「ポッキーゲームするっす!」

「はっ?」

「ポッキーの日はポッキーゲームっす!!」

「そうかもしれないですけど!」

「してくれないなら…」

「?」

「赤間先輩とやるっす!」

「!?」

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うさ丸無双
【ミカグラ】ぼくと君とでポッキーゲーム【トンうさ】


トンきゅんside

 

「ポッキーゲームしようっす!!」

 

ポッキーを片手に掲げてうさ丸は宣言する

ちなみにここは部室だ

一宮さんもいる

 

当然注目を浴びるし驚かれるだろう

現に、とても注目を浴びている

 

「あの、うさ丸?」

 

「なんっすか?」

 

オレが声をかけると、首を傾げるうさ丸

 

「ポッキーゲームしようっす!ポッキーの日はポッキーゲームっす!!」

 

あぁ、どうすればいいだろう…

助けを求めて一宮さんの方を見ると、目を逸らされた

 

裏切りましたね…

「やってくれないんすか…?」

しゅん…、と悲しそうに俯くうさ丸をみると、とてつもない罪悪感に襲われた

 

「トンきゅん!何でやってあげないのさ!?酷いよ!!」

 

さっき目を逸らした人が何言いますか

 

「…わかったっす…じゃあ」

 

「…?」

 

「赤間先輩にやってもらうっす!」

 

「「「!?」」」

 

爆弾発言をした後、うさ丸は赤間先輩のところに行った

 

赤間先輩も驚いている、当たり前だ

 

「えっ…えっ…ま、マジでやっちゃう的な感じ?無理無理死ぬ死ぬ死ぬ」

 

当たり前でしょう

ポッキー咥えた瞬間に頭燃やしますからね

「そ、それはまずいんじゃないかっつって!!」

 

「不味くないっすよ?美味しいっすよ?」

 

「そういうことを言ってるんじゃないっつって!!!」

 

一生懸命熊野さん先輩が止めているが聞かない、というか意味が分かってない

 

「……はぁ…」

 

これやるしかないパターンじゃないですか

にゃみりん先輩起きてください

あなたの可愛い後輩が暴れてますよ

もう一人の可愛い後輩は困ってますよ

 

「やります、やりますからその赤間先輩に咥えさせようとしているポッキーをおろしてください」

 

そう言うと、うさ丸は目をキラキラ輝かせてこちらに走ってきた

「トンきゅんやってくれるんすか!?」

 

「はい、一回だけですよ」

 

「わーい!!!」

 

うさ丸はポッキーを持ったまま飛びついてきた

 

危うく転けそうになったが何とか踏ん張った

 

 

「ほら、やるんでしょう?離れてください」

 

「わかったっす!あ、チョコの部分はトンきゅんにあげるっす!」

 

「いいですよ、うさ丸で」

 

素直に離れたうさ丸はポッキーを差し出して言った

でもうさ丸がチョコを好きなこと忘れてはいない

わかっていながらチョコを食べるほど人間を捨てた覚えはないので素直に譲る

 

すると、とても目を輝かせて喜んだ

 

「いいんすか!?」

「いいですよ、はい」

 

「わー!ありがとうっすトンきゅん!」

 

パクッ

 

うさ丸はポッキーのチョコの部分を咥えた

 

「?トンきゅん、はい!」

 

「はいはい…」

 

パクッ

 

マスクを外し、ポッキーを咥える

 

……思っていたより近いな…

 

うさ丸はパクパクと食べ進めている

 

恥ずかしくないのか…

 


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