【更新停止中】ソードアートオンライン 記憶の欠片   作:ショウユー

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アスナさんが、だいぶエミリーさんに心を開いてます。


第4話

 

 

 

 

翌朝アスナちゃんにメッセージを飛ばし、軽く朝食を済ませてからポーション等の準備をして迷宮区の入り口へ向かう。

キリ君は夕べから宿へは戻ってこなかった。

 

途中で、ショウさんとディアベル君に会った。

 

 

 

「「おはようございます」」

 

「おはよ~。どったの~?二人揃って・・・」

 

「ボス攻略の事ですよ。エミリーさんは参加しないって、キリト君からきいたもので。」

 

「うん、参加しない。なんでかなぁ、皆して。私が参加したところで大した戦力にならないだろうし、却って迷惑かけちゃうよ?それにディアベル君には了承得てるわよね?」

 

「そうなんですが。やっぱり、ショウさんと話をしましてね。納得いかないといいますか・・・前回の会議、ビギナーとβテスターとが揉めるって判ってて《先生》を呼んだんじゃないんですか?」

 

「あぁ、その事!単なる偶然よ?ショウさんは強い人だもの。攻略の助けになるかもって、連絡を入れただけよ」

 

「貴女は自分をわかってない!貴女はきっと皆を纏められる人なんだと思う」

 

「ショウさんまで・・・私はそんな大層な人間じゃないわ・・・。本当にごめんなさい。ボス戦だけは参加出来ないの。お願い、退いてちょうだい」

 

 

 

いいえ、私は私を理解している。しているからこそ、どうしても参加してはいけない理由がある。

でも、まだ皆には話せない。私というイレギュラーが皆を危険に晒してしまうということを。

 

 

 

「貴女がそんな悲しそうな顔をするなんて」

 

「何か大きな事情があるんですね。わかりました、今は退きます。いつか理由を話して下さい。力になりたいから」

 

「ありがとう。私、人を待たせているからもう行くわ。生きてまた第二層で会いましょう!」

 

「必ず!」

 

「ディアベル君、皆を宜しくお願いね」

 

「はい。2回目のボス攻略会議を今日の午後1時から始めますので。」

 

「うん、あの子達には伝えておくよ!」

 

 

 

 

私は二人と別れ、待たせているだろうキリ君とアスナちゃんのいる所へ今度こそ走って行った。

 

 

 

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待たされてキリ君がちょっと苛ついてたけど、敵を見つけた途端に機嫌は直っていた。

 

 

迷宮区でのパーティー練習は凄く良かった。

特にキリ君とアスナちゃんが息ピッタリなのだ。

見ているとアスナちゃんがキリ君に良く合わせている。攻撃も精密機械並みだ。

 

 

 

「エミリーさんから頂いたこのレイピア、私の手に凄く馴染んでます!羽根のように軽いのに、凄い切れ味。それに高い耐久力。本当にありがとうございます!」

 

「ふふ、喜んで貰えて良かった♪」

 

「大切に使います!」

 

「そのレイピア、強化すれば暫くは使えるな」

 

「キリト君、後で武器についても詳しく教えて」

 

「あぁ。了解」

 

「随分、二人とも打ち解けてきたね♪」

 

「ボス戦のパートナーだからな」

 

「そうですよ!」

 

「そうね♪その調子でボスなんか軽く殺ってしまいなさい!」

 

「サラッと言いますね、エミリーさん・・・」

 

「姉さんは何時もだよ。今日も平常運転ですね」

 

「うん♪さ、今日の午後2時から2回目のボス攻略会議ってディアベル君からの伝言♪」

 

「もうすぐ昼か。姉さん、今日は弁当あるの?」

 

「ごめんね~、作ってない!なので、トールバーナでご飯にしましょ。この前、美味しいお店を教えて貰ったから」

 

「じゃあ移動するか・・・」

 

「キリト君、残念だったね。エミリーさんのお弁当楽しみにしてたのに」

 

「そう言うお前だって、おんなじ様な事言ってたろ」

 

「はいはい、喧嘩はしないでね。私が悪かったって」

 

「「姉さん(エミリーさん)は悪くない(です)!!」」

 

 

苦笑いしか出来ないわ、この二人見ていると♪

 

 

 

なんだかんだで賑やかにトールバーナへ到着。

教えて貰ったお店へ入り、昼食をとった。

 

 

 

 

 

「・・・なんか残念な味だった」

 

「そうかしら?NPCのお店では、そこそこ美味しかったと思うわ」

 

「エミリーさんの料理と比べてるんですよ、キリト君」

 

「キリ君はホント食いしん坊さんね」

 

「姉さんの料理が美味すぎるんだよ」

 

「まっ、褒めても何も出ないわよ」

 

「でも、デザートはチョットいけますね」

 

「うん、そうね。キリ君も一口食べる?」

 

 

私はフォークでケーキの最後の一口をとってキリ君に差し出した。所謂あーんである。

 

 

「あーん。(パクッ)・・・あぁ、これは結構美味しいな」

 

「(キリト君、結構可愛いところがあるんだなぁ。甘いもの好きなのかな?)」

 

「言ったでしょ~。さて、食べ終わったし二人は会議場へ向かいなさい。ここは支払っておくからね」

 

「ラッキー。姉さんサンキュ!」

 

「えっ、悪いですよ。支払います!」

 

「アスナちゃん、ここは大人に任せなさい!」

 

「・・・すみません。ごちそうさまです」

 

「はい。じゃ、行った行った!」

 

 

二人は席を立ち、アスナちゃんはお辞儀をして、キリ君は笑顔でプラプラ手を振りながらお店を出ていった。

私も席を立ち、別の人物がいる席へ移動した。

 

 

「ア~ルゴちゃん!」

 

「おっ、来たカ」

 

「どう?情報間に合った?」

 

「あぁ、何とかナ」

 

「じゃあ、偵察戦はしなくてOKかな?」

 

「あぁ。此れをディアっちに渡して来れば、万事OKダヨ」

 

「良かった。死者なしで、乗り切れそうね」

 

「・・・エっちゃんは、何でもお見通しな感じがするナ」

 

「うふふ。私はエスパーだもの!」

 

「マジカ!!」

 

「あはは!冗談に決まってるでしょ」

 

「なんだ、本気にしたゾ」

 

「ま、この辺はリアル情報になるから秘密♪」

 

「じゃあ、ディアっちのところへ行ってくるヨ」

 

「は~い。まったね~」

 

 

アルゴちゃんはディアベル君の所へ行ったし、私も情報収集して裁縫師のアシュレイの処へでも行きますか!あっ、アシュレイはエプロン作ってくれたお友達よ。

この間、レイピア取りに行った時に素材が少し出たんだ。いつも彼女は素材を買い取ってくれるから助かるんだよね♪

 

そろそろ会議が始まる。今日中にボス戦をやるのだろうか。キリ君、うまくやってくれるといいな。

 

 

 

 

 

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午後3時半頃、第2層の転移門がアクティベートされたと、はじまりの街はお祭り騒ぎになっていた。

 

 

死亡者は無し。アルゴちゃん情報により何事もなく無事にボス攻略された。

 

アルゴちゃんはギリギリまで情報を集めた。最後の情報は、ボスのHPバーが最後の1本になった時、武器を変更するという情報だがその情報はβ時代から変わらない。

どんな武器に変更されるのか、キリ君が頻りに気にしていたのだ。私はその事をアルゴちゃんに相談し、最後まで奔走してもらったという訳だ。

 

何はともあれ、あの子たちが無事でよかった。キリ君が帰ってくる前に、夕飯の支度をしておこう。今日はご馳走にしなきゃね。

 

 

アシュレイの店を出たとき、丁度メッセージが来た。キリ君からだ。何々?・・・メッセージを読んで、私は思わず

 

「なんですとー!!!!」

 

と叫んでしまった。

 

メッセージの内容は、キリ君以外の6人がアスナちゃんの案内で私たちの宿へ来ると言うのだ。そりゃ叫びたくもなるでしょ?

 

私は慌てて、食材の買い出し。

 

更に、急いで宿屋へ戻った。

 

 

 

 

 

「ふぃー、何とか間に合った!」

 

 

料理を作り終え、一息ついたところでドアのノック音が聞こえた。

 

 

「はーい」

 

「エミリーさん、来ちゃいました♪」

 

「アスナちゃん、お疲れ様♪」

 

「皆さん外で待っていただいてます」

 

「うん。アスナちゃん、皆を読んでもらえる?」

 

 

アスナちゃんは扉を開けて皆を呼んだ。

 

 

「皆さーん、入っていいそうですよー」

 

 

ワイワイガヤガヤ、6人は部屋へ入ってきた。

 

 

「みんなさん、エミリーさんに会いたいとおっしゃって。収集つかなくなって・・・。そしたら、ショウさんがキリト君にメッセージ送れって」

 

 

来たお客は、ショウさん・ディアベル君・エギルさん・リンドさん・キバオウさん・アスナちゃんだ。まぁ、凄いメンバーですね。

 

 

「全員は座れないので、立食にしました。ちょっと料理が少ないかもしれないけど、許してね」

 

「「そんな、突然お邪魔したんですから。なのに料理があるなんて俺は感激ですよ」」

 

 

ショウさんとディアベル君のセリフがハモった!この二人も息が合っているみたいね♪

 

 

「あんさんが、ディアベルはんがいつも話しているエミリーはんか。初めまして、キバオウってもんや。よろしゅうな」

 

「キバオウ!余計なこと言わないでくれ!」

 

 

ディアベル君は顔を少し赤くして照れている。可愛いわね♪

 

 

「さぁ、挨拶はご飯を食べながらでね♪どんどん食べてね~」

 

「「「「「「いただいきまーす」」」」」」

 

 

思わず、お残しは許しまへんで!って言いそうになっちゃったわ♪

 

 

 

 

「本当に皆無事で良かった!」

 

「途中、ヒヤッとする事がありましたが何とか終わりました」

 

「ところで、キリ君は?何か用事ができたってメッセージに書いてあったけど?」

 

「そうそう、2層の転移門をアクティベートした途端、3人のプレイヤーが転移門から凄いスピードで飛び出してきて、そのままの勢いで圏外の方へ行ったんです」

 

「で、それを見ていたキリト君がそのプレーヤーを追いかけて行っちゃいました」

 

「そう。何かあったのね。たぶんキリ君なら大丈夫ね」

 

「エミリーはん!ごっつい美味いですや。この魚の煮つけなんて最高や!」

 

「ありがとっ、キバオウさん♪」

 

「キバオウが素直に褒めるなんて!こんな事あるんだなぁ。エミリーさんは不思議な人だ」

 

「リンドさん、美味しい料理は人の心を温かくするわ。私もエミリーさんのご飯を食べて、少し変われたんだもの」

 

「それにしても、キリトは残念だな。こんなご馳走食べ損ねて」

 

「あら、エギルさん大丈夫よ。キリト君はいつも食べてるんだから!」

 

「羨ましいやっちゃ、アイツは!LAは持ってくし!!」

 

「まぁ、ちゃっかりラストアタック(LA)獲れたのねキリ君」

 

 

それからの話は、ボスとどう戦ったかをみんなで説明してくれた。

 

料理の方もだいぶなくなってきた頃、ショウさんが私を小声で呼んでいた。

 

 

「エミリーさん、チョット」

 

「ん?なんですか、ショウさん」

 

「この後は、ご予定ありますか?」

 

「んー、キリ君のお夜食作って寝るだけですけど?」

 

「なら、その夜食を弁当にしておいてください。アルゴさんからメッセージが入りました。何やら、『面白いものが見られるゾ、来てみないカ?』と」

 

「あら、何かしら。気になるわね。・・・わかったわ。行きましょう♪」

 

「では、お弁当を作り終わったらメッセージを下さい。一緒に行きましょう」

 

「了解」

 

 

 

----------

 

 

 

 

「さ、そろそろ帰ろうか。エミリーさんご馳走様でした」

 

「おっ、もうこんな時間か。遅くまで、お邪魔しました」

 

「あ!エミリーさん、またお風呂をお借りしたいんですが・・・」

 

「アスナちゃん、いいわよ。でも、シャワーだけにしてくれる?」

 

「はい。さっぱりしたいだけなので」

 

「じゃ、俺らはお先に失礼します」

 

「はーぃ。気を付けて帰ってね~♪」

 

 

アスナちゃんがシャワーを浴びている間に片付けをして、キリ君用お弁当を作る。

今回はツナ擬きサンドイッチ♪ マヨネーズの調合はまだ出来てないので、塩コショウ味にする。

お弁当は出来上がったがアスナちゃんがまだ出てこないので、コーヒー擬きで休憩する。このコーヒー擬きも豆みたいな実を探して自分で煎って作ったのだ。

先程エギルさんにこっそり試飲してもらったが、イマイチな評価だった。まあ、香りと苦味はあるが酸味がない。そして色。なんと赤いのだ。上手くいかない。

『出来上がったら、俺に売ってくれ』と言っていた。

 

コーヒー擬きを飲み終わる頃、アスナちゃんがお風呂から出てきた。

 

 

「シャワー、ありがとうございました」

 

「さっぱり美人アスナちゃんの出来上がりね♪この肌艶、うらやましいわ!私も後10年若かったら・・・」

 

「何を仰いますか。スッピンでそこまでのお肌なんて、凄いと思いますよ?」

 

「ふふ。ありがと。アスナちゃん、送って行ってあげたいけどこの後出かけるのよ。一人で帰れる?」

 

「子供じゃ、ないんですから。フード被って帰りますから、大丈夫ですよ。ところで、どちらに出かけるんですか?」

 

「あぁ、キリ君のところ。お夜食を持っていこうと思ってるの。場所はよく知らないんだけどね♪」

 

「他にも誰か一緒なんですか?」

 

「えぇ、ショウさんよ」

 

「ショウさんか・・・。私もご一緒していいですか?」

 

「んー、まぁいっか!なんかアルゴちゃんから連絡が来たみたいで、面白いものが見られるって」

 

「へー、いいですね。早く行きましょう!」

 

 

 

私はショウさんにメッセージを送った。すぐに返信が来て、転移門まで来てくれと書いてあった。

アスナちゃんと二人で転移門へ移動を開始した。

 

 

 

----------

 

 

転移門に到着すると、ショウさんがウィンドウを開いて待っていた。

 

 

「お待たせしてすみません」

 

「いえいえ。アスナさんもご一緒でしたか。まぁ、一人で帰るよりはいいですね」

 

「なんだか、お二人のお邪魔だったかしら?」

 

「何言ってるの。私とショウさんはそんな関係じゃないわよ」

 

 

 

ショウさんは苦笑交じりで、ウィンドウを閉じ転移門の上に乗る。私達もそれに続いた。

転移する街の名前をいい、青白い光に包まれる。

浮遊感が襲い、それが終わると新しい街へでた。

 

 

「ここから少し険しい道を行きます。いいですか?」

 

「えぇ。大丈夫」

 

 

そう言い、キリ君のいる所まで移動を始める。

 

 

道中、POPする敵を倒しながら進む。

 

30分ぐらい移動しただろうか、1軒の小屋が見えてきたがその近くで人影が動いていた。

 

 

「あれ、キリ君かしら?」

 

「お!来たナ」

 

「アルゴちゃん、もしかして待っていてくれたの?」

 

「まぁ、さっき調べ物をしに行ってたがショウっちからメッセージ来たから戻ってきたんダヨ」

 

「で、面白いものってなんですか?」

 

「・・・ップププ。ホント面白いゾ。笑わないでいたら、1つ情報タダでやるヨ」

 

「アルゴさんがそこまで言うって・・・よっぽど?」

 

「まぁ、キー坊を呼んでくるカラ。はっきり言ってありゃ、キリエモン・・ププ」

 

「キリ君にお弁当持ってきたって伝えて、アルゴちゃん」

 

「オーケー」

 

 

思い出し笑いをしながらアルゴちゃんはキリ君を呼びに行った。

 

 

 

 

うん、笑わないっていうのは無理でした。皆キリ君の顔を見た途端大爆笑。

キリ君が軽く落ち込んでいたのは言うまでもない。

 

 

「アルゴちゃんのお髭の理由はこういうことだったのね」

 

「あぁ、マジあの岩は硬すぎる」

 

「エクストラスキル、体術か。俺も受けてみようかな」

 

「因みにあの岩、破壊不能イモータルオブジェクト一歩手前だからナ」

 

「うーん。私も受けてみよう♪」

 

「「姉さん(エミリーさん)やめておいた方がいい!」」

 

「えー、物は試しって言うじゃない」

 

 

私とショウさんは、NPCお爺さんのところへ近づいた。

 

 

「お主らも、我が弟子になりたいか?」

 

「「はい」」

 

「修業は厳しいぞ?」

 

「「よろしくお願いします」」

 

「ではついて来るがよい」

 

 

NPC師匠はここで待てと指示を出した後、巨大な岩を二つ手に肩へ持ち上げ私達の近くへ放り投げた。

 

 

ドゴーン!ドゴーン!と大きな音をたて、岩が置かれた。

 

 

「これを拳のみで割ってみよ」

 

「キリ君のと大きさは同じなのね。何処から持ってきたのかしら?」

 

「姉さん・・・」

 

 

師匠は、筆を持ち私達に近づいてきた。

 

 

「お主らには、この岩を割ると誓いをたててもらおう」

 

 

そう言って、目にも見えない早い動きで顔に何かを描いた。

 

 

「あはっ!ショウさん、素敵なお顔♪」

 

「そう言うエミリーさんも中々可愛い顔になってますよ」

 

「なんで、二人はそんな大人しめな落書きなんだよ!」

 

「日頃の行い?」

 

 

キリ君は怒り、私達は笑いあっている。

 

 

「さぁ、修業をはじめるのじゃ」

 

 

師匠の言葉で私達は岩砕きを始める。

 

 

 

----------

 

 

ショウさんとキリト君は拳を岩へぶつけていく。

エミリーさんは、岩をぐるっと手で触りながら一周し気合を入れて狙いを定めているようだ。

 

 

「はあっっ!!!!」

 

 

エミリーさんは気合の咆哮をあげ、一か所を拳で殴った。

すると、岩にヒビが入っている。

 

 

「「えっ?」」

 

 

キリト君とショウさんは素っ頓狂な声をあげ、エミリーさんの方を口を開けてみていた。

私も思わず口をあんぐり開けて驚いてしまった。

 

 

「うん、硬いね」

 

 

そういいながらエミリーさんはもう一発、先ほどより大きく息を吸い込み同じ場所へ拳をふるった。

 

 

「はああああああっ!!!!」

 

 

すると、岩が砕けた。

 

 

「「「えぇぇぇぇ!!」」」

 

「うん、割れたね」

 

 

NPCがエミリーさん近づき

 

 

「よくやった。これで、修業は終わりじゃ」

 

 

と言って、エミリーさんの顔に描いた模様を消している。

消えた途端、ピロンと音が鳴った。

 

 

「エクストラスキル《体術》取得♪キリ君とショウさん、頑張ってね?」

 

「姉さん!コツ教えて!!」

 

「えぇー、それはダメ。ほら、師匠も怖い顔して睨んでる♪」

 

「はぁ・・・」

 

 

キリト君はため息をはき、ショウさんは苦笑いをして私達に話しかける。

 

 

「エミリーさんとアスナさんは、先に戻っていてください。この調子じゃ、まだまだかかりそうですら」

 

「わかりました。キリ君、これお弁当ね」

 

 

エミリーさんはキリト君にお弁当を渡し

 

 

「じゃ、遠慮なく先に帰るね♪アスナちゃんとアルゴちゃんは、私が宿へ送っていくわ」

 

「お二人とも、頑張ってください」

 

「キリ君、終わったらメッセージ送ってね?」

 

「わかった・・・」

 

「じゃあーねー」

 

 

私達3人は、2人を置いて宿へ向かった。

 

 

 

----------

 

 

 

転移門へ着き、アルゴちゃんは自分の宿屋へ戻っていった。

 

 

「あっ!どうしよう・・・」

 

「どうしたの?アスナちゃん」

 

「私、宿を昨日までの契約にしていて。これから宿を探さなきゃいけないんです」

 

「あら、じゃあ私の宿へいらっしゃい。これから、まだ移動しなきゃいけないけど・・・」

 

「良いんですか?」

 

「えぇ。キリ君のあの調子じゃ2・3日は帰ってこないはずよ」

 

「じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔します」

 

「うんうん♪それが良いよ」

 

 

アスナちゃんを連れて宿へ向かった。

 

宿に着いて、アスナちゃんに私が使っていたベッドを勧め、私はキリ君が使っているベッドを使う事にする。

先に寝ているよう言い、私はシャワーを浴びに向かった。

 

今日も中々楽しい1日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




エミリーさん、半端ないっすね。

リアルで、彼女は色々習い事をしてました。


詳しくはいずれ・・・
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