問題児たちが特異吸血鬼と共に箱庭に召喚されるそうですよ?―終焉なる真祖は月神の末裔!?―   作:問題児愛

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9ヵ月ぶりの投稿となってしまい誠に申し訳ありませんでした。

これで三巻は完結です。


エピローグ

 ―――七七五九一七五外門〝アンダーウッドの大瀑布〟フィル・ボルグの丘陵。

 陽も沈み、星の光が輝き始めたころ。

 十六夜と月夜は〝アンダーウッド〟に着くや否や、瞳を輝かせてその大樹を見つめていた。北側とは正反対の文化と景色に感嘆の吐息を漏らし、丘陵の上から一帯を見渡した。

 

「―――緑と清流と青空の舞台。ハハッ、北側の石と炎の真逆じゃねえか!ちょっと出来すぎじゃねえ?いや、俺は歓迎だが?むしろ抱き締めたいぐらい歓迎だが?ちょっくら抱き締めにいっていいか、レティシア?」

 

「構わんよ。黒ウサギ達には私から伝えておく」

 

「レティシアの事なら我に任せるがよいぞ十六夜。御主は先に行ってこい」

 

「おう!んじゃお言葉に甘えて行ってくるぜ」

 

 苦笑いを浮かべながら承諾するレティシア。うむ!と頷く月夜。

 十六夜は我慢しきれないとばかりに走り出し、〝アンダーウッド〟の大樹を目指していった。

 それを見届けた月夜はフッと真剣な顔になると―――

 

「えい!」

 

「………は?」

 

 二人きりになったのをいいことに、月夜はレティシアに抱きついた。

 レティシアは一瞬呆けるが、次の瞬間には顔を赤らめて声を上げた。

 

「―――ッ!いきなり抱きつくなお義姉(ねえ)ちゃん!?」

 

「フフ、いいじゃないですかレティ姫。二人きりになれたのだし義姉妹同士愛を深めようじゃないですか♪」

 

 ムギュッとレティシアを抱き締める月夜―――もとい女王(ライム)

 レティシアは〝愛を深めるってなんだ!?〟とライムの抱擁から逃れようとする。

 しかし真祖と眷属では力量がまるで違っていた。ライムの抱擁力は凄まじく、レティシアを断固離さない。

 

「無駄ですよレティ姫。真祖(わたし)の力を舐めないでください。それとも私の抱擁は………嫌いですか?」

 

「………っ、そんなことない!お義姉ちゃんの抱擁は温かくて、気持ちいいよ」

 

「!!レティ姫!」

 

 レティシアの言葉に感動するライム。嬉しそうに笑ってレティシアの金髪頭を撫でた。

 

「嬉しいことを言ってくれますね!レティ姫を義妹に持って本当によかったです♪」

 

「ん♪―――じゃない!お義姉ちゃんのペースに乗せられるかッ!」

 

 慌ててライムから離れるレティシア。ライムは先程一瞬見せたレティシアの、頬を赤らめた気持ちよさそうな表情を〝可愛い〟と思った。

 レティシアはコホンと咳払いをして、ライムに背を向ける。

 

「………ッ!い、いいから行くぞ。お義姉ちゃん」

 

「………ふふ、はい♪」

 

――――――――――

 

 宿舎に向かったレティシアとライムを出迎えたのは、仏頂面を浮かべたメイド少女、ペストだった。

 

「………お前は、」

 

「こんばんは、純血の吸血鬼さん。………まさか同じメイド服を着ることになるとは思わな―――!?」

 

 憂鬱げに溜め息を漏らそうとしたペストは、ライムの姿を認めて表情が驚愕の色に染まる。

 それはライムも然り、ペストの姿を認めるや否やで瞳を見開かせた。

 

「………え?―――様!?」

 

「ルーナ………何で貴女が生きて」

 

 そこから先は続かなかった。理由は至極簡単だ。ライム―――もといルーナがペストに飛び付いたからだった。

 

「―――様あああああ!!」

 

「きゃ!ちょ、ルーナ!?」

 

 ペストは驚きながらもルーナを受け止める。

 ルーナは泣きながらペストの背に腕を回して抱き締めた。

 

「よかっ、た………!―――様、生きていた………んでしたね!本当に、よかった―――ッ!!」

 

「………ルーナ」

 

 ペストはこれ以上何も言わずに、ルーナの事を抱き締め返して金髪頭を優しく撫でた。

 ルーナは懐かしいペストの優しさに触れて嬉しそうな笑みを見せた。

 

「おかえり、なさい………―――様!」

 

「ん、ただいま………ルーナ」

 

 ペストも笑顔で返す。互いに生きてくれていたことがとても嬉しかったのだ。

 レティシアはこの光景を喜び、されど若干不機嫌そうな顔で言う。

 

「よかったな、お義姉ちゃん。………そうか。The PIED PIPER of HAMELINの勝利条件を全て満たしたから、隷属に成功したのか」

 

 ―――魔王の隷属は、〝主催者権限〟を強制したゲームを完全勝利で飾る事で成される。

 本来ならThe PIED PIPER of HAMELINは二つある勝利条件のうち一つを満たしただけで、ゲームクリアと()()()()()()ルール作りがされていた。

 しかし審議決議によるルール変更により、全ての勝利条件を()()()()()()()()()()()()

 結果、隷属の契約をするためにペストは箱庭に再召喚されたのだ。

 

「………そういうことよ。けど魔王と箱庭の制約がここまで強力だとは、正直言って思わなかったわ。生身ならともかく、魂を木っ端微塵にされたのよ?それを元の形に戻されるなんて、思ってもみなかったもの」

 

 そう。魂の死を超越してペストは箱庭に呼び戻された。

 非常識極まりない力を体感し、何とも言えない表情を浮かべるペスト。………その手はルーナの金髪頭を撫で続けていた。

 しかしレティシアは微笑みを浮かべてペストの肩を強く掴んだ。

 

「そう不貞腐れるな。命あっての物種と言うだろう?互いに遺恨はあるかもしれないが、私は歓迎するつもりだ。丁度、新しいメイドが欲しいと思っていたところだったしな。―――これからは同じ旗の下で戦う同士としてよろしく頼む、〝黒死斑の御子〟」

 

「………ふん。旗もないのに何を言ってるのかしら。―――でも、まあルーナとまた再会出来て嬉しいと思ってるわ」

 

「………!―――様♪」

 

 ルーナは嬉しそうな笑みを浮かべてペストをムギュッと抱き締める。

 ペストは〝やれやれね〟と呆れた、けれど悪い気はしないと微笑してルーナの金髪頭を撫でた。

 

「荷物を置いたら、ジンの部屋に来て。その後は〝主催者〟に挨拶だそうよ。あと、ルーナ。私のことはペストって呼びなさい」

 

「うん。ペスト様♪」

 

「様付けもいらないんだけど」

 

「えー?じゃあ―――ペストお姉ちゃんで!」

 

「………ま、それならいいかな」

 

「うん!ペストお姉ちゃん♪」

 

 満面の笑みでそう言うルーナ。ペストは恥ずかしそうにルーナから視線を逸らして頬を掻く。

 それにレティシアがムッとした表情でルーナに問い詰めた。

 

「お義姉ちゃん?それだと私はペストをお従姉(ねえ)ちゃんと呼ばなければならないのだが」

 

「あら、貴女より立場が上になるのね。それなら私のことは〝お姉ちゃん〟で構わないわよ」

 

「む、新米メイドの分際で私より上の立場は解せない!お義姉ちゃん!ペストを〝お姉ちゃん〟と呼ぶのは駄目だ!」

 

 キッと睨みつけるレティシア。挑発するような笑みを浮かべるペスト。

 そんな二人を慌てて止めるルーナ。

 

「だ、駄目です!喧嘩はしないでください………!」

 

「別に喧嘩をしているわけではないぞお義姉ちゃん。私はただ異議を唱えているだけだ」

 

「そうよ。でもルーナに迷惑をかけていたのなら謝るわ。ごめんなさい」

 

「え?謝らないでくださいペストお姉ちゃん!―――それとレティ姫。貴女には悪いけれどもう決めた事だから………ね?」

 

 ペストにはルーナ(子供)で返し、レティシアにはライム(女王)で返す。

 レティシアは納得いかないような顔をするが、〝お義姉ちゃんのお願いなら仕方がないな〟と渋々承諾した。

 

「………じゃあ私は自室に戻る。お義姉ちゃんはペストと積もる話でもするといいぞ」

 

「ええ。気を遣わせちゃってごめんなさいレティ姫。それとありがとう。大好きですよ、私の可愛い眷属」

 

 ライムはレティシアの金髪頭を撫でたあと、チュッと彼女の右頬にキスした。

 レティシアはカアッと顔を真っ赤にすると恥ずかしさを紛らわすために自室へ走り去っていった。

 その様子を見ていたペストも顔を赤らめてルーナに言う。

 

「………貴女、私がいない間随分と積極的になったわね」

 

「へ!?―――あ、今のは………見なかったことにしてください………っ!」

 

「無理ね」

 

「ペストお姉ちゃん!?」

 

 ガクリと項垂れるルーナ。〝からかい甲斐のある妹ね〟とペストはニヤリと笑った。

 

「それはそうと、ルーナ。貴女はたしかにあの時死んだはずじゃなかったの?」

 

「あ、うん。あの時は死ぬほど痛かったです………一度死んでしまったからお義母(かあ)様に生き返らせて貰いました」

 

「そう。月神ヘカテーに生き返らせて貰ったのね。あの時は本当にごめんなさい。私は魔王だったから、ルーナだけ特別扱いするわけにはいかなかったのよ」

 

「ううん、もう気にしてないですよ。私の方こそごめんなさい!中途半端な覚悟でペストお姉ちゃんと対峙したのに、結局倒せずまたつらい思いをさせてしまって………」

 

 ルーナは俯いて落ち込む。中途半端な覚悟で挑んだ結果、またペストを苦しめてしまったことを申し訳なく思ったのだ。

 ペストはルーナの金髪頭を優しく撫でて返した。

 

「もういいわ。私がもっと早く貴女の正体を見破れてたのなら、あんなことにはならなかったもの。だからお互い様ってことで、この話はもうお終い」

 

「うん。分かりました」

 

「ふふ。そういえば、ルーナもメイド服なんか着ちゃってるけど、どうしてなのかしら?」

 

「え?あ、それは―――私がとことん役立たずだからです………。前回のペストお姉ちゃんとの戦いで皆に迷惑をかけちゃったから………」

 

 漆黒のメイド服を握りしめて俯くルーナ。ペストは落ち込むルーナの金髪頭を優しく撫でて微笑んだ。

 

「………そう。ルーナも色々とあったのね。だけどもう安心して。貴女のことは今度こそ、私が守ってあげるわ」

 

「―――!ペストお姉ちゃん!………嬉しいです。ありがとうございます♪」

 

 ルーナは嬉しそうに笑う。ペストも優しく笑った。

 ―――そして、異変はその直後に起こった。

 

――――――――――

 

 

 ―――目覚めよ、林檎の如き黄金の囁きよ―――

 

 

 えっ、と自室にいたレティシアは呟き、体から力が抜ける。

 同時に琴線を弾く音色が三度響き、彼女の意識を混濁させていく。

 何が起こっているのかわからない。飛びそうな意識の中、かろうじて背後を見たレティシアは、クスクスと笑うローブの詩人を目撃する。

 

「―――トロイア作戦大成功。お久しぶりですね、〝魔王ドラキュラ〟。巨人族の神格を持つ音色は如何ですか?」

 

「き………貴様……何者、」

 

「あらあら、ほんの数ヵ月前の出会いも忘れちゃうなんて、少し酷いのではなくて?………しかしそれも、すぐ気にならなくなるわ。だって貴女は―――」

 

 ―――もう一度、魔王として復活するのだから。

 

――――――――――

 

 

 ―――目覚めよ、林檎の如き黄金の囁きよ。

    目覚めよ、四つの角のある調和の枠よ。

    竪琴よりは夏も冬も聞こえ来たる。

    笛の音色より疾く目覚めよ、黄金の竪琴よ―――――!

 

 その詠唱に、十六夜はハッとなって顔を上げた。

 

「この詩は………まずい、黒ウサギ!巨人族から奪った〝黄金の竪琴〟は何処だ!?」

 

「そ、それならサラ様が管理しているはずですが、」

 

「すぐに破壊しろ!!あの竪琴は―――」

 

『―――如何にも。貴様の想像通り、あの竪琴は〝来寇の書〟の紙片より召喚されたトゥアハ・デ・ダナンの神格武具。敵地にあって尚、目覚めの歌で音色を奏でる神の楽器だ』

 

 低く、老齢を思わせる嗄れた声。しかし、居場所を特定させないよう細工されているのか、周囲に反響して耳に届く。

 正体が分からない謎の声を聴き、十六夜と黒ウサギは背中合わせになって警戒する。

 しかし声の主は一向に姿を見せず、嘲笑うように十六夜たちへ告げた。

 

『急くな、〝箱庭の貴族〟とその同士よ。今宵は開幕の一夜。まずは吸血鬼の姫―――〝魔王ドラキュラ〟の復活を喜ぶがいい―――!』

 

 刹那、夜空が二つに裂けた。晴れ晴れとしていたはずの夜空は暗雲に包まれて稲光を放ち〝アンダーウッド〟の空を昏く染め上げていく。

 二つに割れた空から―――十六夜は、神話の光景を見た。

 

「まさか………あれが………!?」

 

『そう。神話にのみ息衝く最強の生命体―――龍の純血種だ―――!!!』

 

 

「―――――GYEEEEEEEEEEYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaEEEEEEEEEEEEEYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaa!!!」

 

 

 常識外れの雄叫びは、それだけで〝アンダーウッド〟の総身を揺り動かす。龍の頭部はかろうじて見えたものの、その全長は()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「龍………これが龍………!!!」

 

 十六夜はかつてない威圧感に戦慄した。巨龍が現れた星空の歪みからは、更に巨大な城のような影が見え隠れしている。

 巨龍の雄叫びに応じて数多の落雷が降り注ぎ、〝アンダーウッドの地下都市〟を覆う根は一瞬にして焼け落ちた。居住区は瞬く間に阿鼻叫喚に包まれていく。

 そして混乱に拍車を掛けるよう、見張り台の鐘が鳴らされた。

 

「た、大変だッ!巨人族もこっちに向かってきているぞッ!!」

 

「なんだとッ!?」

 

「ええい、この非常事態にわらわらと現れやがって………!!!」

 

 罵声と指示が飛び交う中、巨龍の雄叫びと稲妻はますます激しく〝アンダーウッド〟を揺らしている。一層大きな雄叫びが一帯を震撼させると、巨龍の鱗が雨のように降り注ぎ、その一枚一枚が巨亀や大蛇となって街を襲い始めた。

 黒ウサギは眼下の異常事態に蒼白となって叫ぶ。

 

「鱗から分裂して新種を作り始めた………?まさか、本当に龍の純血種だというのですか!?そんな、本物の最強種が下層に現れるなんてッ………!!」

 

「ごちゃごちゃ言ってる場合かッ!すぐに降りるぞ!」

 

 十六夜の一喝に、黒ウサギも我に戻って頷く。

 大樹の頂上から共に飛び降りようとした二人はしかし、地下都市から高速で飛翔するローブの詩人と、その腕に捕らえられた―――

 

「レ、レティシア様ッ!!!」

 

「黒ウサギ………十六夜………!」

 

 混濁した瞳のレティシアは、二人を視界に捉えたことで僅かに意識を取り戻す。

 空を見上げたレティシアは、巨龍と空中に浮かぶ城の影を確認し、ようやく現状を悟った。

 

「(私の〝主催者権限〟の封印を解いた………!!?コイツ、まさか―――!!?)」

 

 敵の正体に蒼白となるがしかし、その腕から逃れるだけの力はない。

 己の運命を受け止めるように瞼を閉じたレティシアは、眼下の二人に訴える。

 

「―――十三番目の、太陽を………!」

 

「え?」

 

 レティシアの微かな声に耳を傾ける。天高く掲げられた彼女は、全霊を込めて叫んだ。

 

「十三番目だ………()()()()()()()()()()………!それが、私のゲームをクリアする唯一の鍵だ―――!!!」

 

 断末魔にも似た叫びを上げたレティシア。そこへ、

 

「レティシアッ!!!」

 

 先程までペストと談笑していたライムが、眷属の、レティシアの危機を察して駆けつけてきた。

 高速で飛翔してきたライムは、ローブの詩人に追いつき目の前にいるレティシアを助けようと手を伸ばすが―――遅かった。

 

「………すまない」

 

 レティシアはライムに謝罪の言葉を残すと、巨龍に飲み込まれて光となる。なっ、と絶句するライム。

 そして光は軈て黒い封書となり、魔王の〝契約書類(ギアスロール)〟となって〝アンダーウッド〟に降り注いだ。

 

 

『ギフトゲーム名〝SUN SYNCHRONOUS ORBIT in VAMPIRE KING〟

 

 ・プレイヤー一覧

  ・獣の帯に巻かれた全ての生命体。

  *但し獣の帯が消失した場合、無期限でゲームを一時中断とする。

 

 ・プレイヤー側敗北条件

  ・なし(死亡も敗北と認めず)

 

 ・プレイヤー側禁止事項

  ・なし

 

 ・プレイヤー側ペナルティ条項

  ・ゲームマスターと交戦した全てのプレイヤーは時間制限を設ける。

  ・時間制限は十日毎にリセットされ繰り返される。

  ・ペナルティは〝串刺し刑〟〝磔刑〟〝焚刑〟からランダムに選出。

  ・解除方法はゲームクリア及び中断された際にのみ適用。

  *プレイヤーの死亡は解除条件に含まず、永続的にペナルティが課される。

 

 ・ホストマスター側 勝利条件

  ・なし

 

 ・プレイヤー側 勝利条件

  一、ゲームマスター・〝魔王ドラキュラ〟の殺害。

  二、ゲームマスター・〝レティシア=ドラクレア〟の殺害。

  三、砕かれた星空を集め、獣の帯を玉座に捧げよ。

  四、玉座に正された獣の帯を導に、鎖に繋がれた革命主導者の心臓を撃て。

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

        〝          〟印』




次回から四巻突入です。

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