フロム暮しの庭   作:わたぼう

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うおおおおおおおw


滋養強壮

 

 

シャァァァッ!!

 

 

バシッ

 

 

蛇ざんまいッ♪

 

 

頭は毒腺あるから…

 

 

ブチッ

 

 

頭は必要なし…

 

 

シャァァッ?!

 

 

何でこの子達はこんなに絡まってるんだ?

 

 

誰かにイタズラされちゃった?

 

 

どれどれ…

 

 

うわっ全然ほどけないな

 

 

(A Few Moments Later)

 

 

やり遂げたぞ、おまえ達は全員干物にしてやる

 

 

デカイ蛇は干物にするのが大変すぎるから、あんまり狩っても得がないね、今回は…見逃して上げよう。

 

 

塩漬けの過程に一時間、調味液に浸けて、そこから塩抜き

 

 

後は干して乾燥されば完成

 

 

てなわけで、貴方は主食係りに任命されましたッ…

 

 

ヴァルトール「毒味係りの間違いではないか?」

 

 

コヤツ…なんと失礼な

 

 

いやぁ...そこはほら連盟の長として、新入りの願いを聞いてくれやんす

 

 

ヴァルトール「そんな規則はない、我らの使命は虫を踏み潰すことだ、それを忘れるな」

 

 

その武器くれたら私の記憶力が上がるかもですよ?

 

 

ヴァルトール「ダメだ」

 

 

アメ「…」

 

 

 

 

……ケチ

 

 

ヴァルトール「ところで、それはなんなんだ」

 

 

干物ですよ、毒は取り除いてあるので安心してください。

 

 

ヴァルトール「こんな気色の悪い…」

 

 

ヴァルトールは訝しい視線をアメに向けるが、そんなに心配するならとアメは白い丸薬を渡す。

 

 

アメ「…」

 

 

すると受け取ったヴァルトールは念のためと思いながら地面に座り、蛇の干物を手で挘り始めた

 

 

裂いて食べるの?

 

 

 

 

1分後…

 

 

裂きすぎじゃない?

 

 

ヴァルトール「…」

 

 

ヴァルトールはバケツを被っている首の隙間から、バラバラに挘り裂かれた干物を指で摘まんで入れる

 

 

マダラス達に知られたら、間違いなく卒倒されるであろうな…

 

 

パクッ…

 

 

 

 

バケツの中から咀嚼音が聞こえる

 

 

どうですか…

 

 

ヴァルトール「うまい…」

 

 

完全完食ッ…勝ったッ…URYYYYY!!

 

 

ガチャッ…

 

 

ん?

 

 

知らない人が奥の鉄格子の扉から入ってきた

 

 

マダラス・弟「ヴァルトールさん…って、誰です?その子」

 

 

ヴァルトール「最近顔を見ないと思ったら…」

 

 

隠し子ですッ…!!

 

 

マダラス・弟「は…?」

 

 

ヴァルトール「コイツは新しい団員だ、血の繋がりはない、今日出会ったばかりだ」

 

 

トテトテッ…

 

 

アメです

 

 

マダラス・弟「あぁ…自己紹介ありがとう」

 

 

マダラスは一瞬、本気で隠し子が居たのかと思った。普段はあのバケツを脱いで、自分の子供に笑い掛ける姿が...

 

 

ないか…

 

 

その人はマダラスと名乗った

 

 

ヴァルトール「所で…シロージはどうした」

 

 

マダラス・弟「シロージなら…兄貴と罠を設置しに行ってるよ」ムスッ

 

 

ヴァルトール (また嫉妬か…何時になったら兄貴離れするんだか)

 

 

アレ?この人さては可愛いな…

 

 

スタスタッ

 

 

ヴァルトール「アッまてッ…それは…」

 

 

マダラスの弟さんに私の嗜好を味わってもらわないと…

 

 

ハイッ

 

 

マダラス・弟「…コレを…俺に食えと?」

 

 

アメ「うん」

 

 

マダラス・弟「すまない…こっ…コレは…無理だッぁぁぁぁぁ~!!」

 

 

そう言って風のように去ってしまった

 

 

えっ?

 

 

蛇…苦手だったのかな、確かに見た目はグロいから人によってはダメなのかも。次からは別のを出してあげよう。

 

 

するとポンッ…と肩に手が置かれた

 

 

ヴァルトール「アイツはペットとして此処の蛇を飼ってるんだよ」

 

 

えっ…

 

 

ヴァルトール「安心しろ…お前が殺ったのは…ソイツじゃない…多分…、アイツのペットの蛇には首輪があった筈だ」

 

 

アッブゥッネェェッ…!!

 

 

過去に狩った中に首輪つけた蛇なんて居なかったよね?!

 

 

分かったら、もう蛇を捕まえて食わせようとするなよ?そうアメはヴァルトールに忠告された。

 

 

ヴァルトール「その蛇は安全なのかって?大丈夫だ、アイツの餌はシロージが全て火を通したり、ミンチにして電流を流したりしているからな」

 

 

Wow…凄い徹底してる

 

 

でもそうだよね、そこまでしないと蛇の餌の中に虫が入ってるかもしれないし

 

 

私も魚を生で食べた時は見事にアニサキスの攻撃を受けたな、皆も生物には気を付けようね。

 

 

アッ…中身を挘った理由って

 

 

今更ながら、アメは自身の行動が迂闊で超危険な物だったと気付いた

 

 

(虫は我ら連盟の敵である…)

 

 

私の体の中に虫…いないよね?

 

 

ハッハハ…(*゚ー゚)

 

 

翌日、ヴァルトールは普段よりも肩凝りが少なかったという

 

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