アカギ〜実力至上主義の教室に舞い降りた天才〜   作:GC

58 / 58
各位とアカギの関係も煮詰まってきましたね。私は龍園とアカギの関係性がお気に入りです。





第58話「通り牌」

棒倒しは、男しか出ない。

 

 

 

俺は守る側に回された。丸太の根元に張りつく係だ。攻める連中が来るのを、その場で待っていればいい。

 

「赤木くんは動かないでね。位置を守ってくれるのが一番助かるから」

 

平田はそう言って、手元の紙に何か書き込んだ。種目と位置は坂柳の案で決まっているが、その中の攻守はクラスで割る。

 

縄でも、丸太でも、俺は同じ場所に置かれるらしい。

 

不満は無い。動かない役は、動かない分だけ周りが見える。

 

棒倒しは男子だけなので、女子が綱引きに回っている間に場所を使う。本番で登ってくるのはBとCだが、練習では味方同士で攻守を分けるしかない。

 

Aとは向こう半分で別に組んでいた。その列の端で、葛城が紙を持って立っている。

 

日陰に坂柳の姿は無かった。昨日はあそこに座って、名前の並びだけを見ていた。

 

攻める側が走ってくる。誰が先頭で、どこが薄いかは、走り出す前から見えていた。

 

見えていても、動けない。動けば根元が空く。

 

一度目は、来た連中を押し返した。二度目は半分まで入られて、須藤が横から潰した。三度目で崩された。

 

三度目に崩したのは、右から回り込んできた三人だ。そっちが薄いことは、二度目の途中から分かっていた。

 

分かっていて、そこへ行けない役を割り振られている。

 

坂柳が組んだ紙の上では、俺はそういう駒だった。

 

「赤木、お前突っ立ってるだけじゃねえか!」

 

「そういう役だ」

 

「もうちょいちゃんとやれよ!」

 

池が笑いながら砂を払っている。膝から血が出ていたが、拭こうともしなかった。

 

「なあ赤木、明日は俺も守りやらせてくんね?」

 

「平田に言え」

 

「言ったけど、お前は攻めの方が向いてるってさ。あれ絶対、遠回しに使えねえって言われてんだろ」

 

「守りは、動かねえのが仕事だ。あんたには向かねえ」

 

「なんでだよ」

 

「動くからだ」

 

「動くだろ普通!」

 

動く人間は、動く場所に置けばいい。

 

そこだけは、坂柳の組んだ案と食い違っていなかった。

 

 

 

 

 

列が捌ける途中で、綾小路とすれ違った。

 

真ん中あたりに組んでいた男だ。手を抜きもせず、前にも出ず、誰の記憶にも残らない位置に一日いた。

 

向こうが先に口を開いた。

 

「よく保ったな。三度目まで」

 

「崩れてんだよ、三度目で」

 

「そうだな」

 

見ていたなら、分かっているはずだった。

 

 

 

「見極めてえんじゃなかったのか」

 

俺は訊いた。

 

「今も見ている」

 

「丸太の根元で突っ立ってるだけの男を、一日眺めてか。ご苦労なこった」

 

「立っているだけの男が、一日で三度、崩れ方を変えた。お前がそれを選んでいるのか、周りが勝手にそうなっているのかは、まだ分からない。分からないから、見ている」

 

長え。

 

こいつは、黙っているか、こういう喋り方をするかのどっちかだ。

 

「買いかぶりだ」

 

「そうかもしれない」

 

綾小路は、それ以上は言わずに列の方へ歩いていった。

 

見られていた、ということではない。数えられていた、ということだ。

 

 

 

 

 

本部の天幕の下に、腕章をつけた上級生が三人いた。生徒会だ。

 

進行の紙を持って、時計を見ながら何か書き込んでいる。その一番端に、堀北の兄がいた。

 

椅子には座らず、立ったまま紙を見ている。話しかけてきた下級生に、顔も上げずに二言だけ返して終わりにしていた。

 

一度だけ、こっちを見た。

 

見て、止まった。

 

一秒あったかどうかだ。それから紙に目を戻して、隣の二年に次の進行を指示した。

 

四か月前の夜を思い出す。

 

寮の裏だった。妹の手首を掴んでいた手が止まって、それが離れて、次にこっちの襟を掴んだ。片手だった。軽々と持ち上げられて、爪先が浮いた。

 

しばらくそうしていた。

 

離す時に、一言だけ寄越した。

 

つまらん男だ。

 

それから妹の名を呼んで、上のクラスに上がりたかったら死に物狂いで足掻け、と言い残して行った。

 

一年の校庭に、三年の生徒会長が立っている。自分の学年の練習もあるはずだった。それを外してまで、ここで紙を見ている。

 

行事の運営に生徒会が噛んでいるとは、平田から聞いていた。割り振りも段取りも、全部あの部屋で決まるらしい。

 

だとしても、最上段に名前を置いた人間が、下の学年の練習に自分で立つ必要はねえ。

 

天幕の下で、誰かがあの男に紙を差し出した。受け取って、目を通して、一言だけ返した。

 

その一言の間に、もう一度だけ、こっちの方に目が動いた。

 

つまらないなら、忘れる。

 

忘れていない人間の、目の止め方だった。

 

 

 

二学期に入ってから一度だけ、向こうから声をかけてきた、あのつまらない会話を。

 

 

 

 

 

練習の終わりに、平田がクラスを集めた。

 

「今週の合同練習は明日で終わりだよ。来週は各クラスで仕上げだね」

 

紙を読み上げていく。時間、場所、持ち物。

 

「堀北さん、他に何かある?」

 

振られて、堀北が前に出た。

 

「……特には。遅れる人が出ないようにして」

 

それだけ言って、下がった。

 

前なら、ここでもう二言か三言あった。誰がどこで手を抜けば全部が崩れるか、訊かれてもいないことまで並べて、半分は煙たがられて、それでも言う女だった。

 

言わなかった。

 

池も山内も、何も起きていない顔で解散していく。

 

平田だけが、少し長く堀北の方を見ていた。

 

解散した後、その平田が紙を抱えたまま寄ってきた。

 

「赤木くん、ちょっといい? 棒倒しのことなんだけど」

 

「なんだ」

 

「守りって、何人で組むのが正解なんだろう。多くすれば固くなるけど、その分、攻めが減るよね」

 

「固くしても崩れる時は崩れる」

 

「うん……」

 

「どこを先に捨てるか決めとけ。そっちの方が要る」

 

平田が顔を上げた。

 

「捨てる?」

 

「全部を同じ厚さで守ろうとすりゃ、全部薄くなる。端はくれてやって、根元に寄せた方が保つ。当日に決めようとしても、誰も捨てられねえ」

 

「……そうか」

 

紙に何か書き込んでいた。書きながら、少し笑った。

 

「赤木くん、そういうの詳しいんだね」

 

「詳しかねえよ」

 

崩れるのを前提に置くのは、詳しいかどうかの話じゃない。

 

崩れない前提で組む人間が多すぎるだけだ。

 

 

 

 

 

寮へ戻る道で、龍園に会った。

 

前と同じフェンスのところだった。制服のままで、練習に出た様子はどこにも無い。

 

「よう、赤木」

 

「またあんたか」

 

「伊吹が妙なことを言ってたんでな」

 

龍園は、フェンスに背中を預けたまま動かない。

 

「あいつに俺のことを訊いたそうじゃねえか」

 

「訊いた」

 

「何でだ」

 

「練習で見なかった。それだけだ」

 

「それだけで、わざわざ訊くか」

 

蓋を開けずに、水のボトルを指で回した。

 

龍園は、片方の口の端を上げた。

 

「まあいい。出てねえのは本当だ。俺が出たところで縄が一本増えるわけでもねえ」

 

「点は引かれねえのか」

 

「本番に出りゃそれで済む。練習の頭数を数えてる暇な奴が、どこにいる」

 

「で、何の用だ」

 

「その伊吹がな、もう一つ言ってた」

 

龍園が、フェンスから背中を離した。

 

 

 

「堀北が坂柳の方角だけ見ねえ、とよ」

 

足の裏で、砂の粒が鳴った。

 

伊吹が言ったのは、堀北がこっちを向かないというところまでだ。

 

坂柳の方角だけ、と切ったのは俺だ。

 

あの場で、あの女に向かって、自分の口から言っている。

 

それが昨日の今日で、この男の手の中にある。

 

「ククッ。どうした」

 

「いや」

 

「顔が変わったぜ、今」

 

変わったんだろう。

 

自分で切って、自分で渡した牌が、一巡して戻ってきた。渡した時には何とも思っていない牌だった。

 

「伊吹は、そこまで見ちゃいねえだろ」

 

「見てねえよ。あいつは見たままを喋っただけだ」

 

龍園は、それ以上そこを追わなかった。

 

「Aは静かだ」

 

「そうかい」

 

「葛城のとこに人をやった。何も出ねえ。……もっとも、あの男は島の一件から蚊帳の外だ。今更聞くだけ無駄だったがな」

 

そう言って、鼻を鳴らした。

 

「何も掴めちゃいねえ。だから来た」

 

「Aが静かなだけで、あんたはここまで来るのか」

 

「静かな時に毟られんのが一番腹が立つんでな」

 

そこは分かる理屈だった。

 

「一つ訊くぜ。当日、体育祭の場で何か起きると思うか」

 

「知らねえよ」

 

「思うか、と訊いてる」

 

しばらく考えて、答えた。

 

「起きるなら、体育祭の場じゃねえ」

 

龍園の目が、ほんの少しだけ動いた。

 

「ほう」

 

「勝った負けたで点が動く場所だ。そこで動かしても、誰にでも見える。見えるもんで人は縛れねえ」

 

「……なるほどな」

 

それきり、この男はその筋を追わなかった。

 

「俺が知ってると思ったか」

 

「思っちゃいねえ。ただ、お前は何か抱えてる顔をしてる」

 

「顔で分かるのか」

 

「分かるさ。抱えてる奴は、訊かれた時に間が空く。今お前は二回空けた」

 

数えていたらしい。

 

「一つ提案だ」

 

龍園が、指を一本立てた。

 

「今は、俺もお前も持ってねえ。だが、先に何か掴んだ方が、もう片方に渡す。値は後で決める」

 

「後で決める、ってのはどういう意味だ」

 

「欲しくなった時に、こっちが吹っかけるって意味だ」

 

正直な男だった。

 

 

 

「断る」

 

 

 

「あ?」

 

「いらねえ」

 

龍園の眉が、わずかに動いた。

 

「タダで先渡ししてやろうってんだぜ」

 

「タダのもんに、値はつかねえ」

 

龍園の目が、一度だけ細くなった。

 

それきり、何も言わずにこっちを見ていた。

 

やがて、喉の奥で笑い出した。

 

「クハハ。……お前、それ六月に自分がやったことだぞ」

 

言われて、思い出した。

 

値打ちの消えた札を、この男に言い値で買わせたのは俺だ。同じ手を、同じ場所で、向きだけ変えて出してきている。

 

「だから断ってんだろうが」

 

「なるほどな」

 

龍園はフェンスを離れた。

 

二歩ばかり歩いて、それから振り返らずに言った。

 

「白組が勝つかもしれねえぜ」

 

「根拠は」

 

「一之瀬だ。あの女のところは、誰も途中で抜けねえ。速えも遅えも関係なく、最後まで全員が引いてる」

 

「あんたは、それを見てるのか」

 

「見るだけだ。口は出さねえ」

 

そこで一度、肩越しにこっちを見た。

 

「お前んとこは、どうだ」

 

答えなかった。

 

龍園は、それだけで足りたらしい。歩いていった。

 

五歩ほど行ったところで、足を止めずに言った。

 

「言っとくが、俺はお前が何をやらかそうが構わねえ」

 

「そうかよ」

 

「ただ、うちに火の粉が来る形でやるなら、先に言え。その時は値を訊く」

 

返事はしなかった。

 

この男は、返事が要る時には立ち止まる。立ち止まらなかったということは、要らなかったということだ。

 

 

 

 

 

昇降口で、堀北と一緒になった。

 

「明日、雨みたいね」

 

「そうか」

 

「練習が流れたら、当日ぶっつけになるわ。棒倒しの形だけでも決めておいた方がいいと思うのだけれど」

 

「平田に言え」

 

「言ったわ。あなたにも言っておこうと思っただけ」

 

事務の話だった。

 

最後まで、事務の話だった。言いかけて止まりもしなかったし、こっちの顔を確かめもしなかった。

 

「じゃあ」

 

「ああ」

 

そのまま、先に出ていった。

 

昨日は、寮への道で足を止めて、口を開いて、閉じた。

 

今日も開かない。

 

 

 

 

 

寮の前で、須藤に会った。

 

「おう赤木。合同の練習、明日で終わりだってよ」

 

「聞いてる」

 

「池のやつ、さっきお前に突っ立ってるだけとか言ってたけど、あれ半分嫉妬だからな。あいつ、守り任されてえんだよ」

 

「やらせりゃいい」

 

「無理だろ。あいつ動いちまうもん」

 

須藤は笑って、それから思い出したように言った。

 

「そういやお前、堀北と喧嘩でもしてんの」

 

足が止まった。

 

「なんでだ」

 

「いや、なんか最近、二人とも変だしよ。飯の時も全然喋んねえじゃん」

 

「してねえよ」

 

「ならいいけどよ。……お前ら、たまにそういう感じになるよな」

 

そう言って、階段を上がっていった。

 

たまにそういう感じになる、というのは、この男なりの言い方だった。

 

 

 

 

 

その夜、櫛田の部屋は三十分で終わった。

 

「今日はここまで。明日、朝早いから」

 

当日の役割がどうとか、女子の集合がどうとか、この女は行事のたびに一番忙しくなる。

 

問題集を閉じる手が早かった。閉じてから、こっちを見ずに言った。

 

「体育祭、どこに入ってるんだっけ」

 

「出るのは全部だ。どこに入ってるかは、向こうが決めてる」

 

「……そうだったね」

 

知っていて訊いた、という間があった。

 

「堀北のことは、今日は訊かねえのか」

 

こっちから言った。

 

櫛田の手が、問題集の角で止まった。

 

「訊いたって、答えないでしょ」

 

「昨日は何度も訊いた」

 

「昨日はね」

 

それきり、この女は問題集を鞄に入れた。入れる音だけが、やけに丁寧だった。

 

昨日はあれだけ訊いて、今日は一度も訊かない。

 

一晩で、何かが変わったらしい。

 

何が変わったのかは言わないし、こっちも訊かない。

 

「もう行って。片付かないから」

 

背中を押されて、部屋を出た。

 

 

 

 

 

部屋の電気をつけずに、鞄を床に置いた。

 

昨日、自分の口から切った札が、もう戻ってきている。

 

切った時には、何とも思っていない牌だった。

 

意味は、拾った奴が後からつける。

 

こっちが何を賭けているかは、こっちが決める。だが、こっちが何を漏らしたかは、こっちには決められねえ。

 

――上等だ。

 

そういう卓の方が、よほど面白い。

決着をつけてほしいのはどれ?

  • 坂柳との再戦
  • 龍園との貸借
  • 綾小路との関係
  • 堀北との距離感
  • 櫛田との停戦
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ようこそ未知を探求する教室へ(作者:叙述トリッピー)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

世界の警察権力の「最後の切り札」である彼が実力至上主義の教室に入る話


総合評価:2929/評価:8.52/連載:39話/更新日時:2026年09月14日(月) 23:46 小説情報

ようこそ才能至上主義の教室へ(作者:ディメラ)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

▼超高校級の希望が実力至上主義の教室へ行く物語▼plugxさんから素敵な表紙をいただきました!▼是非ご覧になってください!▼【挿絵表示】▼ワタさんからの素敵な挿絵をいただきました!▼是非ご覧になってください!▼【挿絵表示】▼plugxさんから再び素敵な挿絵をいただきました!▼1周年記念です!ぜひご覧になってください!▼【挿絵表示】▼


総合評価:21836/評価:9.09/連載:143話/更新日時:2026年09月16日(水) 19:00 小説情報

ようこそスタイリッシュ至上主義の教室へ(作者:GC)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

「やれやれ、この学校は、少々騒がしいようです」▼徹底した実力主義、ポイントですべてが決まる高度育成高等学校。Dクラスに配属された無気力な少年・綾小路清隆の隣には、入学初日からあまりにも目立つ一人の生徒がいた。▼【挿絵表示】▼その名は、坂本。▼黒縁メガネに七三分け、左目の下のホクロ。▼彼は、須藤たちが仕掛けるベタな嫌がらせを熱烈な歓迎と勘違いし、ポイントを巡る…


総合評価:1869/評価:8.38/連載:44話/更新日時:2026年08月16日(日) 10:47 小説情報

ようこそ理想の遺伝子を求める教室へ(作者:さんぱうろ)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

人間の品種改良を行い、支配者として世界に君臨するニュートン一族。▼その分家に属す東雲理央(しののめりお)は、自身の才能と適合する優れた配偶相手を探すため、多くのエリートを輩出する実績を持つ高度育成高等学校に進学した。▼彼はそこで何を学び、何を得るのか──。▼※別作品とのクロスオーバーのため時系列の矛盾があります。よう実側の時系列に変更はありません。


総合評価:1737/評価:7.92/連載:14話/更新日時:2026年06月25日(木) 13:16 小説情報

ようこそ財力至上主義の教室へ(作者:ウメSUN)(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

金で買えないものはない......少なくとも、この高度育成高等学校では。▼金に強い固執を持つ少女、辰見鱗(たつみ りん)。彼女は龍園率いるCクラスと共に、プライベートポイントを以て、この学校を攻略し、8億ポイントを目指していく。


総合評価:1830/評価:8.4/連載:19話/更新日時:2026年09月09日(水) 12:25 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>