前世が大魔道士だった俺、宇宙戦艦を魔改造して銀河を成り上がる 〜退役寸前のゴミ艦隊ですが、魔法で動かせば最強です〜   作:オカノヒカル

26 / 26
第24話 第一艦隊、棺桶の指揮下へ

 《アーク・ロズベル》は、ようやく狙った方向へ曲がれるようになった。

 

 本星軌道港の外縁。

 

 民間船の航路から離れた試験宙域で、《アーク》の鈍重な船体がゆっくりと旋回していく。

 以前なら、右へ向こうとして一度左へ流れ、遅れて姿勢制御スラスターが噴き、船体を揺らしながら修正していた。

 

 今日は違う。

 白い外骨格を継ぎ足した灰色の巨体が、不格好ながらも狙った軌道をなぞった。

 

『第六姿勢制御スラスター、応答正常』

 

 ノアの報告に続き、機関管制席から声が上がる。

 

「噴射出力、安定。冷却系も規定範囲内です」

「通常加速」

「了解。通常加速へ移行します」

 

 艦尾の主推進器群から青白い光が伸びた。

 加速は緩い。

 第一艦隊の艦なら、とっくに試験区画の端まで到達しているだろう。

 

 だが、《アーク》の船体は傾かなかった。

 艦首は予定された方角を向いたまま、軌道港から静かに距離を取っていく。

 

「減速」

「通常減速へ移行」

 

 推進光が弱まり、船体各部の姿勢制御スラスターが短く噴いた。

 

 《アーク》は指定された停止位置をわずかに越えたものの、修正噴射一度で戻った。

 

『通常航行試験、終了』

『姿勢誤差、許容範囲内』

『第六姿勢制御スラスターを含む姿勢制御系統に、重大な異常なし』

「止まれたな」

「そこを成果のように言わないでください」

 

 隣に立つセラは、端末から目を上げなかった。

 

「止まれない船よりはいい」

「つい先日までの本艦ですね」

『通常航行能力、復旧と判定します』

 

 艦橋の空気が緩んだ。

 

 機関担当の兵が息を吐き、操舵士が椅子の背へ体重を預ける。

 艦内の整備班からも、作業回線を通じて小さな歓声が届いた。

 

 焼けた配管を交換し、古い制御器を調整し、第六スラスターの周囲へ何度も潜り込んだ連中だ。

 歓声くらい上げてもいい。

 

 ただし、セラは端末を閉じなかった。

 

「通常航行は可能です。ただし、戦闘加速は禁止します」

「補助炉もか」

「試作一号は封鎖しました。再起動させません」

「主砲は?」

「それも禁止です」

 

 俺はセラを見た。

 

「砲身は直したはずだが」

「砲身だけで撃つ兵器ではありません」

 

 艦橋正面に、《アーク》の構造図が表示された。

 

 艦首から中央区画へ伸びる主砲。その支持構造は、船体を前後に貫く主骨格へ直接つながっている。

 そこへ第一艦隊旗艦から移した白い外骨格が加わっていた。

 

 リーネの顔が、構造図の端へ小さく映る。船体監視区画から回線をつないでいるらしい。

 

「外骨格の固定位置も、船体の重量配分も変わっているわ」

 

 図上の数か所が赤く光った。

 

「発射時の負荷が、以前と同じ経路を通るとは限らない。計算はできるけれど、実測値が足りないの」

「撃てば測れるか」

「禁止です」

「禁止です」

 

 セラとリーネの声が重なった。

 

『本艦も反対します』

「三対一らしい」

「多数決の問題ではありません」

 

 セラは主砲の項目へ赤い封鎖表示を重ねた。

 

 戦闘加速も使えない。試作炉も封鎖。主砲まで禁止。

 歩けるようにはなったが、走ることも杖を振ることも許されていないらしい。

 

『領主府より通信を受信』

 

 青白い箱舟型の投影が明滅する。

 

『緊急戦略会議への参加命令です。領主府会議室との暗号回線が指定されています』

「ここから出ろという話ではないらしいな」

「航行試験の直後です。むしろ、戻ってくるなという意味かもしれません」

 

 港へ戻り、連絡艇へ乗り換え、地上へ降りる手間が省ける。

 

 政治のために船を降りるより、よほどいい。

 

「リーネは?」

「わたしは外骨格を見ているわ」

 

 構造図の端で、リーネが片手を上げた。

 

「政治の話をしている間に、最終調整をしておくわ」

「助かります」

 

 セラの返事は早かった。

 

「ノア、回線をつなげ」

『暗号会議回線へ接続します』

 

 正面の構造図が消えた。

 代わりに、大きな画面が五つ開く。

 

 中央には兄上。

 その隣には、細い眼鏡をかけたルシアン・ヴェイルが座っている。

 ほかの画面には、領主府の作戦担当官、港湾担当官、第一艦隊司令官代行のクレイン大佐が映っていた。

 

「遅いぞ、レオン」

「《アーク》を止めていた」

「何?」

「航行試験だ」

 

 兄上は不快そうに眉を寄せた。

 

「その程度の報告は、あとでよい」

「止まれないまま会議へ出るよりはいいだろう?」

「もう結構だ」

 

 兄上が手を振る。

 ルシアンが画面越しに一礼した。

 

「お忙しいところ、申し訳ありません。ですが、ロズベル領の治安維持に関わる重要な協議です」

 

 会議画面の中央へ、複数の文書が表示された。

 

 交易路警備計画。

 本星港警備強化案。

 第一艦隊修復支援。

 緊急治安協定。

 

 最後の文書だけ、すでに署名欄まで用意されている。

 

「まず、第一艦隊の状況をご報告します」

 

 クレイン大佐が口を開いた。

 

「旗艦は主推進器および艦尾冷却設備を開放し、軌道港修理区画にて作業中です。短期間での航行復帰は困難です」

「司令官は?」

「生命に別状はありません。ただし、艦隊勤務への復帰は早くても半年先と診断されています」

「おまえが指揮を執ればいい」

 

 兄上が言った。

 

「現在も司令官代行として残存艦の統制は行っています。ただ、私の軽巡にあるのは指揮補助設備です。旗艦のような艦隊司令機能はありません」

「旗艦以外は大した損害を受けていないのだろう? なら、何とかなるはずだ」

「旗艦を除く八隻は、条件付きで作戦行動可能です」

「条件?」

「各艦の冷却、索敵、兵装の一部に制限があります。詳細は各艦長から――」

「出撃できるかどうかを聞いている」

「出撃は可能です」

 

 兄上は満足そうにうなずいた。

 

 何が壊れているかより、書類に出撃可能と書けるかの方が大事らしい。

 

「第一艦隊司令官が復帰するまで、残存艦を無理に動かす必要はございません」

 

 ルシアンが穏やかな声で言った。

 

「旗艦を失い、指揮系統も暫定の状態で艦隊戦を行えば、さらなる損害を招きます」

「では、海賊が戻ってきたらどうするんだ?」

「そのための共同治安支援です」

 

 文書の内容が切り替わる。

 

 外部警備艦による交易路巡回。

 

 本星港への臨時寄港と補給。

 

 第一艦隊および《アーク》への技術監査。

 

「ロズベル領軍を否定するものではありません。一時的に生じた治安上の空白を、外部の力で補うだけです」

 

 セラが手元の端末で協定書を開き、すぐに眉を寄せた。

 

「この監査範囲、本星港の軍用区画全体になっています」

「事故原因が港湾設備にある可能性も否定できませんので」

「《アーク》の改造記録も対象です」

「第一艦隊旗艦へ転用された技術との比較が必要になります」

 

 言っていることは正しい。

 だから面倒だった。

 

 修理に必要な部品は決まっていないのに、艦の中へ入る人間だけは決まっている。

 

「ずいぶん準備がいいな」

「危機への備えは、早いほどよいものです」

 

 ルシアンの表情は動かなかった。

 

「外部の武装艦を、私の港へ入れろというのか」

 

 兄上の声には、不快感がにじんでいる。

 

「領主閣下の許可を受けた共同治安部隊です」

「名前を変えても、他人の艦だ」

「もちろん、ロズベル領軍だけで治安を回復できるのであれば、この協定は必要ございません」

 

 ルシアンはそれ以上勧めなかった。

 

 返事を急かしもしない。

 兄上が自分で署名するのを待っている。

 

 その時だった。

 

『警告。外周監視網より緊急情報』

 

 ノアの声と同時に、会議画面の中央へ赤い表示が割り込んだ。

 領主府の作戦担当官が端末へ身を乗り出す。

 

「未登録武装船を確認! 数、複数!」

 

 星図が開く。

 本星から離れた第三交易路外縁に、赤い光点が次々と現れた。

 

『前回の海賊船団と一致する通信妨害波を検出』

 

 ノアが領主府の報告へ独自の解析結果を重ねる。

 

『複数艦の推進反応が、第三交易路戦の記録と一致します』

「一致率は?」

『推定七十二パーセント』

 

 作戦担当官が別の情報を表示する。

 

「商船三隻が航路上で停止。複数の救難信号を受信しています」

「第一艦隊が逃がした連中か」

 

 兄上が言い、すぐに表情を歪めた。

 

「……取り逃がした敵主力だ」

「敵船団は、通常の離脱方向へ向かっていません」

 

 星図上に予測進路が伸びる。

 その先にあるのは、ロズベル本星だった。

 

「現状の進路を維持した場合、本星外周警戒圏へ到達します」

 

 誰もすぐには口を開かなかった。

 

「共同治安支援の受諾を急ぐべきです」

 

 ルシアンが言った。

 

「外部警備艦であれば、すぐに出動できます」

「どこからだ」

「近隣航路で待機しております」

「もう来ているのか?」

「支援要請に備えております」

 

 飯を頼む前から、空いた皿を下げる者が隣に立っている。

 親切なのかもしれない。

 俺は、そういう親切をあまり信用しない。

 

「必要ない」

 

 兄上が言い切った。

 外部の艦に本星を守らせたと知られることが、よほど気に入らないらしい。

 

「レオン。第二艦隊司令官として、直ちに迎撃へ向かえ」

「二隻でか」

「海賊には一度勝っているだろう」

「本星側にいる第二艦隊艦艇は、《アーク》とフリゲート一隻だけです」

 

 セラが画面へ向かって答えた。

 

「《アーク》は修理を終えたと聞いた」

「通常航行が可能になっただけです。戦闘加速も、主砲も使えません」

 

 ルシアンがわずかに首を傾げる。

 

「それでは、迎撃戦力として不足しているのでは?」

「出ることはできるが……」

 

 俺は星図を見る。

 赤い光点は、ゆっくりと本星へ近づいている。

 

「だが、二隻では敵を囲めん。逃げる船にも追いつけない」

 

 兄上が声を荒げた。

 

「逃がすつもりか!」

「逃がさないために、足の速い船が要ると言っている」

「外部警備艦であれば、高速迎撃にも対応できます」

 

 ルシアンの言葉に、兄上の顔が険しくなった。

 外部艦を入れれば、ロズベル領軍では本星を守れないと認めることになる。

 《アーク》だけを出せば、失敗した時の責任は兄上にも及ぶ。

 

 第一艦隊には動ける艦があり、クレイン大佐も司令官代行として残存艦をまとめている。

 

 兄上はしばらく黙り、第一艦隊の一覧を呼び出した。

 

「第一艦隊司令官は、負傷からの回復と旗艦損傷事故の調査に専念させる」

 

 クレイン大佐が顔を上げる。兄上はさらに指示を出した。

 

「第一艦隊旗艦を除く残存八隻を、今回の海賊迎撃作戦に限り、第二艦隊司令部の作戦指揮下へ置く」

「領主閣下、それは――」

「艦籍、人事、恒常的な所属は第一艦隊のままだ。作戦終了後、指揮権は返還する」

 

 兄上は俺を見た。

 

「第一艦隊の優秀な艦艇を、お前に使わせてやる。これで戦力不足とは言わせん」

「旗艦以外は動けるのか?」

「第二艦隊の鉄屑よりは、はるかにな」

 

 クレイン大佐が、わずかに視線を伏せた。

 

「全八隻、条件付きで作戦行動可能です」

「条件は?」

「各艦に個別の制限があります。詳細は、艦長から報告させます」

「分かった。書類ではなく、壊れている場所を報告させろ」

 

 クレイン大佐が一瞬だけ黙った。

 

「承知しました」

 

 会議画面へ、領主権限による指揮権移管の承認表示が出る。

 

『領主権限による臨時作戦指揮権の移管を確認』

 

 ノアの声と同時に、星図上の表示が変わった。

 本星軌道上に散らばっていた六つの白い光点が、第二艦隊と同じ青へ変わる。

 

 軽巡洋艦二隻。

 駆逐艦四隻。

 

 個別の警戒区域に留まっていた艦が、一つの指揮系統へつながった。

 

『第一艦隊揚陸艦および補給工作艦は、軌道港に係留中』

「八隻すべてを出せ」

 

 兄上が言った。

 

「必要なら出す」

「何?」

「迎撃に要らない船まで連れていけば、守る船が増えるだけだ」

 

 揚陸艦に海賊を追わせても仕方がない。

 壊れた艦を直す補給工作艦まで最前列へ出せば、帰りに困る。

 

 実物を見てから決めればいい。

 

「ノア、全艦を作戦回線へ」

『第一艦隊残存艦との暗号回線を接続します』

 

 通信窓が順番に開いた。

 

〈臨時作戦指揮命令を受領〉

〈作戦回線への接続を確認〉

〈出撃準備へ移行します〉

 

 先任の軽巡洋艦からだけ、返答が遅れた。

 数秒後、通信画面に制服姿の男が映る。第一艦隊司令官代行のクレイン大佐だ。

 

〈臨時作戦指揮命令を確認しました〉

 

 言葉は正しい。

 だが、ふてくされた顔をしていた。俺の下に付くのがよほど屈辱なのだろう。

 

〈一点、確認を求めます〉

「何だ」

〈今回の作戦旗艦は、本当に《アーク・ロズベル》なのですか〉

「俺が指揮するなら、そうなるだろう」

 

 男は短く息を止めた。

 

〈……了解しました〉

 

 納得した声ではなかった。

 その直後、星図上の敵進路が赤く更新された。

 

「敵船団、進路を変更!」

 

 領主府の作戦担当官が声を上げる。

 

「新たな推定進路、ロズベル本星です!」

 

 通信画面の中で兄上が何かを言いかけたが、俺は会議回線を副表示へ移した。

 

「兄上。あとの話は帰ってからだ」

「勝手に切るな、レオン!」

「海賊が待っている」

 

 セラが俺の隣へ戻る。

 

「司令、主砲は禁止ですからね」

「分かっている」

『記録しました』

「信用がないな」

「実績があります」

 

 それは否定しにくい。

 

「全艦、出撃準備」

 

 星図の端で、六つの青い光点が動き始めた。

 

 白く整った第一艦隊の軽巡洋艦と駆逐艦が、それぞれの軌道警戒区域を離れる。

 ばらばらだった六隻が、本星軌道上を横切り、《アーク》の周囲へ集まりつつあった。

 

 その先では、海賊を示す赤い光点が本星へ向かっていた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

TCG能力《創世札典》を手に入れた俺、一日一マナから現代社会を攻略する~治療、未来予知、若返り。マナが足りないので山を買います~(作者:パラレル・ゲーマー)(オリジナル現代/冒険・バトル)

都内のシステム関連企業で主任として働く、三十六歳の会社員・門倉啓介。▼仕事も収入も安定し、独身ゆえに貯金もそれなり。大きな不満はないものの、同じ毎日を繰り返しながら少しずつ疲れていく人生を送っていた。▼そんな休日の朝、啓介は突然、TCGのルールで現実を変える異能《創世札典/GENESIS DECK》を手に入れる。▼最初の土地カードは、彼が暮らす賃貸マンション…


総合評価:1376/評価:7.43/連載:43話/更新日時:2026年09月09日(水) 01:24 小説情報

辺境惑星召喚――コロニストたちの異世界漂流記(作者:ホゲフガ)(原作:日本国召喚)

辺境惑星(リムワールド)から、とある企業コロニー来たる。▼――そこは、効率と利益のみが肯定され、死体すら資源となる無法の辺境惑星。▼その狂気の世界に存在する超技術企業『コホート・コーポレーション』は、ある時、拠点ごと見知らぬ異世界へと転移してしまう。▼覇権国家の傲慢も、空を支配する飛竜も、彼らにとってはただの「資源」であり、処理すべき「コスト」でしかなかった…


総合評価:569/評価:7.31/連載:75話/更新日時:2026年09月08日(火) 21:00 小説情報

マブラヴ世界でメカゴジラの中枢AIとか、どないせいっちゅうねん!(作者:八雲ネム)(原作:Muv-Luv)

BETAとの戦争より、2万年前。▼ゴジラを含めた当時の怪獣との戦争の最中、2つの異星文明が来訪した事によって技術が急激に発展したものの結局はゴジラ・アースによって徹底的に破壊され、歴史の表舞台からその痕跡が消された筈だった。▼しかし、当時の人類が必死になって新しい人類の文明が発達して対抗できる日に向けてゴジラから自分達の技術を隠した結果、僅かながらに残す事に…


総合評価:543/評価:7/連載:32話/更新日時:2026年09月09日(水) 06:00 小説情報

ヨキですが、静かに生きたいだけなんです。(作者:千遇万歩)(原作:鋼の錬金術師)

目が覚めると、そこは『鋼の錬金術師』の世界。▼しかも憑依したのは、まさかのヨキだった。▼原作知識があるからこそ、危険な未来も知っている。▼だから決めた。▼静かに生きよう。▼だが、小さな選択は人を救い、人との出会いは運命を変えていく。▼これは、平穏を望んだ一人の男が、仲間と共に"もう一つの未来"を紡ぐ物語。


総合評価:59/評価:-.--/連載:13話/更新日時:2026年09月09日(水) 00:00 小説情報

自宅に届いた『惑星開発キット』で、社畜SEは異世界工場の管理者になる ―United States Route―(作者:パラレル・ゲーマー)(オリジナル現代/冒険・バトル)

アメリカ西海岸で働く三十代半ばのシステムエンジニア、工藤創一。▼十数年前に日本から渡米し、それなりに充実した生活を送っていた彼のもとへ、ある夜、謎の銀色のキューブが届く。▼それは未知の惑星《テラ・ノヴァ》へ繋がるゲートと、採掘・製錬・発電・自動化・兵器開発を可能にする《惑星開発キット》だった。▼鉄、石炭、銅、石油――地球では国家を揺るがすほどの資源が眠る異星…


総合評価:4183/評価:8.85/連載:24話/更新日時:2026年09月03日(木) 18:05 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>