でも途中で投げ出した。
その結果↓
続きは構想はあるけどプロットとか作ってないからすぐエタるとおもふ。
頭空っぽにして読んでください。
とりま、見ててってね
皆も一度は考えたことが無いだろうか。
「あの時彼(彼女)がこうしていれば」
「もし彼(彼女)がこんな風な人格なら」
英語文法で言うなら仮定法の非現実で、実際には有り得ない事を「もし~」で考える事だ。
俺も幾度とこの様な事を考えた。
あの時テストの解答をアでは無くエにしていれば、
あの時声を声をかけられていたら、
あの時勇気を出していれば等。
まあ、こんな多々ある例えはどうでも良いのだ。
人間は後悔する生物だ。
かくいう俺も後悔している。
あの時横断歩道を渡らなければトラックに跳ねられていなかっただろう、と。
そのせいで
まあ、何故か記憶を持ったまま転生していたらしい。
これが二度目の人生。つまり今生だ。
まあ、こんな話もどうでも良いだろう。
少なくとも今は。
「なあ、お前さ、名前何てゆーの?」
後ろの席に座っている乳歯が抜けたせいで前歯のうち三本が欠けてしまっているわんぱくそうな子が挨拶も無しに声をかけてきた。
まあ、小学生ならこれくらいは普通だろう。
見た目で人の事を判断するのは失礼だが、言動からしてもわんぱくそうだ。
ほっぺに貼られている絆創膏もそう思わせるのに一役かっている。
「あ、初めまして、だね」
「ん? おう! 初めまして!」
ちなみに、俺も二度目の人生は最初からやり直している様なので一人で歩けない頃から記憶がある。
無論、所謂転生チートなんて望んで無いので精々少し行儀の良くて頭の良い小学生としか周りは思っていないだろう。……少し頭良いことアピールしたし、運動もちょっとはっちゃけたけど。
そも、神様とやらにも会ってないし、気がついたら死んでた感じだ。
チートなんて少しも望んで無いのでそこは気にしていない。
あっても厄介事しか無いだろうし。
話がそれた。
俺はそれなりに生きて只今小学生。
そして今日は入学式後の初めてのホームルーム。
時間割り表に書いてある名称にのっとるなら帰りの会の直前の時間だ。
知り合いがいる子はお互いに集まって談笑し、人見知りの子は親から離れず、親も初日だから仕方無いと苦笑いしている。
そして、俺の後ろの席に座っている彼は人見知りでは無いが、知り合いがいない子と言ったところか?
一応、精神的には成人しているので挨拶はしておいた。
彼も素直にちゃんと返答してくれた。
ええ子や。
「で、お前の名前は?」
「あ、えっとね──」
最初の話に戻るが例えが二次元での話ならどうだろうか?
二次元というのは漫画や小説の事だ。
そこの登場人物がもし~だったら、という話だ。
そして、俺は常々思っている事がある。
「主人公が最初から努力してたら最強じゃね?」
これは主人公がある時から能力を自覚して、そこから闘い出す系統のラノベに多い。
だって、アイツらちょっと努力すれば簡単に中ボス位簡単に張り合えるんだぜ? しかも隠れた能力持ち。強すぎるだろ。
また、この傾向は他のキャラにも適応される。(と思っている)
なので、
「
━━━9years later━━━
「黄瀬」
「ん?」
赤司征十郎は迷っていた。
目の前の彼をどうするべきかを。
(僕が負ける訳が無いが、コイツが敵にまわれば厄介だからな)
先月終わった全中の後、キセキの世代の行動は目の前の彼を除き皆一貫してバスケから離れて行った。
無論、高校でも続けるだろうが、今から努力するまでの意味が無い、と考えたからだろう。
キセキの世代の五人は圧倒的に他の選手とポテンシャルが違う。
同世代では比類する者も居らず、高校に行ってもどんな名門でも実力ですぐにレギュラー入りは確定するだろう。
キセキの世代とはそんな隔絶した才能を持った者達が揃った五人を指すものだから当然と言えるが。
そんな彼等は各々の時間を過ごしている。
青峰は学校をサボりがちになり、緑間は勉強で赤司を打倒するために性を出している。
紫原は何も変わった事はしていないが基本的にだらけている。
赤司はと言うと色々な事に手を出しては意図も容易く制覇するというサイクルを繰り返していた。
そんな中、黄瀬は放課後、学校に残り、後輩の指導という名目でバスケ部に残り、自らを研鑽していた。
赤司にはそこまでする理由がわからないでも無い。
キセキの世代、彼等は恐らく同じ高校に進学しない。
何故なら彼等が揃ってしまうと、「敵」と呼べる存在が消え、途端に試合に味気が無くなり、今までの繰り返しになってしまうからだ。
(その時の為に備えている、…と考えるのが普通だが)
赤司は思う。
黄瀬は確かに実力で言えば青峰よりも下に見えるし、実際の成績で言えば負けていたのだ。が、思い返せば黄瀬は今まで一度でも
相手の体の動きを解析し、その観察眼が未来視まで昇華した赤司だからこそ見抜けた事。恐らくは白金監督も一応は気付いていただろうが、その二人を除けばあの桃井ですら気付けなかった事。
それは黄瀬が今まで
他の三人と比べると黄瀬のみ明らかに能力の伸びが少なく、しかし他の人間と比べると明らかに大きい伸びのせいでわからなかったが、黄瀬は今まで「
しかも相手の形を真似るだけという灰崎とほぼ同じ能力のみだ。
自分の物にしているとはほど遠い。
バスケを始めたのが中学ならばまだしも、小学生から始めたのであれば、これは明らかにキセキの世代の一角としては異常。
そう、赤司は考えていた。
ゆえに、
「いつになったらお前は本気を出すのだ?」
「……」
━━━
この問も必然だった。
対する黄瀬は目を見開いた後、少しだけばつが悪そうにして頭をかいた。
「やっぱり赤司っちの目は誤魔化せまないッスか。上手くいってると思ってたんスけどね。……いつから気付いていたッスか?」
「去年の春辺りからだ」
「その心は?」
「お前だけ力の覚醒が大々的で無かったにも関わらず、明らかに他の面々と張り合えていたからな」
「ああ……なるほど」
開き直ったらしい黄瀬は何処かで見た様な技の練習を途中で切り上げ、赤司と真正面から向き合った。
その目は何時もの飄々とした風では無く、鋭くに赤司を見据えていた。
「何故とは聞かないんッスね?」
「聞いてもはぐらかすのがお前だからね」
「なるほどッス」
ゆえに赤司は黄瀬に対してある程度の嘘や蛮行を見逃している。
例え、たまに膝カックンしてこようが、後ろから「だーれだ?」をしてこようが、「その目、カッコいいね(笑)」と煽ってこようが赤司は怒らない。絶対に怒らない。
それらを完全に回避出来ない自分に対して憤っているだけだ。
ちなみに、その八つ当たりの被害者は主に紫原と緑間が当てはまる。
「いつ……ッスか」
しかし、今は真剣な話だ。
黄瀬もふざけたりせず、態度はいたって真面目だ。
「決めて無いのか?」
「いや、まあ、いっか。どうせすぐにバレるし」
どこか吹っ切れた様に肩を竦めると黄瀬は落ちていたボールを掴んで、赤司に放った。
「……何のつもりだ?」
「わかるっしょ? 赤司っちなら」
意味を理解し、頭が急激に冷えて来る。
今日は珍しく黄瀬以外にこの体育館に居残り練習をしている人間がいない。
体育館は周りに人間が居れば即座に逃げ出しても良いほどの殺気で満ちていた。
「…僕と
「1on1ッスよ。間違ってもホモホモしいモノじゃ無いッス」
黄瀬はふざけ始めるが赤司はそれ所ではない。
青峰ならまだしも、自分をキセキの世代で一番下と自負している黄瀬が自分に挑んで来たのだ。
それも、自分の言葉を無視して。
──叩き潰すか。
自分らしくは無いと思うが、日頃の恨みも含めて念のため準備運動を始めていると黄瀬が驚いた様に赤司を見ていた。
少し睨み付けながら赤司が顔を上げると黄瀬は逃げる様にシュート練習をしだした。
(別にこんなのしなくても黄瀬程度なら潰せるが、完璧に
そして赤司のアップが終わった。
「さて、さっきの答えッスけど」
黄瀬も既にシュート練習を切り上げ、今は右手の小指でボールを回していた。
「今って事で満足ッスか?」
「ああ」
赤司にもその位は察しがついていた。
その上で勝てるという確信があった。
それでこその赤司征十郎なのだから。
「じゃ、サドンデス制で、先行は俺で良いッスか?」
「無論だ。早く始めるぞ」
━━━
そして、定位置につき、黄瀬が赤司にボールを渡し、赤司がそのボールを返して試合が始まった。
──
──
始まった瞬間、お互いに動きの読み合いが始まる。
少なからず予想していた黄瀬と違い、完全に虚をつかれた赤司はかすかな動揺を自身に産んだ。産んでしまった。
「っしゃあ!!」
「っ!!」
本来なら赤司に軍杯の上がる読み合いだったが、動揺により隙のできた赤司を破り、黄瀬はボールをリングに叩き込んだ。
「…なるほど、それがお前の本来の力か」
赤司は何処かでなめていたと気を引きしめた。
サドンデス制ならば自分が点を決めればまた振り出しだと考えていたのもある。
しかし、
──
「何っ……だと」
「あっぶな…」
赤司の攻勢では、また黄瀬の「完全模倣」による「天帝の眼」が発動したが、今回は赤司が読み合いに勝った。
が、「完全模倣」の組み合わせにより青峰の能力と赤司が見たことの無い、(後に誠凛高校の
つまりは、
「有り得ない……」
これは力関係の逆転を意味する。
ルール上でも黄瀬に否は無く、イカサマを使った訳では無い。
赤司も同様だが、しかし明らかな敗北を手に入れてしまった。
運が悪かった訳では無い。
ただ、
「……ゲーム終了ッスね」
黄瀬は
これほど明確な結果が存在しようか?
「……………」
自身の敗けを認められず、呆然とする赤司。
対して黄瀬は居心地が悪そうに後頭部をかいていた。
「自分に勝てる者など存在しない」というある種の脅迫的な自信。
それは裏を返せば慢心であり、しかし、だからと言って簡単に敗れるほど
一重に
「僕は……」
「負けましたね。俺に」
なんとか呟いた言葉もただの事実によって塗り潰され、自分を見失う。
自分の存在価値は? 負ける理由は? 何故勝利すべき自身が負けた? ありえない。しかし、現実はどうだ?
赤司の中は大量の疑問符が入り乱れ、
一度彼は紫原との勝負で負ける直前になり覚醒した、という事例がある。
しかし、そう何度も都合の良いように人生は出来ていない。
今度こそ彼は折れるか、自身の在り方を見つめ直すしか道は残されていなかった。
「……でも、ここで負けた位で折れられたら俺、どんな顔をすれば良いのかわかんないんスけど」
が、しかし黄瀬はそんな程度で
あくまで彼は「勝利者」としての赤司と、公式の場で正々堂々と闘い、勝ちたいのだ。
赤司が自分の力を見誤った、なんて理由で勝っても何も嬉しくない。
だからこそ、力を
まあ、とどのつまり、
「…………」
「だから、その……なんスかね。また、ちゃんとした所で今度はお互いに全力で戦いましょう」
いつもの取って付けた様な笑みでは無く、何処までも無邪気に黄瀬は笑った。
「えと、じゃ、じゃあ俺はこの位で!」
言ってから自分の言葉に照れたのか、そそくさと黄瀬はボールを片付けて体育館から出ていってしまった。
残されたのは呆けた赤司一人。
彼は黄瀬の言葉を真剣に吟味しているわけでは無い。
いや、実際には吟味もしたのだろうが、それよりも黄瀬本人について考えていた。
(今まで牙を隠していたのはきっと訳があると思っていたが、他に理由がある?…………まさか!?)
ハッと赤司の頭脳はある答えを導きだした。
それは、「黄瀬は自身と同じく勝利を運命付けられた者であり、それを隠す為には他に何かを隠してカモフラージュしていた」
そして、そのカモフラージュ様に使われたのが先ほどの実力であり、赤司にそれ以上先の結末へと辿り着かれない為に隠していることを全て晒した
どんな思考回路でその結論に辿り着いたのかは定かで無いが、赤司の優れた(?)頭脳は更に先へと読みを進める。
(つまり、黄瀬は僕との「勝利者」としてどちらが上かを競うつもりでいる。いや、現時点ではきっと僕が負けている。なんせ彼のミスリードに何とも間抜けに引っ掛かってしまったのだからな)
そして再び立ち上がる頃には赤司の瞳にある一つの決意の炎が燃え上がる。
さて、どうするか。
勝負に負けたにも関わらず、恐らく今年で一番やる気が起きた案件に赤司は燃える。
「待っていろ、黄瀬」
──最後に笑うのは僕だ。
その言葉は不敵な笑みと共に体育館に良く響いた。
━━side黄瀬(中の人)━━
(やべぇな。ちょっとはっちゃけ過ぎちゃった。AKASHI様激おこだよなぁ。こええなぁ。明日学校行きたく無いなぁ。マジ、何調子に乗ってんだろ。何でよりにもよってAKASHI様に生意気な事いってんの? いくら努力チートしたとは言えあれは無いだろ? 上から目線過ぎね? あーもーめんどくせぇ。ヤメヤメ。明日考えから今日は無しで)
色々大無しである。
ちなみに、オリ主さん黄瀬さんだから無茶しまくってこの
小学生時点で出てきたやんちゃ坊主は特に設定なし。
自己紹介で文を区切りたかったから出したキャラ。青峰だったというオチはたぶん無い。
時点で既に原作青峰に勝てる模様。
もうこれわかんねぇな(白目)
読んで頂きありがとうございました。
ツッコミ所満載だけど、そこの所はガンスルーでよろしくね。
あと、酷評過ぎるのは辛いので勘弁で。
さらば。