だった。

 

 なにか怪しい男が藍川と一緒にコンビニに入店する姿を目撃したのだ。

なんだアイツ、あんな奴原作でいなかったよな確か、藍川の友達・・・・って雰囲気じゃないな、それに藍川の表情がなんかおかしい、なんか火照っt────

 その時、俺は心のNTRセンサーに従い即追った。

 

「まさかまさかじゃねぇだろうな!?」

 

 入店し、藍川達を探そうとしたら、目の前に飛び込んできたのは

 

 

羞恥心に打ち震えながら0.01と書かれた箱を手に取りる藍川と、その光景をニヤニヤと憎たらしい笑みでほくそ笑むDQNの姿だった。

 

いや待て落ち着けまだアレがアレと決まったわけでなし風船の可能性も無きにしも非ずして友達の可能性も無きにしも非ずして彼氏の可能性も無きにしも非ずしてまだ暴漢と決まったわけじゃ・・・・・・彼氏?

 

 俺はDQNの方に手を置き────

 

「・・・なに」

 

「あ?何だおま───」

 

「なにし腐っとんのじゃワレーーーーーーー!!!!!!!」

 

「グボがyhdこいs────っ!!!!?」

 

 思いっ切り股間に蹴りを食らわせてやった。

 

 ここから、俺の”NTR防止及び竿役撲滅計画”が始まったのである。

 




主人公のプロフィール的なもの

界世 転々(田島 広)
・ひょんなことからNTR作品に転生してしまったアホな青年。
・よりにもよって転生先が田島広ということに絶望していたが、今はだいぶ吹っ切れた。
・原作では結ばれなかった(結ばれたけどアレはねえよ・・・)”斎藤拓哉”と”藍川端樹”の恋路を本気で応援しており、温かい目で見守ってる。
・何故か世界がループするという謎現象に巻き込まれたため、原因解明のために日夜奔走中。
・人情には厚い性格だが、NTRの気配を察知すると理性が吹き飛ぶ。

好きなもの:純愛
嫌いなもの:人の幸せを奪うやつ 酸っぱいリンゴ
特技:死んでも竿役を滅殺しようとする殺意

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