早く出来上がると言いつつ長引きました。物語の展開に納得出来なく訂正を繰り返し、最後には最初からやり直すという暴挙にすら出ました。
正直言います今回は長いです。
7000文字越えてます。しかも最後の終わり方がかなり雑という…まだまだやりたいネタがありましたが終わらなくなってしまいそうだったので削りました。
それでも7000ありますけどね?
…兎に角、どうぞ
世界は混沌としている。それは比喩でもなんでもなく混沌に包み込むだけの存在がいたからである。そんな世界では混沌へと陥れる存在はこう呼ばれていた。
霧の艦隊…と。
霧は海の上で何を考え何を思って世界に仇なすのか…それは誰も分からない。それこそ霧である彼女ら本人にしか…。
霧の艦隊…霧は人間に仇なし、人々は恐怖と絶望に苛まれながら生きることを諦めたように淡々と生きていた。
抗う術を手に入れる為に沢山の手を尽くし、霧に破れる…それを繰り返す内に人々は生きることの希望を見出だせなくなりつつあった………
だが、世界は常に非凡である。
絶望に染まった世界で希望という運命を手繰り寄せた少年…千早群像は掴んだ。
彼は腐っていく世界で誰よりも望んだ…。誰もが諦め、失望する世界で回りに合わせるように自分を誤魔化しながらも心の奥底では常に慟哭し、絶望し、それでも希望を捨てずに傷付いて来た少年。
彼はそんな腐った世界から抜け出すだけの力を…彼女を手にいれた。
他の人々は諦めるだけだったが抗う事を諦めなかった彼は一つの大切な物と出会う。それが彼の大切な存在…彼女だった。
彼女の名前はイオナ。
潜水艦伊401をベースとした蒼きボディを輝かせる霧。それが彼女だ…。霧は人間を害し、戦う者だが彼女は霧とは異質な存在。霧でありながら人…千早群像に付き従う霧…。
蒼き鋼…それが彼女だった。
千早Side
何故だろうか…この戦いはしちゃいけないような気がしてならない。相手は戦艦二隻で金剛型ハルナ、それにキリシマだ。いつものような劣勢で正直言ってしまえば怖い。
けしてイオナを信頼していない訳じゃないがそれでも此方は潜水艦一隻だけ。切り札である超重力砲もタカオとの戦闘で使えなくなってしまっている…アクティブデコイも既に破壊されている。いくら魚雷を撃ち込もうとクラインフィールドで防がれてしまう…。劣勢も劣勢。普通ならここで諦めるんだろうな。そう思うと笑いすら込み上げてくるよ。
「群像?」
「おいおい、艦長追い詰められ過ぎておかしくなっちまったのか?」
「くく…いや、違うさ。ただこんなの何時もの事じゃないかって思ったら諦めるのはまだ早いかと気付かされただけだ」
「…ヤベェ、この流れって…」
「艦長は決めた事はキチッと守る人ですよ?諦めましょう。それが一番ですね」
「「あはは」」
イオナが心配そうに見上げていた。それを見たときに根拠もなく何と無くだがどうにかなるような気がした。
そうしたら一つだけ案が浮かんだ。それは大博打になる…。相手を怒らせ焦らせ隙を作る事が最重要になる…下手をしたら怒らせらた挙げ句退路も絶たれ轟沈する可能性もある。
それは怖い…クルーである皆の命を預かる身として無駄に散らせる事になるかもしれない。俺だけならまだしも…
「大丈夫。群像には私がついてる」
「イオナ…。
よし…ではこれから作戦を伝える。良く聞いてくれ」
そうだ…いつだって俺の側にはコイツが居てくれた。負けそうな土壇場でいつも戦況を引っくり返すために尽力してくれた仲間達もいる。俺は諦めない…。
いつだって今回だって状況は変わらない。常に命懸け…なら少しでも可能性を上げるために頭を使わなきゃな。悩んでる暇なんてない。
「…これが作戦だ。今回もかなりの無茶をする、皆には苦労をかける…だが、俺達は負けられない‼だから協力してくれ!」
「まったく、無茶苦茶も良いとこだぜ艦長」
「そうですね、今更ですよそんなの。私達は既に覚悟してます。そして艦長を信じてるからこそイオナさんにのってるんですから」
「水臭いです艦長、いつもみたいに俺について来い‼ぐらいの気持ちで良いんですよ」
「僧?それ艦長の真似?あんま似てないっしょ」
軽口を叩き笑う皆。そこに心配なんて色は見えない。
本当に信頼してくれているのが良く分かる…。なら、俺も皆の艦長で居続けてやる。それが俺の覚悟だ
…作戦続行中。
問題だらけだが問題ない。その問題さえ想定内であると今此処で明言しよう。
「群像?」
「艦長、何か懸念事項でもありましたか?」
「何かが違う…いつもと同じ劣勢でここから逆転する…その自信もある。なのにこれ以上関わっちゃいけないような…そんな気がするんだ。」
「艦長‼ここで迷ってたらあの二隻に沈められちまうぞ!?」
杏平の言う通り一瞬も気の抜けない状況なのだがそれでも拭えない。この痼が出来たような気持ち悪さが…違和感がいくら落ち着かせようともざわつくのだ…。
「全速前進」
「はぁ!?敵に突っ込もうっていうのか」
いや、これでいい。自尊心の強い奴はおちょくられると頭に血が登りやすい。そして怒りは我を忘れさせ、隙を作りそれが反撃のきっかけになる。
「…え?」
「イオナ?」
「艦長‼上空から何か小さな物が超高速で落下してきます!この大きさは…人?」
「何っ!?」
「大きさ、温度、心拍数…正常な人間。メンタルモデルでもない人間…でも、何故」
「なんだ⁉じゃあ、この戦域上空から人間が落ちてきてるとでも言うのかよ‼そんなバカな」
「海に落下。そのまま深海まで沈んで行った…生身でそんなことメンタルモデルでも不可能。人型であったけどもしかした人じゃなかったのかもしれない。その反応も今ロストした」
これには杏平に全面的に同意だ。霧の刺客…でもないだろう。もしそうならキリシマやハルナはあそこまで人に容赦しない事が引っ掛かる。更にそんな素振りは全くなかったのも考えれば俺の考えに間違いはないだろう。
「もしかして俺が感じていたナニカとはその人物だとでも言うのか…?」
世界は今何処へ行こうとするのだろうか?
でも、俺がやることは変わらない。信念を曲げないと決めたんだ。今は新たな問題より目の前の問題を片付けてからだ。
Side out
此処は何処だ…
俺は何をしてたんだっけ?俺は…ヤマトだ。名前を思い出すと芋づる式に連結されていたように他の知識も明瞭になってきた。艦娘、深海棲艦の争いを止めようと日夜奮闘する毎日をおくってて…
「そうか…俺比叡のカレーを食べてそのあと倒れたんだったな。意地と根性で誤魔化したけど上手く誤魔化せたかな?」
倒れた後の記憶はない…ならたぶん又何かに巻き込まれたと考えて間違いない。レオナルドの時に近い状況か?
まぁ、レオナルドの時は立場が逆だったがな。
「ホーント、最近は専ら事欠かないな。」
思わずクスリと笑いが込み上げてしまう。どうせもう巻き込まれたんだ、なら後は俺が好きなようにさせてもらうだけだ。
「ーーーーーー」
「ふーん…この世界もままならないってことか。さぁてと、久しぶりにゆっくり出来るかと思ったが短い平穏だったってことかな。じゃあ、行きますか‼」
耳に届いた声は楽しそうに、だけど何処か寂しそうで…それはまるで艦娘の皆が悩み惑う時と同じだった。何時だか言っていた電の言葉を借りるなら『戦争には勝ちたいけど、命は助けたい』。電は自分が弱いからと諦めかけていた。だけど俺にはその意志を継ぐ事が出来るしそれを成すだけの力がある。
だから救う。戦争なんてそもそもさせなきゃいい。命だけなんてみみっちぃ事言わずに完全無欠に救いきってやるよ
だからもうあんなこと言わせ無いからな。
Side キリシマ
ああ、これだ。戦いはこうでなければな!敵に最後の一撃を突きつけそれをもがき無駄な足掻きをする姿…ああ、サイッコーだよ。
「これで終わりだ、401ぃ!」
「…え?」
私はこの戦いでの勝利を確信していた。それはハルナも同じで…だけど私は勝利する一瞬に油断してしまった。
それがいけなかったの?
超重力砲の限界まで貯めたエネルギー部の…撃つ為に開いたクラインフィールドの穴に一発の魚雷を通してしまった…。
「最後の一撃は最後までとっておくものだ‼」
「嘘…何故?どうしてだ?私は何で追い込まれているんだ⁉認めない…認めない‼」
怖かった…。本当は私は怖かったんだ…。潜水艦でしかない伊401がタカオやヒュウガという戦艦を倒したという言葉を聞いたとき私は人間という存在に恐怖してたんだ…。
だけど、戦艦である私がそれではいけないってハリボテの仮面で自分自身を偽って強い自分を演じてたんだ…。
「嫌…嫌だよ…」
「キリシマ!落ち着け!」
「ハルナ…私はまだ…死にたくないよぉ…」
「…これが後悔、か。」
後悔…じゃあ、私は自分を誤魔化さずに強がらずに居れば良かったっていうの?でも、私は戦艦だ。戦わなければ私は私で無くなってしまう。そしたら…それは死んでしまったのと変わらないよ。
怖い、怖いよ…存在意義が無くなっちゃう事が…死にたくない。無に還る事も…一人になるのも…
「キリシマぁーーー」
「ハルナ…そうか。私にはいつもハルナがいたんだよね…。でも、せめて…せめてハルナだけでも助かって…」
一人は怖いよ?でも大切だから…だからこそ一緒に死んじゃったらダメなんだ。ハルナには生きていて欲しい…だから助かって…。
演算も儘ならないけどハルナだけを突き飛ばす事は出来る。身体中にラグのような物が走るが力を振り絞りハルナを海に落とした。
そこまですると一定に保っていたエネルギーは方向性を見失い膨張していく…光が大きくなっていくと頬を暖かい風が吹き抜ける。
その光は黄緑色で場違いにも綺麗だ…って思った。
「…私、死んじゃうんだよね。あーあ、最後の最後で素直になれたのに…怖いよぉ」
目尻から暖かいものが一筋流れ、伝う。私は光と恐怖に飲み込まれる…だけど心の何処かで良かったって思えた…。
でもやっぱり一人は嫌だよ
「手を伸ばせ。君がまだやり残した事があるなら、生きたいのなら足掻け‼
今の君ならもう気付けただろう?人型である理由を、そして存在理由が戦いの為なんかじゃなかったって‼俺が、俺が君を一人にはしない‼だから、少しでも良いから人間を理解して行こう」
私はそんな優しい言葉のする方へ手を伸ばす。誰かが私の手を掴んでくれた。その手はとても温かく、安心するぬくもりが感じられた。光は既に全身を包んでいて眩しく視界は見えいない。捕まれた手を引っ張られる感覚がしたと思ったらあのぬくもりは手だけじゃなく全身に広がっていた。
「もう大丈夫だから、君を傷付ける全てから救ってみせる。だから君はただ笑っていてくれるだけで良いんだよ」
「…あり、がとぅ」
私は光で前は見えない筈なのに目の前には柔らかな笑みを浮かべつつ凛々しい目付きで真剣になっているような男性を幻視した…。
その表情に私は鼓動が大きくなり、脈が早くなった。声は震えるがちになるも振り絞って感謝の言葉を出すとソッと頭を撫でられた。
「もう強がらなくても、怯えなくてもいいんだよ。
俺が世界を…変えてあげるから。戦争なんてしなくても生きるってことが何なのかは少しずつ理解していけばいいんだからな…。だから今だけは俺を信じて待っていてくれ。すぐ終わらせるから…」
何故だろう…初めて会うのにこの人とは何処かで会ったような…そんな気がしてしまう。安心して任せられる…そんな気がした。
だから私は光とぬくもりの中で微睡むようにゆっくりと意識を手放した。
Side 群像
その日、霧という存在は人と戦う事を止めた。それは霧だけでなく人側もそうだった。
暴走する超重力エネルギーは爆発し全てを飲み込むと思われていた。世界の各地で見られた超状現象は地球で住む全ての物から戦意を喪失させるには充分な事を起こした。
政府はこの出来事が余りにも滑稽無党で信じられなかったようだが箝口令をしいたそうだ。
俺達蒼き鋼のクルー達はその現場を目の前で生身で見て肌で感じる事が出来た。だけどその現場はあまりにも残酷でありながら美しいと思った。
あの時の人間は体に主砲や飛行甲板などを積み、異様な光景を作り出していた。エネルギーである光を体に吸い込ませるように吸収させるとその主砲を空に向けていた。
その前後で運良く聞き取る事が出来た言葉は彼の言葉だったのだろう。
「…エネルギー300%充填を確認。周囲のエネルギー異常鎮静化確認…全力全開、波動砲発射!!」
そして光の柱は空へと至り、それでも勢いは衰えることなく光輝き続けた。彼は先ほどまで死闘を繰り広げていた筈のキリシマをお姫様だっこしていた。
彼はエネルギーの残姿と思われる輝きを身に纏いながら優しげに微笑んでいた。それがまた絵に成っており、何処か現実離れした光景に幻想的だと思わず見惚れてしまっていた。
「其処の潜水艦の乗務員…俺はヤマトだ。
誰の敵でもなく、誰の敵にもなり得る者…それが俺という存在だ。だから抵抗又は戦闘など考えるなよ?俺だって無闇矢鱈と戦いたいわけじゃない。」
つらつらと話す彼は戦艦ヤマトと名乗った。あまりのビッグネームに俺達の時間が止まったようにも思えた。
「俺は戦いが嫌いだ。でも目の前で救いを求める子を無視する事が出来るほど腐ってもない。だから1つだけ頼みがある。」
「…なんだ?」
「戦いをやめて欲しい。誰も傷付かなくて良い世界を俺は見たいんだ。この子も戦う事に恐怖していた中身は普通の女の子だったんだ…頼む。この子達には俺から話をつける…どうかな?」
「俺はそれでも構わない。むしろ此方から願いたい位だ。」
僧や杏平達からはもっと慎重に行くべきだという声が上がったがそれは得策じゃないような気がした。柔和な顔と丁寧な物腰からは想像出来ない程に目が冷徹に射抜くような強い意志が見えかくれしていたように見えたからだ。
曖昧な返答は許されない…敵にも味方にもなるなら彼に借りを作るのも悪くないと思えた。
「前方より敵艦影あり…あれはコンゴウとマヤ」
「まさかの大将自らが動き出すとはな…」
背中にヒヤリとするものが流れた。此方の戦力は皆無。今ここで戦闘になれば俺達に明日はない。
考えろ…何が正解なのかを…
「貴様がヤマトか」
「ふーん…カッコいいね!」
二人は俺達には眼中にないとでもいうかのように目の前の人物にだけ視線を向けていた。
その視線の先のヤマト抱えていたキリシマを抱え直すと警戒しながらも返事を返していた。
Side out
「俺は宇宙戦艦ヤマト…それで君達は?」
「マヤだよ~♪」
「コンゴウだ。霧を任されている…ヤマトが何を聞きたいのかは把握している。私達霧とは明らかに違うヤマトに私は警戒していたのだがアドミラリティコードの更新により今から私達霧はあなた様の傘下に下ります。アドミラリティコードは敵対することは絶滅することだと判断した。
故にこうして貴方を迎えに上がりました…ここまではいいか?」
マヤは元気そうにピョンピョンと跳び跳ねながら自己紹介をすると俺のすぐ隣へやってくる。時折熱っぽい視線を感じる?気がするが興味深く観察してるっていうのが真実だと思われる。俺はそこまで自意識過剰ではない。
そして、もう一人であるコンゴウ。此方はヤバイ
何故だか分からないが…先程から背筋が凍るというのか冷え冷えとする感覚が止まらない。レッドアラームのように警告音が頭から離れない。
ジッと見詰めているのだけど視線が離れない。それとなく体を動かし視線から逃れようとするも永遠とロックオンされっぱなしであり、無表情に見えなくもないがうっすらと口角が上がっている。
「…理解が追い付かなくなりそうだから詳しい事はまた今度でいい。1つだけいいかな?」
「どうぞ。あなた様が望むなら幾らでも」
「えへへ~♪温かいねぇ~‼」
背中からの腰の辺りにグリグリと頭を押し付けじゃれてくるマヤは懐いた子犬のようであった。妙に距離が近いがこの子はたぶんパーソナルスペースが殆どないに等しいのだと推測する。だが耳が真っ赤になるほど暑いならくっつく必要もないと思うんだけどなぁ…
「ッ⁉」
ゾクリッ!
明確な死というものが見えたような気がした。誰かが発するそれは近くから…そう目の前から掛けられた気がしてマヤに向けていた視線を戻し前を見ると凍える位に冷えきった目をして睨み付けられていた。
瞳から見えたのは色濃い侮蔑と微かな怒り…だろうか。
「ヤマト…お前は私の物だ!マヤには渡さん‼」
「ふーん、だ。ヤマトはマヤのお兄ちゃんって出合ったときから決まったんだもんね!コンゴウにだって渡さないんだから‼」
「…バカらしい。イオナ、この海域から離脱。ヤマト、これは貸しにしとく又いつか会おう…ではな。」
「…バイバイ」
「え‼ちょま!この状況下で退避⁉もう少しま…あー、行っちゃったよ」
青い潜水艦は潜り姿を消してしまっていた。だが何故だ?
分からん…なんでこんなことになってる?
未だ口論から取っ組み合いに発展しかけているデッドヒート二人組は暴走する。放置…ではないがどうしようも無いため現状を把握するのを優先させてもらう。逃避ではない
「マヤさん?」
「親しみを込めてマヤって呼んで☆」
「マヤ?」
「なぁに~おにいちゃーん?」
腰にタックルをしてくるマヤに俺は更なる混乱に陥る。今この場で助けてくれる人は居ないんだよねぇ。そしてコンゴウさんを取り巻く空気が一段と重いものへと変貌する。…そしてコンゴウさんのフォローをいれると今度はマヤが…なんて永遠と繰り返される。いたちごっことは正にこういう事を言うのだろうか?
「知ってる。それを人は修羅場というらしい」
「あ、大丈夫だった?あの瞬間海に突き落とされてたから心配だったんだよ。あと修羅場っていうのはなんかちがくないかな?」
「大丈夫。修羅場で合ってると思う。
私達霧は概念伝達っていう意識を共有する術がある…たぶんキリシマが見た物が、思いが…全てそのまま伝わったのが原因だと思われる。かくいう私もそれは例外ではない…。こんな思いを抱いたのは初めてだった…ポッ」
「はぇ?」
拝啓
鎮守府の皆様…俺は今色々とピンチです。前門の虎後門の狼…四面楚歌、踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂…兎に角絶体絶命なのは確かです。もう楽になっていいでしょうか?恋愛面でのいざこざなんて初めてだからどうしていいか分からない。詰んだ…。もう流れに身を任せてもよかですか?(´・ω・`; )
あぁ…駄目です‼大丈夫じゃないですよ!?榛名は許しませんからね⁉
ヤマト!?もうフィニッシュ?なわけないでショ!?まだまだいけるネー。ファイトデース!
聞こえてますか?ヤマトさんは簡単に諦めるような方では無い筈です!私はちゃんと信じてます‼だから帰ってきて下さいね?
心なしか向こう側の金剛さん達の声も聞こえたような気がした。諦めちゃダメなの?応援されてるし頑張んないとかな?ヨシッ‼気合い入れていきます‼
それ私のセリフだよね⁉え、金剛さん方って言ってるのに私は無視なの⁉
「「「抜け駆けした罰です(だからかしら?)(ネー)」」」
ひえぇぇーー⁉
脳内コント?兎に角金剛さん姉妹には後で何かの形でお礼をしようと思う。思う…んだけど、何故か知らないがデジャブになりそうな予感が漂っていた。
どうしてそう思ったのかも検討つかないのに…何故?
「「「…で、誰を選ぶんだ!(選ぶの?)(妹の私だよね♪)」」」
放置気味だったのに気付けば右側にハルナ、左側にコンゴウ、後ろにマヤという配置でした。しかも腕は引っ張られてるから逃亡は不可。腰にしがみつくマヤも負けじと結構な力でぎゅっとしてる。
俺がいったい何をしたと言うのだろうか?
「「「選んでくれるまで逃がさないから‼」」」
かなり顔が近いです。もう少し恥じらいというものを持ってh……?
は?え?んん?
「ヤマトはこの私の物だ!いや、私がヤマトの物だ!誰にも譲らん‼これは決定事項だからな?」
声は耳元と言えばいいのか?すぐ近くから聞こえる。それこそ息がかかる位の至近距離。耳から聞こえた声は凛とした強い意思がこもった声で聞き惚れてしまいそうな力強さでした。鼻からは潮の香りよりも花のような甘くて脆いけど確かにそこに存在しているとアピールするかの如く、思わず脳を蕩けさせるような感覚さえあった。
唇には柔らかく張りのあるプルッっとした感触と暖かさが残っていた。
つまりは…
「「「キリシマに負けた…」」」
「きききき…キス!?」
「狼狽えるな。これからはもっと凄いのをしてやr…」
ズガァン
「ふ…ふふふ…ヤマトさん、今キスしてた?私は放って?うふふ、あははははは」
爆音を最後に俺は視界が瞑れてしまっていた。最後に見た女の子はいったい誰だったのか?それは誰にも分からない。
だけどこれだけは言える。黒い修羅が佇んでいた…と。
ハルナの言った修羅場。的を得たんだな…。
そしてこの夢が覚めたとき何故か俺はスマキにされ鎮守府の提督室に拘束されていた。…記憶には色々靄がかかり思い出そうにも出来なかった。俺自身が思い出すのを拒んでるような気もする…。
触らぬ神に祟りなし…そういうことで釈然としないながらも納得させ今日も一日平和に生きたい。
間違えた、行きたい。
ヤマトが波動砲でキチガイしました。
300%の理由と言う名の説明(オリジナル設定)
まずエネルギーは何処からですが周囲いったいに超重力エネルギー(これはブラックホールに似た者と仮定)があります。その場にあるだけなら力の方向性が暴走しますね。なら吸収して発散してしまおう…これがヤマトの考えです。
作者の足りない脳ミソ内
↓
ブラックホールって宇宙にあるよね?
…あ、じゃあ宇宙エネルギーに返還しておk?
霧戦艦2艦分のエネルギーやし単純に足し算でいいかな~
1+1+1=3
パーセンテージになおせば300%
きっと空高くまで続く光の柱が出来るよね♪天御柱?綺麗そう❗
よし、これに決めた‼
となり、アホなレベルのキチガイ波動砲となりました‼で、アルペジオ世界での共通意識としては
全世界が恐怖のドン底。戦争ナニソレ美味しいの?
生きるために降伏しましょう‼いっそ敵と協力して助かろう‼
です。さて、一仕事終えたので次は誰だそうかな~♪
ヤマト繋がりで大和と雪風、(宇宙戦艦ヤマトでの)霧島は最終回までとっておきたいし…いっそ誰かにアンケートとりますかね?
みなさーん、オラに元気(と言う名の意見)を分けてくれー
前者じゃなければなんでもいいですよー…ドイツ艦?
オラはドイツ語が分からん。シュバルツが黒って事とガンダムシュピーゲルに乗ってるってこと位しか知りません‼
…今回は少しふざけすぎてる気が。
兎に角参考程度にですがしたいので意見を待ってます‼