人間の子どもに化けて寺子屋に通っていた妖獣のことりは、ひょんなことをきっかけに、狸の長を名乗る女性から弟子入りをしてみないかと誘いを受ける。それからというもの、これまで変わり映えのしなかったことりの日常はなにやらあちらこちらへとふらふらし始めた。
 妖怪としての力は弱く、けれども化け力だけは一級品。古明地こいしという少女を「あるじ」と慕う彼女は、人間と幻想が共存する不思議な世界で幸せを探して日常を謳歌する。
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