一話2~3分でお手軽に読めるショートストーリー、前菜感覚でお読みください。
気晴らしに短いものを書きたかったとも言う。

迷裁判官箒ちゃん!
迷探偵セシリア!
迷刑事鈴ちゃん!

を書く予定、思いつき次第1000文字程度で書いていきます。
一応四作目……?

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迷裁判官箒裁判官ちゃん!

 罪を犯した者たちがサバかれる場所……裁判所。

そこに勤めるは黒髪ポニーテールのメインヒロインも勤めていると噂の篠ノ之箒。

 これはそんな彼女の仕事風景のお話である。

 

「公然猥褻及び痴漢、ついでに女にモテてイチャコラキャッキャウフフしてた被告人。入れ」

 

 篠ノ之箒裁判官に呼ばれ被告人が入ってくる。男性で身長は170cmと少し、整った顔立ちではあるが目に見えてつかれた顔をしている。

 名前はプライバシー的なあれにより伏せておく。

 

「おい待て! 俺にかかってる容疑は放火だし冤ざ……!」

「ふむ、マンションに放火しお風呂中に逃げ出す女性の裸を眺めたと……許せんな貴様」

「どうやっても変態になる……!」

「では判決を言い渡す。被告人ゆう」

 

 箒裁判官は被告人の弁解を快く聞いたあと、判決を言い渡そうとたが、何やら被告人は焦って箒裁判官の発言を遮る。

 箒裁判官は頬を膨らませつつ、ムスッとした不満顔で被告人の話を聞きます。

 

「待ってくれ! なんでもう判決なんだよ!?」

「罪状を言っただろ? お前は罪状の不満なところを改善しただろ? ならあとは介錯して……」

「ん? 解釈?」

「いや介錯だ。検事さん、刀を」

 

 箒裁判官がそう言うと、何処か違和感のあるメカメカしいウサミミをつけた検事が裁判官に刀を渡した。

 

「なんか変な検事が……いや刀を普通に渡すな! 裁判所で人を捌くなよ!?」

「何をいうか、裁判所は罪人を捌くところだぞ?」

「字がちげぇよ!? 捌かないから、裁くんだよ! 裁判官がクエスチョンマーク頭に浮かべて小首傾げるなよ!」

 

 どうも箒裁判官は捌くと裁くの区別がいまいちついていないようです。仕方ないですね、日本語は難しいものです。

 

 そうして箒裁判官が首をかしげてウンウンと頭を捻り考えているうちに被告人は必死に裁判所について語る。

 

「そもそも裁判所は双方の言い分を確かめて、証拠に基づて法律に照らしたあとに、原告の請求あるいは被告の主張のいずれかを正当とする判決を言い渡すことだろ!?」

「……? 長い、三行で頼む」

「被告人と被害者の発言を聞いて!

法律に照らし合わせて!

被告人を裁く!」

 

 それを聞いた箒裁判官はポンッと手を叩き、納得した顔となり被告人へと言い放つ。

 

「ふむ、ならもう捌いていいな」

「あれ、おれの言い分は!? 三行でまとめたやつ聞いてた!?」

「さっき罪状の訂正を聞いたし、今も裁判所はこうあって欲しいという言い分を聞いたぞ?」

「そうじゃ、ないんだ……!」

 

 この裁判官には被告人の思いはどうやっても通じないようだ。

 

「ではそこに直れ、判決を言い渡してやる」

「叩っ切る気満々じゃねぇか!? 助けて弁護人、弁護人ー!」

 

 こうして篠ノ之箒裁判官の裁判は続いていくのであった。

 




ここまで読んでくださった方に感謝を!
実はTwitterで140文字で書いたSSを無理矢理1000文字ちょっとにのばしたお話。
迷○○シリーズで書いてみたいなと考えてます。

※ギャグです!箒ならこんなことするだろーとそういうこと書きたかったんじゃないですから!

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