2012年4月に執筆した、ifの物語です

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ペルソナ3×4

花村「つーかさ、最近マジでつまらねぇよな。誰かがまたテレビの中に入れられれば、俺たちのペルソナ使えるのにな」

里中「ちょっとあんた、何いってんのよ!それはいいことでしょ?」

天城「そうだよ。それに、あんな思いを他の人にしてほしくない」

完二「先輩、もちっと空気読んだ発言した方がいいっすよ?」

直斗「不謹慎極まりないですね」

りせ「花村先輩さいてーかも」

鳴上「そうだな……」

花村「…なんだよ!!みんなして俺のこと責めやがって!」

天城「ちょっと!やめなよ花村くん!」

鳴上「陽介、どうしたんだ?」

花村「そっか…活躍してるお前らにはわかんねぇよなぁ。…直斗助けた時だって、一番最初にやられたの俺だったもんな……。結局、お前らにとって俺はお荷物なんだろ?なぁ!」

里中「ちょっと!誰もそんなこと…」

クマ「へーい☆ハローエブリバディ?…あれあれ?どうしたくま?みんなクマのプリチーさに声もでなくなっちゃったくまか?」

完二「お前の空気の読めなさは、世界一だ。バカグマ」

クマ「なっなんですとぉー!?でてきていきなりそんなこと言われるなんて……クマ、ものすごくショック!」

里中「クマくん用のくま注意って看板、用意した方がいいかもね」

天城「ブフッ……千枝……クマくん本物のクマじゃないから(笑)」

里中「うわっ雪子のつぼはいっちゃった(汗)」

直斗「みなさん、話をもどしませんか?」

鳴上「そうだな…」

花村「もういい…」

りせ「ちょっと!花村先輩どこいくの!?」

花村「しばらく一人にしておいてくれ…」

鳴上「…………」

里中「ちょっ、ちょっと花村!!」

天城「花村くん!!」

完二「先輩!!」

クマ「陽介、どこいくんだくま!?」

花村「………そんじゃな」

 

~辰巳ポートランド~

 

花村「…はぁ、勢いでこんな所まできちまったけど…とりあえず、どっかみてまわるか」

 

~ゲームセンター内~

 

伊織「オラオラオラオラ!」

真田「ふっ……甘い!」

 

You win

 

真田「俺の五戦連勝だな、伊織」

伊織「あ~、やっぱ強いっすね真田さん」

真田「おっと、そろそろ戻らないとな。また美鶴の奴にどやされるぞ」

伊織「そっすね…戻りますか」

 

ドンッ

 

真田「おっと、すまない」

花村「…あぁ、こちらこそ。んじゃ…」

 

………

 

真田「伊織、今の男、なんだか少し様子がおかしくなかったか?」

伊織「そうすか?…つかあの制服って確か八十神のじゃなかったすか?」

真田「……少し気になるが、もうだいぶ暗くなってきたからな…仕方がない、今は戻るぞ」

 

 

……0時少し前

 

 

花村「やべぇ…日付こすなんて、そんなことやったら親父になんていわれるか…っつっても今からじゃ帰れねーしな。補導なんてされたらジュネスの売り上げ落ちたりすんのかな…へっ、オレ一人でどうもならねぇか……」

警察「君、高校生だね?こんな遅くまでなにをしているんだい」

花村「(やべっ!!)」

警察「名前と住所、それから親御さんに連絡をしなくてはならないから電話番号を教えてもらえるかな?」

花村「…(逃げるか…?)」

警察「君、黙ってないで……」

その時、時計台が午前0時の鐘をならした

花村「なっ!?なんだよこれ……なんでいきなり棺桶が!?……つか、周り中棺桶だらけじゃねぇか!!きもちわりぃ……」

 

―司令室―

 

美鶴「山岸、シャドーは現れたか?」

山岸「いえ、今日は問題な……あっ!!」

真田「どうした!!」

山岸「複数体のシャドーの存在を確認しました!強力ではありませんが、数が……」

ゆかり「行こう、有里くん!」

伊織「行こうぜ、リーダー!」

アイギス「行きましょう!」

真田「いくぞ!」

有里「あぁ、行こう!」

 

―辰巳ポートランド―

 

花村「なんでこいつらが!?テレビからでてきたのか!?今出せるのかわからねぇけど仕方がねぇ……ジライヤ!!」

 

 

真田「つくぞ!…………シンジ!?」

荒垣「おう、遅かったな。シャドーならあそこにいるやつが全部やっちまったぜ……」

美鶴「また適性者か!?」

荒垣「いや、どうにも違うみてぇだな……召喚銃なしでペルソナを出していたからな……」

伊織「召喚銃なし!?」

ゆかり「そんなことって!?」

美鶴「とにかく、話をききにいくぞ!!」

 

 

………

 

 

荒垣「ここが普通の世界じゃない、それだけは確かだな。アイツらも二年前のまま、そして俺が生きていることに全く驚いてねぇ……たく、何がしてぇんだ…アイツ」

 

 

花村「はぁ……そういや一人でシャドー倒したの、初めてだな。でもまぁ、なんとかなった…か」

 

 

真田「大丈夫か!?……ってお前はさっきの?」

花村「やっと動いてる人に会えた………あの、この棺桶なんなんすか?」

美鶴「それは……人間だ」

花村「人間!?」

美鶴「ここではなんだ。私たちの寮にきてくれ、話はそこでする」

花村「……はぁ」

伊織「立てるか?」

花村「わっわりぃな」

伊織「オレは伊織順平、順平って呼んでくれていいぜ?それからあの子はゆかりっち、んでコイツが俺たちのリーダーの有里だ」

ゆかり「こら、順平!また悪い癖でてるよ?てか、ゆかりっちってゆーな!………私は岳羽ゆかり、よろしくね」

花村「どっども……」

有里「よろしく」

花村「こっ、こちらこそ」

 

ピリリリリリ

 

鳴上「もしもし?」

里中『もしもし鳴上くん!?テレビ!花村が!』

鳴上「あぁ……」

 

花村『ジライヤァ!!』

 

里中『なんで?なんで花村がまたテレビに!?』

 

真田『大丈夫か……ってお前はさっきの?』

 

里中『え……なんでこんなに沢山人が!?嘘!?』

鳴上「とにかく、明日いつもの場所に集合して話し合おう」

 

…………

 

一同「……」

クマ「陽介、昨日帰って来なかったくま」

直斗「ですが、どうにも納得いきませんね。彼はもう自分の影を受け入れたはずです。なのに、何故……」

完二「ごちゃごちゃ言ってても仕方がねぇだろ。先輩、オレたちもむこうにいきゃ話ははえぇんじゃねぇすか?」

りせ「こら、ば完二!!そうやって何の計画もなしにいったって意味ないでしょ?」

完二「ばっば完二っててめぇ!」

鳴上「完二の言うとおりかもしれないな」

里中「なっ、鳴上くん!?」

天城「それって……」

鳴上「行こう。陽介が心配だ」

クマ「さすが先生くま!!待ってるくまよー陽介!クマが華麗に助けちゃるからねー」

鳴上「行くぞ!」

皆「おすっ!・はい!・うん!・了解くま!!」

 

………………

 

里中「ここって………」

完二「オレらがこないだきた……」

りせ「辰巳ポートランド!?」

天城「嘘……なんで……?」

直斗「一見して、僕たちの住む世界と瓜二つ……」

クマ「どうなってるくま……?」

鳴上「りせ、周りの人達は……?」

りせ「ちょっと待って……本物の人間じゃないみたい……けど、シャドーとも違う…」

里中「あーもう!!花村はどこいっちゃったのよ!!」

鳴上「とにかく、手分けして探そう。何かあったら携帯で……!?」

天城「どうしたの鳴上くん?」

完二「あぁん!?」

クマ「かっ完二、どうしたくま!?」

完二「先輩、これって……」

りせ「何々?」

鳴上「今オレたちは2009年にいる……?」

里中「うそ!?二年前ってこと!?」

直斗「ですが、いったいどうして……」

鳴上「手分けするのは危険かもしれないな」

天城「そうだね、みんなでいこう」

里中「それじゃあさっそく……あっ、すみません!」

荒垣「……なんだ?」

里中「こんな感じのやつどっかでみませんでしたか?」

完二「あの人、こっちの人らが人間じゃないって忘れたんすか?…つか、あんなヤバそうなやつに声掛けちまって平気なんすかね」

荒垣「……知ってるぜ」

直斗「こんなにあっさりと……」

天城「それで、どこに?」

荒垣「…案内してやる。ついてこい」

鳴上「ありがとうございます」

荒垣「…(こいつらをアイツらと引き合わせるのがオレの役目ってところか?……フン……)」

 

 

荒垣「ここだ。この寮にいる。……それじゃあな」

天城「あの、ありがとうございました!」

りせ「でも、なんでこんなに親切に…?」

荒垣「さぁな……神……いや、てめぇらのペルソナにでも聞けばわかるかもな…」

完二「なっ!?」

里中「今、ペルソナって!?」

荒垣「じゃあな……」

直斗「最後に一つよろしいですか?」

荒垣「なんだ?まだ何かあるのか?」

直斗「あなたは何か知っていますね?この世界のことを。あなたは他の道行く人々とも違うようだ」

荒垣「………さぁな」

完二「ちょ……待ちやがれ!!……!?いっいねぇ……」

里中「いないって、消えちゃったの!?」

クマ「なんだか不思議な人だったくまねぇ」

鳴上「とにかく入ってみよう」

 

 

りせ「すみませーん、誰かいらっしゃいますかー?」

ゆかり「はーい、どちら様ですか?」

里中「ここに花村陽介ってやつがいるってきいたんだけど」

ゆかり「あなたたち…花村くんの友達?」

鳴上「あぁ」

ゆかり「そっか。それじゃあちょっと待ってて……おーい、はーなーむーらーくーん!お友達きてるよー?」

花村「……友達?2009年にこっちに友達なんて……って悠!?」

鳴上「陽介、大丈夫か?」

完二「心配したっすよ」

花村「なんでだよ!?だってここは……」

直斗「ここはテレビの中のようです」

クマ「陽介をーこのプリチーなクマが助けにきたくま」

花村「テレビ…助け…?なんだよ、そんなんいらねぇよ…シャドーならオレ一人で…」

里中「あんたまだそんなこといってんの!?」

花村「うるせーな!!お前らにとってオレはお荷物だろ!?いらねぇだろ!?シャドーだって悠がいれば全部解決しちまうしな!!」

天城「ちょっと、そんな言い方って…」

完二「先輩、あんた自分が今何言ってるかわかってるんすか?」

りせ「何か変だよ花村先輩」

花村「…うるせぇよ。…ゆかりさん、ちょっとオレ、外でてくるわ……」

里中「待ちなよ花村!!」

天城「行っちゃった……」

ゆかり「影時間までには帰ってくるといいけど…」

鳴上「影時間?」

ゆかり「えっ!?あ、いや、なんでもないよ!?」

美鶴「どうした岳羽」

ゆかり「あ、桐条先輩。実は、花村くんの友達がきたんですけど、花村くん怒ってどこかいっちゃって……」

美鶴「そうか、君たちが彼の…」

鳴上「はい」

美鶴「入口では話しづらいだろう?奥のテーブルにきてくれ。今他の者たちも呼んでくる」

 

…………

 

美鶴「単刀直入にきく。君たちもペルソナが扱えるのか?」

里中「また!?」

完二「何であんたらもペルソナのことを…?」

真田「また?またというのはどういうことだ?」

天城「さっき茶色のコートをきた人もペルソナのことを知っていて……」

真田「シンジ………だな」

伊織「あのー桐条先輩、オレっちもちょっといいっすか?」

美鶴「なんだ伊織」

伊織「そのー、君らが二年後からきたっていうのは本物かなーって」

直斗「えぇ、本当です、と言っても証拠をお見せできないのが残念ですが…」

りせ「あなたたちもペルソナを?」

アイギス「ハイ、私たちは召喚銃というものを使ってペルソナを操っているのであります」

美鶴「君たちはカードのようなものを砕いて扱うときいたが、本当か?」

クマ「本当くまよ…そして、君ナンパしてもいいくまか?」

里中「こらっクマ!!」

美鶴「すまない。あまりそういうことをされたことがないんだ。遠慮させてもらう」

クマ「がびーん、ショックくま」

ゆかり「やっぱり影時間にならないとペルソナは出せないの?」

完二「その影時間って何すか?」

真田「影時間は、午前0時からはじまる空白の時間だ。その間、オレたち適性者以外はみな棺桶に姿がかわってしまう」

里中「うわーなんか不吉」

クマ「でも確か、りせちゃんはこっちにきてすぐペルソナ使えたくまよね?」

美鶴「そうなのか?…それは、今みせてもらうことは可能か?」

りせ「いっ、いいけど………ペルソナ」

真田「コイツは……」

伊織「マジで!?」

アイギス「しっかりとペルソナを認識したであります」

りせ「もっ、もういい……かな?」

美鶴「あぁ、ありがとう」

りせ「ふぅ……」

ゆかり「本当だったんだねぇ…」

りせ「(……先輩、先輩)」

鳴上「(どうした……?)」

りせ「(こっち向かずにきいてほしいんだけど…今みてみたら、この人たちはみんな本物の人間だった……あと……)」

鳴上「(!?本当か……?)」

りせ「(うん…)」

鳴上「(そうか、ありがとう)」

山岸「すみません!遅くなりました、山岸風花といいます」

天城「よろしく、山岸さん」

山岸「あっはい!…そうだ桐条先輩、そろそろ……」

美鶴「そうか、もうそんな時間だったか……みんな司令室にきてくれるか?出来れば君たちも」

鳴上「はい」

 

―司令室―

 

幾月「おやおや、この人たちはどうしたんだい?」

美鶴「理事長、実は……」

 

………

 

幾月「そうかそうか、まぁだいたい事情はわかったよ。それで、今夜はどうだい?」

伊織「花村のやつがいねぇな…」

ゆかり「そうだね…心配だな」

里中「ったく花村のやつ沢山の人に心配かけて……」

真田「どうだ、山岸」

山岸「ちょっと待って下さい……シャドー反応ありました!!でも、これは……」

美鶴「どうした、山岸」

山岸「たぶん、花村くんが一人で戦おうと…!」

有里「行こう」

伊織「有里!今までどこに!?」

有里「ちょっとな。それよりも、花村を助けに行こう」

鳴上「そうだな。えっと……」

有里「有里だ。このチームのリーダーを任されている。よろしく」

鳴上「鳴上です。よろしく………!?」

 

イゴール「ようこそ、我がベルベットルームへ……ほぉ、これはまた面白い出会いを果たされましたな。」

エリザベス「あなたが彼と出会ったことは、すごいことよ」

マーガレット「この運命的な出会いが、この先起こる事態を打開するための切り札につながることでしょうね…」

イゴール「では……ごきげんよう」

 

 

 

鳴上「!?」

有里「どうした?大丈夫か?」

鳴上「なっなんでもない」

有里「そうか…よし、みんな行こう」

 

………

 

シャドー「ギィュュュイアァァァア!!」

花村「くっ、こいつめちゃくちゃつえぇ……ジライヤァ!!」

シャドー「グガァァア!」

花村「がはっ……ぐっ……」

シャドー「ヨワイ…ヨワイゾコゾウ」

花村「シャドーがしゃべった!?って、んなわけ……」

シャドー「ワレラガシャベラナイト、ダレガキメタ?キサマラノカンガエダケデワレワレヲヒョウカスルナヨ」

花村「うるせーよ……ジライヤ、いけぇぇぇー!」

シャドー「アワレナ…ココロヨワキモノニマケルホド、ワレラハヨワクナイ……チルガイイ!!」

花村「があぁぁぁああ!?ジ…ジライ…ヤ……」

シャドー「ハハハハハハハ!!タノミノツナハキエタゾ?オトナシクワタシニクワレロ!!」

鳴上「陽介!!」

里中「花村!!」

りせ「先輩!!」

真田「大丈夫か!?」

花村「お前ら…なんで……なんできたんだよ!!こんなやつ、オレ一人で倒せんだよ!!帰れよ!くるんじゃねぇよ!」

天城「花村くん……」

完二「あんたまだそんなこといってんのかよ!!」

直斗「まだわからないんですか、あなたは!」

花村「なんでだよ……くそ……また……オレは……」

真田「とにかくこっちにこい!!花村!!」

美鶴「ひとまず離れろ!」

伊織「はやく!!」

ゆかり「!花村くん後ろ!!」

花村「!?」

シャドー「フハハハ…キサマノソノココロ、オオイニキニイッタ!!ワガチカラヲモッテ、ゾンブンニアバレルガイイ!!」

花村「あっがっあっ?!?」

アイギス「花村さんの身体にシャドーが」

里中「花村!!」

クマ「よっ陽介~!大丈夫くまかー!?」

花村「……あははは……いひゃひゃひゃひゃ!お前らそろいもそろって何しにきた?…あ、そうか。お荷物なオレを殺しにきたのか……」

りせ「ちょっと、何いってるの?」

花村「あぁ、オレはお荷物だよ…もーいいわ……お前らまとめて消しとばしてやるよ!」

鳴上「陽介……」

直斗「なんなんですかあれは!?」

ゆかり「花村くんの身体が……」

完二「自分のペルソナと融合したってのかよ……」

天城「でも、もっとずっとまがまがしいものを感じる…」

里中「どうしよう、鳴上くん!!」

鳴上「くっ……」

有里「倒すしかないだろうな」

伊織「有里?お前な、あいつは…」

真田「確かに有里のいう通りかもしれないな」

りせ「ちょっとちょっと!」

クマ「陽介を倒すのかくま!?」

美鶴「確かに、まともに話し合いはできそうにないしな……」

有里「鳴上……いいか?」

完二「先輩!!」

鳴上「やるだけやってみよう。陽介……今助ける!!イザナギ!!」

里中「みっみんな本気!?」

直斗「確かに、自分の影も倒したら元に戻ったんですから、もしかしたら今回もそういうことなのかもしれませんね……ペルソナ!!」

完二「どうなってもしらねぇっすよ!?ペルソナ!!」

クマ「陽介、きっと助けるくまよ!ペルクマ!!」

天城「手加減はするからね!ペルソナ!!」

里中「あーもう!!花村!!あとでビフテキおごりなさいよ!?ペルソナ!!」

有里「オレたちもいくぞ!ペルソナ!!」

美鶴「ペルソナ!!」

真田「ペルソナ!!」

伊織「ペルソナ!!」

ゆかり「ペルソナ!!」

アイギス「ペルソナ!!」

りせ「みんなのサポートはあたしと風花先輩でやるね!!ペルソナ!!」

山岸「りせちゃん、現場サポートお願いね」花村「ほらな……結局お前らみんな、オレが邪魔なんだろ!?ここでいなくなったほうがいいとか思ってんだろ!?」

里中「目を覚ましなさいよ!アチョー!!」

 

カーン

 

里中「嘘!?きかないの!?」

りせ「打撃はきかないみたいだよ!」

伊織「いっけぇええ!」

 

 

カーン…シュパシュパシュパ

 

 

天城「きゃ!!」

山岸「斬撃ははね返されるみたいです、気をつけて!」

花村「ははははは!どぉした?お前らそれでオレのこと殺す気なわけ?あめぇなぁ…あめぇよ……あはははは!」

完二「ビリッとしゃっきり目覚めろや!ジオダイン」

 

キューン

 

真田「吸収された!?」

りせ「雷系は逆効果みたい!」

花村「あーあ、気持ちよかったぜ完二……ガルダイン!」

完二「があぁぁぁああ!」

クマ「完二~!!」

ゆかり「メディアラマ!」

完二「く……すまねーっす」

天城「アギダイン!ごめん、花村くん!」

花村「謝るくらいなら攻撃するんじゃねーよ!!マカラカーン!!」

天城「くっ……」

直斗「これは……弱点はあるんですか?」

山岸「ちょっと待って下さい……りせちゃん、そっちはどお!?」

りせ「ううん、だめ…見当たらない……弱点がないよ!!」

真田「スクンダ!!こいつで攻撃はあたりにくくなったはずだ!!」

アイギス「マハスクカジャ!!援護するであります!!」

美鶴「…しかし、どうする?」

花村「ちっ、小細工しやがって…くそ……あーあ、もううぜーなぁ。いいよ、お前らもうみんな消してやるよ」

山岸「これは!?皆さん逃げて!!」

りせ「だめだよ風花先輩!!逃げ切れない!!」

クマ「先生はクマが守るくまー!!」

鳴上「クマ、お前!?」

アイギス「あなたは私が守ります」

有里「アイギス!!」

花村「消えろ……メギドラオン!!!!」

 

 

 

 

 

ドドドドド

 

 

 

 

 

 

 

完二「あっ………がっ……」

里中「くっ……」

直斗「ぐはっ……」

天城「な……んで……」

伊織「っつ……」

ゆかり「こんなのって……」

真田「つよ……すぎる……」

美鶴「有里……すまない…」

クマ「せ…せ…あとは……頼む……く……ま」

アイギス「限界…で…ありま……す」

りせ「……いっ……」

山岸「皆さん!?皆さん!?」

花村「ちっ…なんだよ、一人も死んでねーじゃんかよ……しかも、悠と有里はほぼ無傷…だりぃなぁ」

鳴上「陽介……これがお前の望んでいることなのか!?」

花村「あ?おいおい、自分を殺そうとしてるやつらを殺すのは当たり前じゃねぇか」

有里「本当に、君が思っているようなことを、彼らが考えてると思うのか?」

花村「何がいいてぇ……?」

鳴上「陽介、俺はお前をお荷物だなんて思ったことはない!!みんなもそうだ!!」

花村「んなわけがねぇ……あんなに役立たずで足ひっぱってばかりの俺が……お荷物じゃないわけ……」

有里「君は一体どうしたいんだ、花村!!」

花村「俺は……俺は……!!」

有里「鳴上!今だ!俺のペルソナで花村を抑える、そしたら俺のペルソナごとやれ!」

鳴上「いっ…いいのか!?」

有里「あまり保ちそうにない!はやく!」

花村「はなっせ!俺はっ!」

鳴上「俺はお前の相棒だろ…?」

花村「!?」

鳴上「帰るぞ陽介!!イザナギィ!!」

花村「うがぁぁぁぁぁあ!!」

 

シャドー「マダダ…マダ…」

有里「いいや、終わりだ。全く、邪魔してくれたね」

シャドー「ナ……ニ……」

有里「オルフェウス!!」

 

鳴上「陽介…陽介!!」

花村「ん…あれ……俺……」

里中「あんた、結局ずっと寝てたもんね」

花村「ここ…は…?」

完二「テレビの外っすよ。今14時くらいっす」

花村「有里たち…は?」

鳴上「実はな……」

 

真田「急げ!この世界が崩れているぞ!」

美鶴「何が起こっているんだ?」

荒垣「よぉ、もう終わりでいいのか?」

伊織「荒垣さん!?」

天城「さっきの!!」

真田「どういう意味だシンジ!!今何が起こっている!?」

荒垣「なぁ、いい加減説明してやったらどうだ……有里」

ゆかり「有里くん、何か知ってるの!?」

直斗「どういうことなんです?」

りせ「あなたたちがみんな魂だけで存在してることと関係してるの?」

鳴上「りせっ!!」

完二「は?今なんて……」

有里「そうだな……話そう、すべてを」

クマ「何がなんだかわからないくま」

アイギス「…?」

有里「ここは、オレたちがいた2009年だ。だけど、オレがつくった幻だ。オレは、あの時が懐かしくなってこんなことをしたんだ」

美鶴「待て、では二年後からきた彼らは現在を生きている…なら私たちはなんだ?」

有里「オレがみんなの魂を、当時の状態にしてここにひっぱってきた……そうだな…今みんなの記憶を戻す……」

ゆかり「!?」

伊織「あぁ……そっか」

アイギス「私たちは…」

美鶴「有里……私たちはお前のおかげで今もこうして元気でいられるんだったな」

真田「有里、シンジ…お前たちとまた会える日が来るとはな」

荒垣「はっ、俺はハナからそいつに自分が死んでいるってことを覚えたままにされてたがな」

有里「荒垣さんには、急遽やってきた彼らとオレたちをつなぐ役をやってほしかったんです」

直斗「そこです。なぜ僕たちがあなたの世界にきてしまったんです?」

有里「オレの世界が出来上がる少し前に、花村が2011年のこの地へやってきた、と同時に、シャドーたちに感づかれてしまったみたいだ」

天城「それで、テレビを境にして」

里中「2009年のここと、2011年の八十神がつながった?」

有里「その通り」

伊織「でもよ有里、じゃあなんで……コロマルと天田がいねぇんだ?」

有里「コロマルはオレの呼びかけに気付いて、その上で断ってきた。僕は十分に楽しかった、もう戻らないよと。天田はこの町にいなかったんだ」

完二「そんじゃあこの崩壊は……」

有里「終わりにしたんだ。いつまでも未練がましいことをしちゃいけないと気付いてね」

美鶴「有里、お前はその…寂しくならないか?」

ゆかり「寂しいから、私たちを呼んだんじゃないの?」

有里「それもあったのかもしれない……けど、元気なみんなをみて、自分の覚悟を思い出した」

山岸「私たち、あなたの分まで頑張るから!」

真田「寂しくなったらいつでも呼べ!」

有里「ありがとう」

ゆかり「ずっと親友だよ!」

伊織「逆に忘れるなよな!」

クマ「いい話ぐま(泣)」

美鶴「私も、君の守った世界をもっとよくしてみせる!」

アイギス「ずっとずっと…愛しています」

りせ「完二泣いでるの(泣)?」

完二「うっうっせぇ(泣)!てっ、てめぇだって泣いてんじゃねぇか!」

有里「みんなありがとう。また、会おう……」

天城「ふぇ…(泣)」

里中「みんな、行っちゃったんだね(泣)」

鳴上「俺たちも帰ろう。……!?」

 

 

 

 

イゴール「ようこそ、我がベルベットルームへ」

テオドア「最後にもう一度あなたに会いたいという客人がいるので…」

鳴上「有里…!?」

有里「やぁ、鳴上。最後に、もし会えたらでいい、みんなからの伝言を天田に伝えてくれないか?」

鳴上「わかった」

 

 

 

…………

 

 

 

 

鳴上「……という訳だ」

花村「そっか……結局、俺のせいでみんなにっぐふぁ!」

里中「あんた、また自分のせいで迷惑かけたとか言おうとしたでしょ!?言わせるかっての!」

花村「いやいや里中、だからって腹を踏む必要はっぐはっ!」

天城「ふふ……千枝……花村くんが何しゃべってるかわからないから(笑)」

りせ「でも、これで」

完二「終わったな」

直斗「感動的な難事件でしたね」

花村「んじゃ、何かメシおごってやるよ、それでマジ許してくれ!」

里中「よっしゃー!ならビフテキ6人前!」

完二「なら、俺も!」

天城「わっわたしもビフテキとか食べてみたいな」

りせ「私も食べたい!」

直斗「僕もいただきましょう」

花村「えっ…?」

里中「男に二言はないっ!よっし、レッツゴー!」

 

 

 

………

 

 

 

鳴上「みんなはやいな、俺もはやく追いつかないと………おっと、大丈夫か?」

天田「はい。すみません、ボーっとしていて……」

鳴上「何かあったのか?」

天田「いえ…何故だか今皆さんをみていたら、二年くらい前のことを思い出してしまって……」

鳴上「お前、名前は?」

天田「天田と言います」

鳴上「やっぱり」

天田「?どういう意味です?」

鳴上「天田、お前に、有里たちからの伝言がある」

天田「!?どうして、有里さんの名前を!?」

鳴上「秘密だ」

天田「それで、伝言って?」

鳴上「それは………」

 

 

 

………

 

 

 

花村「おーい悠!みんな待ってんぞ、何してたんだ?」

鳴上「ちょっとな、絆を届けてた」

花村「……あぁ、なんかわかんねぇけど、またすげぇことしたんだな、相棒!」

鳴上「ああ!」

 

 

 

 

 

 

 

有里「天田、俺たちはどこにいても、いつまでも大切な仲間だ。辛くなったり、苦しくなったら叫べ。悩んだら助けを求めろ。俺たちがいつでも助けてやる」

 

END

 


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