ネギまとかちょっと真面目に妄想してみた   作:おーり

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こちらしかお気に入り登録してないよ!という方の為にステマに来ました
微妙に書き方が変わっているので此処だけ読む方には違和感が微レ存…?

今回はエロく無いはずの番外編
ネギ君は相変わらず影薄いですがネギまキャラをガン推しです


『俺のファンキーでヒロイックなパーティナイトがバーニングにトゥギャザーするダイレクトマーケティング』

 

 「「トリック(いたずら)or()トリート(お菓子か)!」」

 「えっ、どうしたのお前ら」

 

 

 10月の31日。

 鳴滝姉妹がパンプキンなお子ちゃまコスで突貫して来た。

 ジャコランタン柄のチューブトップに、それぞれヘアアクセを乗っけて、の小道具片手に、の初等部なんかが遣りそうなcostumeplayである。

 風香の方は小悪魔ちっくに角まで付けて、カボチャパンツな短パンでボーイッシュに。

 史伽の方は麻帆良祭で使ったネコミミの使い回しか、スカートはふんわり膝上だが黄黒の縞々ニーソでそれっぽい。

 ……統一感!

 

 それはそうとハロウィンか。

 先日麻帆良大体育祭という寸劇が執り行われたというのになんというバイタリティ。

 普段から百鬼夜行抄みたいな学園内に居るというのに、この日に限ってコスプレる必要性とは果たして……」

 

 「口に出てるよそらっち」

 「つべこべ言わずお菓子を渡すですー」

 

 

 風香にマイルドに突っ込まれ、史伽にはとりあえず菓子を要求された。

 山賊かそこの双子妹。何が彼女を駆り立てるのか、今日はちょっとワイルドな史伽たんのご様子だった。

 

 

 「で、なんで長瀬まで居るの」

 「さんぽ部の活動でござるよ。決して出番が無いからと主張しているわけではござらん」

 

 

 いいよ、そういうメタな宣伝しなくて。

 ちなみに長瀬の楓さんもまたハロウィン風味なコスプレに挑戦してみたのか、ジャコランタン柄チューブトップでお揃いだ。

 胸囲的には主張が激しすぎて、本物のかぼちゃが詰まっているのかと疑いたくなる圧迫感。

 パンプキンパイが凄まじいぜ。うへへ。

 

 

 「そらっちのスケベ」

 「いやいや、男の子なんだからこうなるのは自然なんだからね」

 「お菓子が欲しいですー」

 「壊れたラジオみたいに同じセリフしか云わねぇぞ、大丈夫かこの妹」

 

 

 それにしても可笑し、いや、お菓子ねぇ。

 

 

 「持ち合わせがないんだよなぁ。買ってくるから少しおにーさんと散歩しない?」

 「完全に誘拐犯の台詞でござる」

 「えっ、なんで。同年代だろ。中3だろ」

 

 

 ハイエースも所持してないし性的な意味合いで誘ってるわけがないのに。解せぬ。

 それはそうと、お前らはお前らで受験とか大丈夫なの?

 

 

 「ブー! 時間切れなのでトリックモードに移行するですー!」

 「受けて見て! 私たちの三位一体攻撃!」

 「応っ! 逝くでござるよっ!」

 

 「「「ジェッ●ストリームアタック!!!」」」

 

 

 初めから其れが目的か。

 縦に重なり並んださんぽ部3名の部員が(尚、その他の部員を一切知らない。幽霊部員の可能性が微レ存)、長瀬を筆頭に史伽風香で突貫の姿勢。

 体育祭の障害物競走で勝ったからそれの仕返しだろうか。

 伏せ字の意味がほとんど無いその攻撃を、俺はどうあしらえばいいのかと少々思い悩むことコンマ数秒。

 

 ――とりあえず、初めから目に毒なパンプキンパイを目標に荒鷲の型にて握撃すべく、手の平を構えた。

 

 

 「ぬおっとぉっ!?」

 

 

 ちぃっ、殺気が漏れたか。

 横っ飛びに回避された長瀬さんに目を取られた双子はそのまま置いて行かれた形となり、障壁が無い2人はその現状に戸惑い突貫がピタリと止まってしまっていた。

 

 

 「ど、どうしようお姉ちゃん! いきなり作戦が頓挫したよっ!」

 「あ、慌てちゃ駄目だよ史伽っ! こういう時は楓ねぇに教えてもらったアレでいくよっ!」

 

 

 その楓ねぇさんが真っ先に逃げたから現状なのだが。

 そんな俺のツッコミ(心の声)は当然届くことは無く、双子は『次の手段』とやらへと作戦を移行する。

 

 

 「「忍法っ、分身の術っ!!」」

 

 

 ――出来てない。

 

 

 「ふっはははは! これでどちらがどちらかわかるまいっ! 片方を掴まえても片方がいたずらを成功させるっ! これぞ真のいたずら殺法だよっ!」

 「大人しくネコミミアーカイブを歌うですぅっ!」

 

 

 史伽さんが自分のネコミミを片手になんか言っとるのだが。

 しかし此れが原作でも有名な分身の術(双子Ver)か。

 ……とりあえず、一言。

 

 

 「鳴滝妹、パンツ見えてるぞ」

 「ふぇっ!?」

 

 

 ネコミミを持ったお団子ヘアが顔を真っ赤にしながら自分のスカートを抑えた。可愛い。

 史伽は合法、はっきりわかんだね。

 

 その隙を突き、顔を赤らめた方を目標に接近。

 掴まえて、空気投げの要領でそのまま長瀬の方へと投げ飛ばす。

 

 

 ――俺の目標は初めから、本家の悪戯小娘である鳴滝姉である。

 

 

 「良し、掴まえた」

 「――足首っ!?」

 

 

 「――わっしょいっ!!!」

 「にゅあーーーーーーーっ!!?」

 

 

 天高く、空飛ぶ風香

 着地は如何するものぞ

 

 うむ、良い句が詠めた。

 いたずらをする者は、されても良いと覚悟した者だけだ。

 

 

 「ちょっ、着地ぃぃぃぃっ!!!!?」

 

 

 ――麻帆良は今日もにぎやかです(笑顔。

 

 

 

     ×     ×     ×     ×     ×

 

 

 

 「「「「トリックorトリートぉっ!!!!」」」」

 「……流行ってるのか、それ?」

 

 

 さんぽ部を撃退したかと思ったら運動部系4人組がユニット組んで参上していた。

 せやから、普段から百鬼夜行な麻帆良でコスプレする意味ってナニ。

 

 

 「つうか本当にコスプレしてるだけって感じだな。統一感仕事しろよ」

 「えー? こんな美少女の素敵ファッション眺められたら、それだけで男の子は満足できるんじゃないのー?」

 「否定はしないけどね」

 

 

 ちなみに、内約は以下の通り。

 ゆーなはミニスカポリス。青いラメの制服が如何にもな空気を醸し過ぎていて少々古臭いし、バラエティテレビなノリで着こなしている感が半端ない。キッドざゆーなは何処へ行ったのか。初めから生まれてないのか。その姿になるとむしろ強調されるのは生足なのだが。胸で勝負しようよ。

 アキラたんはバニーガール。しかしシルクハットまで用意している以上はむしろマジシャンの付き人的な意味合いでのバニーだ。本来だとバニーガールって、ウサギが年中発情期だから『いつでもOK』みたいな暗喩的意味合いがあったはず。……止めよう、この思考だと碌でもない結果しか待っていない。

 佐々木は魔女っ子コス。黒い三角帽子に黒いミニスカートワンピ。袖は無くて肩を出してるが長手袋で肘までを隠し、小道具の杖(ハリポタ風味)をフリフリ振るう。先端には星型とかも無いので、ネギ君から支給された幼児用のとはまた違う一品かと。網タイツ風ニーソまで穿いてるけど、此れで箒とか持ってたら佐倉ちゃんとキャラ被りが酷いテロ。辞めるテロ、出番が無い子に死体蹴りとかオーバーキルも良い処テロよ。

 そして亜子はナースルック。前にも言ったけど、お前のナース姿プレイの匂いしかしねぇな。オプション幾らよ。

 

 

 「なんかうちだけ描写足りへんよーな」

 「気の所為だと思うぜ」

 「そんなことより烏丸くん、どうする? トリック? それともトリック?」

 

 

 アキラたんの距離感がヤバい。

 年中発情期でいつでもOKというのはガチなのか。

 そして日本人は何故いたずらと聴くとやたらと性的なものにしたがるのか。

 

 

 「いやいや、はいよ」

 

 

 と、予めて学習していた俺は、ばさぁとバラの花束を全員へ。

 お、おう、といったご様子で、それぞれ受け取った女子らが顔を赤らめた。可愛い。

 

 

 「……え? いや、なんで薔薇?」

 「そこの露店で売ってたんだよ。食べられるお菓子のバラだとさ」

 

 

 商魂が逞しいのか、はたまた世相を見て販売に切り出せる精神が魔窟と云われる所以なのか。

 何処から取り出したかと? 魔法って、便利やね。

 

 

 「~~~っ、あ、あっ、そうだそらっち! 私たちの中で誰が一番可愛かったっ?」

 「ん? 佐々木かな」

 

 「「「「えっ」」」」

 「えっ?」

 

 

 空気を払拭すべく切り出されたゆーなの質問に、正直に応える俺に、何故か全員の虚を突かれた声が重なったそうな。

 

 

 

     ×     ×     ×     ×     ×

 

 

 

 正直、他三名の格好は仮契約時のコスチュームそのままな感じがあるし、ぶっちゃけ性的な誘惑が強すぎて可愛さとは無縁な気がしたんだよ。

 その点、佐々木は基本的に色気が皆無だから、そうであるが故の無量の可愛さを年相応に醸し出しているというか。

 だから可愛いか、と問われれば女の子特有の『可愛らしさ』を踏まえた点で彼女を一推し。

 そう理論付けて答えたら、微妙な顔を(特に佐々木に)されてしまった俺がいた。

 そんな俺に、第3波。

 

 

 「トリトリ」

 「やる気出せよ」

 

 

 明日菜が普段の格好のまま、片手挙げてふらりと参上。

 現在地はエヴァのログハウスへと向かう道。

 おいっすぅ、な恰好のままに会話は続く。

 

 

 「どっちにする? いたずら? おかし?」

 「とりあえずほい」

 

 

 既に支払った覚えもあるバラの花束。

 というかそもそも、何故皆俺にいたずらかと問いかけるのか。

 よーしこいっ、って構える程頑丈でもないわ。

 

 

 「じゃあほい、お返しにちょっとお誘い」

 「あん?」

 

 

 と、返されるのは、……チラシ?

 

 

 「……『上園学園・紙園(しおん)祭』?」

 「うん。今度行ってみない? 学校見学がてら」

 

 

 ふぅん、とぱらりと眺めてみるが、場所が九州・宮崎であることに若干の違和感を覚える。

 というかまたあっち方面? 俺この夏に熊本経由で鹿児島まで行ったんだけど? 正確には種子島。

 

 

 「宮崎ねぇ……。うーん……」

 「だめ?」

 

 

 上目遣いで再度問う明日菜。

 正直、俺的には宮崎は完全に鬼門なのだが……。

 

 しかし、魔法界のごたごたも亡くなって、普通に進学が考えられるようになった明日菜の希望でもある。

 聞いてやっても問題は、無いか。と考えを検めた。

 

 

 「いいよ。行こうぜ」

 「やったっ。じゃ、来週宜しくっ」

 

 

 そうして、嬉しそうに明日菜は去って往く。

 

 ――……この時感じた違和感をもっと深く考えていれば、あの惨劇は起こらなかったのではないかと――、

 

 

 

     ×     ×     ×     ×     ×

 

 

 

 「ほい、トリート」

 「……いや、そういう宣言で出すものでは無いだろ……」

 

 

 アレ、なんか間違えたかな。

 

 入室早々、バラの花束を渡してエヴァに呆れられる。

 他の女子に渡していて俺のエヴァ様に何も無し? そんなのはありえない!

 忠誠心とはまた違う愛の形を顕したのに、何故微妙な顔をするというのか。

 

 

 「まあ確かに毎日が百鬼夜行な麻帆良でコスプレする意味なんて無いと思うけど。ほら、ノリって大事だよね?」

 「いや、嬉しいよ? 嬉しいけどな? ……そらならもっと喜ばせるモノを持ってるだろ?」

 「……ほほぅ、つまりはトリックでニャンニャンしたいと、そういうわけか」

 「えっ!?」

 

 

 ……え? 違うの?

 誘う様な目つきで流し見られて、てっきりそうなのか、と応えて見れば驚きの表情で返される。

 そして自分の言い回しに何か気づいたのか、やや顔を赤らめて赤いバラへと埋めるように隠すエヴァが其処に。

 何このカワイイ生き物。

 

 

 「………………ち、違わない、けど……」

 

 

 ――この後めちゃくちゃトリック(いたずら)した。

 

 

 




どっとはらいな100話目
短いかな。でもまあ二次創作って元々小話だし問題無いよね
よしっ、これで完走だっ!

明日菜に纏わる惨劇の内約?
R18で烏丸くんがはっちゃけてるから、そちらへどうぞー(誘導
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