転生者な元ギャング組織幹部の娘と米花町日常録 作:アクドニアデフジム
第4話
さて、俺っちは先ほど裏路地でガラの悪い不良集団を舎弟の不良共と一緒にボコっていたら、どういう訳なのか大通りに続く道先より、世間を騒がせるルパン一味の一人である『次元大介』が現れた件について。
マジで何で、どうしてここに次元大介が居るんですかぁ、えぇもしかしてルパンと一緒に強盗とか盗みの下見としてこの街に来ているとか?それとも何か大きな騒動に巻き込まれている最中とかだろうかぁ?とりあえず何か返事を返さなければぁ。
「…あぁ何だめぇ!!明らかに怪しさ満点なおっさんだな、何でわざわざ裏路地で喧嘩中だった俺っちに、道を聞いたいって?」
と俺っちはもし事前情報なしでの初対面だったら、恐らくこんな風に警戒しながら問うであろう言葉を思い浮かべながら喋りつつ、一応聞き間違いじゃないかの確認も含めて、道を聞きたいと言ったのかと問い返してみる。
「あぁおっさんかぁ…まぁ確かに嬢ちゃんぐらいの子からすれば、確かにそう言われる年だよなぁ・・・・・・まぁそうだな、ちぃと向かいたい場所までの道が分からなくなってなぁ、困っていたら丁度見えた裏路地通りで、嬢ちゃんらが裏路地で暴れているのを見てな、もしかしたらこの辺りについて詳しそうだと思って、道を聞いたのさぁ」
と次元大介はおっさんと言われたことに少し傷ついたような反応を示すが、すぐに気を取り直したのか、俺っちの問い返しに対して、道を聞いた理由なども含めて、そう返答してくれる。
「ふーん…そうなのか、じゃあさぁ俺っちが道案内してやるよ、その方がただ道を聞いて向かうよりも、確実に目的の場所まで行けるけどどうする?」
俺っちはその返答を聞いて、どことなく好奇心が溢れ出てきて、一体どんな目的でこの街に来ているのかが、気になりだしたので、俺っちは次元大介に、じゃあ道案内してやると言う提案をしてみる事にした。
一応断れにくくする為に、ただ道を聞いて向かうよりも、道案内が居れば確実に目的の場所まで行けるとかそれっぽいメリットなど提示しつつ、どう返答するのか反応を伺う。
「おう、そうだなぁ…別に目的の場所までの道を教えてくれるだけで良かったんだが…まぁこの辺りに詳しそうな嬢ちゃんに道案内してくれた方が迷わず行けるか、まぁありがたくその提案に甘えさせてもらおうかな」
次元大介は少し苦笑いを浮かべつつも、道案内を買って出てくれるというなら、ありがたく甘えさせてもらおうかなっとそう言って、道案内をしてやると言う俺っちの提案に対して、了承してくれる。
「おぉじゃあ決まりだな、そんじゃお前ら、今から俺っちはこのおっさんの道案内してくるから、残りの連中の片づけとか任せたぞぉ」
「「「へぇいわかりやしたぜぇネェラの姉御!!」」」
と道案内の提案を了承された俺っちは、残っているガラの悪い不良集団の後処理などを舎弟の不良共に命じ、そして了解の返事を聞き終えてから、次元大介の方へと振り向いて、その傍へと近づいてから。
「そんじゃあ短い間だけどよろしくなぁおっさん、じゃあ早速なんだけど、どこに向かいたいのか、場所の名前を教えてくれないか」
と俺っちはニヤリと笑みを浮かべながら、早速どこに向かいたいのかを教えてくれよと次元大介に問いかける。
「あぁ俺が向かいたい場所は、確かサイゴノースってところだ、そこで久しぶりに会おうって古い知人から連絡が着てなぁ」
次元大介は自身が向かいたいのはサイゴノースと言うところだと答えてくれる。うーんサイゴノースねぇもしかして父親が所属するギャング組織が管理している聖サイゴノース教会のことを言っているのかな。
「ふむふむサイゴノースねぇ?あぁもしかして聖サイゴノース教会のことを言っているのかぁ?」
「あぁそうだ、その聖…あぁサイゴノース教会だったか、そこで会って話がしたいって、若い頃の知人に呼ばれてな、丁度用事ごとで近くに来てたから、すぐに了承して、そのままこの街に訪れたって訳だ」
と俺っちはもしかして向かいたい場所っていうのは聖サイゴノース教会のことなのかと問うと、次元大介はあぁそうだと頷き、そして世間話のような気軽さで聖サイゴノース教会に向かう理由なども付け加えて語ってくれる。
(ふむふむ若い頃の知人に呼ばれて来たねぇ、もしかしてこれってルパン三世と次元大介が出会う前の知り合いってことだよな、だってルパン三世と出会う前の次元大介って確かフランス外人部隊とかに所属していたらしいから、その若い頃の知人って奴は、多分その頃の関係者とかになるのかな?)
と俺っちは次元大介が語った、若い頃の知人に呼ばれたと言うことに対して、元々湧いていた好奇心がより刺激さ入れてさらに興味が湧いてくる。
何せ前世の頃に視聴していたルパン三世のアニメで語られている次元大介の経歴などからして、恐らく会って話がしたいと言う理由で呼んだその若い頃の知人と言うのは、恐らくフランス外人部隊に所属していた頃に関わる関係者なのだろうかと密かに推測する。
「へぇおっさんの若い頃の知人ねぇ、その人と会って話すために聖サイゴノース教会に向かうってわけね、あそこって出入りする人が少なくて、街中でも比較的に物静かな場所だから、落ち着いて話し合うには良い場所なんだぜぇ」
と俺っちは 聖サイゴノース教会までの経緯を道案内しながら、そこがどういった場所なのかについて語りながら前へと歩いて進んでいく。
「へぇそれは確かに話がしやすそうな場所だな、あぁつまりそれだけ大事な話があるってことかぁ…」
そして次元大介はその話を聞き、少し面倒くさそうにハット帽を手で押さえながら、俺っちが道すがら喋る内容に耳を傾けつつ、俺っちの後をついて行く。
そして俺っちは次元大介に道すがら街の名物品や、観光名所などについても語ったりして、道中の暇を紛らわせながら、しばらく街中を歩いている内に、目的の場所である聖サイゴノース教会に到着する。
「さて、さぁおっさん、ここが目的地の聖サイゴノース教会だぞ」
と俺っちはここが目的の場所だと次元大介に伝える、聖サイゴノース教会の洋式はカトリック形式であり、周囲の古いレンガ式の建物と合わさり、どこか古き良き時代の名残を感じる建築物だ。
「へぇここがあいつが言ってた聖サイゴノース教会かぁ、いやぁ助かったぜ嬢ちゃん、どうやら思ったよりも入り組んだ場所にあったようだ、あと道すがらも色々と街の名物や名所についても語ってくれてありがとな、それと道案内のお礼だ、大事に使えよ」
と次元大介はそう言い終えると、ポケットから財布を取り出したかと思えば、道案内のお礼のチップとしてドル札を3枚ほど手渡してくれた。
そして俺っちは予想外の収入に対して、目を輝かせながら喜びに満ちた表情を浮かべた。
(お、おーお札だぁしかも3枚も!!うひひひ人助はするもんだぜぇ、早速欲しかったあれとかこれとか、うーんどれを買うか迷うな…あれ何か目的があった気するけど、まぁいいか♪)
と俺っちは道案内のお礼としてドル札3枚も貰えたと言う喜びのあまりに、本来どのような目的であったことなどすっかりと忘れ去った。
そして俺っちは受けとったドル札を大事にデニムパーカーに備えられているポケットへとしまうと、次元大介に別れの言葉とお礼を告げてから、街の市場通りへと向かって走って行き。
そして一人残された次元大介は聖サイゴノース教会の敷地内へと入って行くのであった。
と言った感じでここまでです。
オリ主と次元大介の会話はどうでしたでしょうか、それっぽく自然な会話にできていたかぁ心配です。
最後に次元大介が道案内のお礼としてチップを支払ってましたが、海外というかドル札が出た時点で察したと思いますが、オリ主はアメリカに住んでいます。
アメリカにはチップ文化があるので、何かしらのお礼としてお金を払うのはよくあるそうだと聞いたので、それに倣った感じにしてみました。
次元大介が誰に呼ばれてきたかについては、現状語るかは不明です。
ただ要望が多い場合は、別視点とかで次元大介に語らしてみようかと考えてます。