昔、どこかでこんな言葉を聞いたことがある。


"光と闇、秩序と混沌、そして剣と魔法の入り交じる世界があった。
伝説的な英雄と世紀末的な怪物が激しくぶつかり合う世界…
今まさに、世界の攻防は彼ら、選ばれた者たちの手に委ねられようと
していた。

だが、そんな英雄物語は彼らに任せておけばよいのだ。
世界の大半の人間には、英雄も怪物も関係ない。自分たちにできるこ
とをやり、今日を平和に生きることができれば、皆それで満足なのだ
から…"


まさにその通りだと思う。僕には英雄のような凄い力はない。
魔物を倒せる力も、魔法士様のみが使える魔法も、英雄譚の策士のような頭脳も。

だから僕は平和な世界に生きようと思った。思って『いた』。
だけど、そんな僕の思いを裏切るように、目の前ではまるで英雄譚のような、そんな世界が繰り広げられていた。








何もできない子が頑張るお話、初投稿処女作です。ご意見、ご感想などありましたらぜひお願いいたします。
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ