こんな所でよろしいでしょうか?
ご笑納ください。
ペロロンチーノが何時までも愚弟なことに腹を立てた姉による
デミえもんに相談したことで発生するシャルティアによる
監禁拉致&ヤっちゃった案件からの爆速結婚既成事実拘束、
いつまでもこんな世界で身軽でいられて厄介事増やされても困るからね。
アインズ様もアルベドだけで気楽になるし
「モモンガさん、大変です」
「どうしたんですか、ペロロンチーノさん」
「この世界、エロいモンスター娘が居ない」
「あー……」
竜王国を襲っていたビーストマン。
聖王国を襲っていた亜人たち。
ドワーフ国を襲っていたクアゴア。
ついでに霜の竜。
トブの大森林にいるリザードマンたち。
……人間的な美醜の感覚で言えば、どこを見てもエロいモンスター娘は見当たらない。
「黙れ愚弟」
ドカ、バキ、グシャッ。
こんな時だけなぜか都合よく(悪く?)現れるぶくぶく茶釜に見つかってボコられるペロロンチーノ。
「まあまあ……」
「モモンガさんは黙って!」
「はい……」
「でもさー、実際そのあたりは俺とかも困ってるんだよねー」
最初から居たのにずっと空気だったホワイトブリムが口を挟む。
メイド服は俺のジャスティス! と豪語? する彼も、それを着せる相手がいないことには苦慮していた。
「ネムちゃんとはすれ違いになっちゃったし、エンリちゃんと姉妹で着せる計画が……」
肩を落とすホワイトブリム。
モモンガは、姉妹と言えば……と思い出した。
「ツアレとニニャに着せたらどうですか?
ツアレはもう着てますし、今度ニニャを招いてツアレの職場体験をさせるとかの口実で」
そう言うと、ホワイトブリムとペロロンチーノが揃ってため息をついた。
肩をすくめて両手を横へ。やれやれと言わんばかりのポーズで、やれやれと言わんばかりに首を振る。
「違うんだよ、モモンガさん。
ツアレちゃんは頑張ってメイド力を鍛えているけど、ニニャちゃんはメイド力がほぼないじゃないか」
「メイドりょく???」
「その点、ネムちゃんは天然でメイド力が高いから。ね?」
「いや、『ね?』とか言われても……」
「そうだそうだ! イエス・ロリータ! ノー・タッチ!」
「黙れ愚弟」
「へぶしっ!」
「ていうか、メイド力ってなんですか」
「はぁ~……仕方がありませんね。ではモモンガさんのために、たっぷりと講義して差し上げましょう。
そもそもメイドとは、単なる家政婦ではありません。家事代行サービスのようなイメージかと思いますが、メイドに要求される作業のレベルはもっと上。ですので『一通り何でもできるメイド』というのは、メイドの中ではエリートで、全体の統括を任される立場になります。ナザリックでいうとペストーニャですね。まさにメイド長という役職そのものです。実際のメイドは清掃業者や料理人といった『専門業者』に近い形態で、たとえば料理メイドの中でも『本調理ができるメイド』は上級者、『仕込みを手伝うメイド』は中級者、『皿洗いや見習いレベルのメイド』は下級という具合に分かれているんです。ですから、そういう意味ではシホウツ・トキツもメイドの一種ということになりますね。そしてメイドの中でも特に上級とされるのが、メイドたち全体の統括をするメイド、雇い主の専属メイド、乳母を任されたメイド、この3種類です。その役目柄、非常に機密性が高いのはもちろん、技能が高く、そして何より雇い主からの信頼が厚くなければ務まりません。乳母メイドなんて、まさにその世話する相手から嫌われたのでは話になりませんからね。つまりメイド力とは、メイドとしての技量のみならず主人やその子供に好かれること、すなわち『癒し』を備えていなければならないのです。まさにこの点こそがニニャちゃんとネムちゃんの最たる違いで……モモンガさん? 聞いてますか、モモンガさん?」
白目をむいて(白目ないけど)倒れたモモンガは、目を覚ましたあとで人間に変身してバーを訪れた。
そこに、俺とパンドラがいて……
「いやぁ、ひどい目にあった……」
「お疲れ様でした、父上。またしてもお労しい……。
なんかそういう星のもとに生まれていらっしゃる……?」
「ですが、ペロロンチーノ様のことは、ぶくぶく茶釜様のご心配も分かります」
「至高の御方……世間的には神様が、種をばらまくというのは、いかがなものか……という事ですね?」
「そうです、パンドラの言う通り……現地人のレベルを高めて、戦力的に人間種の保護というか自衛能力を底上げしようという意味では、一考の価値があるのですが。
そうと知られれば、むしろ現地人のほうから殺到する可能性までありますから、遺伝的多様性を損なうリスクは避けねばなりません」
「遺伝的多様性て……お前、ペロロンチーノさんがどんだけばらまくと思ってるんだ」
「ハーレムルートのある無しに関わらず、周回してでも、できるだけ無節操にハーレムを拡大するのが、エロゲーの楽しみ方……やりこみ要素ですので」
「詳しいな」
「少々嗜んでおりました」
「レクターの言う通り、性にだらしない神がいるとしてナザリックの評判が下がるリスクや、シモベたちから現地人へのヘイトが高まるリスクを考えると、あまり良い方針とはいえませんね」
「ええ、パンドラ……。
それに現地人のレベルが底上げされれば、相対的にナザリックの価値が下がります」
「ふむ……つまりお前たちは、ペロロンチーノさんが外で女性を口説くことには反対なのだな?
それで、どうすれば良いと思う?」
「「シャルティア……あ、どうぞ。いえいえ、どうぞどうぞ」」
「息ぴったりか。
まあ言いたいことは分かったが」
「同じ部屋に入れて2人きりにしておくだけで事足りるでしょう。
むしろ邪魔が入らないように手を打つべきかと」
「シャルティア嬢に『ペロロンチーノ様が探していた』とでも伝えれば十分ですね。
人払いは一般メイドでも……」
「ええ、そちらはパンドラに任せても?」
「引き受けましょう。では、そちらはレクターにお任せします」
「はい」
「弟になるか妹になるか、楽しみですね」
「何をいっtrのら……?」
「父上、そのお酒は飲みやすい割に度数が高いのでお気をつけください」
……まあ、もう遅いご様子ですが」
「メッセージ。……ああ、アルベド様、今すぐバーに来てくださいますか?
ええ、緊急事態です。モモンガ様が……あっ、切れた」
「仕事が早いですね。
では、私も……」
失礼、とパンドラはバーを出ていった。
翌日、アルベドがつやつやしていた一方で、モモンガ様はげっそりしていた。
シャルティアはしおらしくなっていて、ペロロンチーノ様はウッキウキだった。
「おはようございます。……昨夜はお楽しみでしたね」
様式美はきちっとしておかないとね。
さて、あとはシャルティアに少しお話をして、御方の正妃として側室の管理はきちんとするように伝えなくては。
◇
デミえもんが原作のデミウルゴスの如く
ナザリック男性陣に無茶振りされて資材を
幾ら使っても良いから憧れた変身ヒーローリアル
変身グッズ開発を……とかいうまじで某青狸
扱いされて10轍ぐらいして何か良く分からんが
それっぽいのがある程度動いたので、ヨシ!
(衣装だけでステータス補正とかないけど)な現場猫イベント
「変身ヒーローごっこに使う装備……?」
「そう。作ってくれないかな?」
「たっち・みー様。それは鍛冶長に頼むべきではございませんか?」
「頼んでみたんだけど、うまく伝わらないんだよ。
変身ヒーローを知らないから、イメージがつかめないのかな。
……ほら、こんなのが出来上がっちゃって」
ベルトのスイッチを押すと、しゅばっ、と衣服が展開されて、たっち・みー様の装備が変更された。
布の服。皮の鎧。
どう見ても――
「変身ヒーローというより、冒険者なりきりセットみたいな感じですね」
「硬質な部分と軟質な部分の配置だけは合ってるけどね……これはちょっと違うんだよね」
「ホワイトブリム様にデザイン画を依頼するのは……?」
「よほどの事がないと、メイド服以外はデザインしないよ、あの人は」
「ですよね。
一般メイドの中に、絵を描くのがうまい子がいたような……デザイン画はそっちに頼んでみましょう」
ホワイトブリム様に作られた一般メイドは、絵を描くのがうまい。
「あとは、アルベド様を巻き込んで……」
「アルベドを?」
「裁縫がお得意ですから、コスプレ衣装も作れるかと。
軟質部分の制作は問題ないでしょう。
硬質部分の制作は鍛冶長にお願いすれば良さそうですし、変身機構もその試作品のものを流用すれば良さそうです」
「なるほど、それっぽく出来上がりそうだな」
「ではその方向で、まずは一般メイドにデザイン画を頼んでみましょう。
変身ヒーローといっても色々ありますし、どれが良いのかはたっち・みー様の口から直接お伝えいただくほうが正確でしょう。私では細かいデザインなど覚えておりませんので」
このあと一般メイドがめっちゃ頑張った。
御方からの依頼で、かつ御方と直接関わり、御方との共同作業になる。
通常なら望むべくもない栄誉に、ホワイトブリム様以外に作られたメイドたちがハンカチを噛んで悔しがったという。
「……というわけなんです、鍛冶長。
遊びですから実用性は無くて良いので、防御力よりも軽量で動きやすいことを重視してください。本気で戦うわけでもないので、アダマンタイト程度の柔らかい金属でも……いえ、なんならアルミ合金くらいでも良いくらいです」
「アルミ合金……???」
鍛冶長が宇宙猫になった。
防具をクッキーで作ってくれと言われたくらいの衝撃だろう。
「まあ、どうしてもアルミ合金でなければならないという事もないし、失っても惜しくない程度の素材でいいですから」
「あ、はい」
最後にアルベド様に制作依頼だ。
「……ということでして」
「そう、たっち・みー様が……」
「あっ、ちょっと嫌そう」
「ナザリックを……モモンガ様を捨てて出ていったのに……ねえ?
まあ、戻ってきたことをモモンガ様ご自身がお喜びでいらっしゃるから我慢していますけども?」
「お戻りいただいたおかげで、お名前も戻りましたし」
モモンガを愛している。
そのように書き換えられたので、名前がアインズになったら嫌なのだ。
「それはそう。
だから怒るに怒れなくて……ふぅ」
「であれば、お作りいただけますでしょう?
モモンガ様も一緒に遊ばれるでしょうし」
「そうね、そうよね」
「玉体を包む直接の部分を担当するのですよ?
鍛冶長に頼んだ硬質部品は、あなたに頼む軟質部品の外に取り付ける形ですので」
「モモンガ様のお体を直接……くふふふふ……」
「楽しそうで何よりです」
さて、俺の仕事はここまでだ。
10徹? しない、しない。する必要もない。
生産系のスキルもないのに取り組んだって、モモンガ様が料理や採取に挑戦するみたいに100%失敗するからね。
裁縫は小学校の授業でやったから、もしかしたら出来るかもしれないが、鍛冶は無理だ。木工や粘土細工くらいなら図工の授業でやったが、金属加工はやった事がない。
そもそも俺の仕事は相談役。自分で作るのは職能・職権の範囲外である。
ちゅどーん!
「「ぐわー!?」」
試作品からそのまま流用した変身機構がうまくいかず爆発したらしい。
格納していた中身を変えたからだろうか?
爆発オチなんてサイテー。
「……わははは!」
「ははは……ひどい目にあったなぁ」
まあ、御方々が楽しそうなのでヨシ!
◇
ナザリックの外貨獲得手段として
ナザリック墳墓ではない、死なないダンジョン生成を行い
国関係なく探索者やワーカー冒険者に攻略させ、
攻略時のアイテム回収などは許可(ナザリックからするとごみレベル)
ダンジョンマスターとして業務を振られるデミえもん
なおお方やNPCズが本職なのでボコボコにもっと
トラップは悪辣に敵の配置が甘いなど、こんな単純な通路があるか!と
アイツにも出来ないことはあるんだなぁというNPC等との交流の深まる展開
宰相とか軍師っぽい仕事として職業レベルは生えた。
出来るかどうかとかはともかくこんなんどうでshow
「……という事で、冒険者育成による現地人のレベル底上げを狙います。いわゆる神の試練というやつで、乗り越えれば強くなれるという恩恵があるわけですね。
配置するアイテムとしては、ドワーフ国で作られた武具、あるいは聖王国に移ったルーン工匠たちが作ったルーン武器などを宣伝目的を兼ねて……といった所がよろしいかと。ネイアに与えたようなものは、御方々にとって無価値でも、現地人には強すぎます。ユグドラシル産のアイテムは出さないほうが良いでしょう。
ンフィーレアが開発したポーションも、世に出す良い機会かと」
「ふむ。惜しいわけではないが、ただでくれてやるというのは……」
モモンガ様は渋られた。
「メリットがない。ですね?」
「うむ」
魔導国を立ち上げて、冒険者を未知の領域に派遣しようという計画は、この世界線には無い。効率よく世界征服を進めつつギルメンを捜索するため人海戦術で情報収集を、という計画もない。その必要がない。
むしろ御方々が冒険するには、未知の領域を残しておいたほうが好都合。ゆえに冒険者を未知の領域へと駆り立てる理由もない。ドワーフ製品の宣伝をしたところで、それがナザリックの利益になるわけでもない。彼らはナザリックの配下ではないからだ。
「当該ダンジョンは訓練場ですので、入場料とか利用料といった名目で料金を取るのはいかがでしょう?
それと、わずかながら訓練中に死亡する可能性がございます。その死体はエントマや恐怖公に与えたりアンデッド作成の素材に使うなどできますし、たまに蘇生させて帰せば、神の奇跡として信仰心を集めることもできるでしょう。
噂が広がれば、場合によっては、蘇生魔法を神殿に依頼するほどお金がない者が、神の奇跡にすがるためにダンジョンを訪れるといった事も、起こり得るかと」
「ふむ。それならメリットはあるか。
よし、それで進めてみるがよい」
「承知しました。
つきましては、ルプスレギナさんをお借りしたく」
「ルプスレギナを?」
「希望にすがって集まる人間たちが、望み叶わず絶望する姿。
彼女の大好物です。
神官なので蘇生魔法も使えますでしょう? より多く絶望を集めるために、適度に希望を与える……彼女なら、うまくやるでしょう」
そうすれば来場者が増えて、入場料もがっぽり。
ナザリックは儲かる。
来場者は助かる。
世の中の役に立つ。
三方良しというやつだ。
「ふむ……?」
ルプスレギナが呼び出された。
「……ということなのだが、ルプスレギナよ。どうだ?」
「お任せください。
カルネ村は防衛設備とゴブリンの人数が充実したため最近安定していて、私が手を出す必要もないので、負担にもなりません。
新しいお仕事は望むところです」
「そうか。ならば任せるとしよう」
「ではルプスレギナさん、よろしくお願いします」
「よろしくお願いするっす。
レクターさん、お兄ちゃんって呼んでいいっすか?」
「ファッ……!?」
「いやー、私の好みをここまで分かってくれる人って、なかなか居なくて。
ユリ姉はあの性格だし、ナーちゃんやエンちゃんは分かってくれても微妙に好みが違うんすよ~」
「そうですか……」
ひたすら毛嫌いするナーベラルと、お肉としか思っていないエントマ。
たしかに絶望を見て楽しむタイプではない。
ソリュシャンはそれに近いだろうが、1人をじっくり溶かして楽しむ性格だ。
苦痛を与えることに楽しみを感じるので、希望から絶望への落差を楽しむルプスレギナとは少し違うのだろう。
「てことで、お兄ちゃん、よろしくっす」
「…………」
どう答えたものか困り果て、俺はモモンガ様を見た。
とても愉快そうに肩を揺らしておられた。いや、助けて!?
……まあ、よく考えたら、困るような事でもないのか。
「……お兄ちゃん、これは無いっすよ……」
「そうですか?」
ゴーレムにヘビーマシンガンを装備させて、ひたすら連射。
通路は単純な1本道。ゆえに逃げ場はない。
攻撃される前にゴーレムを倒すか、攻撃を受けても耐えられるほど防御力がなければ突破できない。全部避けるという手もあるが、それには圧倒的に高いステータスが必要だ。挑戦者たちでは、レベル不足で実現不可能だろう。
「実力テストとしては効果的かと」
「挑戦者全員死ぬっす」
「ふーむ……難しいものですね」
なんやかんや毎日投稿できている……???
ネタをくれる皆さんのおかげですね。ありがとうございます。