子狐幻想記   作:d.c.2隊長

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無理やりで強引な設定や考えが多数含まれています。矛盾も多々あるかとは存じます。

が、それでもこのお話を楽しんでいただけたなら、それ以上に嬉しいことはありません。

それでは、子狐幻想記 結……どうぞ。


子狐幻想記 結

 「紫様……氷狐は……」

 

 「話は聞いていたでしょう藍。あの子は消えたわ」

 

 霊夢に話をしたすぐ後、八雲 紫は自宅で泣きそうな顔の八雲 藍にそう言った。その言葉を聞き、藍は泣きそう、で済んでいた表情をくしゃり歪め……その目から一筋の涙を流す。

 

 彼女がニセモノの日常を過ごしていたと知ったのは、世界が元に戻ってからすぐのこと。記憶としては残っていない。まるで夢を見ているような感覚だった。しかし、霊夢と紫の会話を聞き、その夢が現実として起きていたことを知ったのだ。

 

 彼女が見る主の顔は、よく見えない。彼女に背を向けているからだ。ただ、その両手は何かを耐えるかのように強く握りしめられている。

 

 「……何か方法はなかったのですか」

 

 「なかったわ。少なくとも、私では思いつかなかった。永琳なら何か浮かんだかも知れない。でも彼女はニセモノの日常に気付かなかった……いえ、気付くことを拒否していたようにも見えたわ。教えてもよかったのだけれど……彼女にとって、彼と同じ空間で過ごしていたあの世界はまさに夢にまで見た世界。知ってしまえば、世界を元に戻す行為を妨害される恐れもあったもの」

 

 「でしたら、あの世界で生きるのも一つの選択肢だったでしょう!? 彼を……氷狐を消してまで元の世界に戻る必要は」

 

 

 

 「私が大事なのは、彼ではなくて幻想郷と……そこに住むすべての存在よ」

 

 

 

 はっきりと、主は告げた。それを聞いた従者の顔に浮かぶのは……驚愕。そして、悲しみ。

 

 いわば、1を助けるか100を助けるかという話だ。100を捨てて1を取るのか、それとも1を見捨てて100を生かすのか。紫が取ったのは、後者。

 

 「だったら……なぜ霊夢にあんな言葉を……」

 

 

 

 『これ以上ここにいると……あなたを殺したくなるから』

 

 

 

 「……そうね。明日、霊夢に謝っておかないとね」

 

 それだけを言い残し、紫は屋敷の中へと去っていく。藍はその後ろ姿を静かに見送ることしかできなかった。そして見送りながら、藍は1人先の会話を思い返す。

 

 彼が大事なのではなく、幻想郷とそこにいる存在全てが大事なのだと彼女は言った。かつて彼のためにと烏天狗1羽を消し去り、あんなにも彼を巡って霊夢たちと争っていたにも関わらず、彼女は氷狐を自らが手を下したわけではないとはいえ切り捨てた。

 

 彼女の幻想郷に対する想いはほかの存在よりも遥かに重い。誰よりも幻想郷を想い、誰よりも幻想郷を愛しているのだと、藍は断言できる。それでも、思ってしまう。

 

 他に方法はなかったのか。彼を消さずに以前と変わりない日常に戻ることはできなかったのか。彼を切り捨てることに心苦しさを感じなかったのか。

 

 「……そんなことはありませんよね……紫様」

 

 否、と藍は呟く。きっと霊夢に言った言葉は、何も彼女1人にぶつけられたものではないのだろう。本人も無意識に呟いたのかもしれない。あれは、八つ当たりに近いものだった。

 

 強く握りしめられた両手は、霊夢にではなく自分に向けられた怒り。寂しがり屋な紫が、彼が消えて何も思わない筈がないのだ。

 

 

 

 自室に敷かれている布団を見て、紫は固まる。なぜなら、布団の上には枕が二つあったからだ。そして、この布団と枕を用意したのも紫自身。

 

 無意識のことだった。自然と二つ置いていた。それは、体に染み付いた動きだった。

 

 「……何を馬鹿なことを……彼はもう……」

 

 そう呟いたときには、もう耐えることなどできなかった。目からはぼろぼろと涙があふれ、壁に背を預けながらその場に崩れ落ちる。泣き声をあげなかったのは、紫なりのプライドだろうか。

 

 ニセモノの日常に真っ先に気付いたのは紫だった。そして気付けば、誰が犯人かなんてすぐにわかってしまう。そこからが紫の葛藤の始まり。

 

 元々、氷狐をこの屋敷に住まわせたのは彼を見張るためという意味合いが強い。ほぼなんでも出来る能力……そのあらゆる危険性を考え、どうやって止めるかなどの対処法なども思いつく限り考え、今まで過ごしてきた。しかし、その生活の中で得る幸せが大きかった。

 

 ただ彼と共に、従者達と共に送る日々が楽しかった。能力の危険性や対処法などを記憶の隅の押しやるほどに。その日々を、彼女は間接的であれ自ら壊したのだ。何も思わない筈が無い。悲しくないはずが無い。

 

 しかし彼は消えてしまった。器から溢れた強大な能力もろとも消えてしまった。今まで人々から恐れを抱かれなくても存在し続けた彼は……。

 

 「……あれ?」

 

 消えてしまった。“死んだ”……のではなく“消えた”。その考えをした時、止まりかけていた紫の思考が再び動き出す。

 

 氷狐は“強くなり過ぎた能力が体という器からあふれ出し、その在り方が変わっただけの存在”……例えるならば、大きな浴槽一杯にお湯を張り、その中に小さなコップを沈めたような状態。このコップが氷狐の肉体……器であり、お湯が能力。

 

 その中からお湯……つまり能力だけが消えた。それだけならば、器は残るはずなのだ。それがたとえ死んでいたとしても、器が壊れたわけではないのだから。それに、妖怪である彼は霊夢が願う前に、消えるならばもっと早く消えているはずなのだ。

 

 子狐妖怪、氷狐は人々から“恐れられていない”。妖獣とはいえ妖怪の類である以上、その存在を妖怪として留めるためには少なからず恐れが必要だ。外の世界では恐れられないからこそ妖怪が力を失い、果てにはその存在を失う。

 

 人里の住人は、たとえどれだけ仲がよく友好的な妖怪であっても心のうちでは恐れを抱いている。そうしなければ妖怪がその力と存在を失い、人間と妖怪のパワーバランスが崩れてしまうために紫が仕方なくそう仕向けたからだ。

 

 しかし、氷狐だけは違う。心の底から愛され、恐れられていない。かく言う紫もその能力こそ怖いが彼を怖いなどとは一度足りとて思ったことは無い。恐れを抱いたことは無い。しかし、彼は存在していた。つまり、彼は初めから他の妖怪とは在り方が違ったのだ。

 

 「妖怪化した能力という状態になっていたから……? 違う、それでも妖怪なら恐れが必要のはず。そもそもの疑問は“なぜ器ごと消えた”のか。妖獣なら、元となる動物の死体ぐらいは残るはず……」

 

 いつしか涙は止まっていた。回り続ける思考は疑問への答えを導き出そうと回転し続け、紫は時間を忘れてその思考に没頭する。その中で、一つの仮定を考え付く。

 

 

 

 消えてしまった、のではなく、“消える必要があった”としたら?

 

 

 

 いつかした思考、その記憶を呼び覚ます。妖怪は、時間と共に必ず成長する。そして、その中で最も効率のよい体へとその存在を変えていくのだ。体が小さくても、大きくても、力が強くても、弱くても、それは自分の意思ではなく存在が選んだ最も効率のよい在り方。あらゆる妖怪はその弱かったり足りなかったりする部分を嘆くことこそすれ、自身の在り方を疑問に思う存在はいない。

 

 彼は、能力は成長していても、容姿や思考に変化はなかった。それは、能力を使うのにあの姿と思考が最も都合が良く、効率的だったからだ。そしてもしも……もしもだ。

 

 その基盤となる能力が消えたことで、存在の在り方を変える必要があったとすれば? それも器ごと、丸々全てを変える必要があったとすれば?

 

 「……夢物語ね。そもそも恐れられていないのになぜ存在できるかの説明がつかない」

 

 自身の考えに対して落胆とため息を吐き、紫は1人自嘲する。こんな都合のいい考えが現実になるほど、幻想郷は非常識ではない。

 

 彼は消えた。それだけが変わらない事実。そう思考を終わらせ、紫はいつもより広く感じる布団にその身を横たえる。1人分の温もりしかない布団……それが妙に寂しく、心に穴を開けていく。そして完全に意識が闇に落ちる時、紫は思った。

 

 息子を失った母親と言うのは……こういう心境なのだろうかと。

 

 

 

 

 

 

 

 夜が明けた。それは、彼のいない日々の始まりであることを彼女……霊夢は昨日の夜からいた縁側で感情なく心の中で思った。

 

 あれから霊夢は一睡もしていない。それどころか移動すら、体を横たわらせることもなく……赤い首飾りを握り締めたままずっと座り続けていた。その表情は、俯いているために確認することはできない。

 

 朝食をとろう、などという気なんて起きる筈がない。無気力。今の彼女からは、そんな言葉しか出てこない。

 

 考えてみればおかしな話だ。あらゆる存在と平等に接し、そのどれもに心を置く事のなかった博麗 霊夢が、たかだか一妖怪の消失にここまで意気消沈しているなど……閻魔に見られれば不甲斐無いなどと言われてしまうかもしれない。

 

 「……ああ……そっか」

 

 小さく……本当に小さく、彼女は呟いた。なぜこんなにも悲しいのか。なぜこんなにも心の内が空虚なのか分かってしまったから。

 

 母だ子だと茶化され、最近では本当にそうかも、などと思っていた。しかし、それは間違いなのだ。親子の様など……自分も、周りも間違っていたのだ。

 

 彼を愛しているのだと、霊夢は失った今ならはっきりと言える。それは母から子への家族愛などではなく、年頃の少女が異性に抱くそれ。

 

 あらゆるものから浮いてしまう彼女が、唯一足をつけることが出来た存在。自分から、足をつけようと初めて動いた相手。そしてきっと、それは彼女の初恋なのだ。

 

 その相手がいなくなったのだ……もう、心が誰かに降りることなどない。彼と出会う前までの生活が戻ってくるだけだ。

 

 起きたらご飯を作って、境内の掃除をして、たまに妖怪退治や異変解決をして……そんな生活に。

 

 「……戻れる訳……ないじゃない」

 

 戻れる訳がない。この寂しさをしってしまったから。

 

 これから行われていく日々には、常に寂しさと空虚感が付きまとうこととなるだろう。もしも彼がいたならば……そんな考えが頭を過ぎることも、日に2度3度で済むとは到底思えない。それは、霊夢にとっては地獄以外の何者でもない。

 

 でもそんな日々がやってくるのは決まっていることなのだ。否、もう始まってしまっているのだ。

 

 人里を訪ねたとしても、彼の姿はそこにはない。寺小屋に行っても、山に行っても、紫の屋敷に行けたとしても、それは変わらない。神社に彼は現れない。もうあの愛らしい姿を見ることもない。つたない言葉で霊夢の名を呼ぶこともなく、笑顔を見ることもできないのだ。

 

 「会いたい……っ」

 

 そんな地獄は耐えられない。そう思った霊夢の口から出たのは、そんな言葉。叶わないと知りつつも口に出てしまった……心からの願い。

 

 流れ出る涙を止める術を、彼女は知らない。無意識に両手で涙を拭うことしか出来ない。

 

 「ひこ……ひこぉ……っ」

 

 だからだろうか……握り締めていたはずの赤い首飾りが、いつの間にかなくなっていたことに気づくのが遅れたのは。

 

 だからだろうか……いつもの勘が、いつかのように“今すぐ走れ”と叫んだことに反応するのが遅れたのは。

 

 だからだろうか……。

 

 

 

 先ほどまで感じなかった……馴染みのある妖力に気づいて顔を上げるのが遅れたのは。

 

 

 

 「そう……そうなの」

 

 「うん、そうだよ。流石賢者ってところかな? よく気づいたね」

 

 「考えてみれば分かることよ……それが出来ないくらい動転していたのね……私は。これは霊夢に殺されるかしら?」

 

 「随分と物騒な話になったね……まあわたしには関係ないけどさ。で、なんで急にそんな話を?」

 

 「……あなたには、分からないことよ。それじゃあ、お暇させてもらうわね」

 

 そう言ってスキマを開き、そこを通って帰っていった紫を見ながら、諏訪子は首を傾げた。

 

 彼女は、朝早くにいきなり諏訪子の寝室に現れたのだ。それも、少し確認させて欲しいという理由で。その話も、すぐに終わったが。

 

 「意外に知られていないのかな?」

 

 「何がですか?」

 

 「おはよう早苗。いや、氷狐のことさ」

 

 「氷狐君……?」

 

 諏訪子の呟きを聞いて部屋に入ってきた早苗に挨拶をしつつ、諏訪子は今していた話を簡単に教える。

 

 紫が聞いてきたことは二つ。それは彼……氷狐が諏訪子と共にいた時の様子と、周りの氷狐に対する見方。これは完全に確認のためだけに聞いたように諏訪子は思う。諏訪子がよく気づいたと褒めたのは、もう1つの確認。

 

 「氷狐君の何が知られていないんですか? まさか、実は女の子とか!?」

 

 「いや、違うから。ちゃんと付いてるもの付いてるから。普段の彼を見てると結構分かりそうなものなんだけどなあ……って言っても、わたしが気づいたのも結構経ってからだけど」

 

 「……? 私には分かりません。氷狐君に何か秘密でもあるんですか?」

 

 「よくわからない部分はあるよね……年齢とか。まあ、みんな彼の思考を現実にする程度の能力に目が行くから気づきにくくはあるのかな」

 

 「……あのー諏訪子様? その言い方だと、まるで氷狐君には……」

 

 「うん、早苗が思っていることで正解だよ」

 

 

 

 彼……氷狐には思考を現実にする程度の能力以外にもう1つ、能力がある。

 

 

 

 1つの存在が2つ以上能力を所持していると言うのは、全く例がないわけではない。例えば、化け猫妖怪の橙。彼女は普段の式神状態の時に“妖術を扱う程度の能力”を持つ。が、化け猫の時には“人を驚かす程度の能力”を持つ。こういう言う方をするならば、霊夢も“空を飛ぶ程度の能力”と“霊力を扱う程度の能力”の二つを持っていることにもなる。

 

 里の守護者、上白沢 慧音もまた、人間時とワーハクタク時で能力を1つずつ、計2つの能力を持っている。このように、能力を複数持っているというのは全くありえない訳ではない。

 

 「わかんないのは、なんでそれを賢者が聞きにきたかなんだよねえ」

 

 「諏訪子様諏訪子様」

 

 「なに? 早苗」

 

 「氷狐君が能力を二つ持っているのは分かったんですが……その能力ってなんですか?」

 

 「ああ、それはね……」

 

 

 

 

 

 

 「愛し愛される程度の能力?」

 

 「ええ。それが彼のもう1つの……私がついさっきまで気づくことが出来なかった能力」

 

 どこか嬉しそうな表情で、紫は藍にそう告げた。愛し愛される程度の能力……この能力こそ、彼のもう1つの能力にして本質。

 

 愛し愛される……名前だけを聞けば、洗脳系の能力に聞こえなくもない。むしろ、そういう風にしか聞こえないだろう。しかし、実際はそんな強力な能力ではない。お互いの心に、ちょっとした“切欠”を与える能力……説明をするなら、そう言うのが正しいだろう。

 

 気持ちを強制させる能力ではない。“ちょっと気になるな……”ぐらいの切欠をお互いの心に引き起こす能力であり、そこから気持ちが発展するかは完全に運任せ。事実、いつか紫によって消された鴉天狗には殆ど意味がなく、椛に始末するよう仕向けた。

 

 人里の人間に恐れを抱かれないのは当然。心から愛し、心から愛してくれている存在の何を恐れろと言うのだ。

 

 「……氷狐にもう1つ能力がある、ということは分かりました。しかし、彼はもう……」

 

 「藍。妖怪は恐れによって存在しているわ……でもね、彼の場合は違う。恐れはそれほど……いいえ、全く必要ないの。彼の妖怪としての本質は愛し愛されること……私達とは在り方そのものがまるっきり違うのよ」

 

 「だから、それを知って何の意味があるんですか!? 彼はもういない! あなたがそうそう言ったでしょう!?」

 

 「そうね……でもそれは間違いだった。彼は今までの基盤であった思考を現実にする程度の能力を失い、その存在を保てなくなった……ではもし……もしもよ?」

 

 

 

 もしもその基盤の部分に別の何かが入り、その何かに最も適した存在へと変わる必要があったなら?

 

 

 

 「夢物語ですそんなもの!」

 

 「物語ならハッピーエンドで終わらせたいでしょう? 大丈夫よ藍……ここは幻想郷」

 

 

 

 非常識が常識の世界なのだから。

 

 

 

 感じた妖力に向かっていた霊夢が辿り着いた場所は、神社の中にあるいつかの草むら付近。霊夢の生活は、この場所から変わったのだ。

 

 この場所で、霊夢は彼と出会った。山菜とお金を手渡され、なんだこの妖怪はと思ったことを、霊夢はまだ覚えている。そこから始まったのは奇妙な……それでいて悪くない生活。

 

 毎日のようにやってくる妖怪と一緒にご飯を食べた。昼寝もした。遊びもした。スペルカードルールを教え、一緒にスペルカードも作った。時にやって来る度に彼の団子やら何やらを盗る白黒魔法使いに制裁を下し、迎えに来る紫に嫉妬の視線をぶつけていた。

 

 いつしか毎朝人里に出向いて彼の姿を探すことが日課となり、見つければ夕方まで一緒にいた。それが日常になり、幸せであると自覚したのも随分前のことだ。そんな思い出が、霊夢の脳裏に次々と浮かぶ……この走馬灯のような体験をするのは、二度目。しかし、最初のように嫌な感じはしなかった。

 

 「……ひーこ」

 

 優しく、愛しさをこめてその名を呟く……否、草むらの向こうに聞こえるように呼ぶ。

 

 ああ、もう名を呼ぶだけで泣いてしまいそうだと霊夢は1人に思う。もう泣いてしまっているだとか、自分には見えないから知らない振り。

 

 (そうだ……私は……思ったじゃない)

 

 がさがさと、草むらから音が鳴った。

 

 (“また明日会えるわ”って……昨日の夜に)

 

 ちゃら、と音が鳴った。

 

 

 

 「れーむ!」

 

 

 

 昨日と何も変わらない……愛しい彼の、声がした。

 

 

 

 

 

 

 これは、外の世界から人間が紛れ込んだり、一度死んだ人間が別の存在となって幻想郷に転生する……などという話ではない。

 

 これは、とある一匹の子狐の妖怪が幻想郷に住む者たちと時に和やかに、時に慌ただしく……愛し、愛されながら日々を過ごす。

 

 ただ……それだけのお話。




次回完結と言いましたが、正確にはこのお話で話し自体は完結であるという意味です。

まだ番外編やら何かのコーナーやらを読者の皆様から受けつつ、3~4話ほど後日談番外編やらどこかの小説のようなラジオやらも挑戦してみたいと思っています。実行するかは別にして。

ここまでのご愛読、ありがとうございました! ですが、作品はもう少し続きます。

こんなことをして欲しい、こんな話を書いて欲しいなどがあれば気軽にメッセージ、活動報告にどうぞ。

それでは感想、評価、批評のほど、お待ちしております。
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