鴉と行く八千年   作:かしわくん

11 / 11
更新遅くなってすみません。インフルってました。最近インフルが治って昨日超かぐや姫!の4DXを見てきました。マジで最高でした!本当に時間とお金が許すならあと何回でも行きたいくらいすごかったです。上映延長とかしてくれたらいいのになぁ。それはそれとして12月のライブを楽しみにしてこの作品を完結に向けていこうと思います!尚、今回の着ぐるみのイメージはヒロアカの常闇くんです


俺のそばに近寄るなぁぁぁ!!

 

「さあ!!注目のイベントが始まります!王者ブラックオニキスが異例の速度でのし上がったかぐやイロPに宣戦布告!そして求婚!!運命をかけたKASSENが今始まります!!」

 

今回の司会である乙事照琴の言葉が会場に響く。先日ブラックオニキスからの宣戦布告を受けて私今ここにいる

 

……どうしてこうなった

 

いや順位を上げるにはそりゃすごいチャンスだよ?でも、でもやりたくない!!

 

だって考えてみなよ、自分の兄が俺様系キャラでライバーやっててしかもそれが無駄に人気だから何も言えない妹の気持ちを!!複雑だよ!!

 

しかもそれとコラボするって……ああぁぁぁぁぁ

 

「おや、かぐやイロPは揃っているようですが黒鬼がまだ……ん?」

 

その瞬間近くの山が突き破られる派手な演出と共にバイク?に乗った三人組がこちらに向かってきた

 

メンバーはもちろんお馴染みのあの人たち達だ。まず黒鬼のリーダー帝アキラ。そして弓使いの乃依。そして最後はカラスの被り物した変態……。ん?

 

 

WHO is that?

 

 

「おーっと!!黒鬼のメンバーである雷の姿が見えず、代わりにカラスの着ぐるみをした謎の男!!これは一体!?」

 

「えー、雷は本日手を骨折してしまったようで代打として来た人みたいです。おっと、彼からのメッセージがあるみたいなので読み上げます。えー、『先っぽだけだったらいれてないのと一緒だから俺も実質入ってない』……ちょっと意味がわかりませんね」

 

「いやー、結構ドギつめの下ネタぶっ込んできましたね。女性ファンからの悲鳴が聞こえて来ますね」

 

どうやらあのカラスの人は黒鬼の代理メンバーらしい。これはチャンスだ。なぜなら、黒鬼はこのツクヨミでも屈指の実力派のプロゲーマーだ

 

そのメンバーと並ぶほどの実力者が無名の中にいる事はまあ、あまり無いだろう。

 

「わっわわ、私、ファンで……」

 

「ん?」

 

真実が帝に話しかける。口からは涎が垂れていて前のめりになって目を輝かせている

 

「まみ、悪いけど今日は手加減できない」

 

「わっ私の名前……あひゅん」

 

「えっちょ、真実?真実!?」

 

私は倒れた真実に駆け寄って声をかけてみるが……ダメだ、反応がない。完全に脈が止まってる。現代医療の全てを以てしても助からないだろう

 

「……ダメだ起きない」

 

「えー!!三人いないと!!」

 

かぐやの言うとおり、KASSENは三人いないと出来ない。代わりに来てくれそうな芦花に声をかけようか……

 

いや、居るじゃないか、ピッタリな人が!

 

「?彩葉、誰に電話かけてんの?」

 

「秘密」

 

私はあの人に電話をかけるとやけに近くからスマホのバイブ音がした。私じゃない、他の誰か……

 

「ん?なんだ?電話?一体誰から……っ!?」

 

「大丈夫っすか?いまビクゥっ!!って効果音つきそうなくらい跳ねてましたけど」

 

「い、いや、ダ、ダ、ダ、

ダイジョブダイジョブ
……俺は何もみてない俺は何もみてない俺は何もみてない」

 

どうやら向こうのチームの着ぐるみの人に電話がかかって来たみたいだ。へー、奇遇だなぁ……

 

にしても全然出てくれないな……、いつもなら3コール以内には出てくれるのに

 

私は一度切ってもう一度かけようと思い、一度切ると、向こうの電話も切れたようだ……ん?

 

ピロピロピロン♩

 

「あっちょ……!」

 

私がもう一度電話をかけると、不思議なことも有ることである。向こうも再び電話がかかって来たようだ

 

「先生………?」

 

「チガウ、オレ、センセイ、チガウ」

 

「ふーん」

 

「ヒューヒューヒュー……」

 

「チンダル現象」

 

「……フッ」

 

「金玉均」

 

「……ブッ」

 

「沈降運動」

 

「ぶっふふ……ふっ……」

 

「はいダウト」

 

はいもうここまで来たら誰でもわかる。あの着ぐるみの下はあのロン毛なのだろう。

 

……は?何してはんの?

 

へー、そんなんだ、この前から私にあんなこと言っといて自分はそっち側行くんや、へー……

 

ん?何お兄ちゃんも後退りしてるん?先生もプルプル震えちゃって、ふふ、心配せずともこれが終わったら覚悟してもらいますよ

 

でもどうしよう、後1人はやっぱり芦花に───

 

その時、空から一つの玉手箱が降って来た

 

「じゃっしゃーん!!呼んだ?」

 

「なぁっ…!?」

 

「ヤチヨ!?」

 

その中からヤチヨが出て来た。出て来た瞬間先生は声を漏らして後退りしていたがどうしたのだろうか

 

「彩葉!絶対勝とうね!!……あ〜んな裏切り者お仕置きしちゃわないと」

 

「ええ、そうですね。ふふふ……」

 

「い、彩葉?笑顔が怖いよ?大丈夫?」

 

こうして私たちは戦いへと向かった

 

 

 

 

 

 

 

────────────────

 

「この度は大変申し訳ございませんでしたぁぁ!!」

 

俺はいま土下座をしている。そう、土下座とは日本人の標準装備であるあのDOGEZAである……ってなんかこの流れ前にもやったな。デジャブデジャブ

 

土下座の方向にいるのも前回同様朝日くんである

今回俺が土下座している理由は雷くんである

 

「まさか登山中に転んで腕折っちまうとはねぇ」

 

「私の監督責任です。すいませんでした」

 

「そんな遠足の先生じゃないんですから大丈夫ですよ。そもそもあいつももう大人ですし」

 

「やっぱりル◯ンドを箱で……」

 

「あ、遠慮しときます」

 

俺の渾身のルマンド売り込みを軽くスルーされてしまったが、お詫びでした事でまたお詫びする事になるとは、お詫びのマトリョーシカかってな!!ハハ……殺してくれ。ギャグが滑っちゃこの人の世は渡っていけねぇ

 

「じゃあ松陽さん、またお願いいいですか?」

 

「はい、何なりと、私は貴方様の奴隷です。首輪でもSMプレイでも私の体を自由にしてください」

 

「俺をなんだと思ってんすか。そんなんえっちな動画の中でしかみた事ないですよ」

 

いやそれがいるんですよ、現実で人を椅子に縛って口枷まで付けてくる女の子がねぇ!!あれ怖いんだからな!!

 

「今度、彩葉とKASSENで勝負するんですよ。雷は流石に出れないんで松陽さん代わりに出てくださいよ」

 

「それはわしに死ねと言うんじゃな?」

 

なんてこと言ってんだこの人!!俺がそんなんに出たら最後、酒寄さんに詰められ、かぐやにどつかれ、ヤチヨに襲われる。最悪のハッピーセットを味合わされる!

 

結論、嫌だ!!

 

「大丈夫ですよ。彩葉みたいに着ぐるみかなんかで顔隠したら分かりませんよ。それに、松陽さん出てくれないと俺困っちゃうな〜。黒鬼に入れるくらい実力あるのなんて松陽さんくらいだからな〜。雷も怪我しちゃってるしな〜。」

 

「ぐぅ……。まぁ、そうですね。一回、一回だけですよ」

 

「よっしゃやりぃ!!これを第一歩にして黒鬼に引き摺り込みますからね」

 

「それは駄目」

 

 

 

 

───────────────

 

そんなこんなで当日を迎え、酒寄さん達の前に立った。よし、バレてない。やっぱネームプレートも隠せるのがでかいわ。声出さんかったらバレようがないもん

 

ん?なんか電話かかって来た。誰か…ら……

 

 

差出人

酒寄彩葉

 

 

「ビクゥっ!!」

 

「松陽さん大丈夫っすか?今ビクゥっ!!って効果音つきそうなくらい跳ねてましたけど」

 

「だ、ダイジョブダイジョブ……」

 

やべぇやべぇまじでやべぇ洒落にならねぇ

酒寄さんこっち見てるよ!やばいよ!酒寄さんはどっかのマッドサイエンティストが嫌いな感のいいガキスタイルだからやべぇよ

 

そして一度切れたと思ったらまたもう一度かかって来た。それと同時に酒寄さんの視線が強まった

 

「先生………?」

 

「チガウ、オレ、センセイ、チガウ」

 

「ふーん」

 

「ヒューヒューヒュー……」

 

「チンダル現象」

 

「……フッ」

 

「金玉均」

 

「……ブッ」

 

「沈降運動」

 

「ぶっふふ……ふっ……」

 

「はいダウト」

 

何で笑っちゃうかな俺ぇぇぇ!!

いや、これは仕方がない。こんな数々の授業中の中学生をニヤニヤさせる事を言われて笑わない方が異常だ!そうだろ!!

 

てかやべぇ酒寄さんのハイライトが消えた!!お前も出来るんかい!!ざっけんなよ!こんなん普通1人でいいんだよ。てか1人でも多いんだよ!何だ?俺の周り全員俺のこと大好きってか!あぁん!?

 

や、やべぇよ……こえ、怖えよ……お母ちゃん……お父ちゃん……この際ヤチヨでもいい……

 

その時、空から一つの玉手箱が降って来た

 

「じゃっしゃーん!!呼んだ?」

 

「なぁっ…!?」

 

「ヤチヨ!?」

 

その中からヤチヨが出て来た。ざっけんなよ!!確かに助けてって言ったけどさぁ!!せめてハイライトを搭載してからお越しになってください。ハイライトを着用なさってない方とバストがC以下の方はお越しになれません!

 

「彩葉!絶対勝とうね!!……あ〜んな裏切り者お仕置きしちゃわないと」

 

「ええ、そうですね。ふふふ……」

 

俺はこの後、どうなってしまうのだろうか。……お、俺は生きて帰って地元のパンデモニウムさんと結婚するんだ!こんな所で死ねねぇ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

「待ってよ松陽〜!!何で逃げるの〜?」

 

「く、来るな……俺のそばに近寄るなぁぁ!!!」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

斬り開くは超ハッピーエンド!(作者:迦楼羅織)(原作:超かぐや姫!)

▼現代でとある名家に生まれた主人公が、全身全霊を持ってハッピーエンドを超えた超ハッピーエンドへとたどり着くために奮闘する物語。▼なお、主人公は覚えてないけど8000年前から謎のウミウシとの関わりがあるし、輪廻の外の存在であり、なぜかヤチヨから謎の信頼を持っている▼展開とかけっこう変わってきますのでご注意ください▼


総合評価:397/評価:6.45/連載:20話/更新日時:2026年11月02日(月) 23:09 小説情報

かぐや姫に会いに月に行く(作者:蛍もがな)(原作:超かぐや姫!)

かぐや姫にもう一度会いたい。▼ただそのために生きてきた男の物語。


総合評価:569/評価:8.86/短編:5話/更新日時:2026年10月13日(火) 22:00 小説情報

友達が光る電柱から赤ちゃん拾って来たってよ。(作者:ふぇり)(原作:超かぐや姫!)

都立武蔵川高校に通う、橘湊(たちばな みなと)はいつも通りに学校に通っていた。▼家に帰れば「スマコン」を装着し、「KASSEN」をプレイ。 アルバイトも基本的に頑張る普通の男の子。▼夜、バイト先の先輩であり、クラスメイトの酒寄彩葉から電話がかかって来て、「光る電柱から赤ちゃんを拾った」と直接連絡を受けてしまい.....!?


総合評価:736/評価:8.32/連載:12話/更新日時:2026年11月07日(土) 08:00 小説情報

この生に、意味があるのなら(作者:生姜醤油)(原作:超かぐや姫!)

仮想世界ツクヨミ。そこには、とある1人のプレイヤーがいた。▼名を『影狼』、人呼んで【プロフェッサー】。▼ツクヨミ最強として君臨する彼の心は、いつも諦めと絶望に満ちていた。▼色褪せた日々を過ごす転生者――『影狼』こと景浦琥太郎。▼琥太郎の隣人にして苦学生――酒寄彩葉。▼そして、月からやってきたという謎の少女――かぐや。▼三者が出会った時、運命の歯車が動き出す。…


総合評価:569/評価:8.64/連載:10話/更新日時:2026年08月13日(木) 23:00 小説情報

超かぐや姫!輪廻なんて壊しちゃえ(作者:鶏ぴっぴ)(原作:超かぐや姫!)

8000年前。▼まだ「英雄」という言葉すら存在しなかった時代。▼一人の少年が、月から来た少女――かぐやと出会った。▼共に過ごし、笑い、時には喧嘩をして。▼彼には死と老化の概念がなかった。▼やがて少年は、かぐやにとってかけがえのない存在になっていく。▼しかし、二人の日々は永遠には続かなかった。▼ある日を境に少年は消えたーー▼名を残すこともなく。▼誰にも知られる…


総合評価:397/評価:8.78/連載:12話/更新日時:2026年10月30日(金) 07:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>