願いの果てに 作:あああ
もうすぐで開演の時が来る。
楽しみだ。
あぁ、楽しみだ。
舞い降りる
舞い降りる
世界の器に収まらないほどの大きな存在が介入を始めている。
どんな曲かは分からないが、空から、海から、大地から
あらゆるところから出迎えの演奏が鳴り響く。
あと少しで望みの世界へと入ることができる。
世界の器を無理矢理に大きくして準備を始める。
これは、盛大な演奏会の予行。
まだ、開演はされていない。
〜予行〜
「待て!!」
「あ?」
「此処からは通行止めだ!!」
「何故?」
「創造神様からお前の介入をを何が何でも止めろと仰せつかっているからだ」
「悪いなぁ、お前らじゃ俺を止めることはできないよ?」
「何故に疑問形?(ボソッ)
そ、そんなことよりもだ、止められないとはどういうことだ!」
「簡単なことじゃないか、お前が俺より弱い。
唯それだけの話じゃないか」
「何を!
コレでも私は大天使だ。
たかが人間風情に負けるはずがなかろう」
「ププッ それフラグ」
「うるさいうるさいうるさい!!」
「じゃあさぁ、創造神には会えるの?」
「仕方がない。
できるぞ。あのお方はどうしようもないからな」
「ラッキー
じゃあ、早速案内よろしく」
「待て、お前は一度私と戦ってもらう。
連れて行くのはそれからだ」
「はいよ〜
もう始めていいの?」
「あぁ、かかってこい」
「んじゃ、よろしくね〜」
指パッチン使用
「はい、俺のかちー」
「何を馬鹿なことを!
まだ始まったばかりだぞ」
「うーん、そう言われてもなぁ」
気づかないの?
大天使に大きなプレッシャーが襲う。
そして
「あ、あれ?
何で?何で足がないの?
あ、あ、ああああああああああああああああああああああああああ
足が、腰が kk下半身が無い・・・・
う、うわぁあぁああぁああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
ほらね?
俺の勝ちだ・・・
彼が発する言葉はもう人から外れている
古代から言葉というものは大きな大きなチカラを持っていた
そのチカラが人の範疇を脱したのだ。
『創造神よ、俺の目の前に跪け』
強烈な圧力が天使や神たちに襲い、
一瞬にして光が集まり人形を作る。土下座の体制で
「この度は誠に誠にすいませんでした」
「あぁ、そうだな」
「せめて、せめて、言い訳を・・」
「いいよ」
「ありがとうございます。」
では
と話がされた。
どうやらこのまま俺が入ると世界が破裂するとのことだった。
容量が違いすぎるとのことだった。
そこで、無理矢理でも世界の容量を増やすことにしたのだ。
まぁ、問題がなくなったので、通行はできるようになったのだが、
「あれ?
マリィちゃんの気配がする」
創造神と名乗る老人は、冷や汗を流しながら
「マリィとは?」
「マルグリット」
名前を出した途端、
「・・・・・・・・・・・」
静まる。
俺は、何かあると持って瞬間移動をする。
するとそこには
鎖で吊るされた幼いマリィちゃんだった
見た瞬間
ズバンッッ
鎖を手で斬りつけて消し飛ばす
落ちてくる少女を
そっと横抱きにして、
『おい』
指パッチン
何の躊躇いもなく奴らを消し飛ばした
そして、俺は背丈を縮めて
「並行世界のマリィちゃんかな?
いやぁ、これは無印から始めますかね」
ほっぺたをぷにぷにしながら新たな世界へとつながる扉へと進み
扉を開けて中に入る
冒頭の演奏が流れる。
祝福だ。
あたりが金色に色づいて祝福の演奏がされる
ーいい世界だー
楽しみで楽しみで仕様がない。
先ずしたいこと。
1、美味しい物を食べたい
2、家が欲しい
3、宝くじという物をやってみたい
4、殺して欲しい
5,マリィちゃんと遊びたい
6、この世界を探検したい
7、演奏会の本番を頑張りたい
8、寝たい
9、死にたい
10、戦いたい
平和な願いに自分自身に驚く。
この世界での俺の行き着く未来はどうなっているのだろう。
もう、既知はない。
未知ばかりだ。
これほど心待ちにしたことはない・・・・
さぁ、詠おう。新たな世界へ
舞い降りる
舞い降りる
世界そのものが震え、歓迎をしている。
あぁ、聞こえる。聴こえるぞ!
魂の叫びが! 未知なる私への恐怖の声が!
さぁ、鳴らせ、そして奏でよ。
私を満足させておくれ
今此処に舞い降りる
願い
渇望
運命
あらゆる物を背負う者がやってくる
盛大に、歓迎せよ
せめてもの感謝の気持ちとして
ー祝福ー
長い長い時を超えて、名も無き者がやって来た
その身を変えて、だが、魂は変わらず
彼の渇望 願いは変わらない
ー殺されたい!!ー
ー圧倒的なチカラで!ー
ー歓喜を覚えながら死にたいー
だが、少し楽しむこともいいことだろう。
楽しもう、謳歌しよう。
ー目覚めの時ー
目覚める。
あぁ、目覚める。
目覚めてしまった。
瞬間、空気が揺れた。
大地が揺れた。
海が割れた。
空を覆う雲が一瞬にして消え去り、快晴へと。
指揮棒を持つ。
団員は覚悟を決める。
そして、
盛大な演奏会が始まる。。。。
次回、演奏の本番。
まぁ、そんなこんなで無印からです。
これからもよろしくー!!
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も、よろしくおねがいします