やはり俺の青春ラブコメは正しくは無いが間違ってもいなかった 作:Krito
クッキー作りから数日後、八幡と茜が部室に向かうと廊下で部室内を除き込むようにしている雪ノ下と由比ヶ浜の姿を見つけた
八「なにやってんだ?」
雪「きゃ!」
結「わぁ!」
茜「ホントになにやってんの?」
雪「ひ、比企谷君!急に声を掛けないでもらえる?!」
八「悪かったよ」
茜「で?なにやってたの?」
結「部室に不審者がいるの」
八「不審者?」
そう言って八幡はドアの隙間から部室の中を覗き見た
茜「どう?いた?」
八「……まぁ、不審者ではある。…はぁしょうがねぇな」
八幡は部室のドアを開けた
雪「な!」
結「え!」
八「なにやってんだ材木座」
材「待ちわびたぞ!比企谷八幡!」
やや肥満体型で大柄、白髪で眼鏡を掛けている男子生徒
材木座義輝が居た
茜「なーんだ、材木座じゃん」
材「おお、お嬢も一緒にいたのか!」
雪「知り合いなの?」
八「ん?あぁ、コイツは材木座義輝。2Cの生徒だ」
雪「そう…それで?何故あなたがこの部室に居るのかしら?」
材木座は雪ノ下と目を合わせず八幡と茜のどちらかしか視界に入れようとしない
材「は、八幡よココは生徒の願いを叶える部活なのだろう?」
雪「いいえ。あくまでも自立を促すための部活よ」
材「う、うむ!ではお嬢、我の頼みを聞いてくれぬか?」
茜「うーん、内容によるかな?相談内容は?」
雪「ちょっと待ちなさい!貴方、私が話しているのだから私の方を向いて話しなさい!」
八「やめろ雪ノ下。材木座はコミュ障で友人も少ないしクラスで他人と会話しているのを見たことがなければ異性と会話するなんて茜を除けば年に数回あるかどうかレベルのやつだ」
材「ぐふぅ…」
茜「うわぁ…事実だけど言い過ぎだよ…」
雪「そう、では依頼内容はそのコミュニケーション能力を何とかしたいという事かしら?」
材「モハハハ」
雪「その話し方辞めてくれる?」
材「はい…」
雪「それで?依頼内容は先程言ったものなのね?」
材「あ、違います。小説を読んで感想を貰いたいなと…」
茜「小説か〜現国の平塚先生は?」
材「う、うむ。実はその平塚女史にココを紹介されたのだ」
八「なるほどな、じゃあ依頼は材木座の小説を読んで感想を言うって事でいいな」
材「うむ!感謝するぞ!」
そう言って材木座は机の上に原稿と思わしき紙の束を4つ置き部室からそそくさと去っていった
雪「…なんだったのかしら」
結「あたし空気だった」
茜「まぁいいんじゃない?とりあえず今日は材木座の小説を持ち帰って各自読もうか」
そう言って茜は原稿を1部手に取る
八「だな、かなりページ数があるみたいだしとりあえず今日の部活はここまでにして帰ろう」
雪「なぜあなたが仕切っているのかしら?はぁ、まぁいいわそうしましょう」
結「しょうがないもんね」
こうして今日の部活は終了した
ちなみに材木座と八幡は去年友人になりました。まぁ八幡の方は認めないと思いますが…
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