衛宮切嗣にとって、戦争とは情報の奪い合いだった。
優れた兵士を揃えようと、強力な兵器を用意しようと、それをどこで、いつ、どのように運用するかを誤れば意味がない。
魔術師同士の戦いも、本質的には変わらない。
敵の位置を知ること。
敵の能力を知ること。
敵の目的を知ること。
そうして初めて、相手を排除するための方策が見えてくる。
だが、今回の戦争には一つ、厄介な要素が存在していた。
サーヴァント。
歴史や伝説に名を残した英霊を、使い魔として現界させる大魔術。
彼らの能力は、生前の逸話や伝承に大きく左右される。
剣を振るう者もいれば、槍を操る者もいる。中には、常識では測れない神秘をその身に宿す者すらいるという。
それゆえ、英霊の真名を知ることは、そのまま戦闘における優位に繋がる。
逆に言えば、正体の分からない英霊ほど厄介なものはない。
相手がどんな宝具を持っているのか。
どの程度の神秘を扱えるのか。
どのような条件で、その能力を発揮するのか。
情報がなければ、何一つ判断できないのだから。
そして今夜、冬木の街に新たな英霊が現れた。
その姿は、切嗣の知るどの伝説にも当てはまらなかった。
◇
冬木市、新都。
駅から少し離れた場所にある、小さなホテルの一室。
窓の外には、夜更けの街並みが広がっていた。
部屋に置かれたテーブルには、数枚の書類と写真、そして灰皿が並んでいる。
切嗣は椅子に腰掛け、手元の資料に目を通していた。
日本へ到着して、まだ間もない。
アイリスフィールとセイバーは、別の行程で冬木へ入る予定になっている。
それまでに、できるだけ多くの情報を集めておきたかった。
「切嗣」
久宇舞弥が、一冊の薄いファイルを差し出した。
「新しい候補者です」
「……誰だ?」
「間宮修一。二十四歳。冬木市在住の魔術師です」
切嗣はファイルを受け取った。
中には、一人の青年の顔写真と、簡単な経歴が記されている。
短く整えた黒髪。
平凡な顔立ち。
写真に写る青年は、どこにでもいる日本人の若者に見えた。
「間宮家……聞いたことがないな」
「時計塔との繋がりは薄いようです。代々、接続や修復に関する術式を研究してきた家系ですが、特筆すべき成果はありません」
「魔術刻印は?」
「継承しています。ただ、損傷が激しく、十分には機能していないと見られます」
「……そうか」
切嗣は、資料を一枚めくった。
青年の職業は、電器店の経営者。
父親の死後、家業を引き継いだらしい。
魔術協会との交流も少なく、近年は研究らしい研究もしていない。
魔術師としては、ほとんど落伍者に近い。
だが、それだけでは脅威が小さいとは判断できなかった。
「召喚の形跡は?」
「あります」
舞弥は、もう一枚の資料を差し出した。
「今夜、住居兼店舗で魔術儀式が行われた可能性が高いです。その前後に、不審な人物も確認されています」
「……写真は?」
「こちらに」
切嗣は、差し出された写真を手に取った。
そして、わずかに目を細めた。
「…………」
奇妙な男だった。
緑色の外套。
全身を覆う金属製の甲冑。
そして、表情の一切を隠す鉄仮面。
写真は夜間に、向かいの建物から望遠レンズで撮影されたものだった。
窓ガラス越しのため、細部は不鮮明である。
それでも、その異様な風貌は十分に見て取れた。
「……これは?」
「間宮修一の店内で確認された人物です。少なくとも、それ以前に出入りした形跡はありません」
「サーヴァントか」
「可能性は高いかと」
切嗣は、それ以上何も言わなかった。
写真を持ち上げ、男の姿を改めて確認する。
甲冑。
外套。
仮面。
いずれも、英霊の外見としては不自然ではない。
古代の英雄にも、中世の騎士にも、それらを身に着けた者はいる。
だが、この男の装備には奇妙な違和感があった。
西洋の板金鎧とは構造が違う。
肩や腕を覆う金属板は、身体の動きに合わせて組み合わされた機械部品のようにも見えた。
仮面もまた、防具というより、何らかの装置の一部に見える。
「……舞弥。この男について、何か分かったか?」
「いえ。身元を示す記録はありません」
「目撃者は?」
「近隣住民への聞き込みでは、該当する人物は確認できませんでした」
当然だろう。
こんな格好の男が普段から街を歩いていれば、嫌でも目立つ。
それ以前に存在を確認できないというのなら、英霊召喚によって現界したと考えるのが自然だった。
「……クラスは?」
「不明です。ただし、間宮家の儀式に関する資料から、キャスターである可能性が考えられます」
「キャスター……」
魔術師の英霊。
それなら、確かに説明はつく。
だが、キャスターというクラスに対して、この男の装備はあまりにも重々しかった。
まるで鎧を着込んだ騎士か、戦場に立つ兵士のようである。
もっとも、外見だけでクラスを判断するのは危険だった。
魔術師でありながら武芸に秀でた者もいれば、騎士でありながら魔術に通じた者もいる。
まして、英霊の伝承には事実と虚構が入り混じる。
見た目に惑わされるべきではない。
「……他に写真は?」
「二枚あります」
舞弥は新しい写真を並べた。
一枚には、青年と鉄仮面の男が作業場で向かい合う姿が写っていた。
もう一枚には、男が窓際に立つ姿が写っている。
前者では、青年が困惑したような表情を浮かべていた。
後者では、鉄仮面の男が何かを手にしていた。
「……何をしている?」
「撮影した位置からは確認できません。ただ、作業台にある機械を調べていたようです」
「機械?」
「はい」
舞弥は、写真の一部を指し示した。
古いテレビ。
工具箱。
そして、いくつかの電子部品らしきもの。
その前に、鉄仮面の男が立っている。
切嗣は眉を寄せた。
「……電器店の作業場だったな」
「はい」
「召喚された直後から、家電製品を調べていたのか」
「そのようです」
妙な話だった。英霊は、召喚された時代について聖杯から一定の知識を与えられる。
現代の機械に興味を示すこと自体は、それほど不思議ではない。
だが、わざわざ修理中のテレビを調べるとなれば、少し事情が違う。
単なる好奇心か。
それとも、何か目的があって機械を調べているのか。
現時点では判断できない。
切嗣は、再び写真に目を落とした。
緑色の外套。
全身を覆う甲冑。
そして、鉄仮面。
奇妙な風体だった。
西洋の騎士を思わせる装いではあるが、甲冑の形状は一般的なものと随分違う。少なくとも、切嗣が知る歴史上の武具とは一致しなかった。
「……この甲冑は?」
「詳細は不明です。現時点では材質も特定できていません」
「そうか」
切嗣は写真を置いた。
英霊の出自を探るには、あまりにも材料が少ない。
中世の騎士かもしれないし、名の知られた魔術師かもしれない。あるいは、甲冑そのものが生前の姿とは無関係である可能性もある。
外見から真名を推測するのは危険だった。
「キャスターというのは、まだ推測の域を出ないか...」
「はい。召喚儀式の痕跡から、その可能性が高いと判断しています」
「……分かった」
切嗣は短く答えた。
仮にキャスターだったとしても、その能力までは分からない。
魔術師の英霊。
それだけでは、対策の立てようがない。
まして、どこの誰とも知れぬ鉄仮面の男である。
「舞弥。間宮修一の召喚儀式について、もう少し調べてくれ」
「触媒を?」
「ああ。まずはそこからだ」
何を召喚したのか分からないのなら、何を召喚しようとしていたのかを調べる。
それだけの話だった。
「……このままだと、真名の特定は難しいな」
「引き続き調査します」
「ああ」
切嗣は写真を机に戻した。
今のところ、この男を特定する手掛かりはない。
それだけに、軽視することもできなかった。
◇
「監視中に、もう一つ動きがありました」
舞弥が、最後の報告書を開いた。
「午前一時前。間宮電器の裏手で、不審な発光を確認しています」
「……発光?」
「はい。時間はごく短く、発生源は特定できていません」
「写真は?」
「ありません。撮影できるほど長くは続かなかったようです」
切嗣は、少し考えた。
「……その後は?」
「店内の人物に大きな変化はありません。ただ、鉄仮面の男が窓際で何かを拾い上げていました」
舞弥は一枚の写真を指した。
先ほどの、窓際に立つ男を撮影したものだった。
金属製の手甲に、黒い小さな物体が収まっている。
画像が粗く、詳しい形状までは分からない。
「……何だろうな」
「確認できませんでした」
「周囲に、別の監視者は?」
「可能性はあります。現場付近では、使い魔と思われる小動物の出入りも報告されています」
切嗣は、手にしていた写真を置いた。
自分たち以外にも、間宮電器を監視している者がいる。
それは十分に考えられることだった。
聖杯戦争に参加する魔術師ならば、敵の情報を集めようとするのは当然である。
そして、使い魔を用いた偵察は、もっとも一般的な手段の一つだ。
問題は、その使い魔がどうなったかだった。
「……見つかったのかもしれないな」
「はい」
「使い魔の残骸を回収した、と」
切嗣は指先で写真を軽く叩いた。
魔術師が使い魔を発見した場合、即座に破壊することは珍しくない。
しかし、相手がそれを回収したのなら。別の目的があるのかもしれない。
魔術的な痕跡を調べるためか。
使い魔の構造を解析するためか。
あるいは、敵の術式そのものに興味を持ったのか。もちろん、単に好奇心から拾っただけの可能性もある。
いずれにせよ。
「……不用意な監視は控えた方がいい」
「距離を取りますか?」
「ああ。今は相手の手札が分からない」
舞弥は頷いた。
切嗣は、机に並べられた資料を改めて見渡した。
弱小魔術師。
海外から集められた奇妙な品々。
召喚儀式。
そして、鉄仮面のサーヴァント。
どうにも、噛み合わない。
もしこれが偶然の召喚なら、青年は相当な幸運か、不運に見舞われたことになる。
だが、もし意図的な召喚だったとすれば。
間宮修一は、このサーヴァントについて何かを知っている。
少なくとも、その可能性を無視するわけにはいかなかった。
「……舞弥」
「はい」
「間宮修一への接触は、当面見送る」
「了解しました」
「監視は続ける。ただし、こちらの存在を悟られない範囲でいい」
「はい」
切嗣は煙草を手に取った。
一本を口に咥え、火をつける。
紫煙が、ゆっくりと天井へ昇った。
今夜の報告は、ひとまずここまでだろう。
しかし、切嗣の頭には、あの奇妙な鉄仮面の姿が残っていた。
サーヴァントのクラスは、恐らくキャスター。
真名は不明。
宝具も不明。
魔術師としての力量も不明。
分かっているのは、機械を扱うらしいということだけ。
そして、その装備が通常の英霊とはどこか異なるということ。
……実に厄介だった。
もっとも、それは今回の聖杯戦争における数多くの不確定要素の一つにすぎない。
まだ見ぬ敵は、ほかにもいる。
強大な英霊を従えた魔術師たち。
歴史に名を残す英雄たち。
そして、聖杯を求める者たちの思惑。
戦いは、これから始まるのだ。
「……切嗣」
舞弥が声をかけた。
「遠坂陣営についても、動きがありました」
「……そうか」
切嗣は顔を上げた。
「聞かせてくれ」
舞弥は、次のファイルを開いた。
今度は、遠坂時臣に関する資料だった。
冬木の管理者。
名門魔術師。
そして、今回の聖杯戦争に参加する有力候補。
切嗣は、先ほどまでの資料を脇へ寄せた。
キャスターの正体は、今は分からない。
だが、それに時間を費やし続けるわけにもいかない。
今夜は今夜で、やるべきことがあった。
目の前の戦争は、誰か一人の都合で進むものではないのだから。
◇
同時刻。
冬木市、遠坂邸。
「……失われた、か」
遠坂時臣は、小さく呟いた。
書斎の机には、一通の報告書が置かれている。
それを届けたのは、彼の弟子である言峰綺礼だった。
「はい。使い魔との接続は、途中で途絶えました」
「原因は?」
「詳細は不明です。ただ、間宮家の建物内部で、何らかの干渉があったものと思われます」
「……ふむ」
時臣は、しばらく考え込んだ。
間宮家。
冬木の魔術師として、その存在は把握している。
だが、家格も研究成果も、遠坂家と比較するほどのものではない。
魔術師としての力量も、決して高くはなかったはずだ。
そんな家系から、聖杯戦争の参加者が現れた。
それ自体は、さほど驚くべきことではない。
聖杯は、必ずしも優れた魔術師だけをマスターに選ぶわけではないのだから。
問題は、そのサーヴァントだった。
「……鉄仮面の男、だったね」
「はい。全身を甲冑で覆った人物です」
「魔術師の英霊としては、いささか奇妙な風体だ」
時臣は、静かに指を組んだ。
「もっとも、英霊の外見だけで真名を推し量ることはできないが」
「……キャスターと見てよろしいでしょうか」
「その可能性は高い。だが、断定は避けるべきだろう」
時臣は、落ち着いた声で答えた。
「使い魔が失われたというだけでは、相手の力量までは分からない。優れた魔術師なら、その程度のことは容易い」
「承知しました」
綺礼は静かに頷く。
時臣は、手元の報告書へ目を落とした。
間宮修一。
衰退した魔術師の家系に生まれた青年。
そして、正体不明のサーヴァント。
この二人が、今後どのような動きを見せるのか。
少なくとも、今の段階で判断を下すのは早計だった。
「監視は続けてくれ。ただし、無用な刺激は避けるように」
「はい」
「こちらの準備にも、まだやるべきことがある」
綺礼は一礼した。
「では、私はこれで」
「ああ。頼んだよ」
弟子が書斎を退出する。扉が静かに閉じられた。時臣は椅子に深く腰掛け、目を閉じる。今回の聖杯戦争において、遠坂家が取るべき道はすでに定まっていた。
勝利を収めるための準備は、着実に進んでいる。そして、彼には確信があった。
自らが召喚した英霊こそ、この戦争における最大の切り札であると。
あの英雄王を前にして、他のサーヴァントがどこまで抗えるものか。
無論、慢心は禁物である。
だが、遠坂時臣は知っていた。
自分が、どれほど規格外の英霊を召喚したのかを。
だからこそ、正体不明のキャスターについても、現時点では注意を払うべき一陣営という以上の評価を与えるつもりはなかった。
……その判断が正しかったかどうか。
答えが出るのは、まだ先のことである。
◇
その頃。
間宮電器の作業場では、一人の男が机に向かっていた。
緑色のマント。
灰色の甲冑。
そして、鉄仮面。
キャスターのサーヴァント。
悪魔博士である。
「……ふうん」
博士は、机の上に置いた小さな物体を眺めていた。
先ほど、窓の外で回収した使い魔の残骸だった。
見た目は虫に似ている。
しかし、その内部には明らかに人工的な魔術構造が存在していた。
生命活動と魔力の流れを結びつけ、離れた場所から情報を受け取る仕組みらしい。
博士は興味深そうに、その一部を調べた。
「……なるほどなぁ」
しばらくして、鉄の指先が動きを止める。
「こりゃ面白い」
机の上には、すでにいくつもの図形が描かれていた。
魔術回路。
電子回路。
そして、そのどちらにも見える奇妙な構造。
博士は、手元の資料を見比べながら、何かを計算していた。
「……おい、マスター!」
不意に声を張り上げる。
隣の部屋から、眠たそうな返事が聞こえた。
「……何ですか、博士。もう夜中ですよ」
「ちょーっとこっちへ来てちょうだい!」
「……今度は何です?」
「いいから来い!」
しばらくして、間宮修一が顔を出した。
寝間着姿で、目をこすっている。
「……何か分かったんですか?」
「おー、バッチリ分かったぞ!」
博士は、使い魔の残骸を指差した。
「これを見てみろ」
「……さっきの使い魔ですか」
「そうだよ!」
修一は机の上を覗き込んだ。
そして、眉をひそめる。
「……これ、何です?」
机の上には、見慣れない図面が何枚も広げられていた。
複雑な線が入り組み、所々には数字や記号が書き込まれている。
その隣には、分解された電子部品が並んでいた。
「……博士、まさか」
「ふふん!」
悪魔博士は得意げに胸を張った。
「この使い魔の仕組みを、ちょっとばかし調べてみたんだがね!」
「……それで?」
「なかなか面白いもんだぞ。離れた場所から命令を送って、情報まで受け取れるんだからのう」
「……まあ、使い魔ですから」
「ほんだけど、これじゃあ効率が悪い!」
博士は、机を軽く叩いた。
「もっとバッチリしたもんが作れるはずだがね!」
修一は、嫌な予感がした。
「……何をするつもりですか?」
「決まっとるだろうが!」
悪魔博士は、両腕を広げた。
「俺も作ってみるんだよ!」
「……使い魔を?」
「そうだよ!」
博士は、机の上の図面を指差した。
「これを応用すれば、なかなか面白いことができそうだでな!」
修一は、しばらく黙っていた。
そして、ゆっくりと口を開いた。
「……博士」
「なんだね?」
「それ、どれくらいかかるんです?」
「さあのう。材料さえ揃えば、すぐにでもできるんじゃにゃあか?」
「……材料って?」
博士は、当たり前のように答えた。
「まずは、この店にある機械を全部見せてちょうだい!」
「…………」
修一は、天井を仰いだ。
午前二時を過ぎている。
明日も店の営業がある。
それなのに。
召喚したばかりのサーヴァントは、何やら奇妙な研究に夢中になっている。
……聖杯戦争。
本当に、こんな調子で大丈夫なのだろうか。
「……博士」
「なんだね?」
「俺、もう寝てもいいですか?」
「何を言っとる! これからが面白いところだろうが!」
「……勘弁してくださいよ」
博士は、不満そうに鼻を鳴らした。
「まったく、近頃の若いもんは根性がにゃあ!」
そう言って、再び図面へ向き直る。
修一は、深いため息をついた。
そして、気づかなかった。
机の上に描かれた図形の一部が、すでに間宮家の魔術書に記された術式とは、まったく異なる構造へ変化していたことに。
悪魔博士は、まだ冬木の魔術を知らない。
しかし。
知らないからこそ、調べる。調べたものを理解し、理解したものを改良する。
その頭脳は、すでに動き始めていた。
まだ、誰も知らない。衛宮切嗣も。遠坂時臣も。
そして、間宮修一でさえも。
この奇妙な鉄仮面の男が、どこまでのことを成し遂げられるのかを。
第四次聖杯戦争。
その戦端が開かれるまで、あとわずか。
悪魔博士(仮称)の設定を一応、貼り付けおきます。
【クラス】キャスター
【真名】 ???(自称・悪魔博士)
【マスター】間宮修一
【出典】宇宙忍者ゴームズ/マーベルコミック
【属性】 秩序・悪
パラメータ
| 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
| C | B | D | A | C | EX |
クラス別スキル
陣地作成:A
魔術師として、自身に有利な陣地を作成する能力。
キャスターの場合、科学技術と魔術を融合させた独自の工房を構築する。
十分な時間と資材があれば、研究施設、防衛設備、魔力供給機構などを備えた要塞級の工房を形成できる。
道具作成:A
魔力を帯びた道具を製作する能力。
通常の魔術礼装に加えて、科学技術を応用した特殊装置の開発も可能。状況に応じて新たな装備や自動人形を製作できる。
ただし、製造には資材、魔力、時間を必要とする。
保有スキル
天才:A+
常人の理解を超えた科学的知識、発想力、問題解決能力を持つ。
未知の技術や魔術に対しても、その原理を観察・解析し、自身の知識体系へ取り込むことができる。
ただし、一度観測しただけであらゆる能力を完全に理解できるわけではない。
魔術:A
高度な魔術を扱う能力。
一般的な魔術師とは異なる体系の魔術にも精通しており、攻撃、防御、探査など多様な術式を行使する。
科学魔術融合:A
科学技術と魔術を統合して運用する特殊技能。
機械装置に魔術的機能を組み込む、魔術の行使を科学的な装置で補助するなど、通常の魔術師とは異なる技術体系を構築できる。
カリスマ:B+
自らを世界の支配者たる存在と確信する強固な精神性。
精神的な干渉に対する高い抵抗力を持つ一方、その傲慢さが判断に影響することもある。
宝具
第一宝具
『科学と魔術の魔王甲冑(ドゥーム・アーマー)』
ランク:B+
種別:対人宝具
最大捕捉:1人
キャスターが常時装着している、科学技術と魔術を融合させた甲冑。
高い防御性能に加え、エネルギー放射、防御障壁、飛行、各種探査機構など、多様な機能を備える。
甲冑そのものが宝具であるため、通常の機械装備とは異なる神秘を有している。
防御障壁には限界があり、特定の宝具や強力な攻撃に対しては突破される可能性がある。
また、甲冑による身体能力の補助は可能だが、純粋な武技や近接戦闘能力において、専門の英霊を上回るものではない。
第二宝具
『???』
ランク:???
種別:???
最大捕捉:???
効果:???
人物像:科学者にして魔術師という、異色のキャスター。
甲冑による防御性能と、多様な攻撃・補助能力を併せ持つ。
最大の特徴は卓越した頭脳と技術力であり、未知の敵を観察し、研究し、対抗手段を構築することに長ける。
一方、瞬間的な機動力や純粋な武技では三騎士に劣り、魔力消費も決して小さくない。
特にマスターである間宮修一の魔力供給能力には限界があり、持てる能力を無制限に行使することはできない。
その真価は、十分な準備と研究の時間を得たときに発揮される。
なお、宝具評価がEXである理由については、現時点では不明。