問題児たちが特異吸血鬼と共に箱庭に召喚されるそうですよ?―終焉なる真祖は月神の末裔!?―   作:問題児愛

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第三話 真祖(われ)の天敵(白夜叉)の登場のようだ………

「な、なんであの短時間に〝フォレス・ガロ〟のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう心算(つもり)があってのことです!」「聞いているのですか三人とも!!」

 

 

「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています」」」

 

 

「黙らっしゃい!!!」

 

 まるで口裏を合わせたかのような飛鳥・耀・ジンの言い訳に、黒ウサギは激怒した。

 それをニヤニヤと笑って見ていた十六夜が止めに入る。

 

「別にいいじゃねえか。見境なく選んで喧嘩売ったわけじゃないんだから許してやれよ」

「い、十六夜さんは面白ければいいと思っているかもしれませんけど、このゲームで得られるものは自己満足だけなんですよ?この〝契約書類(ギアスロール)〟を見てください」

 

〝契約書類〟を十六夜に見せる黒ウサギ。それを十六夜が淡々と読み上げる。

 

「〝参加者(プレイヤー)が勝利した場合、主催者(ホスト)は参加者の言及する全ての罪を認め、箱庭の法の下で正しい裁きを受けた後、コミュニティを解散する〟―――まあ、確かに自己満足だ。時間をかければ立証できるものを、わざわざ取り逃がすリスクを背負ってまで短縮させるんだからな」

 

 ちなみに飛鳥達のチップは〝罪を黙認する〟というもの。それは今回に限らず永遠と口を閉ざし続けるという意味である。

 

「でも時間さえかければ、彼らの罪は必ず暴かれます。だって肝心の子供達は………その、」

 

 黒ウサギが言い淀む。〝フォレス・ガロ〟の悪評が、まさかそこまで酷い状態だったとは思いもしなかったのだろう。

 

「そう。人質は既にこの世にいないわ。その点を責め立てれば必ず証拠は出るでしょう。だけどそれには少々時間がかかるのも事実。あの外道を裁くのにそんな時間をかけたくないの」

 

 悪党に一刻の猶予も与えたくない。そう言う飛鳥はさらに続ける。

 

「それにね、黒ウサギ。私は道徳云々よりも、あの外道が私の活動範囲内で野放しにされることも許せないの。ここで逃がせば、いつかまた狙ってくるに決まってるもの」

「ま、まあ………逃がせば厄介かもしれませんけれど」

「僕もガルドを逃がしたくないと思っている。彼のような悪人は野放しにしちゃいけない」

 

 ジンも同調する姿勢を見せ、それが決め手だったのか、黒ウサギは諦めたように頷いた。

 

「はぁ~……。仕方がない人達です。まあいいデス。腹立たしいのは黒ウサギも同じですし。〝フォレス・ガロ〟程度なら十六夜さんか月夜さんが一人いれば楽勝でしょう」

 

 それは黒ウサギの正当な評価のつもりだった。何せ十六夜は蛇神を素手で叩きのめし、月夜も蛇神の全身全霊の一撃を鎌一つで易々と斬り裂いたのだから。

 そんな黒ウサギの言葉に十六夜と月夜と飛鳥は怪訝な顔をして、

 

「何言ってんだよ。俺達は参加しねえよ?」

「当たり前よ。あなた達なんて参加させないわ」

「愚問だな。我や十六夜が参加する必要性が何処に有る?」

 

 フン、と鼻を鳴らす十六夜と飛鳥。月夜も目を細めて嘲る。黒ウサギは慌てて三人に食ってかかる。

 

「だ、駄目ですよ!御三人はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと」

「そういうことじゃねえよ黒ウサギ」

 

 十六夜が真剣な顔で黒ウサギを右手で制する。

 

「いいか?この喧嘩は、コイツらが売った。そしてヤツらが買った。なのに俺や月夜が手を出すのは無粋だって言ってるんだよ」

「あら、分かっているじゃない」

「………。月夜さんはどういった理由で拒否したのです?」

「ん?我か?―――ふふ、虎如きと戯れてやる程、真祖(われ)は暇ではないわ!ふはははは!」

 

 月夜は腰に手を当てると、ふんぞり返って豪快に笑い飛ばす。だがすぐさま耀がごもっともな指摘をした。

 

「………。暇はあると思うな」

「ぬ?ああ、いやそのだな………真祖たる我が相手をするまでもないと言いたかったのだ」

「じゃあ最初からそう言おう?」

「………う、む。そうであったな。な、なんか済まぬ」

 

 耀の指摘に月夜の勢いが衰え、やがて失墜した。

 その光景に飛鳥・黒ウサギ・ジンは苦笑し、十六夜もケラケラと笑う。

 ―――が、〝真祖〟と耳にしたジンが驚愕して声を上げた。

 

「―――って、え?貴女はし、真祖なんですか!?」

「ん?くくく、無論だ!我こそは吸血鬼の真祖であるぞ?畏れ敬いそして奉るが良いぞ!わっははは―――」

「耳元で騒ぐな笑うな喧しい」

「うぎゃっ!?」

 

 ズビシッ!!と十六夜の強烈な手刀が月夜の金髪頭を打ちのめした。

 容赦無い一撃を見舞われた月夜はやはりというか、頭を抱えて涙目だった。

 

「痛い!何をする!」

「ん?なんだ、もう一発か?」

「え?あ、い、いや!間に合ってる!間に合ってるからやるでないぞ!?」

「ヤハハ。了解」

 

 十六夜が腕を引っ込めたのを見て、月夜は安堵の溜め息を―――ズビシッ!!

 

「いぎゃっ!?」

 

 ―――安堵の溜め息を吐けなかった。またしても十六夜の強烈な手刀が月夜の金髪頭を打ちのめした。

 そしてその一撃に月夜は泣きそうな顔になると、頭を抱えて蹲った。

 その光景に五人は『本当に彼女は気高き真祖?』と思い苦笑するのだった。

 

――――――――――

 

「そろそろ行きましょうか。本当は皆さんを歓迎する為に素敵なお店を予約して色々とセッティングしていたのですけれども………不慮の事故続きで、今日はお流れとなってしまいました。また後日、きちんと歓迎を」

「いいわよ、無理しなくて。私達のコミュニティってそれはもう崖っぷちなんでしょう?」

 

 驚いた黒ウサギはすかさずジンを見る。彼の申し訳なさそうな顔を見て、自分達の事情を知られたのだと悟る。ウサ耳まで赤くした黒ウサギは恥ずかしそうに頭を下げた。

 

「も、申し訳ございません。皆さんを騙すのは気が引けたのですが………黒ウサギ達も必死だったのです」

「もういいわ。私は組織の水準なんてどうでもよかったもの。春日部さんはどう?」

 

 黒ウサギが恐る恐る耀の顔を窺う。耀は無関心なままに首を振った。

 

「私も怒ってない。そもそもコミュニティがどうの、というのは別にどうでも……あ、けど」

 

 思い出したように迷いながら呟く耀。ジンはテーブルに身を乗り出して問う。

 

「どうぞ気兼ねなく聞いてください。僕らに出来る事なら最低限の用意はさせてもらいます」

「そ、そんな大それた物じゃないよ。ただ私は………毎日三食お風呂付きの寝床があればいいな、と思っただけだから」

 

 ジンの表情が固まった。この箱庭で水を得るには買うか、もしくは数kmも離れた大河から汲まねばならない。水の確保が大変な土地でお風呂というのは、一種の贅沢品なのだ。

 その苦労を察した耀は慌てて取り消そうとしたが、先に黒ウサギが嬉々とした顔で水樹を持ち上げる。

 

「それなら大丈夫です!十六夜さんがこんな大きな水樹の苗を手に入れてくれましたから!これで水を買う必要もなくなりますし、水路を復活させることもできます♪」

 

 一転して明るい表情に変わる。これには飛鳥も安心したような顔を浮かべた。

 

「私達の国では水が豊富だったから毎日のように入れたけれど、場所が変われば文化も違うものね。今日は理不尽に湖へ投げ出されたから、お風呂には絶対入りたかったところよ」

「それには同意だぜ。あんな手荒い招待は二度と御免だ」

「全くだな。霧にもなれずに今日一日不便だったからのぅ」

「あう………そ、それは黒ウサギの責任外の事ですよ………って霧?」

 

「「「「霧?」」」」

 

 黒ウサギ・十六夜・飛鳥・耀・ジンが首を傾げる。それに月夜が頷いて答える。

 

「ああ。我は実体の無い〝霧〟に姿を変幻させることが可能であるぞ?」

「へえ?そいつはすげえな!それで?濡れるとソレになれないってのは本当か?」

「うむ。どういうわけかは知らぬが、霧になれぬな。奴等から逃れるには有効な方法なのだが」

「奴等?」

 

 意味深なことを口にした月夜に、思わずそのことに聞き返す十六夜。

 

「ん?あ、いやその………だな。……………済まぬがこっちの話だ。詮索はしないでくれぬか?」

「………ああ、わかったよ」

 

 十六夜はもっと詳しく知りたかったが、詮索をするなと言われたので仕方なく肩を竦ませた。

 一方、ジンがハッとして自分達が次何するべきかを思い出して呟く。

 

「………それじゃあ今日はコミュニティへ帰る?」

「あ、ジン坊っちゃんは先にお帰りください。ギフトゲームが明日なら〝サウザンドアイズ〟に皆さんのギフト鑑定をお願いしないと。この水樹の事もありますし」

 

 黒ウサギの言葉に、十六夜・飛鳥・耀・月夜は首を傾げて聞き直す。

 

「〝サウザンドアイズ〟?コミュニティの名前か?」

「YES。〝サウザンドアイズ〟は特殊な〝瞳〟のギフトを持つ者達の群体コミュニティ。箱庭の東西南北・上層下層の全てに精通する超巨大商業コミュニティです。幸いこの近くに支店がありますし」

「ギフトの鑑定というのは?」

「勿論、ギフトの秘めた力や起源などを鑑定する事デス。自分の力の正しい形を把握していた方が、引き出せる力はより大きくなります。皆さんも自分の力の出処は気になるでしょう?」

 

 同意を求める黒ウサギに四人は複雑な表情で返す。思う事はそれぞれあるのだろうが、拒否する声はなく、黒ウサギ・十六夜・飛鳥・耀・月夜と一匹は〝サウザンドアイズ〟に向かう。

 

――――――――――

 

「桜の木………ではないわよね?花弁の形が違うし、真夏になっても咲き続けているはずがないもの」

「いや、まだ初夏になったばかりだぞ。気合いの入った桜が残っていてもおかしくないだろ」

「………?今は秋だったと思うけど」

「ぬ?地を駆けながら見た夜の景色は………たしか桜が満開の春真っ盛りだった気がしたのだが?」

 

 ん?っと噛み合わない四人は顔を見合わせて首を傾げる。それに黒ウサギは笑って説明した。

 

「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているのデス。元いた時間軸以外にも歴史や文化、生態系など所々違う箇所があるはずですよ」

「へぇ?パラレルワールドってやつか?」

「近しいですね。正しくは立体交差並行世界論というものなのですけども………今からコレの説明を始めますと一日二日では説明しきれないので、またの機会ということに」

 

 曖昧に濁して黒ウサギは振り返る。どうやら店に着いたらしい。商店の旗には、蒼い生地に互いが向かい合う二人の女神像が記されている。あれが〝サウザンドアイズ〟の旗なのだろう。

 日が暮れて看板を下げる割烹着の女性店員に、黒ウサギは滑り込みでストップを、

 

「まっ」

「待った無しです御客様。うちは時間外営業はやっていません」

 

 ………ストップをかける事も出来なかった。黒ウサギは悔しそうに店員を睨みつける。

 これには飛鳥も呆れて呟く。

 

「なんて商売っ気の無い店なのかしら」

「ま、全くです!閉店時間の五分前に客を締め出すなんて!」

「文句があるならどうぞ他所へ。あなた方は今後一切の出入りを禁じます。出禁です」

「出禁!?これだけで出禁とか御客様舐めすぎでございますよ!?」

 

 キャーキャーと喚く黒ウサギに、店員は冷めたような眼と侮蔑を込めた声で対応する。

 

「なるほど、〝箱庭の貴族〟であるウサギの御客様を無下にするのは失礼ですね。中で入店許可を」

「ふむ。なるほどな。………では」

「―――待ちなさい!」

 

 女性店員はガシッと月夜の肩を掴んで引き戻す。そう。暖簾に手を掛けて店内に無断で侵入しようとした真祖の少女を。

 

「ぬ?何をする、お主」

「何をする、じゃありません!貴女は人の話を聞いてましたか!?出禁と言って入る方がいますか!?」

「ああ、たしかに聞いたぞ?〝できん〟とは『出る』に『勤める』で〝出勤〟であろう?」

「は?それは〝できん〟ではなく〝しゅっきん〟です!できんは出入り禁止の〝出禁〟です!」

「な………ぬ?」

「こちらが、なぬです!その口調とは裏腹に御馬鹿なんですね貴女は!」

 

 キョトンとした表情で固まる月夜。その彼女を八重歯を剥きながら罵る女性店員。黒ウサギ達がそんな光景を見て呆然と立ち尽くしていると、

 

「いぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギイィィィィ!」

 

 黒ウサギは店内から爆走してくる着物風の服を着た真っ白い髪の少女にフライングボディーアタックを食らい、少女と共にクルクルクルクルクと空中四回転半ひねりして街道の向こうにある浅い水路まで吹き飛んだ。

 

「きゃあーーーーー…………!」

 

 ボチャン。そして遠くなる悲鳴。

 十六夜・飛鳥・耀・月夜は眼を丸くし、店員は痛そうな頭を抱えていた。

 

「………おい店員。この店にはドッキリサービスがあるのか?なら俺も別バージョンで是非」

「ありません」

「なんなら有料でも」

「やりません」

 

 真剣な表情の十六夜に、真剣な表情でキッパリ言い切る女性店員。二人は割とマジだった。

 そして十六夜の瞳は諦めておらず、真剣な表情で月夜に頼み込む。

 

「………月夜」

「なんだ?」

「さっきのドッキリサービスを俺に是非」

「ぬ?………ほう?真祖たるこの我に抱擁を求めると?」

「ああ。有料でも構わねえから是非真祖様との抱擁を俺に恵んでくれ」

 

 十六夜は真剣な表情で頼み込む。月夜は〝真祖様〟と様付けされてか機嫌良く答えた。

 

「―――ふふ、良かろう!様扱いしてくれた褒美だ。無料で手を打ってやる。寛大な我に感謝するのだな!」

「ハハ、マジかよ!そいつはありがたい!―――そして来い!」

「うむ!」

 

 双方、頷き合う。そして月夜は唇を噛み切って鮮血()を飲んで―――彼女の紅き瞳の輝きは増し、大地を踏み砕く勢いで駆け出し、ズドンッ!と凄まじい衝撃音と共に十六夜に抱擁(タックル)した。

 それを十六夜は―――笑って受け止めた。

 

「―――ハハ、流石は真祖様だ。強烈な抱擁をありがとよ!」

「………その割には易々と受け止めなかったか?」

「ヤハハ!そりゃあオマエの豊かな胸がクッションになったからだな!」

「ぬ?そういうものか?」

「ああ。そういうものだ」

 

 小首を傾げる月夜。ヤハハと笑う十六夜。

 一方、フライングボディーアタックで強襲した白い髪の幼い少女は、黒ウサギの胸に顔を埋めて擦り付けていた。

 

「し、白夜叉様!?どうして貴女がこんな下層に!?」

「そろそろ黒ウサギが来る予感がしておったからに決まっておるだろに!フフ、フホホフホホ!やっぱりウサギは触り心地が違うのう!ほれ、ここが良いかここが良いか!」

 

 スリスリスリスリ。

 

「し、白夜叉様!ちょ、ちょっと離れてください!」

 

 白夜叉と呼ばれた少女を無理やり引き剥がし、頭を掴んで店に向かって投げつける。

 くるくると縦回転した少女を、十六夜が足で受け止めた。

 

「てい」

「ゴバァ!お、おんし、飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!」

「十六夜様だぜ。以後よろしく和装ロリ」

 

 ヤハハと笑いながら自己紹介する十六夜。

 一連の流れの中で呆気にとられていた飛鳥は、思い出したように白夜叉に話しかける。

 

「貴女はこの店の人?」

「おお、そうだとも。この〝サウザンドアイズ〟の幹部様で白夜叉様だよご令嬢。仕事の依頼ならおんしのその年齢のわりに発育がいい胸をワンタッチ生揉みで引き受けるぞ」

「オーナー。それでは売上が伸びません。ボスが怒ります」

 

 冷静な声で女性店員が釘を刺す。

 すると十六夜はニヤリと笑って月夜を白夜叉に差し出す。

 

「ヤハハ。揉み甲斐のあるやつならコイツだろ」

「ぬ?」

「む?―――!!おお!これは確かに揉み甲斐しかなさそうだの!というより小柄な割にその胸は反則だ!ええい、けしからん!揉ませ」

「いい加減にしてくださいオーナー!」

「む、むぅ」

 

 暴走しかけた白夜叉に女性店員が一喝。白夜叉は残念そうな顔をして唸った。

 一方、黒ウサギは濡れた服やミニスカートを絞りながら水路から上がり、複雑そうに呟く。

 

「うう………まさか私まで濡れる事になるなんて」

「因果応報………かな」

『お嬢の言う通りや』

 

 悲しげに服を絞る黒ウサギ。

 反対に濡れても全く気にしない白夜叉は、店先で十六夜・月夜・飛鳥・耀の順に見回してニヤリと笑った。

 

「ふふん。お前達が黒ウサギの新しい同士か。異世界の人間が私の元に来たという事は………遂に黒ウサギが私のペットに」

「なりません!どういう起承転結があってそんなことになるんですか!」

 

 ウサ耳を逆立てて怒る黒ウサギ。何処まで本気かわからない白夜叉は笑って店に招く。

 

「まあいい。話があるなら店内で聞こう」

 

 女性店員は〝ノーネーム〟を店内に入れることに躊躇ったが、オーナーの顔に免じて渋々暖簾の前から退く。

 そして十六夜・月夜・飛鳥・耀・黒ウサギと三毛猫は、女性店員に睨まれながら暖簾をくぐった。




長いので白夜叉の登場まででとりあえずひと区切りです。
次話は白夜叉vs主人公を考えたけど吸血鬼が太陽に敵うわけないので原作通りに進行します。
恋愛要素は入れるようにしました!ヒロインは春日部耀で吸血鬼化させるつもりです。
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