特級?私の計算によると真っ直ぐ行ってぶっ飛ばせば問題ありません。 作:緑茶美味しい
おはよう諸君、私はこの呪い呪われる世界に転生した只一人の最強頭脳派男ッ!
その名も『
現在神の住まう天界では、自身の選んだ人間を死亡率の高い世界へ送りその戦いを鑑賞する娯楽が流行っているらしい。
最強頭脳派の私からすると悪趣味としか言えませんね。
転生させられた人間には目標が課せられます。
私に課せられた課題は3つ。
一つ、五条悟の生存
二つ、両面宿儺の撃破
三つ、羂索の殺害
ナチュラルにパンピーに対して殺害を組み込んでくるあたり、神という者達の傲慢さが伺えますね。
しかし安心して欲しいのです、私はこう見えて超絶ウルトラスーパーアルティメットエターナル頭脳派の天才…
私の計算によると、特級達の撃破方法は至って単純…真っ直ぐ行って右ストレートでぶっ飛ばす。
これに限ります、ええ勿論!私の計算に狂いはありませんとも!!完璧です!
というわけで今日から東京都立呪術高等専門学校への入学です。
世代としては五条、家入、夏油世代なので私が入ることで真の黄金世代と成るでしょう!!
では新たな世界にLETSGO!!
ーーーーー
「コイツが最後の同級生?雑魚じゃん!」
ふぅ〜…落ち着きなさい私よ、この男はまだ15歳…精神年齢の高い超絶クールな頭脳派の私が怒るまでもない…素数を数えるのです…1…2999…564211…素数って何だっけ?
「フンッ!!」
おっとしまった!私の高貴な頭脳とは裏腹にいつの間にか拳が彼へと突き刺さってしまった!?これは何かのバグか…!?
「いってぇな!!なにしやがる!?」
「今のは五条君が悪い」
「そうだね、五条が悪いね」
「俺のせい!?」
何やらふざけてるみたいだが…ここは誠心誠意謝ろう。私は自分の行動に責任が取れるのだ。
頭脳派だからッ!!
「すまなかった五条君…この通りだ」
「どの通りだよ!?喧嘩売ってるとしか思えねぇよ!?」
私は頭を下げようとするが何故か両手で中指を立ててしまった。
おかしい!!何故言う事を聞かないんだ私の体ッ!
「面白い子だね、羽瀬川君」
「確かに五条よりも面白いかも〜」
「はぁ!?」
面白いと言われるのは中々悪い気分では無い…寧ろ良い!!もっと言ってくれていいんだぞ!!
「私のデータによると私の面白さが五条君の面白さの120%上を行ってます」
「どこのデータだよ!?あぁ~!もう!!表出ろ!!ぶっ飛ばしてやる!!」
直ぐに暴力に頼るのはよろしくないですね…ここは穏便に暴力で解決しましょう。
「ええ、よろしくお願いします」
頭も下げておきましょう。ああ!やはり中指がっ!!
ーーーーー
私は校庭で彼を見据えていた。やはり未来の最強…立ち姿は立派ですね、胸を借りるつもりで行きましょう。
「よろしくお願いします。五条君」
「ハッ!ボコボコにして泣かしてやんよ!」
お口がお悪いですね…
構えた私達だが、彼は直ぐに間合いを詰めてきた。
かなり速いですね…2秒も経っていないのにもう間合いです。
パンチを見切り躱す、とても単純で分かり易いですね!
「はぁ!?何今の動き!!?」
何って…ただ普通に体を高速でうねらせる事によりトンネル効果を再現しただけだが…?
「キモッ!オマエその動きもうやんなよ!?くねくねの都市伝説ぜってぇオマエだろ!」
「失礼ですね」
「メガネクイッてすんな!!似合ってねぇんだよ!」
本当に失礼ですね…私は超絶頭脳派、メガネが世界一似合う男に決まってるんですが?
「あ゛〜もうウゼェ!!『蒼』!!」
「五条君!ソレはダメだ!!」
夏油君が『蒼』を発動した五条君に対して驚いているがその程度は予想済みだ…!
「私の計算によるとこの状況を抜け出す手段はただ一つ…!!」
「ハッ!どんな事したって無駄だ!!グチャグチャにしてやんよっ!!」
私はダッシュで駆け抜けて『蒼』を突っ切る。
「ハァ!?」
「『蒼』よりも巨大なエネルギーを生じさせながら突っ切れば良いッ!!」
私は五条君の顔面に拳を繰り出す。
「バカが!!無下限を突破できるワケ…グブゥッ!!?」
はて…?無下限って何だぁ…?
「………」
「あちゃ〜…見事に沈没してるねぇ」
「五条の負け〜!」
ええ、勿論。家入さんと夏油君の言う通り、私が負ける筈がありません。
何せ私はスーパーアルティメットウルトラハイパーダイナマイトエターナル(
ーーーーーー
失礼、取り乱しました。
「オマエどうなってんだ!?『蒼』よりも巨大なエネルギーって『蒼』は無限の収束だぞ!?良い!?無限なの!!」
「無限なんて私の計算の前には成す術ナシですよ」
「ダメだコイツ…話が噛み合わねぇ…」
「ところで無下限って何ですか?五条君」
「そーだよ!!無下限!ほら俺に触れてみろ!」
そう言う五条君に手を近づける私…何だ…!?コレは!!?近づけない!?最強頭脳派の私が!?
「コレがあったハズなのにどうやって突破したんだよ!?」
「…よく分かりませんね、まさか最強頭脳派のこの私にも理解不能な事象があるとは…!」
「全国の頭脳派に謝れ!!!」
やれやれ…最強頭脳派の私の困難はまだまだ続きそうですね…
「オマエがやれやれって顔をすんじゃねぇ!!」
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