### あらすじ

見滝原中学校で教師を務める、34歳の早乙女和子。

ある放課後、偶然にも生徒たちが「魔法少女」として魔女と戦っていることを知ってしまう。

中学生である彼女たちが、命を懸けて戦っている。

教師として、そんな姿を見過ごすことなどできなかった。

「私の生徒たちが、未来を諦めなくて済む世界にして!」

生徒たちを守りたい――その願いを胸に、和子はキュゥべえと契約する。

こうして、34歳の新たな魔法少女が誕生した。

しかし、魔法少女として戦う中で、和子はまだ知らなかった残酷な真実を知ることになる。

それでも彼女は、教壇に立つ。

大人になったって、怖いものは怖い。
失敗することもある。
それでも――未来を諦めなくていい。

これは、少女ではなく「大人」が魔法少女になった、もう一つの物語。

**早乙女和子は、諦めない。**


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### 前書き

もしも――。

魔法少女になるのが、「少女」ではなく「先生」だったら。

見滝原中学校の教師、早乙女和子。34歳。

生徒たちを守りたいという願いから、彼女はキュゥべえと契約する。

これは、少女たちとは違う「大人」の視点から描く、早乙女和子の魔法少女IF。

**大人になったって、未来は諦めない。**

一話完結の読み切りです。

※原作とは異なるIF設定・展開があります。



― Never Give Up ―

# 『魔法教師かずこ☆マギカ』

 

## ― Never Give Up ―

 

### 一話完結・読み切り

 

---

 

### 1.「先生だって、未来は分からない」

 

 六月の朝。

 

 見滝原中学校、二年A組。

 

「はい、今日はここまで!」

 

 黒板に英文を書き終えた早乙女和子は、チョークを置いた。

 

「宿題は三十四ページから三十六ページ。明日までね」

 

「先生、三十四歳だから三十四ページなんですか?」

 

「……誰が言ったの?」

 

 教室に笑い声が起こる。

 

「先生、怒ってます?」

 

 鹿目まどかが恐る恐る尋ねる。

 

「怒ってません」

 

 和子は笑顔を作った。

 

「ただ、宿題を四十ページに増やそうかなって」

 

「ごめんなさい!」

 

 また笑い声。

 

 早乙女和子、三十四歳。

 

 見滝原中学校の教師。

 

 恋愛では失敗続き。

 

 合コンでは空回り。

 

 お見合いでは妙な男性ばかりに遭遇する。

 

 それでも教師という仕事は好きだった。

 

 生徒たちの成長を見るのが好きだった。

 

 悩んでいる子の話を聞くのが好きだった。

 

 まだ何者でもない彼らが、これから進む未来を信じることが好きだった。

 

「それじゃあ、また明日!」

 

「さようなら、先生!」

 

 生徒たちが教室を出ていく。

 

 最後にまどかが残った。

 

「先生」

 

「なあに?」

 

「大人になるって、どんな感じですか?」

 

 唐突な質問。

 

 和子は少し考えた。

 

「そうねえ……」

 

 窓の外を見る。

 

「思ってたより大変よ」

 

「……やっぱり?」

 

「でもね」

 

 和子は笑った。

 

「大人になっても、明日は来るの」

 

「だから、未来を諦めちゃ駄目よ」

 

「……はい」

 

 まどかは微笑んだ。

 

 その日の会話が、二人にとって最後の「普通の会話」になるはずだった。

 

---

 

### 2.放課後の異変

 

 放課後。

 

 職員室で採点をしていた和子は、窓の外にまどかとさやかの姿を見つけた。

 

「あら?」

 

 二人は校舎裏へ向かっている。

 

 その後ろには、転校生の暁美ほむら。

 

 そして――白い小さな生き物。

 

「……猫?」

 

 和子は立ち上がった。

 

 教師としての勘が働いた。

 

「ちょっと様子を見てくるわね」

 

 校舎裏。

 

「鹿目さん?」

 

 返事がない。

 

 しかし、向こうから声が聞こえた。

 

「先生!?」

 

 まどかの声。

 

 和子が駆け寄る。

 

 その瞬間。

 

 世界が歪んだ。

 

「……え?」

 

 校舎が消えた。

 

 空が消えた。

 

 現実そのものが裏返る。

 

「きゃあっ!」

 

 和子の身体が宙へ投げ出された。

 

---

 

### 3.魔女の結界

 

 落下した先は、異様な世界だった。

 

 巨大な歯車。

 

 紙でできた人形。

 

 無数の目。

 

 不気味な笑い声。

 

「ここ……どこ……?」

 

「先生!」

 

 まどかが駆け寄る。

 

「どうして来たんですか!」

 

「どうしてって、あなたたちが消えたからでしょう!」

 

 和子はまどかの肩を掴む。

 

「こんなところで何してるの!?」

 

「それは……」

 

 まどかが言葉を詰まらせる。

 

 その瞬間。

 

 巨大な影が現れた。

 

「危ない!」

 

 和子はまどかを抱き寄せる。

 

 轟音。

 

 しかし攻撃は届かなかった。

 

 無数のマスケット銃が魔女を撃ち抜く。

 

「ティロ・フィナーレ!」

 

 巴マミが現れる。

 

「先生!?」

 

「巴さん!?」

 

 その隣には剣を構えた美樹さやか。

 

 さらに、盾を構えた暁美ほむら。

 

 和子は目を見開いた。

 

「……あなたたち」

 

 マミが答える。

 

「魔女と戦っているんです」

 

「魔女……?」

 

 和子の視線が、まどかへ向く。

 

 まどかは俯いた。

 

「私たちは……魔法少女なんです」

 

「……魔法少女?」

 

 和子は呆然とする。

 

「ちょっと待って」

 

 自分の生徒を見る。

 

「あなたたち、中学生よね?」

 

「……はい」

 

「なのに、こんなところで命懸けで戦ってるの?」

 

 誰も答えられない。

 

 和子の胸に、怒りが湧き上がった。

 

「どうして……」

 

 拳を握る。

 

「どうして、あなたたちがこんなことをしなくちゃいけないのよ!」

 

---

 

### 4.「私の生徒を守りたい」

 

 魔女が再び襲い掛かる。

 

 マミ、さやか、ほむらが迎撃する。

 

 だが、一瞬の隙。

 

 魔女の攻撃がまどかへ向かう。

 

「鹿目さん!」

 

 和子が飛び出した。

 

 まどかを庇う。

 

 強烈な衝撃。

 

「先生!」

 

 肩に傷が走る。

 

「大丈夫……!」

 

 痛みに顔を歪めながら、和子はまどかを離さなかった。

 

 その目の前に、白い生き物が現れた。

 

「早乙女和子」

 

「……あなたは?」

 

「僕はキュゥべえ」

 

 和子は睨む。

 

「あなた、この子たちのことを知っているの?」

 

「もちろん」

 

「なら、助けなさいよ!」

 

「僕にはできないよ」

 

「……!」

 

「でも、君ならできる」

 

 キュゥべえは淡々と言った。

 

「僕と契約すれば、君の願いを一つ叶えられる」

 

「願い……」

 

 和子は周囲を見る。

 

 傷ついたマミ。

 

 剣を握るさやか。

 

 無言で戦況を見つめるほむら。

 

 そして、自分の前にいるまどか。

 

 和子は目を閉じた。

 

 恋愛も。

 

 結婚も。

 

 自分の将来も。

 

 今はどうでもいい。

 

 目の前の生徒たちを守りたい。

 

「……決めた」

 

 和子はキュゥべえを見る。

 

「私の願いは――」

 

 ソウルジェムが光る。

 

「**私の生徒たちが、未来を諦めなくて済む世界にして!**」

 

 閃光。

 

 和子の身体を光が包んだ。

 

---

 

### 5.新しい魔法少女

 

 光が消える。

 

 和子は自分の姿を見下ろした。

 

 白いブラウス。

 

 ワインレッドのコート。

 

 教師を思わせる端正な衣装。

 

 胸元には羽ペンのブローチ。

 

 右手には一本の万年筆。

 

「……これが、私?」

 

 万年筆が光る。

 

 一瞬で細身の剣へ変化した。

 

 さやかが目を輝かせる。

 

「先生、格好いい!」

 

「そう?」

 

 和子は剣を構えた。

 

「じゃあ――」

 

 魔女を見据える。

 

「先生らしく、授業を始めましょうか!」

 

「ホームルーム・プロテクト!」

 

 巨大な結界が展開する。

 

 まどかたちを包み込む。

 

「先生が守ってくれてる……!」

 

「当たり前でしょう!」

 

 マミの銃撃。

 

 さやかの斬撃。

 

 ほむらの銃撃。

 

 まどかの魔法。

 

 そして和子。

 

「赤ペン添削!」

 

 赤い光が魔女の弱点を貫く。

 

 魔女が崩れ落ちた。

 

 結界が消える。

 

 和子は荒い息を吐いた。

 

「……終わった?」

 

「はい!」

 

 マミが笑う。

 

「先生のおかげです」

 

「そう?」

 

 和子も笑った。

 

 この時。

 

 彼女はまだ知らなかった。

 

 自分が背負った運命の、本当の意味を。

 

---

 

### 6.知らされていなかったこと

 

 数日後。

 

 和子は魔法少女として、何度か魔女と戦っていた。

 

 魔女を倒す。

 

 グリーフシードを使う。

 

 ソウルジェムを浄化する。

 

 それが魔法少女の戦いなのだと思っていた。

 

 ある夜。

 

 戦闘を終えた和子は、キュゥべえに尋ねた。

 

「ねえ、キュゥべえ」

 

「何?」

 

「魔女って、どうして生まれるの?」

 

「魔法少女からだよ」

 

「……え?」

 

 和子が振り向く。

 

「どういう意味?」

 

「魔法少女は、希望を失うとソウルジェムが濁る。そして完全に濁りきった時――」

 

 キュゥべえは平然と告げた。

 

「魔女になる」

 

 和子の表情が消えた。

 

「……待って」

 

「何?」

 

「今、なんて言ったの?」

 

「魔法少女は魔女になるんだよ」

 

「……私も?」

 

「もちろん」

 

 和子は自分のソウルジェムを見る。

 

 赤い宝石。

 

 自分の魂。

 

 自分の未来。

 

「じゃあ……」

 

 声が震える。

 

「私たちは魔女を倒していたんじゃない」

 

 沈黙。

 

「いつか自分がなるものを、倒していたの?」

 

「そういうことになるね」

 

 和子は言葉を失った。

 

 まどかが俯く。

 

 さやかが唇を噛む。

 

 マミは目を伏せる。

 

 そして。

 

 ほむらだけが、和子を見つめていた。

 

「……暁美さん」

 

「何?」

 

「あなたは知っていたのね」

 

「ええ」

 

「どうして言わなかったの?」

 

 ほむらは答えない。

 

 その沈黙だけで、和子には分かった。

 

 この少女は、この世界の残酷さをずっと知っている。

 

---

 

### 7.「それでも、先生だから」

 

 夜。

 

 誰もいない教室。

 

 和子は一人で教壇に立っていた。

 

「……怖いわね」

 

 ソウルジェムを見つめる。

 

「私、魔女になるんだ」

 

 涙が落ちる。

 

 三十四年生きてきた。

 

 教師になった。

 

 たくさんの生徒を見てきた。

 

 恋愛に失敗した。

 

 将来について悩んだ。

 

 それでも。

 

「大人になれば、少しくらい強くなれると思ってた」

 

 和子は笑う。

 

「……全然ね」

 

 机の上には、生徒たちの答案。

 

 赤ペンで書かれた言葉。

 

**Good job.**

 

 和子はそれを見る。

 

「そうだった」

 

 涙を拭う。

 

「私は、あの子たちに何を教えてきた?」

 

 立ち上がる。

 

「失敗してもいい」

 

「迷ってもいい」

 

「怖くてもいい」

 

 そして。

 

「未来を諦めるな」

 

 和子はソウルジェムを握る。

 

「……先生が先に諦めてどうするのよ」

 

 その時。

 

 魔女の気配を感じた。

 

 和子はため息をついた。

 

「もう……」

 

 剣を手にする。

 

「先生って、本当に忙しい仕事ね!」

 

---

 

### 8.最後の授業

 

 魔女の結界。

 

 まどかたちも駆けつける。

 

 激しい戦闘が始まった。

 

 魔女の攻撃が和子を吹き飛ばす。

 

「先生!」

 

「大丈夫!」

 

 立ち上がる。

 

 ソウルジェムが濁っている。

 

 怖い。

 

 このまま戦えば、自分はいつか魔女になる。

 

 それでも。

 

 まどかを見る。

 

 さやかを見る。

 

 マミを見る。

 

 ほむらを見る。

 

「みんな!」

 

 和子が叫ぶ。

 

「最後の授業よ!」

 

 マミが銃を構える。

 

 さやかが剣を握る。

 

 まどかが弓を構える。

 

 ほむらが盾を構える。

 

「先生!」

 

「はい!」

 

「一緒に!」

 

「ええ!」

 

 四人の魔法が重なる。

 

 魔女の結界が崩壊する。

 

 最後に和子が剣を振り下ろす。

 

「――授業終了!」

 

 魔女が消滅した。

 

---

 

### 9.「Never Give Up」

 

 翌朝。

 

 見滝原中学校。

 

 いつもの教室。

 

「おはようございます!」

 

「おはようございます、先生!」

 

 和子は黒板に英文を書く。

 

**Never Give Up.**

 

「先生、今日はどうしてこの言葉なんですか?」

 

 まどかが尋ねる。

 

 和子は振り返った。

 

「先生がね」

 

 少し照れながら笑う。

 

「最近、大事なことを思い出したの」

 

「何ですか?」

 

「大人になっても――」

 

 和子は生徒たちを見る。

 

「怖いものは怖いの」

 

「失敗することもある」

 

「未来が分からなくなることもある」

 

 そして。

 

「それでも」

 

 チョークを置く。

 

「だからって、未来を諦めなくていいの」

 

 まどかが笑う。

 

「……はい」

 

 和子も笑った。

 

 その様子を、教室の後ろからほむらが見ている。

 

 放課後。

 

 和子が声をかける。

 

「暁美さん」

 

「何?」

 

「あなたも」

 

 和子は微笑む。

 

「諦めちゃ駄目よ」

 

 ほむらは一瞬、目を見開いた。

 

 何度も繰り返してきた。

 

 何度も失敗した。

 

 何度も絶望した。

 

 それでも、まどかを救うことだけは諦めなかった。

 

「……先生こそ」

 

 ほむらは静かに答える。

 

「諦めないで」

 

「もちろん」

 

 二人はそれ以上、何も言わなかった。

 

 けれど。

 

 互いに何を言いたいのかは、なぜか分かった。

 

---

 

 教室には、まどかたちの笑い声が響いている。

 

 胸元では、和子のソウルジェムが静かに輝いている。

 

 魔法少女は魔女になる。

 

 その運命は、まだ変わっていない。

 

 キュゥべえも、何も変えていない。

 

 それでも。

 

 和子は教壇に立つ。

 

 生徒たちの未来を信じる。

 

 自分自身の未来も、まだ諦めない。

 

 いつか絶望するかもしれない。

 

 いつか挫けるかもしれない。

 

 それでも今日だけは。

 

 明日もきっと。

 

 教室の扉を開ける。

 

「それじゃあ、授業を始めます!」

 

 生徒たちの声が返ってくる。

 

「はい、先生!」

 

 朝の光が、教室いっぱいに差し込んでいた。

 

**早乙女和子、三十四歳。**

 

**教師。**

 

**そして――魔法少女。**

 

 彼女の新しい人生は、ここから始まる。

 

### ――『魔法教師かずこ☆マギカ ― Never Give Up ―』 完――

 




## あとがき

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今回は『魔法少女まどか☆マギカ』の世界で、

**「もしも、34歳の早乙女和子が魔法少女になったら?」**

というIFを、一話完結の読み切りとして書いてみました。

本作を書くにあたって特に意識したのは、「少女ではなく、大人が魔法少女になったらどうなるのか」という部分です。

まどかたちが抱える「未来への不安」とは少し違い、和子の場合は、教師として、生徒たちの未来を背負っているからこその恐怖や責任があります。

そのため、和子の願いも、

「自分を幸せにしてほしい」

ではなく、

**「私の生徒たちが、未来を諦めなくて済む世界にして!」**

となりました。

### キュゥべえについて

本作のキュゥべえは、原作に登場する個体と完全に同一の存在ではありません。

基本的な性質や目的はインキュベーターとして共通していますが、今回は**通常の個体よりも人間の感情や契約条件についての判断がやや甘い、別個体**という設定です。

本来なら「34歳の成人女性を魔法少女候補として選ぶのは効率が悪い」と判断するところを、今回の個体は、魔女の結界内で和子が見せた強い感情と願いに興味を持ち、契約を持ちかけました。

その結果が、34歳の「魔法少女・早乙女和子」です。

もちろん、キュゥべえ本人は「善意で先生を助けた」つもりなどありません。

あくまでインキュベーターとして、エネルギー回収の可能性を見込んでの判断です。

### ほむらについて

今回の暁美ほむらは、眼鏡とおさげ姿の「最初期のほむら」ではありません。

**何度か時間遡行を繰り返した後のほむら**です。

ただし、どの周回なのかについては、本編では明確にしていません。

作者のイメージとしては、**原作本編に近い時期の、かなりの回数を経験したほむら**を想定しています。

そのため、ほむらはすでに、

「魔法少女は魔女になる」

という事実を知っています。

和子がその真実を知ったとき、ほむらが驚かなかったのも、そのためです。

何度もまどかを救おうとしてきたほむらと、生徒たちの未来を守ろうとする和子。

年齢も立場も全く違う二人ですが、

**「それでも未来を諦めない」**

という一点では、どこか似た者同士なのかもしれません。

### まどかについて

本作では、物語開始時点ですでに鹿目まどかが魔法少女になっています。

これは原作とは異なる時間軸です。

そのため、

「まどかが魔法少女になる前に和子が契約した」

のではなく、

**「すでに魔法少女として戦っているまどかを見た和子が、自分も生徒たちを守るために契約する」**

という流れになっています。

和子にとって、まどかたちが魔法少女であることは、契約のきっかけそのものです。

### 最後に

本作で描きたかったのは、

**「大人になったら、もう夢や希望を持てないのか?」**

という問いでした。

大人になれば、失敗も増える。

思い通りにならないことも増える。

将来への不安だってある。

それでも、

「だから諦めなければならない」

ということにはならない。

それが、和子にとっての「Never Give Up」です。

もしも34歳の早乙女和子が、本当に魔法少女になったとしたら。

彼女はきっと、少女たちとは違う戦い方をするのではないでしょうか。

そして――

「先生」として生徒たちを守ろうとする彼女自身もまた、誰かに守られていいのだと思います。

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。



**「なお、34歳の早乙女和子が魔法少女になったことで、この世界の歴史がこの後どう変化していくのか――それは、また別の物語です。」**

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