ー「やっぱお前の隣が一番落ち着く」「また彼女にフられたのか?」「好きだよ」「いーそーがーい!」「ってどんな体勢で寝てんだよ」ー

ずっと一緒にいたから、隣にいるのは当たり前だった。
仲の良い幼なじみで、お互いの一番の理解者。

いつからだったのだろう・・・?
君に友情以上の気持ちを持ってしまったのは・・・

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皆さん初めまして&こんにちは
今回は、祝・お気に入り10登録達成!ということで、磯前の小説を書かせていただきました!
はい、すいません。
活動報告で、予告したcpと異なってしまいました。
多分、活動報告の予告では、カル渚か前磯書きますとかなんとかほざいてましたが、
前磯じゃなく、磯前ですね。
すみません。
でも、頑張って書いたので、最後まで見てくれると嬉しいです。



熱く胸を焦がすもの

ずっと一緒にいたから、隣にいるのが当たり前だった。

言葉を交わさなくても、お互いの気持ちがわかったし、お互いがお互いの一番の理解者だって、信じて疑わなかった。

 

これからもずっと、それは変わらないはずだった。

 

なのに・・・

 

 

 

 

前原side.

 

「いーそーがーい!」

「うわっ・・・急に抱きつくなよ前原」

 

そう口では言いつつ、振り払おうとはしない幼なじみは、きっちりとした綺麗な字で日誌を書いている最中だった。

そんな磯貝の字をなんとなしに眺めていると、そういえば、今日日直だって言ってたな・・・とぼんやり思い出す。

 

俺は抱きついたまま、磯貝に体重を乗せる。

すると、磯貝は走らせていたペンを止め、顔を上げた。

 

「また彼女にフられたのか?」

「・・・まあ、そんなとこ」

 

肩に顔をうずめ答えると、呆れたようなため息が聞こえ、すぐに頭に暖かい感触がやってきた。

ぽんぽん、と、等間隔に優しく叩かれた。

 

それがなんだか心地良くて、思わず眠くなってくる。

 

「磯貝って本当、お母さん感半端ないわ」

「ははっなんだよそれ」

「はー・・・やっぱお前の隣が一番落ち着く」

「寝るなよー」

「わかってるって・・・ふあ・・・っ」

「言ってるそばからお前は・・・」

 

ふわふわした感覚に、余計眠気が増してくる。

本当、磯貝といると、不思議なくらい、落ち着くのだ。

 

薄れていく意識の中で聞いたその言葉は、夢か現実か。

曖昧に残るその言葉は確かに、俺の身と心を、熱く焦がした。

 

 

 

 

 

磯貝side.

 

「・・本当に寝てるし」

 

つい先程書き終わった日誌を閉じ、肩に確かな重みを感じながら、俺は息をついた。

 

「ってか、どんな体勢で寝てんだよ」

 

すやすや眠る前原の顔はいつもより幼くて、昔を思い出す。

前原とは、もうかれこれ8年くらいの付き合いだ。

 

ー幼い頃から一緒にいる、仲のいい幼なじみ。

 

・・・これからもそれで、良かったはずなのに。

 

「(『お前の隣が一番落ち着く』、か・・・)」

 

いつから、それ以上のことを求めるようになったんだろうか。

 

「(わかってる。お前のそれは、親友としての言葉だって。・・・期待しちゃいけないって・・・)」

 

いつから、

 

こんなにも、君の存在がおおきくなってたんだろう。

 

「(叶わないことなんてわかってる。でも・・・・)」

 

いつから・・・

 

こんなにも、君を愛おしく感じるようになっていたんだろう。

 

「(せめて今だけは、お前の一番でいさせてくれ)」

 

答えはわからない。

ないかもしれない。

だけど・・・

 

「好きだよ、前原」

 

心を焦がすこの気持ちだけは、きっと・・・・・・

 

 

 

                               -end-

 

 

 

 

 




最後まで読んでくださってありがとうございます!
最近腰を痛めました、ばばあ愛歌です。
ちなみに言ってなかったですけど、一応これでも高校生です(笑)
ってそんなことはさてより、当初の予定とちょっぴり違いますが、どうでしたでしょうか。
磯前とか、前磯とかのcp、すごい好きなんですけど、以外と少ないんですよね(泣)
なので、今回は有名なカル渚ではなく、あえて磯前を書きました。
感想をくれると、凄い嬉しいです。
あ、あと、ちゃんとチェックしたつもりなんですけど、これ書いたの深夜なんで、誤字脱字がある可能性が・・・
そのときは、教えてくだされば修正します!
そんなわけで、あとがきが少々長くなってしまいましたが、この辺で終わりたいと思います。
読んでくださった皆さん、そして、『不殺の暗殺者~孤独なアサシン~』をお気に入り登録してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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