さて。ついにお気に入りが1000件を突破し、さらに1100件をも突破いたしました。合わせてUAも70000越えと、読者の皆様には感謝の言葉しかございません。これからもこの作品を、どうぞよろしくお願いいたします!!
今回は登場人物紹介……のはずだったんですが、おまけで付けるはずの第二章プロローグが、明らかにおまけの分量をオーバーし、なぜか登場人物紹介が二話に分割されることになりましたwこの第二十五話は、俺ガイルサイドの登場人物の紹介を行い、次回第二十六話で、ログ・ホライズン側の登場人物紹介を行いたいと思います。
前半はギルド〈ログ・ホライズン〉メンバー初登場なミノリ視点、後半はおなじみのイサミ視点となっております。脳内予定ではミノリの出番はまだ先だったはずなのに、どういうことなの……。小説部分は5500文字ほど、登場人物紹介が3500文字ほどの大体9000文字ほどの長さですが、正直なところ登場人物紹介は、結構なやっつけ仕事ですw設定を間違って書いている可能性もありますので、見つけられた方は遠慮なくご指摘ください。
第二十五話 とある昼下がり、イサミは“剣豪将軍”と出会う。+第二章開始時点登場人物紹介@俺ガイルサイド
ミノリとトウヤは、メガネの男に連れられて、〈ハーメルン〉のギルドホールへと来ていた。
遅い時間の到着だったこともあり、二人はすぐに寝床に案内される。
案内された場所には、自分たちと似た境遇の初心者プレイヤーがたくさんおり、どうやら今夜はここで雑魚寝して過ごすことになるようだ。
どこか空いていないかと部屋を見回すミノリだったが、姉弟二人で並んで寝られそうな場所は見当たらない。
(とりあえず今日は、分かれて寝るしかないか)
他の人も疲れているだろうし、わざわざ場所を開けてもらうのは忍びない。そう考えたミノリは、トウヤへと目配せしたのだが……
「おーい、そこの二人!こっちこっち」
そこへ、部屋の隅の方から声が掛かる。驚いて振り向いたミノリの眼に、自分へと手を振る一人の少女の姿が映った。
「ここなら、二人で並んで横になれるよー!!」
満面の笑みを浮かべた少女は、中学生であるミノリたちよりもいくつか年上に見える。ミノリはトウヤと一緒に、少女の元へと歩み寄った。
「ありがとうございます。私はミノリって言います。この子は弟のトウヤです」
ミノリは、お礼を告げながらも、目の前の少女をしっかりと観察する。
あらためて見てみると、やはりミノリたちよりも年上のようだ。おそらく高校生くらいだろう。
顔立ちは綺麗というよりも、可愛いという感じで、お団子に結った髪が特徴的だ。
(大きい……)
同じ女性であるミノリから見ても魅力的な少女であるが、何よりも目を引いたのが胸元。ミノリには縁遠い、その大きな胸である。
「あたしの名前は
少し騒がしいが、このユイという少女は良い人のようだ。底抜けに明るいユイの笑顔に、ミノリは心が温まるのを感じる。
(もし私たちにお姉ちゃんがいたら、こんな感じの人だったのかな……)
弟のトウヤが事故に遭って以来、ミノリは常に気を張って生きてきた。
サッカー好きで活発な少年だったトウヤが、車いすでの生活を余儀なくされている。そんなトウヤを置いて、一人だけ遊びに行くわけにはいかない。
そう思った日から、ミノリの生活はトウヤを中心に回り始めた。学校や病院など、トウヤが外出する際には付き添う毎日。
その日々を嫌だと思ったことは一度もないが、もし自分たちにこんな姉がいたら。自分たちの日常は、もっと明るくて楽しいものになっていただろう。
「ユイ姉ちゃんは〈エルダー・テイル〉を初めてどれぐらいなんだ?」
ユイの空けてくれたスペースに腰を下ろしながら、トウヤが質問する。
ユイの装備は、少し前の自分たちと同じもの。全て〈冒険者〉の初期装備だ。ミノリと同じように、トウヤもそのことに気付いたのだろう。
「え~とね。……実は今日が初めてだったんだ。前からこのゲームをプレイしている友達がいて、今日はその子に案内してもらいながら遊ぶつもりだったんだけど……」
どうやらこのユイという少女は、チュートリアルが終わったところでこの事態に巻き込まれてしまったようだ。
チュートリアルは、〈エルダー・テイル〉における一番最初のクエストである。駆け出しの〈冒険者〉たちは、「カーネル少佐の戦闘訓練場」で行われる特訓で、基本的なゲーム操作を学ばなければならない。
白髭の温厚な紳士という、どこぞのフライドチキン屋さんの創業者のような見た目のカーネル少佐だが、一旦切れると何をしでかすかわからないと云う困った設定が存在する。
カーネル少佐の、時に優しく時に厳しい特訓に耐え抜いた初心者たちは、レベル4の〈冒険者〉として〈アキバの街〉へと降り立つのだ。
「……なるほど。それでこの世界に一人で放り出されてしまったと」
ユイによれば、チュートリアル終了後に友人に連絡をし、そのあとに合流する予定だったらしい。しかし〈アキバの街〉に降り立った、そのタイミングが最悪だった。
少しの間〈アキバの街〉を見回していたら、突如として世界が暗転。気が付けば、ユイの世界は激変していた。
とりあえずはと友人を捜し歩いたものの、結局見つけることは出来ず、道端で休んでいたところに〈ハーメルン〉のメンバーから声を掛けられたらしい。
「まあでも、良い人たちに出会えて良かったよ。おかげでミノリちゃんたちにも会えたしね」
そういってニコニコ笑っているユイは、こんな事態にも全くめげていないようだ。弟のトウヤも前向きな少年だが、ユイはそれ以上に前向きかもしれない。
その明るさが、ミノリには羨ましかった。
そのまましばらくおしゃべりに興じていた三人だったが、気付けばトウヤの体が舟を漕ぎ始めていた。ミノリよりも先にそのことに気付き、ユイは笑顔でトウヤを指さす。
確かに今日は色々あった。というかあり過ぎた。話は尽きないが、そろそろ体を休めるべきだろう。
「ミノリちゃん、トウヤくん。おやすみ~」
「ユイさん。おやすみなさい」
ユイへと挨拶を返し、ミノリは毛布に潜り込む。
本当に今日は色々あった。突然異世界に放り出され、シロエともはぐれてしまった。そして……。
襲いくる睡魔に、ミノリの意識が呑み込まれる。完全に意識が落ちる直前、ミノリの頭に浮かんだ願い。
(こんな世界だけど、明日からはユイさんみたいに明るく過ごしたいな……)
しかしその願いは踏みにじられ、ミノリとトウヤ、そしてユイの苦しい日々はここから始まる。
三人に明るい日々が戻るのは、しばらく先。腹黒メガネと腐った眼、二人の〈冒険者〉が再び表舞台に上がる、一か月後のとある会議の日だった。
八幡を取り逃がした翌日。
すでに陽も高くなった〈アキバの街〉を、一人の少年と少女が歩いていた。ソウジロウとイサミである。
現在彼らが目指しているのは、アキバ最大のギルド〈海洋機構〉のギルドホームだ。
昨日のナズナのお仕置きのせいで、いまだ全身が痛い。しかし、壊された〈会津兼定〉をこのままにしておく方が、イサミにはよほど我慢ならなかったのだ。
(それにしてもナズナの奴……。確かに昨日のはウチが悪かったけど、いくらなんでもアレはやり過ぎでしょ!いつの中世よ!!)
思い出したくもないので詳細は省くが、とりあえずナズナはドSだ。間違いない。
歩くたびに響く鈍痛は、いつも明るいイサミの表情を、不機嫌そうなしかめっ面に変えていた。
「イサミさん。本当に大丈夫ですか?」
隣を歩くソウジロウから、本日通算十回目となる言葉が掛かる。
正直なところ全然大丈夫ではないし、なんならベッドに潜って一日中休んでいたいまである。
しかし、だ。もしソウジロウ相手にそんなことを告げれば、確実におんぶかだっこコースだ。そしてそんな光景を他の団員に見られでもしたら……。
自分の想像の中の惨劇に、イサミは身を震わせる。
「わっ!?」
「うぬっ!?」
変な想像をしながら歩いていたのが原因か、角を曲がったところで、イサミは反対側から歩いてきた人物とぶつかってしまった。
現実世界のイサミであれば盛大に転んでいただろうが、そこは〈冒険者〉の体。数歩ほどたたらを踏んだだけで、なんとかイサミは態勢を立て直した。
「ご、ごめんなさい!ウチったら考え事しながら歩いてたから……」
とにかく悪いのはこちらだ。イサミは、慌てて頭を下げる。
「ゴラムゴラム。なんの、こちらこそ不注意であった。人を探しながら歩いておったものでな。
ぶつかった相手は、幸いにしていい人だったようである。鷹揚にイサミの謝罪を受け入れ、さらにイサミのことを気遣ってきた。
(ちょっと変わった人みたいだけど、そもそも〈エルダー・テイル〉ってこの手のロールプレイしてる人多かったしね)
イサミは、頭を上げながら相手を観察する。
とりあえず大きい。特に横に。
古めかしい大鎧に兜という格好を見るに、どうやらイサミやソウジロウと同じ
ただ、兜の隙間から覗いている髪の毛は、なぜか真っ白だった。
(変な恰好……。ん?そういえばこんな格好でこんなしゃべり方の人、前に見たことがある気が……)
はて誰だったか。悩むイサミを尻目に、横合いからソウジロウが進み出る。
「僕のギルドのメンバーが失礼しました。そちらにお怪我はありませんでしたか?」
ソウジロウという少年は、脳筋ではあるものの、礼儀知らずというわけではない。目の前の〈冒険者〉に、ギルドマスターとして謝罪する。
「先程も言ったが、構わぬよ。ただでさえこのような事態なのだ。〈冒険者〉同士で揉めている時ではないからな。……ん?貴様は!!」
掛けられた声に返事をしながら視線を移した男の表情が、ソウジロウの顔を見た瞬間に豹変した。
「我が終生のライバル、セタ
イサミとソウジロウは、男の上げた突然の叫びに固まる。
イサミの知っている限り、ソウジロウのライバルと言えるのは、副長こと八幡だけだ。そして、八幡はこんなにずんぐりむっくりな体型でもなければ、こんな妙な口調でもない。……まあ、変な人、という意味では同類かもしれないが。
(まあ、確かに見覚えはあるんだけど……。局長なら覚えてるかな?ライバルなんて言われてるぐらいだし)
イサミは、そう思って隣を見るが
(あっ。これ完全に忘れてる顔だ)
肝心のソウジロウは、不思議そうな顔で首を捻っていた。目の前の男に、イサミは心の中で合掌する。
「……まさか貴様、忘れているのではあるまいな?あの大会で
吠えるような男の言葉、その中の『大会』という部分が、イサミの海馬を刺激した。
ソウジロウと八幡が、それぞれ
その一回戦で当たった相手が、目の前のこの男ではなかったか。確か名前は……
「ああー!!思い出した。局長。確かこの人、
「ちがーーーう!!我の名前は、
絶妙に微妙なイサミの間違い方に、義輝が叫ぶ。どうやら異世界に来ても、彼の名前はなかなか覚えてもらえないらしい。
「ああ、やっと思い出しました。PvP大会の一回戦で戦った方ですね」
ソウジロウがぽんっと手をたたく。名前を聞いたところで、ようやく思い出したのだろう。
まあ、ソウジロウが忘れていたのも無理はない。なにせ、ソウジロウと義輝との間で行われたその試合は、あまりにもあっさりと終わってしまったからだ。
そもそも義輝の剣技は、ソウジロウとの相性が悪すぎた。義輝の一撃に重きを置くスタイルは、時にレイドボスの攻撃すら回避するソウジロウの見切りの前には、圧倒的に不利だったのだ。
結果、義輝の攻撃はほとんど封殺され、ソウジロウにろくにダメージを与えられぬままに敗れたのである。
義輝のことをイサミがなんとなく記憶していたのは、敗北後の義輝の姿があまりにも哀愁を誘うものであったのと、去り際に一方的なライバル宣言を残していくという残念さとが心に引っ掛かっていたからだ。……ついでに言うと、どことなく八幡の同類のような雰囲気を感じたのも、理由の一つだが。
「そうそう。局長があっさり倒しちゃった人……あっ!」
ソウジロウの言葉に同意を示すだけのつもりが、無意識のうちに余計なことまで口にしてしまった。
イサミは、恐る恐る義輝の様子を
「わー!!ごめんなさいごめんなさい」
それから5分ほど。イサミとソウジロウは、義輝をなだめすかしておだて上げ、どうにか立ち直らせることに成功する。
その後は軽い情報交換などをしつつ、なぜか意気投合したソウジロウと義輝は、互いにフレンド登録をし合っていた。
「それでは、我は
気が付けば結構な時間が経っていた。日が暮れぬうちにと、義輝が別れを切り出す。
「いえ。ご友人に会えるといいですね」
そんな義輝に、ソウジロウもにこやかに別れの言葉を告げる。
「今日は本当にごめんなさい。……そうだ!その友達の名前って何ていうの?お詫びも兼ねて、ウチらが見つけたら連絡するよ?」
若干の名残惜しさを感じたイサミは、義輝に協力を申し出る。協力と言っても、見かけたら念話を送るだけだ。大した手間になることもないだろう。
「ふむぅ。それは助かるのだが……。残念ながら、我は
イサミの申し出に、義輝は申し訳なさそうな表情を浮かべた。
その友達、もしかして始めたばかりのタイミングで巻き込まれでもしたのだろうか。義輝からの返答に、イサミは心配顔になる。
「あいや。心配は無用だ。なにせ
義輝は、イサミの杞憂を払うように言葉を返す。
「
義輝はそう告げると、一切振り返ることなく去って行った。
その背中を見送りながら、イサミはソウジロウへと声を掛ける。
「副長と同じ名前だけど、偶然だよね?……どしたの、局長?」
義輝の去り際の台詞以降、なぜかソウジロウの動きが止まっていた。不思議に思ったイサミは、ソウジロウに再度問い掛ける。
「今の名前」
「え?」
ようやく凍結が解除されたのか、ソウジロウがぽつりとつぶやく。
「今の名前……確か八幡のリアルネームです……」
「…………え?」
類は友を呼び、変人は変人を呼ぶ。今回イサミが得たのは、そんな教訓だった。
登場人物紹介@sideやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
名前:
サブ職業:専業主夫
家事全般に関するスキルを、まんべんなくかつある程度の高レベルでこなすことが出来るスキル。料理・裁縫・掃除など合わせて10種類以上の作業を行うことが出来るため、ソロプレイヤーや小規模ギルド所属のプレイヤーにはそこそこ人気がある。
ただし、当然ながら専門職の高レベルプレイヤーには遠く及ばないため、職人プレイヤーや大規模ギルド所属のプレイヤーでこのサブ職業を持つ者はほぼ皆無である。
実装当初は専業主婦で統一されていたが、一部プレイヤーの熱い抗議運動により、プレイヤーキャラの性別で末尾の文字が『婦』か『夫』に変わるように設定変更がなされている。なおその抗議運動の参謀役は、〈ヤマトサーバー〉のとある有名ギルドのサブギルドマスターだったと言われているが、真相は謎に包まれている。
ビルド:
予備人員がほとんどいない
基本的には、非戦闘中にシャドウブレイドとスナイパー、もしくはソードダンサーとスナイパーのビルド(および装備)を任意に切り替えるというものである。仕組みとしては非常に単純であるものの、それを
ただし、その苦労を見かねた茶会メンバーが優先的に装備を回してくれたこともあり、八幡自身の装備は二年前時点ではほぼ最高性能と呼べるものが揃っていた。逆に〈西風の旅団〉時代は、他のメンバーの強化を優先したため、ほとんど装備の強化は行われていない。
人物:「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」&本作の主人公。千葉県にある進学校・総武高校の普通科二年生で奉仕部所属。生まれてから17年間、絶えずぼっち街道を歩み続けてきたぼっちエリート。成績は、国語学年3位と文系科目は優秀。なお、数学は学年最下位(9点)。運動神経も決して悪くはない。
リア充への爆破予告をしたためた作文を、現国教師の平塚静に
好きなものは、千葉とラーメンと甘いもの(特にMAXコーヒー)、あと小町と戸塚。苦手なものは、数学とリア充とトマト。座右の銘は「押してだめなら諦めろ」
本作においては、〈エルダー・テイル〉プレイ歴5年というベテランプレイヤーで、〈放蕩者の茶会〉の元メンバー。そして〈西風の旅団〉の元サブギルドマスターでもある。現在は安定の
〈アキバの街〉に、死からの復活を広めるきっかけとなった(一番最初に死んだわけではない)人物でもある。
現在地は〈アキバの街〉。
プレイヤーネームの由来は、本名である。これは、〈エルダー・テイル〉プレイ開始時の彼は、自分のことを八幡太郎義家の生まれ変わりだと信じており、自分の名前をかなり気に入っていたからである。現在の八幡は、当時の自分をぶん殴ってやりたいと思っている。
名前:
人物:「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」&本作のヒロインの一人。八幡・結衣と同じく総武高校の奉仕部所属で部長を務める。ただし、普通科ではなく国際教養科の二年生。
成績優秀・
自身のキツイ性格と物言い、加えて近寄りがたい雰囲気のため、友達はいなかった。小学生時代はそれが原因でいじめを受けていたようではあるが、詳細は不明。もっとも、現在は同じ部活に所属する由比ヶ浜結衣と親友となっている。
原作開始時にはすでに奉仕部に所属しており、
好きなものは、パンダのパンさんと猫。苦手なものは、三歳年上の実姉・
本作においては、八幡が〈エルダー・テイル〉をプレイしていると聞いたことをきっかけに、自身もプレイを始めていた。半年ほどの間、そこそこの時間を注ぎ込んだ結果、レベルは90に達している。
今回の〈大災害〉には、親友である由比ヶ浜結衣も巻き込まれており、八幡に結衣を助けてくれるように託した。
現在地は〈ミナミの街〉。また、ミナミで最初に死からの復活を証明した人物でもある。
プレイヤーネームは不明。
名前:
人物:「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」&本作のヒロインの一人。八幡・雪乃と同じく総武高校の奉仕部所属の二年生。八幡とは同じクラスである。
作中屈指のアホの子であるが、周りの空気に合わせることに長けている性格とその見た目で、総武高校のトップカーストグループに所属している。
なお、料理は壊滅的に下手であり、クッキーの材料から木炭のようなものを生成する
八幡と雪乃の二人と違い、誰とでも仲良くなれるタイプのため、友達は多数いる。雪ノ下雪乃とは親友同士であり、八幡からは百合ではないかと疑われるほどの仲の良さ。
平塚静に紹介された奉仕部へと依頼を持ち込み、後に自身も所属することとなる。
好きなものは、スイーツと犬。苦手なものは、勉強と料理。座右の銘は「命短し恋せよ乙女」
本作においては、〈ノウアスフィアの開墾〉に合わせて始めた〈エルダー・テイル〉で、〈大災害〉に巻き込まれる。
チュートリアルを終えたばかりの完全なる初心者であり、〈アキバの街〉を右往左往していたところに、〈ハーメルン〉のメンバーから声を掛けられる。
現在地は〈アキバの街〉。
プレイヤーネームの由来は本名であるが、これは特に何も考えていなかった結果である。まあ、☆★ゆい★☆よりはマシ。
名前:
人物:総武高校二年生。八幡や結衣、雪乃とは違うクラスの所属である。
太った体型とメガネというオタクツーセットに加え、季節を問わずにロングコートと指ぬきグローブを愛用する、重度の中二病患者。
その痛々しい人物性から友達は皆無であり、体育の授業において余り者同士でペアにされた八幡に、やたらと懐いている。コミュ障気味なため、女子とはまともに会話できない。
将来の夢は、ライトノベル作家になって声優さんと結婚することであるが、そっちの方が稼げるからという理由で、ゲームのシナリオライターに転向しようとしたこともある。なお、材木座の書く小説は、だいたいなにかのパクリ。
奉仕部に自身の原稿を読んでもらおうと持ち込み、結果雪乃や八幡にぼろ糞に
好きなものは、アニメ・ゲーム・マンガのオタク三種の神器。苦手なものは、同世代の女性とリア充。座右の銘は「大事なのはイラスト」
本作においては、プレイ歴3年の中堅プレイヤー。ギルド未所属ながら、野良パーティーでの〈大規模戦闘〉のクリア経験が数度あり、
PvP大会では、予選は難なく勝ち上がったものの、不運にも本選一回戦でソウジロウと当たり惨敗した。
当然のように〈大災害〉時もログインしていたため、この事態に巻き込まれる。現実世界ではコミュ障な材木座だが、ロールプレイに慣れたおかげで、こちらの世界ではある程度まともに女性とも話すことが出来る。
現在地は〈アキバの街〉。
プレイヤーネームの由来は、本名と室町幕府13代将軍・足利義輝より。材木座曰く、魂の名前である。足利義輝の最後については諸説あるが、少なくとも彼が剣術の達人であったことは間違いない。
というわけで、由比ヶ浜&材木座登場の第二十五話でした。材木座という、ギャグ要員界のエースがようやく参戦。これでコミカルな描写を増やせる……はず?
登場人物紹介については、かなりざっくりとしか書いていません。可能な限り本編内で描写したいと思い、この形に。まあ、俺ガイル読者の人には不要な気がしますがw
さて次回以降について。次回第二十六話は、ログ・ホライズン側の登場人物紹介+αとなります。投稿日は最速で26日、遅くとも29日を予定しております。お待ちいただけますと幸いです。