光秀ェぇ!! ごめんねぇぇぇ!! 本能寺ごめんねぇぇぇ!! ほんと本能寺なぁぁ!
いや、真面目に一度謝らないといけないかもしれない。後被害に合い続けてるノッブにも。どうも、てんぞーです。お待たせしましたあとがきコーナーです。最初の頃は初々しく心境とか語ったりもしましたが、ここまで来るともう慣れたもんですな。サクサクと話を進めていきましょうか。
とりあえずFate/Grand Zero完結でございますですわー。わーわーぱふぱふー。FGOとゼロを組み合わせたスタイルのSSで、「特異点でリセットできるならぶっ壊しほうだいだなぁ!」という狂気の発想から生まれた話でした。
いやね、元々プロトタイプの話は出来てたんですよ。
身内オンリー配布の起源が「斬る」の起源覚醒者とキャスター:アンデルセンのコンビで龍之介の代わりに参戦、麻婆が中華繋がり李書文を召喚したり、おじさんのサーヴァントがオルタアルトリアだったり、そういう感じで身内オンリー配布の話が原型にありまして、
これをベースに起源覚醒者というのを残して、「一貫して最初から最後までブレない主人公を書こう」って話になりました。まぁ、ブレればブレる程エタる可能性も上がるので。えぇ、そんな感じです。
とりあえずFGO要素どうするんだ? →サーヴァントだけだとつまらないだろ? →特異点設定が使えるな……という感じにトントン拍子で設定の方を固めてしまって、後は執筆スタート! って感じで生きたかったのですが、
カ ル ナ ガ チ ャ (発狂
元のプロットでは相方はカルナさんにしてギルvsカルナのガチンコ世紀末みたいなのを計画してたんですが、
カ ル ナ ガ チ ャ 爆 死 (発狂その2
という悲惨な結末を迎えてしまいまして。えぇ、あのインド畜生マジ許さねぇ……! って感じの怒りパワーを充填してたところ、フレンドの欠片男装備師匠を使ってたら「あぁ、おっぱいがマシュマロなんじゃぁ^~」って気分になってきて師匠採用に。施しの英雄はどうやら師匠に出番を施したようです。
ヒロイン? そんなものをてんぞーSSに求めてはいけない……体の関係があっても甘酸っぱい恋愛の様なものはない! ないのだ! というか恋愛描写がめんどくさく感じるタイプなのだ。それ故に、スカサハとの恋愛的要素はなし、そもそもクーってしっかりとした相手がいるからな! ワンチャンセフレでそれ以上は無理だな!
まぁ、そんなわけで好き勝手書こうと思い至ったところ、
―――てんぞー、現在地インド。
てんぞーに電流走る。
インドにしようと。
そういう訳で純剣士主人公だったのをインド系戦士主人公へと変化、サルンガやブラフマーストラを実装したわけですが「これ、覚えてるってのに説得力欲しいよな? 最後の最後で納得できるようなギミックにすれば楽しそうだなこれ……」という発想になって、ずっとお蔵入りになっている身内聖杯戦争用のカルキのデータを取り出し、
最終的にこれになる様に人生を、そして能力をちりばめて行こう、という事に。
その結果、大筋の人生が神話におけるカルキと同じような、或いは大体そういう感じの人生を送ったキャラになった。
サルンガ → アヴァターラの一つであるラーマの武器
ブラフマーストラ → 古代インドの奥義
縮地 → 完全な縮地はアヴァターラの一つであるヴァーマナの逸話と類似
破壊の起源 → カルキの役割は世界の破壊
こういう感じに要素要素とちょくちょく回りくどく仕込んで、最後の最後で一気に回収するのはもうこれ、気持ち良い感じで、光秀も本能寺だなぁ、と感じました。うん、やっぱりミッチーには謝ろう。そろそろ謝ろう。ごめんミッチー……。
ともあれ、完結しました、お疲れ様でした。ただの勝利では良くあるSSの一つになってしまう。
ただの敗北は原作そのままになってしまう。
じゃあどういうエンディングを目指すんだ?
いやぁ、抑止力が天職になるとはたまげたなぁ。
ちなみに某日に軽くプリヤかお月様につなげるか迷ってアンケ取った結果、200近い投票の接戦でお月様での戦争が決定されました。
テーマはFGOの礼装「もう一つの結末」という感じで。礼装持っている人は文面チェックしたかな?
そんなわけで、お月様に出禁を食らってソッコで裏に沈められた本能寺さんが眠りから目覚めるのを待つのだ諸君! 最後にカルキのステータスを張ろうかと思ったけど、それはお月様にまで温存しておく方針で、それまで悶々としているが良い。
それではお疲れ様でした。