取り敢えずの最終話?
では、どうぞ!!
ごめんくださーい。
何方かいらっしゃいませんかー?
「誰か来たみたいd「この声は……!!」あちょ!!……行ってしまいました……」
俺は声のした方向。命蓮寺の正門に向かって駆け出す。
一つ二つと角を曲がり、三つ目の角を砂ぼこりが立とうと気にせず走る。三つ目の角を曲がれ正門はすぐそこだ。しかし、このまま行けば砂ぼこりで話も出来ない。まあ、払えば良いことなのだが、やはり立たないのならそれに越したことはない。ので、正門が見えてきた所で跳躍!!両腕で足を抱え回転。そして、来訪者である輝夜の目の前に方膝を付く形で着地。砂ぼこりは全くと言っていいほど立たなかった。
「輝夜!!」
「縁。随分とスタイリッシュな登場ね。格好良かったわよ」
「そう言われると照れる。それで?どうしたんだこんな所まで?」
「貴方に会いに来たのよ。あと、ついでに手伝おうかなってね」
「そうなのか。取り敢えず案内……」
「するほど再建出来ている訳ではなさそうね。まあ、そろそろちゃんと帰って来てほしいから半分はどうにかしてあげるわ。永琳が」
まじか。正直頼りたくはなかったが……、俺も帰れることなら帰りたい。ここは輝夜の好意に甘えさせてもらおう。え?なんで永琳がどうにかするのに輝夜に感謝するのかだって?そりゃあお前、永琳にとったらご褒美でしかないんだよ。輝夜からの命令ってのはな。
「えーりん!!」
「なにかしら輝夜。命蓮寺になんて呼び出して」
「その口ぶりだと来たことがあるのね。もう、すっかり潰れちゃってるけど、半分くらい直してくれない?お礼は……今日添い寝してあげる」
その時、風が吹いた。
その風に驚き目を瞑ってしまう。そして、目を開けたら……。
「相変わらずの規格外だなアイツ……」
「それは今更よ」
俺たちの前には半分どころか完全に直された命蓮寺の姿。そして、その光景にポカンッと口を開く白蓮たちの姿があった。
「ふう。良い仕事したわ」
額に滲む汗を拭う永琳。その姿に命蓮寺が魔改造されていないか心配になる縁くんであった。
・
皆様こんにちは。雲居一輪と言う者です。
本日は少しばかし私の話を聞いていただきたいのです。
私には好きなお方がいます。はい蓬莱山縁さんです。あの方とても可愛いんですよ?聖と戦っているときは無邪気に笑い、仕事をしているときは真面目に汗を流す。談笑しているときの笑い声は私を蕩けさせ、私が説教しているときの固まった表情ときたらもう!!
何時から。と、聞かれたら答えられません。ですが、一目惚れの類いではありません。むしろ、縁さんの魅力に直ぐ気付けなかった私自身を殺したいほどですもの。
まあ、その話はさておき。私は、私の雌としての器官が縁さんの子供を孕みたいと疼いていました。だから、私に好きかどうかの問いをしてきたときは、縁さんも私の事を!?と舞い上がった事を覚えています。そして、その次の言葉に私の熱がサーッと引いていった事も。
ですが、それでは、それだけの理由では私の心も体も諦めることを許さなかったのです。だから、体だけの関係でも良い。貴方から、私が逃れられない、貴方が私から逃れられないようにして。ただ、心からそう願いました。
「ただ、こうやって二人のあの姿を見ると……諦めていても、妬いちゃいますね」
私のしたかった話は以上です。
愚痴のように鳴ってしまいましたが。最後まで聞いてくれてありがとう。では、私はお二人の邪魔をしに行きますので。それじゃあ、さようなら。
お読みいただき有難うございます!!
最後は輝夜を出しとかないとな~。と、言うわけで出しました。
そして、縁と輝夜の関係に嫉妬する一輪でした。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
最終話とは書いてますが、要望や、回収できていないフラグがありますので、追々その辺りは書いていきます。
それでは、新作で会いましょう!!