まあこんな感じの文章で書いてくつもりです
二話からはモンスターばらして喰っていけたらなあと思います
目を開けた。
瞬きを繰り返し、霞んでいた視界が鮮明になると、顔立ちの整った女性と目が合う。知らない人だ。三角巾と紅いドレスがよく似合い、なかなか美しい。
「お目覚めのようですね」
彼女はそう言って微笑むと、マグカップを手渡し、近くの階段を降りて行った。
私は、自らの置かれた状況を考えることなく、下品に音を立てて中の湯を啜った。何かの茶だろうか。ほとんど味はしないが、石のように固まっていた身体に滲み込んでくる。掠れた声で感謝を述べ、目を瞑って温度を楽しむ。
心地のいい温かさに再び微睡もうかとした時、私から睡魔を追い払ったのは老婆の笑い声であった。下の階から聞こえてくるそれによって、考えることを放棄していた脳が一瞬にして冴え始める。
どうやら私は、古びた小さな家屋の二階にいるようだ。今私を乗せている物は、ベッドというよりただの台に見えた。
一階に降りると、真っ赤なフードを被った三人の老婆が椅子に背を曲げて腰掛けている。傍らには、先ほどの女性がいた。全員の視線がこちらに向く。
老婆たちは私を一瞥して馬鹿にするように笑うと、そのうちの一人が黒い何かを取り出した。
手のひらほどの大きさのそれは、小さな人形のように見える。
「”人の像”だよ」
そう言った老婆は、さも可笑しそうに笑う。
何なのか全く判然とせず突っ立っていると、老婆はその”人の像”を、緩慢な動作で突き出してきた。私は近付いてそれを受け取る。
その人形は妙に生暖かく、私の手の上でどんどん姿を変えていくように見える。不可思議でありながら、どこか温かさを感じる光景だ。
しかしそこで私が感じたのは、何か漠然とした、しかし重大な、違和感であった。
「これは………一体………人間………?」
困惑してうわ言を呟く私を見守りながら、老婆たちは邪悪な笑みを浮かべている。私は、視界の端でそれを視認しつつも、この違和感の正体を突き止めることに注力した。
そして。
「いや違う………これは………これは、私だ」
人の像が己の体に吸い込まれていく、その刹那。私は脳になだれ込むすべての記憶に、立ち眩みを覚えた。
不死の呪い。
家。妻。子。友。
迫害。殺戮。
失われる記憶。翳る日常。
盲目の老婆。
闇の渦。
落下。
そしてやって来た、天然の石柱が無数にそびえ立つこの洞窟。
私が今この家にいるのも、近くの草むらに潜む獣を誤って蹴り飛ばしてしまい、逃げてきたのに他ならなかった。
記憶を取り戻して安心したのもつかの間、突如湧き上がってきた一つの感覚が私を襲う。
それは、絶望的な渇きと空腹。
そしてまた、確かなこと。
私は料理人だ。
いかがですかねこれ
コレあらすじにするべきだったんでしょうかね…
展開のスピードや情景描写、文量など、不安要素ばかりです。
褒められれば喜ぶし、やめろと言われりゃ多分やめますので、皆様の率直なご感想お待ちしております。