デミウルゴスに憑依した一般読者   作:目ん玉

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主に 化蛇様 長月スイ様 ペンチ様 Windowegg様 のリクエストです。
こんな所でよろしいでしょうか?
ご笑納ください。



ショートショート詰め合わせ その9

教授、若い弟子とりません?

アルシェとか

ンフィとか

(生存してたら)ニニャとか

デミえもんとかw

若くない方は、本人の希望を聞いてアンデッド(吸血鬼)になってもらうとか?

シャルティアは嫌がるかもしれないからは新入りの吸血鬼に噛んで貰うとかw

 

「――であるからして、高レベルの相手に低位階の魔法は基本的に通じないものと考えるのが妥当である。しかしながら高位階の魔法ばかりを連発するのは魔力の消耗が激しく、また周辺被害を抑えたいとかの事情・環境によって適した魔法が無いという事も起きうる。よって魔法位階上昇で低位階の魔法を一時的に高位階へと引き上げることで、相手の防御のうち、位階に応じて働くものを作動させないという――」

 

 カリカリカリカリ……

 エ・ランテル郊外に創設された、神立冒険者学校。

 防壁の外側に建設され、人工的なダンジョンをも備えた「実践訓練を可能とする教育機関」である。

 原作でいうと「未知を既知に変える冒険者を魔導国で育成する」というやつだ。

 ダンジョン建築に際してマーレに総指揮を任せたら、とんでもない殺人ダンジョンになってしまって、不死者のOhはさすが原作者監修のもとでやっているなぁと感心したり。

 で、座学のほうにかじりついているのは、アルシェ、ンフィーレア、ニニャ、フールーダ、ついでにレクターこと俺である。

 ちなみに俺が学ぶ理由は、自衛可能な強さを身につけるためのビルドと、無制限ビルドの実験を兼ねている。

 

「師匠と同級生になるとか……なんて言っていいのか……」

 

「気にするでない、アルシェ。

 魔法は奥が深く、一生涯学び続けるより他にない。

 それはこの私とて同じこと。

 ゆえに、これからは同じ師のもとで学ぶ……それだけのことだ」

 

「……そうか、魔法を薬液に閉じ込めればポーションの効果が……」

 

「精神系魔法の第一人者……姉さんの心の傷を癒す一助になるかも……」

 

 ……変な生徒しか居ねぇ……。

 何この……何?

 学園系ギャグ漫画にしか出てこないような、おもしろ生徒ばっかり大集合した感じのコレ何なの?

 一応それぞれの事情は把握しているが、それはそれ、これはこれである。

 ちなみにニニャはツアレと再会した。ツアレニーニャの後半を取ってニニャと名乗っていたのを思い出して、「ニニャといえば、うちにツアレニーニャという名前の方が……よくある名前なんでしょうか?」とか言ったら食いついてきた。あとは言うまでもないだろう。

 ツアレはナザリックでセバス配下のメイドとして頑張っているので、再会しても毎日会えるわけではないが。まあ本人たちに不満はなさそうなので問題あるまい。

 

「ところでレクター殿。寿命を伸ばす方法について何か心当たりはありませんかな?」

 

「それだけが目的ならアンデッドにでもなれば良いかと。

 ですが、魔法を使える系統の、となると……お手軽なのは吸血鬼でしょうか。

 ただ、日光に弱くなりますが」

 

 フールーダの魔法狂いに、どこまで付き合うべきか。

 先日ナザリックで会議があった。

 

「わざわざ種族変更アイテムを使ってやるのもなぁ……」

 

「補充ができませんからね」

 

「うん。それに、あのキモジジイには正直あんまり関わりたくないですねぇ……」

 

「ぶっちゃけましたね」

 

「だって靴とか舐めてくるんだもの」

 

「うわぁ……」

 

「ここで参考人を召喚。

 シャルティア。君はあのフールーダの血を吸って吸血鬼にしてやるべきだと思うかね?」

 

「く、君命とあらば……」

 

「すごい嫌そう!?」

 

「はっ! そうでありんす! 前に眷属にしたブレイン! あいつに吸血させんす」

 

「……という話が出たんだが、ブレインくん、どうかね?」

 

「野郎の……ていうかジジイの血を吸うんですか? 美味しくなさそー……。

 ……いや、はい……やれとおっしゃるなら……」

 

「すごい嫌そう!?」

 

 そんな感じで、フールーダの種族変更については見送りになった。

 たぶんそのまま寿命で死ぬまで放置されるだろう。

 常識って大事だな。と思いました。まる。

 

 

 ◇

 

 

アインズ・ウール・ゴウンを崇める宗派が出来てしまう展開とか。ちょうど41人いるし多様性として信じる存在が多いのはいいですよね。

そんな中にメイド服に似た修道服やら、やたらカッチョいい執事に似た神父服を着ることが義務な宗派がいてもいいよねと暗躍がほしい気もするw

...ホワイトブリム派概念?

あとは幼い時に女児が着る神聖な()衣装が伝わってたりとか。

 

 数十年後のスレイン法国――

 41の神殿を建立し、国民はそれぞれ好きな神を信仰していた。

 全体としてナザリック教ではあるが、メインで信仰する神によって41の宗派に別れている。

 もちろん最高神アインズ・ウール・ゴウンを崇める宗派は、他の宗派のまとめ役だ。

 教義は「和を以て貴しとなす」である。

 一方、他の神々の宗派では、かなり個性的な戒律があった。

 

「来年にはペロロンチーノ派を卒業ね。

 正直ここの法衣って、お腹や太ももが丸出しで冬はけっこうキツかったのよね」

 

「夏は良かったけどね。あたし冬だけ茶釜派になりたかったな。

 ねえ、この後どうする?」

 

「ブリム派の法衣って可愛くない?

 まともにメイドになっても、あんな可愛い服着れないよ」

 

「ねー。

 でもさ、たっち派の法衣って格好いいじゃん。ビシッと執事風で」

 

「えー? 男漁り?」

 

「漁りとかやめてよ。でも結婚はしたいじゃん?」

 

「将来はねー」

 

 多様性を取り入れた結果、相当カジュアルな国になったようである。

 

 

 ◇

 

 

ユグドラ金貨金策と原作両脚羊に代わるスクロールの確保。

 低位階のスクロールについては、現地人が生産しているものを購入することで補充している。ナーベラルは頑張ったのだ。セバスとソリュシャンも負けていない。従って両脚羊は不要である。

 なお購入資金は、順調に集まりつつある浄財でまかなわれた。

 最初は「生き延びた感謝の印に」と農作物などがお供えされた。シュレッダーに入れても大した金額にならない。

 

「モモンガ様、試しに、こういうのはいかがでしょう?」

 

「なになに? ほう……そのくらいなら大した手間でもないな。

 どれどれ……上位幸運」

 

 ステータスの「運」の値が上昇した。ユグドラシルでは命中率・回避率・クリティカル率・ドロップ率に影響する程度だが、転移後の世界ではあらゆる場面で運が作用する。試験でパフォーマンスを発揮できた、恋人ができた、仕事が見つかった、などなど……。

 全員ではない。ほんの数人だ。

 しかし欲深い人間はどこにでも居るもので、我も我もと信者たちがお賽銭を手に最寄りの神殿へ殺到した。

 これを神殿が丸儲けにしたのでは、どんな神罰を受けるか分からない。恐れた神殿は、自発的にナザリックへ浄財を輸送した。

 一方、高位階のスクロールは、現地では生産されていないので、なんとかナザリックで作らねばならなかった。

 

「そういうわけで、オラサーダルクよ。お前、皮とか売る気はないか?」

 

 生皮を剥がして……なんて言うと悲惨だが、実際はドラゴンの巨体に対してスクロールのサイズは非常に小さい。

 指先のササクレをちょっと切り取る程度のことだ。

 

「肌の手入れができて具合が良いと、后たちは喜んでおります」

 

「そうか……。

 しかし中位のスクロールしか作れなかった。

 お前達、もうちょっとレベルアップしないか?」

 

 ところが適当な敵がいないので経験値稼ぎが大変だ。

 成果が出るには、かなりの時間を要した。

 

80%パンドラでは再現できないけど、100%音改さんならなろう定番ショップスキル系持ってるだろうから音改さん合流するかどうかの判断挿む必要があるけど。

 

 音改が帰還した。

 これを最も喜んだのは、パンドラズ・アクターであった。

 

「ようこそお戻りを……! これでシュレッダーの利用効率が変わります!」

 

「ああ……ナザリックの維持費を稼がなきゃだからか。ユグドラシル金貨の獲得は、パンドラが?」

 

「はい。御身の御姿をお借りして、実行しておりました。

 素材は各地の神殿から浄財として貴金属が集まっております」

 

「なるほどねー。

 えっと、そしたら……スキル発動、課金ショップ。

 このスキルも転移してから変化しててさー」

 

 リアルマネーではなく、ユグドラシル金貨で課金アイテムが購入できるようになっていた。獲得手段のある通貨を使えるように変異したのは良いが、なぜか一旦「専用のポイント」に交換しなければならず、そのポイントをユグドラシル金貨に戻すことはできない。変に原形が残っているようだ。

 

「課金アイテム、商人ギルド会員証。シュレッダーの換金に+50%の補正がつく。

 課金アイテム、節約の達人。ギルド拠点の維持費が50%オフになる。

 どっちも有効期限は1ヶ月だけど、かなり役立つと思うよ」

 

 ちなみに同じ効果のアイテムが複数あって、有効期限が長いほど効果が強く、値段が高い。しかも弱い効果のアイテムを1ヶ月分買おうとすると合計金額はむしろ高くなる。高額商品を買わせようとする設計だ。買うけど。

 

「これって、支払った金貨はどこへ行くんだろうね?」

 

 謎である。

 まあ、それを言ったらシュレッダーも同じだが。

 

 

 ◇

 

 

神殿の費用で汲々していると聞いたデミえもんが、寄付金に懸賞品とかつけたガチャ方式を各国に導入したら?みたいに提案しようとして、「悪魔(ガチモン)に魂を売る気か!?」といつもはいがみ合っているメンバー達からも仲良く総出で止められたりしそう

ガチャは悪い文明…

 

「――というのは、いかがでしょうか?

 江戸時代にも存在し、22世紀でも続いている事から分かる通り、実績のある強力な販売戦略です」

 

 俺は提案してみたのだが。

 

「宝くじみたいなものか」

 

 ふむ、と頷くモモンガ様に対して、至高の御方々が次々と反対意見が出た。

 

「モモンガさん、これはダメだよ」

 

「茶釜さん?」

 

「だって、これガチャじゃん!」

 

「ペロロンチーノさん?」

 

「これはダメです。射幸心を煽ります」

 

「たっちさんまで」

 

「悪に堕ちる気かい、モモンガさん?」

 

「ウルベルトさん」

 

「えー……? そんなに言うこと?

 別に良いんじゃ……」

 

「「黙れやまいこ」」

 

 モモンガが課金ガチャでボーナス全部つぎ込んで手に入れた流れ星の指輪を昼飯一回分であてたリアルラックの持ち主は、総スカンを食らった。

 

「そんなこと言って、引くとなったらボクの神社まで作るくせに……」

 

 不死者のOh参照。

 

「それはそれ」

 

「これはこれ」

 

「ダメ、絶対」

 

「神様が治安悪くしてどうするんですか」

 

 ダメだった。

 ガチャは悪い文明らしい。

 

 

 ◇

 

 

おまけ

 

 

「えー……というわけで、ナザリックBBQ大会を開催いたします。

 それに先立ちまして、やまいこさんから一言、ご挨拶を」

 

「はーい。じゃあ失礼して、と」

 

 すちゃっ

 

「「おおっ……!?」」

 

「あれは流れ星の指輪!」

 

「1個モモンガさんにあげたんじゃ?」

 

「まだ持ってたんか!」

 

「なんて豪運」

 

「さすがやまいこさん」

 

「でも何すんの?」

 

「はい、じゃあ行きまーす。

 我は願う! モモンガさんに『人間種』へ変身できる能力を与えよ!」

 

 3回使える指輪の1回が消費された。

 そしてモモンガは人間に変身できるようになった。

 

「はい、これでモモンガさんも飲食できますね」

 

「やまいこさん……! そんな事に貴重なアイテムを使って……!」

 

「『そんなこと』じゃありません。

 ボクたちの大事なギルマスを、せっかく本物の食材がある世界で1人だけ置き去りにするなんて」

 

「そうだそうだ!」

 

「良いこと言った!」

 

「さすがやまいこさん!」

 

「はい、皆さん。グラスは行き渡りましたか?

 モモンガさん、さっさと人間に変身してください。乾杯しますよ?

 ……はい、じゃあ、BBQ始めます! 乾杯!」

 

「「かんぱーい!」」

 

「どう? どう? モモンガさん、本物のお肉だよ」

 

「…………」だばー

 

「泣いた!?」

 

「うますぎる……」

 

 人間種に変身したことで、アンデッド特有の色々がオフになり、精神の沈静化も起きない。

 モモンガは泣きながら無言で肉を噛みしめた。




誤字報告を頂きました。
桜一郎様
ありがとうございます。
ですが、残念ながら誤字ではありません。
「あてる」→「当てる」は、ちょっと悩んだのですが、漢字ばかり連続すると読みにくいので適当にひらがなを混ぜている部分があります。しょっちゅう「程度」「ていど」などの表記ゆれがありますが、あしからずご了承ください。
「うますぎる」→「美味すぎる」も誤字ではありません。こちらは語彙力がなくなったことの表現として、わざとひらがなを選んだものです。

誤字報告を頂きました。
佐藤東沙様
ありがとうございます。
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