謎の一般チート転生者が過去の禪院家にポップしてた世界線の呪術廻戦。
※主人公は非転生者。

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 ○月×日

 

 今日から日記を書くことにした。

 理由はクソ親父が最近マジでクソでクソすぎて気持ち悪いからだ。

 グチでも吐かないとやってられない。

 同じ空気を吸うのも耐えられない。

 

 だけど、禪院家の次期当主がほぼ内定した身としては表であまりグチを吐いたりもできない。

 俺は直哉のクズみたいな人間には絶対になりたくないし、俺の機嫌が悪いと家の連中がビビる。

 だから仕方なく、こうやって日記でグチを吐くことにした。

 

 マジでクソ。

 ゴミ。

 死ね。

 つか殺す。

 燃やす。

 あのクソ親父、今まで散々俺のこと出来損ないだのなんだの言いながら訓練でもないのに殴ってきたり、母さんをないがしろにしてたくせに。

 今さら手のひら返していい父親ですみたいな振る舞いしようとしやがって。

 マジムカつく。

 俺がすごくてもお前がすごいことになるわけじゃねえから。

 過去は消えないからな。

 俺はこの先何があってもクソ親父が嫌いだし、あいつはいつか必ず殺すと心に決めている。

 ついでに直哉のクズも殺す。

 燃やして灰にする。

 

 マジで————(以下、数ページにわたって罵詈雑言)

 

 

 

 

 

 

 

 ○月△日

 

 これ日記なのにグチしか書いてないことに気づいた。

 元々そのために始めたけど、さすがにちゃんと日記っぽいことも書いていくべきだよな。

 

 とりあえず今日あったこと。

 直哉をボコった。

 とても気持ちが良くてスカッとした。

 以上。

 

 あいつ本当マジでクズで終わってるんだけど、最近は露骨に俺にビビっててオモロい。

 前まで俺のこと出来損ないって言いながらいじめてたのにな。

 俺が術式目覚めないから。

 ただ術式使えるようになるのが遅かっただけで、八歳になってようやく目覚めて、それが十種と並ぶ禪院家最強の相伝だった途端これだよ。

 結局弱いものいじめしてるだけで、自分よりも強い相手には同じことできねえんだもんな。

 情けねえクズがよ。

 だけど助かってる面もある。直哉は俺にとってのハンメンキョーシというやつだ。

 俺はあんなクズにはなりたくない。

 俺は弱いものいじめなんてしない。

 むしろ守ってやる。

 あのクズにいじめられてた俺は痛みがわかるんだ。だから絶対にあんな風にはならない。

 

 俺が当主になったら禪院家自体の空気を変える。

 直哉は舎弟にする。

 クソ親父は殺す。

 変わらねえなら直哉も他のクズも殺す。

 

 なんか、結局グチみたいになったな。

 まあいっか。

 

 

 

 

 

 

 

 ⭐︎月○日

 

 もう書くことねえや。

 

 今日も鍛錬しかしてねえし。

 昨日も一昨日も、明日も明後日も鍛錬だけしかしないし。

 

 ああ、直哉はそろそろ心折れると思う。

 最近はあいつが弱いものいじめするたびにボコボコにしてやってたから、あんま弱いものいじめしなくなってきた。

 やっと学習してきたな。

 バカがよ。

 このまま完全に心折れたら舎弟にしてやるよ。

 俺ほどじゃねえけどあいつ才能あるし、次期当主の忠実なシモベとして便利に使ってやるぜ。

 クソ親父はどうしようかな。

 クソガキの直哉はともかく大人のあいつは絶対に許さんけどな。俺が当主になったら特級呪霊の討伐にでも向かわせていい感じに死んでもらうか。

 多分俺が直接殺すと家に影響出るからな。

 決めた。

 そうしよう。

 夢が広がるぜ。

 

 じゃなくて、日記だ。

 結局グチみたいになってんじゃん。

 

 でも書くことねえんだよな。

 

 まあ、適当に術式について書いとこうかな。

 俺の術式は『流刃若火』とかいう。

 始まりは幕末くらいの禪院家の当主が持ってた術式で、今まではその当主以外にこの術式に目覚めるやつはいなかったんだって。

 だから俺が歴代二人目。

 

 術式の内容としては、刀の呪具を具象化して炎を操るっていう単純なものだ。

 だけどその威力の規模がハンパない。

 術式に目覚めたばかりの俺でもその気になれば山ひとつくらい燃やし尽くせるし、この前は一級呪霊を灰にしてやった。

 むしろ威力が強すぎてコントロールがむずいから、弱い呪霊とか相手だと使えないくらいだ。周りへの被害が洒落にならないんだよな。

 強い呪霊相手ならまだいいけど、弱い呪霊相手でいちいち周囲を火の海にしてたら効率が悪すぎる。

 最近の鍛錬は基本この術式の威力のコントロールばっかりしてる感じだ。

 

 ちなみに、最初にこの術式を持ってた禪院家の当主なんてその気になれば世界を滅ぼせたらしい。

 そう公言してたって。

 いやいや、さすがにそれは嘘でしょ。

 でもその当主は特級呪霊との戦いの余波で湖の一つをまるごと蒸発させて地図から消し去ったとかって、実際に禪院家の記録には残ってる。

 世界を滅ぼすとかは嘘だろうけど、『流刃若火』は湖を消し飛ばすくらいの火力は出るらしい。 

 湖だぜ?

 やばすぎるだろ。

 

 あ、『流刃若火』は俺が二人目だけど劣化した術式は何人か出てて、それも相伝になってる。

 炎操るやつね。

 威力は目覚めたばかりの俺の『流刃若火』と比べても弱すぎてロウソクの火みたいなもんだけど、まあまあ強い術式ではあるらしい。

 『流刃若火』との違いは威力もそうだけど、刀が具象化するかどうか。

 クソ親父の術式はこれなんだよな。

 遺伝を感じてうぜえ。

 

 俺の術式はこんな感じ。

 

 ま、つまり俺は最強ってこと。

 最近はなんか俺抜きで最強とか言われてチョーシ乗ってる五条のなんちゃらとかいうガキがいるらしいけど、いつか俺が直々にぶちのめしてやろうかな(笑)

 

 術式のこと書いてたらなんかいい感じにページ埋まったし、今日はこんな感じでいいか。

 次いつ書くかわかんねえけど。

 気が向いたら書くかー。


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