今回はヒロインは無し。恋愛要素も皆無です。
でもシリアス要素も皆無です。宇宙戦艦要素もほぼ皆無です。
ついでに作者の名前は文才皆無。です。
…こほん。ジョークです。
やっぱり鷹の爪は面白かった!映画の五作目を見てました。
アルペジオも最高だった!イオナ可愛い!タカオもバ可愛い!こんg…金剛!?あれま…これはあれっすね、艦これの金剛のかちですかね~
いや、アルペジオ好きとか金剛好きに喧嘩を売った訳では無いですけど。
とにかく、始まります!
とある日の出来事。
最近出番として認知すらされなくなった輸送艦兼補給艦(?)のドラム艦。そこ上で在ることに気付いた。
足を入れると炬燵の中でカサという音がして、何か薄い物がある感覚がした。炬燵に手を突っ込み、掴み、引っ張り出す。そこから出てきたのは一束の紙だっだ。
一枚一枚は薄いレポート用紙だが、何枚も重ねてあるようで爪先程度の厚さのソレ。表紙には上に2つ穴が空いており、そこに黒い紐を通し蝶々結びで纏めてある。自分のではないソレは何時だか来ていたレオナルドか球磨か、ヲ級の物であろう事が予想される。
誰のものだろうか?という疑問はやはり尽きない物で、一度気になると確認したくなる…。
もし、レオナルドの物だとしたらどうしようもないんだが球磨のなら鎮守府も此処からなら近いためそこまで苦ではない。ヲ級のだとしたらどこに居るのかなど知るよしもないため、大事に保管しなければならない…ということになる。
「これは確認作業だ。…だから、疚しくはない」
いや、誰に対しての言い訳だよ!とセルフツッコミをいれつつ表紙の文字を…
言葉が出ない。
頭が真っ白になった。そこにあった文字は到底理解が及ばない。てか、こんなの需要があるのか!?誰だ!こんな馬鹿げた物を作ったのは!!とか色々言いたいが落ち着こう。
そして、落ち着いたのを静かに確認するとまたそこにあった文字に目を向けた。そこにあった文字とは…
『第一回議案 宇宙戦艦ヤマトについて ~あの子の気になる○秘情報も載せよう。はぁと~』
はぁとってなんだよ!!マル秘ってなに!?胡散臭すぎるだろ!!
落ち着くなんて出来なかった。…え、なに?もしかしてヲ級ってスパイかなんかだったのか!?
最初はヲ級と断定したが、おふざけした名前ならまだミクロの世界でまだレオナルドの可能性もある…。だが、思わず視点を移動させ下に向け、黙り混んでしまった。
『提供、YAMAT及び幸福湾鎮守府の提督ポケットマネーより』
つい最近に知ったYAMATの文字について、これには頭痛すら感じずにはいられなかった。ヤマトに憧れ求め崇めるチーム…通称ヤマット おかしな宗教団体様である。これの開祖であるらしいヲ級と裏で通じ色々とやらかしてくれているらしい青葉。そして此を見た瞬間にあそこの鎮守府の女性提督さんもグルであるということが判明した。これでこのアホな物がヲ級の物であるという事が絶対的な確信へと変わった。
…提督さんもまともになったと評判で最近は鎮守府内の艦娘の方々に好評だったのに裏では全力で馬鹿だったようだ。
怒る気にもならず、最早呆れてすらいる。…もういっそ遠くに逃げ出そうかな…。最低でも一週間は鎮守府には近付きたくないよぉ…
あ、そう言えば南方棲鬼が暇なら来てくれって行ってくれてたっけ…うふふ
壊れる寸前で気持ちを強くもち、誤魔化すことでどうにか食い止める事が出来ました。心を強くもち、そのままレポートの一枚目を捲り笑いながら見て硬直。そのままの体勢のまま何拍かは自分の体感では分からないままで我に返る。
そして思いの丈をそのまま叫んだのだった。
「ブルータス、お前もかっ!!!」
何故かと問われたら、そこに書いてあった文字だ。敵も見方もない。
議長 ヲ級
副議長兼広報部長 青葉
進行役 南方棲鬼
進行役代理 チ級
書記 榛名、霧島
会計 幸福湾提督
盛り上げ役 金剛
盛り上げ役補佐 比叡
特別議会参加容認者 隼鷹、川内 ※尚、特別容認は接触機会のあったものに限る。参加義務はないものとする
拒否者 第六駆逐艦隊、伊58、多摩
マスコット イロハニホ級
置物 ヘト級
罪人 長門、陸奥、那珂
配達者 島風 (中身を知らせずに運んでいる運び屋。部外者でもあるため、要注意)
罪人による罪状及び判決は次のページに記載。
マスコットってなんだ。置物扱いは酷い。罪人とは穏やかじゃない。知り合いを一部除いた全員の名前が記載されている…。本格的過ぎるだろう等々突っ込みどこが溢れているがなんでこんなものがあるのかっていうのが一番理解に苦しむのだが?
もう、いいよ。開き直って諦めるよ…もう疲れたんだ。でもせめて、雷や電、響に暁ちゃん達に会いたい…。
そして最後にこれだけは言わせてくれ…那珂に関しては置いておいて何で出会って間もない長門さんと陸奥さんが罪を犯してるんだ。この三人といわれても俺の印象では真面目に取り組む自分に誇りを持ってる女性だと思ってたんだが…一体何があったんだろうか?
興味とか最早そういう世界ではない。兎に角何があったのかを知るためにページを捲り、より一層疲れるのだった。
罪人による罪状及びに裁決
罪状
長門 三原則第一項に抵触する行為を行った。詳しく話すなら王ヤマトさんを押し倒し情事に至ろうとしたとの事
陸奥 上記同様の行為をした。更には己の肉体を駆使し誘惑するまでに至る。うらやm…実にけしらからん…です
那珂 夜遅く、寝静まった所を奇襲。王自らによる説得により未遂に終わる。王ヤマトさんは責める事もせず寛大なお心で許して頂いた。…流石と言わざるを得ないです!
判決
長門 三原則を知らなかったという事もあり刑を軽くするが、押し倒したという事は許しません!よって、刑は三日間の監視です。悪さはさせません。
陸奥 上記同様の罰です。でも、その大きな胸で誘惑した…というのは絶対に許しませんからね!だから罰を増やしましょうという事になりました。拘束のち誘惑したその部分を一時間ほどつつく刑に処します…って何ですか!!?この柔らかさに大きさは!?女性である榛名ですらこれですよ!!ヤマトさんはこれほどの物を押し付けられ…そんなのを耐えたのですかっ!?榛名だって誘惑したいのに…そうしたら…
てかこのあと凄くビッシリ書いてあるんだが赤黒いこれは血か?…兎に角半分は埋め尽くすその文章には理解に苦しむ量の血によって埋もれてしまっているんだが…これは榛名さんを見舞いにいった方が良いんだろうか?
持っていくものは華がないけど鉄分補給出来るもの…レバー?いや、シジミという手も…だけどやっぱり女性に送るものとしてはどうしようもない位に色気がない…どうするべき何だろうか…。無難に花束でいいか…この際。
ウンウンと頷いて真っ赤に染まるそのページの読める所に視線を戻す。
那珂 第一項に抵触する行為であるがヤマトさん自らに許して頂いている事に加え、本人が悔い改めている事により無罪とす。もしこの結果に意義を申し立てる場合はヤマトさん本人に言うこと…大丈夫です。きっとヤマトさんならそういうはずですからね、那珂ちゃん。
…反応に困るなぁ。怒るに怒れないじゃないか…悪ふざけも大概にしてほしかったのに那珂の為にってなったら俺からは何も言えなくなってちゃう…うん?
…ヲ級と青葉は呼び出しだ。
風で煽られ捲れたページに書かれていた文字。それは…
※三原則による基本理念
第一項 ヤマトは王であり尊いものである。誰にも傷付ける事は許されない。この組織においてヤマトを敬愛する気持ちを忘れることなかれ
第二項 ヤマトは艦娘と深海棲艦との戦いを嫌っている。なので、組織内での相手が親の仇であろうと一切の私情による戦闘及び危害を加える行為は許されない
第三項 ヤマトを悲しませる者即ち我らの敵という事を常に胸に刻むべし。我らの敵は我々の手で誰にも気付かれる事なく裏でひっそりと消す事。どういう経緯であれ、その際第三者に悟られた場合は厳罰対象とする。
ヤマトさんのスリーサイズは上から84.5、59.8、81.2となっている。これは議長自らがヤマトさんが寝ている時に計測したものである。艤装外した体重の方は大体55から60位という…身長は165.8と小さいが体重はそれなりだなと考えますが、実際はかなり鍛え上げられた筋肉との事。脱いだら凄い身体らしく…その姿は青葉さんが裏取引しているという青葉商会で高額での取引が行われているらしいのでどうぞ御贔屓に。…とのことです
………。
ふ…ふふ…フフフ、ふフふふhuフ…
あはははは
「ヲッヲッヲ~♪一体ソンナニ高笑イシテドu…」
「これ…何だか分かるだろう?」
「サ、サァー?ヲ級ハ急用ヲ思イ出シタカラ帰ロu…」
「シラヲキルッテイウンダネェ?」
全速力で逃げようとしたヲ級を艤装をつけ、背後に回り肩に手を置くと逃げられないように拘束する。今怒ると止められない気がしたので出来る限り笑顔を顔に張り付けると正座させた。青葉にも説教が必要事は誰もが理解出来るだろうね?一刻も早く連れて来ないと行けないからなぁ…。
「ソレハアレナンダ!!エット…気ノ迷イ、ソウ!気ノ迷イナンダ!!」
「言い訳は後で聞こう。俺は鎮守府で青葉を取っ捕まえてくるからそれまでは正座だ。勿論逃げたりしたら此処等一帯を波動砲で海水を蒸発させてでも捕まえるからな♪」
「ハイ!!絶対ニ逃ゲタリシマセン!!」
「…一先ず青葉を捕かまえて戻ってくるまでに遺言の一つでも考えておくんだな」
敬礼をしたまま動かなくなり、青を通り越して白くなるヲ級。元が白いというのにより白くなれるのは一体どうなっているのか調べてもみたい気がするが、今は青葉だ。裏での売買に、隠し撮り。一回こってり絞らなきゃ反省しなさそうだからな…まったく、腕が鳴るよ…フフフ。
エンジンにエネルギーを満遍なくチャージすると空に飛び上がり鎮守府まで走り出した。
side 提督
今日も空が青いね~♪こうも平和だとこうして仕事をサボって昼寝がしたくなるってものよね?
それにヤマトが来てからというもの戦うこともないし、逆に深海棲艦の子とも仲良く世間話なんていう事もするようになっちゃったしな~♪あー、本当にヤマト様々ってね!
それにここだったら早々見つかることもないし長い間お昼寝に勤しめる…うん。今日も晴天なり。
ビュン!ドォォン!
「…え?」
一瞬…ホントに一瞬だけ直ぐ上を何かが通り抜けた。私は深海棲艦とか艦娘の戦闘は間近で見ることは出来ないけど、あんなに早い物ってあるの!?もし、あれが敵だというなら脅威以外の何でもない。それに飛んでいった方角は丁度私が来ていた方。つまりは鎮守府ということになる…。
ぶつかるような音も聞こえたので急いで後ろを向き、鎮守府を観ると土煙がモクモクと上がっている。
呑気な私でもここまでの出来事がただ事では無いことは理解出来た。
急いで鎮守府の煙の上がる落下地点だと思われる所まで走り戻る。
息を切らし、そこに辿り着く。すると直ぐ後ろから気配がして振り向く。
「ひっ!!?」
それはそれは恐ろしい顔で私の事を見ているヤマトがそこにはいた。背後には燃え上がる炎に般若する見える…。般若所か鬼にも見える。
笑顔なのに怒ってるっていうのが凄い分かる。
…怖い。
全身が震え上がり、生命の危機と本能が警告している。
ゆっくりとヤマトの口が開く…。
「青葉を少し借りて行きたいのですが、よろしいでしょうか?」
酷く丁寧な話し方なのに私にはそれが「青葉を連れていくが邪魔をするなら…消す」と言われたような気がした。
ヤマトからあふれでる怒気なのか殺気なのか分からないその濃密なオーラは常に首筋に刀を突き付けてるとさえ錯覚させる。そんなことされた私は本能に逆らうことなく壊れたようにただ何度も首を縦に振ることしか出来なかった。
私のその返事に満足したのか短く「では、失礼します」とだけ言い去っていった。
離れようと感じるその怒気に私は目を離す事も出来なく、去っていった方向から動かす事が出来なくなっていた…。
少しして落ち着いてきた…と思った時の事です。
遠くからこんな声が聞こえてきて今日1日ずっと震え上がる事になりました…。
「…やぁ、青葉君に会いに来たよ」
「嬉しいですね!青葉、感激です!!」
とても優しげに聞こえます。でも、それが真逆なのは本能が理解してたのでしょう。私には死神の囁きに聞こえました
「そうかぁ…喜んで貰えて俺も嬉しいよ。」
「なんですかぁ~そんなこと言われても何も出ませんよぉ~♪」
「それは困ったなぁ…穏便に事をすませたかったのになぁ~…無理矢理は嫌いなんだけど…いたしかたない。」
「きゃっ!?え、え…ええぇぇぇーーーーー!!?」
「取引はできるかイ?お前の…」
遠くだけどヤマトさんと青葉以外が騒がしくなっていた。誰の声かまでは特定出来なかったけど悲鳴のようにも聞こえなくない声で「あれが、伝説に聞く壁ドン!?青葉がヤマトさんに!!」とか聞こえたから端からみたらロマンチックになってるんだと思う。…でも私には分かる。あれが、死の洗礼で逃げ道を断ちこれから起こりうる惨劇を…
ヤマトさんの声が優しいそれから地獄の底から響くような低く恐ろしいものに変わっていきました…。
「お前の命と引き換えに売っているお前の撮った如何わしい物全てを、な。」
青葉の叫び声が上がったがきっと全てがもう手遅れになっているだろう。
逃げたくても逃げられない。
恋愛面で天にも昇るような思いをさせてから地獄にスマッシュ…私は直接見ている訳じゃないがそれでもそれがどれだけ恐ろしい事かよくわかった。
長く響いていた青葉の叫びがプツンと切れたのを境に恐怖のドン底に落ちたかのようにそれまで騒がしかった鎮守府は物音一つ立たない程静寂に包まれた。そして遠くで飛び上がるヤマトはグッタリとしている青葉背負いながら飛んでいった。
だけど、私には見えてしまった…ヤマトのその顔には口角の上がる嬉々としたヤマトの顔を…。
その日私は絶対にヤマトを怒らせない事を胸に深く刻み込み、誓うのだった。見えなくなったヤマトと青葉と共に消えた鎮守府を渦巻いていた怒気が霧散したのを体感し、他の子達も我に返っていく。そして無言のまま消えた青葉の方を向き十字を切ったのだった…。
後日…
鎮守府には青葉が転がっていた。
いた、ではなく転がっていたと言ったのは間違いではない…。
そこには涙と鼻水を流しながら「御免なさい…御免なさい、優しく殺してぇ優しく殺してぇ…Killing me softに~…」と連呼し寝ている青葉。格好は縄でグルグル巻きにされお腹の所には反省中と書かれたフリップが一緒に繋がれていた。
それを見た私は一瞬、何時だかあったヤマットの会議を走馬灯のように思い出した…。
それは私だけでも無かったようであの会議に出席した艦娘の子達はその場でガタガタと震え上がり一週間程何時自分の番が来るのかと恐怖に怯えながら一人になるのは怖く、提督室に集まり共に寝込むのであった…。
…なんとなくホラーを書いてる気分でした!!
そして今回お話で何がキツかったって言われたら
アレデスヨ、スリーサイズです。何が悲しくて理想の男性のスリーサイズを考えなきゃいけないのかっていう所でしたね…。
ではこの辺で!失礼しまーす。
え?ヲ級?…きっと、何時までも見守ってくれるよ…