皆様、大変長らくお待たせいたしましたね!!作者は無事卒業を果たしました!
…というのはどうでも良いことで少し初心に戻ってヤマトの話し方が真面目モードです。
あとは…やはり宇宙戦艦である必要性は皆無ということでしょうか…いや、最初はあった筈!
手直ししてる際にシリアスがいやになって直したらヤマト要素が無くなったとかじゃないです…あと、何度も書いてるのに書いてる最中におかしな事になって文章がごっそり無くなったとかでも…すいません。言い訳はしません
さぁ、煮るなり焼くなりフランペして臭みを消したり、炒めたり、和えたり、好きに料理するがいい!!
…お腹がすきました。では挨拶もこの辺でしめさせてもらいますね~…どうぞ!!
よく分からないまま青葉とは別れた。で、ヲ級とも話したんだけどニヤリと笑うと「ヲッヲッヲ~♪」と機嫌がよくなると同時に青葉とは色々とお世話になってるらしくこれからが楽しみだとかなんとか…。
正直黒い笑み半分の純粋な笑み半分という何か企んでそうな顔だったけど気にしない方が良いとの事なので気にしない事にした。
ヲ級なら決して悪い事といっても戦争に発展するようなことではないだろうから見逃しても問題はないだろうなという考えだが、出来れば程々にしてほしいと思う。棒名さんたちと初めて会ったときのような冗談は心臓に悪いんだから…。
ま、その時はその時だろう。
臨機応変に対処していこう…。俺としてもヲ級と一緒にいるのは楽しいと思ってるんだからな♪
と、考えてた時だったかなぁ。水面を揺らす大きな砲撃音が鳴り響いて現実に戻された。
つい最近に青葉のあの出来事で、それが戦闘の狼煙であることに直感で勘づいた俺は音の発信源に向かいエンジンを噴かす。ゴォオという一瞬の音を置き捨て、飛んでいく。
砲撃…その発信源は深海棲艦の子でその前には二人の戦艦の子が反撃もせずに避け続けているのが近づくにつれ見えるようになっていった。二人の少女は茶色い肩までかかる位の長さの髪が跳ねていて、それに反するように後ろ髪はピンっと伸びた子と黒いストレートの腰までかかる長い髪をたなびかせる艦娘で、茶髪の子は中破しているらしく剥き出しの肩やスカートから伸びる脚から血が滲んでいた。黒髪の子も茶髪の子を庇うようにしているため、小破程度だが明らかにケガをしてしまっている。
それと敵対している深海棲艦の子は無傷で見たことも無い子だった。…と言うことはきっとあの波動砲の時の宣言を知らない、又は無視している状況なのだろうと推測される。
そして茶髪の子が避けられないという状況に気がついたようでニヤリと厭らしく笑い、茶髪の子ばかりが狙われていた。黒髪の子はその砲撃から守る為に避けられないでいたために大破寸前になっていた。
「やめろぉおおおーーーー!!」
ま、柄にもなく叫んじゃったんだが致し方ない。深海棲艦がトドメと言わんばかりに砲門全てを茶髪の子に向けた瞬間に墜ちていくユキカゼと姿が被って見えたんだ…。気付いたときには射線上に飛び込んでた。手を伸ばせば届く…今度こそ全てを救えるかもしれない。今の俺にはそれを成すだけの力がある―
エネルギーの大半をエンジンに回し、防御し衝撃から守ることなくむざむざと的に背を向けながら二人の前に躍り出ると勢いを殺すことなく海面にぶつかりデカイ水柱を上げながら急停止、二人を抱き寄せるように胸に引き寄せ、襲い来るであろう砲丸から守る。
「―女の子がそんな危険な事をするんじゃねぇ!! 誰かが怪我でもしたらどうすんだ!その綺麗な顔に傷がついたらどうすんだっ!!」
…焦ってたのは認めよう。何故かそんな事が頭に浮かんでたんだ。とっさだったから余計だが両者にそんなこと言っていた。しかりつけられた事も理解が及ばないままポカンとしていた深海棲艦は一瞬で湯沸し器の如く湯気を出していたようだったが海に潜っていくように巣(?)に戻っていった。かなりの速さで追い掛ける事も不可能だったから何も出来なかったがな。
で、怖かったからなのかそれとも衝撃から耐えるためかは判断がつかないが目をぎゅっと閉ざしていた状態から恐る恐るといった感じで目を開ける二人は俺を見て絶叫を上げていた。
…たしかに怖い思いをして切り抜けたと思っていたらいきなり目の前の視界いっぱいに異性がいたら俺も驚く。最悪失礼だが声を上げてしまうかもしれない。
…で、背中の直撃による被弾で衣服が焦げ、少し赤くなったがこの程度なら問題はない。でも、顔に出来た紅葉は痛かったとだけ言っておく。心とかが特に痛い…弁明も説明もしないがな。俺が悪かった…以上である。
「―で、あるからして…む!おい、しっかり聞いてるのか!!」
「あ、はい。たしか元帥さんの使いとして来たんですよね? それでどれだけその元帥さんが偉いかのレクチャーをしていてくれていた…と」
目の前で話しているのは黒髪の方の長門さん。
「何故説明口調なのかは問わないがしっかり聞いていたようで感心だ。」
「あーいえ、照れ臭いので頭は撫でないで下さい。」
「ふふっ、長門姉さんがこんなに素直に自分をさらけ出してるのは珍しいのよ?」
「む、陸奥!!」
長門さんに怒られたのは呼ばれた通り陸奥さん。長門さんとは姉妹である。
「きゃー怖い!また守ってくださいません?」
…すいません。思考が追い付いてませんのであと然り気無く押し付けてるそれを離してくださると嬉しいですね、はい…。
いや、俺だって男だからそういうことされて嬉しくない訳じゃない。だが、やはりそういうことは好きな人にやるべきだ。気軽にボディータッチはするべきじゃない…もっと自分の身を案じてほしいのだよ。
「…ヤマト、貴様妹に不埒な考えを抱いたのではないだろうな?」
「まさか、今は一つの意思ある者として、誇りある日本男児として、ヤマトの名を冠している以上俺は時と場所位弁えるさ。単純に陸奥が接しやすい性格なのは分かったけどもう少し身を案じてほしいと思っただけだよ。」
「む…そうか…。(…自分が情けないな。まさか妹に嫉妬していて今のような事を言ってしまったなどと…それに対してもヤマトは寛大な態度で気にせず、己を突き通す…彼なら信用しても良さそうだな。…それにブツブツ…///)」
目を閉じて熟考をしているようだ。
…因みに彼女達がここにいる理由は遥か遠くの海域から遠路遥々俺と会いにきたらしい。
というのも、何処の鎮守府内でもあの波動砲の一件で忙しくなってしまっているらしい。…報告書を読んだ偉い人達は自己保身に走り、干渉により矛先が向かないように不干渉を決め込んでいる者もいれば過剰戦力である俺の力を物にして出世しようという野心家達もいて、また俺の存在を認めないと戦争を企てる者達まで出てきている…らしい。
故に、ひっそりと元帥から長門と陸奥の二人は俺の人格や危険性についての調査を任された…らしいのだが成り行きでこうして隣にいたりする。
「…ふふ、さっきまでの横顔は凛々しかったのに素顔は可愛らしかったのね♪」
「…可愛いというのは分からないが、敵対する意思のない者なら友達になれるからな。それに、長門の説明で事情は理解したからな。あと、近いです。」
「照れてる照れてる。でも、それが嘘という可能性は考えなかったの?」
「ない。あの言葉は幾ら事前に用意されたとしても本人の気持ちまでは本音じゃなきゃ宿らないよ。それに信用に足る人物である以上無駄に疑いはしないよ。」
間髪いれることなく即答する。元帥の話をしている時の長門は真剣そのもので…出会って間もないが俺の目から見た彼女は融通が効かないぐらいに真面目過ぎる性格だという事は理解できた。そして真面目すぎる長門を補うように妹である陸奥が肩の力を抜かせるようにわざとちゃらんぽらんな性格を装っいる…というのが俺の感じた二人の特徴だろうか。
「二人で一人…いい姉妹だな。互いに助け合う精神は是非とも見習いたい物だよ。」
「ふふ、いきなり褒めても何も出ないわよ。…で、でもありがとぅ」
「そんなんじゃないさ。ただ、思ったことを口にしただけだよ。…って、少しクサいセリフだったかな?」
少し赤くなる陸奥。むぅ…そんなに臭かったかなぁ?てか、今思ったけど俺って年上っぽい女性に弱くないか?いや、きっと気のせいだ。問題ない。
自滅してるだけ、思ったことをそのままいっただけだけど大丈夫だよね?
あれ、なんで自滅したって認めてる?(混乱中)
「長門姉…私アレお持ち帰りしたい。」
「奇遇だな陸奥。ヤマトは凛々しくもあり可愛くもある。…アリだな」
ビクッ!?
はっ今何か不穏な気配が!?
少し後ろの方で俺をジーっと見つめる陸奥と復活していた長門はまるで獲物を前にしたライオンのようでした。何を話してるのかまでは意識してなかったせいで分からんかったが身悶える俺を見る目が少し変だったような気がしたのだった………
ヤマトはこうして美味しくいただかれるのであった。
ふっ…じつは前書きのアホなボケはこの為の伏線だったのだ!!
…「な、なんだってぇーー!?」と言ってくれてもいいのよ?(チラッチラッ)
まあ嘘ですけど。思い付きで動く男、スパイダーm…はい。おふざけが過ぎました。
反省しています。後悔はしてませんけどね。
あと文章を読んでいる人はもうお分かりでしょうけど、しれっとヤマトが誤魔化したシーンが有りましたよね?そこで長門の心の声として()を使いましたがどうでしょう?これからは心の声を導入したほうがいいですかね?
判断を仰ぎたいです。
…以上でしょうか?あとは感想かどこかで疑問、ご意見ありましたら申し付け下さいな。
では、また!