めっちゃ可愛いショタが行くハイスクールL×G   作:ロック大佐

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 お待たせしましたね……さあ、第六話といきましょうか。

 呪!お気に入り数50件突破!!ありがとうございます!!!
 私のお気に入り数は53です。ですが(ry


神父様かと思ったら帝王様だった件

一麻

「ちょっとやりすぎてるんとちゃう?」

リアス

「そうかしら?私はまだ足りないと思うのだけれど」

 

 バイザーさんフルボッコ開始から五分経過。流石に可哀想になってきたから止めた。

 さっきから喋ってないどころか、呻き声すら上げてないし。

 それでもまだ生きてるバイザーさんの生命力が尊敬できるレベルですげぇ。

 というか俺みたいな子供に壮絶なリンチとか見せんなコラ。

 

朱乃

「これ以上は一麻くんの教育にも悪そうですし、何よりも一麻くんのお願いですからやめましょうか?部長」

リアス

「仕方ないわね」

一麻

「教育ってなぁ……」

 

 凄く不満顔だったけど、一応攻撃は停止してくれるみたいだ。

 あれだけやって、まだやる気だったのか……やめたげてよお!

 それとさり気なく俺を本気で子供扱いするな!こう見えて年の差はほぼないんだぞ。

 え?さっき自分で自分のことを子供って言ってた?知らんな。

 

一麻

「……形は凄い状態だったけど、これではぐれ悪魔退治は無事終了かな?」

小猫

「はい、終わりです」

 

 結局、俺の企んでいたイタズラは勿論、神器の出番もなしに終わりか……。

 てっきり僕の神器はここら辺で皆さんにお披露目会だと思ったんだけどねぇ。

 このまま神器お披露目はなしで物語が進んだりするのかしら。

 それはそれで一向に構わん!僕ちん痛いの嫌だし。

 

一麻

「じゃあ帰ろうよぅ、地味に疲れたし……見てただけなんだけどね」

リアス

「そうね、後はバイザーを処理すれば帰れるわ」

一麻

「やった☆」

イッセー

「ぐべほぇ!俺の弟が可愛すぎる!」

 

 後はバイザーさんを処理して終了か……悪人のとはいえ、死を見るのはちょっとね。

 しばらく後ろでも向いてようかしら?でも一瞬で消滅するからグロくはないと思うけど。

 でもその心配は無用に終わっちゃったのだ。え?なんでかって?

 バイザーさんが原作通りに消し飛ばされなかったからです。

 え、と思ったでしょう?俺もソーナノ。てっきり死亡ルートだと思ったのに。

 じゃあどうなったのかというと、なんと魔界へ送られました。

 そこでじっくりと罪を償ってもらうとか何とか。やったねバイザーちゃん!生存ルートだよ!

 再登場とかするんだろうか?だとしたらどんなポジで出てくるんだろう?

 そんな些細な疑問を持ちつつ、僕の初めてのはぐれ悪魔遭遇は終わった。

 初めてだったんだから……責任、取ってよね!いや、冗談だから。取らなくていいから。

 さて、次は僕の記憶が正しければ……あのテンション高い外道神父さんかな?

 

 

 

 

~翌日~

 

 

 

 

 目を開けると、そこは部長のおっぱいの谷間の中だった。

 え?ちょ!?おま、何やってんだ!不法侵入ですよ不法侵入!

 ある意味こちらも部長の胸元に不法侵入してるんですけどね。

 部長から抱きついてきてる形だから俺はセーフっしょ。

 首に回された腕を外し、抵抗したという証拠を作ったので偽装も完璧。

 それはともかく、勝手に人のベッドに潜り込むのは関心しませんなぁ。

 これはキツイおしおきが必要ですね……さくらんぼキッスの刑にでも処すか?

 喜ぶ未来しか見えないからやめておこうそうしよう。

 とにかく、目の前に全裸の女性がいるのは目に毒なので部長に背を向ける形で寝る。

 

イッセー

「Zzz……Zzz……」

一麻

「おい」

 

 部長に背を向けて寝たら、そこには下着姿のイッセー姉さんが!

 下着姿って時に裸よりエロく見えるよね。個人的には露出は少ない方が好みです。

 穴の開いた下着でするなら、ずらしてする方が個人的に……むふふ♡

 おっと、現実逃避はこのくらいにして……お決まりのあれでもやるか。

 

一麻

「キャー!イッセーさんのエッチ!」

イッセー

「ぶふぅ!?」

 

 俺の全力ビンタが姉貴にすぁくれつぅ!クリーンヒット!一誠はベッドから落ちた!

 人の布団に勝手に寝る奴があるか!しかもなんで下着姿やねん!

 立ち上がるのはいいけど、もっと隠す努力をしようぜ。襲うぞ?

 まったく、姉さんには女子としての自覚が足りなすぎる。

 いくら僕が可愛らしいショタだからといって、性欲がないわけではないんだよ?

 まあ一誠姉さんにとって、襲われるのはご褒美かもしれないんだけどねぇ。

 

イッセー

「い、いきなり叩くなんて……!」

一麻

「勝手に布団に潜り込む方が悪い。とはいえ、流石に本気出しすぎた──」

イッセー

「ショタビンタハァハァ」

一麻

「──というわけでもなさそう。むしろもう一発やっとこうか?」

 

 このダーメダーメな姉は何とかならんかね……完全にマゾじゃないか。(呆れ)

 もっとこう、節操を持て。そうすれば美人な優しいお姉さんになるんだからさ。

 はぁ、美女二人組のせいで完全に目が覚めちまったい。もう起きちゃおう。

 俺はベッドから起き上がり、思いっきり伸びをする。

 すると部長も目が覚めたのか、目元を擦りながら身体を起こした。

 

リアス

「ん……あら、二人ともおはよう」

イッセー

「おはようございます、部長!」

一麻

「おはよー、リアス部長」

 

 一日の始まりは挨拶から。だから挨拶は大事、これ豆な。

 起き上がった部長はこちらへ向いた。()()()()()()()

 B地区とか花園とか色々と見えちゃってるんですがそれは……。

 当然姉様が反応しないわけがなく、スケベ心を発揮し始めたたり、それをリアス部長は利用して一誠のやる気を上げたりしたのだが、ほぼ原作と一緒の流れだったのでカット。

 あれ?でもこの契約の話って学園のどっかでしてなかったっけ?

 こんな些細なところでも原作との違いが出てるのか……。(困惑)

 まあそれはともかく、僕も準備しよう。できれば死体は見たくないし。

 

一麻

「……部長。今夜の姉さんの依頼主の家ってどの辺でしたっけ?」

リアス

「次の依頼者の家はここよ」

 

 リーアたんは依頼書?を出して教えてくれた。

 なるほど、そこか……大して遠い場所ではないのは幸いだね。

 これならアイツがくる前に到着できそうだ。

 まあ夜になる前に行けば充分間に合うと思うけど。

 

イッセー

「俺の依頼者の家なんて聞いてどうすんだ?」

一麻

「どうせ連れて行かれるんでしょ?なら知っておいた方がいいじゃん」

イッセー

「おお、そっか!」

 

 さてと、住所もわかったことだし、依頼主を救いに行きますかね。

 事前に防げるのなら、防ぐ。これくらいの原作改変は簡単にできると思う。

 別に依頼主が死なないと矛盾が発生するとかないよね?

 バイザーが生存ルートに入ったんだし、助けられるよね?

 助けられなかったら……死体を見るハメになるんだよな。

 ぶっちゃけ死体なんてものを見たら吐く自信がある。

 バイザーが死ぬのを想像しただけで気分が悪くなったもの。

 本物の死体なんて見た日には一日中引き篭もりそうだ……。

 助けが間に合うことを願いながら、学校へ行く準備を始めた。

 

 

 

 

~依頼者の家~

 

 

 

 

 そんなこんなで放課後、俺は一人で依頼者の家にお邪魔しマンモス。

 依頼者救済の仕込みも終了。後は原作通りの流れになれば完璧。

 これで例の外道さんがこなかったら全部無駄に終わる。

 骨折り損のなんとやらというやつですよ。それは勘弁して!

 先に依頼者の家に行くことの説得がどれだけ難しかったか……。

 なので早くきてくれ……できるならきて欲しくないけど。

 ほら、こないなら普通に契約取って終了じゃん。超平和じゃん。

 だからこなくてもいいのよ?仕込みは全部無駄になるけど。

 

????

「おやおやおや~?聞いてたのとは違う人がいますなぁ?」

 

 キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

 皆大好きー!フリィィィドくゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 玄関の方角から聞こえてきたね。てっきり窓から侵入するのかと。

 まあ細かいことはどうでもいいや。暇だったから遊ぼうぜ!

 僕は声が聞こえた方向へ顔を向けた。

 

????

「やあ!可愛い子ちゃん、僕っちはフリーサ・セルゼン。シスター様だYO☆」

一麻

「………………」

フリーサ・セルゼン

「本業は悪魔祓いだけどさ、ちょいとここに用事があってお邪魔してるんですよ」

 

 お 前 も か !

 まあ予想はしてたんだけどね。でも名前まで変えてくるとは思わんかった。

 なんだよ、フリーサ・セルゼンって。ドをサに変えただけじゃん。

 ん?待てよ、フリーサ……?フリーサ!?

 

フリーサ・セルゼン

「さて、悪魔と取引なんてした屑人間さんはどこですかね?教えてちょ♡」

一麻

「う……宇宙の帝王様!?!?」

フリーサ様

「!?」

 

 なんでこんなところに戦闘力53万の人がいるんですか!?

 勝てるわけがない!もうだめだぁ……おしまいだぁ……。

 とか何とか適当なことを言って、相手の動きを止める作戦だ!

 どうっすよ?この完璧な作戦。ほら見ろ!フリーサ様も固まって──。

 

フリーサ様

「……僕ちんの戦闘力は53万なのさ、勿論全力は出さないけどね~」

一麻

「なん……だと……」

 

 まさかの返しがきたよ。これは流石の僕も予想外です。

 そういえばこの世界にもありましたね。例のアレ。

 まあタイトルはドラグソ・ボールなんですが。主人公は空孫悟(そらまごさとる)だっけ?

 じゃあ宇宙の帝王様の名前はどんな風に改名されてるんだろう。

 いや待て、落ち着け。そんなことを考えてる場合じゃない。

 落ち着いて……とりあえず目の前のフリーサ様を観察するんだ。

 容姿は木場ちゃんと違って髪は伸びてない。胸も大きくない。

 原作との違いは服装と中性的な顔ぐらいなもんか?意外と変化がない。

 フリーサ様はスレンダー美少女。はっきりわかんだね。

 まあそんなことがわかったところで意味はないけどな!

 

フリーサ様

「さて、おふざけはこの辺にして……そろそろここの家の人のことについて教えてくれない?」

 

 僕との語りは飽きたのか、フリーサ様は懐から銃と剣の鞘を取り出した。

 あれは原作で使っていた正式名称不明の武器……!

 

フリーサ様

「僕ちゃんそれほど気が長い方じゃないのよ、早く教えてくださいな!」

 

 剣の鞘から光の刃が出てきた。これどう見てもビームサーベルだよね。

 これらを見て、俺が言いたいことはたった一つだぜ……フリーサ様。

 

一麻

「超かっこいい!ねえねえ触らせて!」

フリーサ様

「え?……あ、わかる?この武器の良さがわかっちゃう?流石だね~!」

 

 どうやら触れてもOKらしい。関係者以外触れちゃ駄目だとかはないの?

 まあせっかくなので俺は遠慮なくフリーサ様の持つ武器に()()()

 ……うん、やっぱり外見だけはかっこいいね。量産型の武器だけど。

 充分に堪能したところで、そろそろシリアスになってやるか。

 

一麻

「ところで、貴方はこの家の主の行方を知りたいんだったね?」

フリーサ様

「そうでござんす」

一麻

「フッ……残念ながら教えてあげられないよ。どうしても知りたいのなら、僕を倒すしかない」

 

 ここで契約者の居場所をバラしてしまえば、せっかくの計画が水の泡だ。

 俺は無駄な努力は嫌いなの!だから絶対に教えない。教えてあげない。

 僕の答えに気を悪くしたのか、フリーサ様は再度両手に武器を構える。

 

フリーサ様

「じゃあ半殺しにして聞き出すしかねぇですわ。恨まないでちょーよ!」

一麻

「あら、半殺しで許してくれるの?」

フリーサ様

「そりゃあ僕ちんも美少年を傷付けるのは罪悪感が湧いちゃう~みたいな?」

 

 うわぁ。こんな外道神父……じゃなくて、こんな外道シスター相手にも効果あるんか。

 最近僕自身のショタの魅力が恐ろしくなってきました。自分自身のことなのに。

 このまま順調に行けば、ライザー眷属全員寝返らせるとかも可能かもしれんね。

 やばい、人生ハードモードかと思ったら予想以上にイージーだったでござる。

 

一麻

「フフフ……親切心どうも。意外な部分を見たことだし、始めようか?」

フリーサ様

「僕っちは優しいから先制は…………ん?そういやアンタ誰?」

 

 あれ?自己紹介してなかったっけ?僕ってばうっかりさんだなぁ☆

 フリーサ様だってしたんだし、ここは僕も自己紹介するべきだね。

 僕は姿勢を正し、少し頭を下げながら自己紹介をした。

 

一麻

「兵藤一麻でございます」

フリーサ様

「オッケイ、そんなわけで一麻くんに先制攻撃を譲って差し上げまっせ。レディーファーストならぬボーイファースト♪」

一麻

「ボーイの反対はガールだよ?」

フリーサ様

「細かいことは気になさんな!さあ先制どうぞ!」

一麻

「それじゃあ遠慮なく……」

 

 あーあ。やっちまった。この僕に先制攻撃を許すとはね……愚かな選択をしたよ。

 ならば見せてやろう、超ベジー……じゃなかった。兵藤一麻の圧倒的パワーを!

 

一麻

「いざ、尋常に……勝負じゃーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一麻

「マリオゴルフでーーーーー!!」

 

 僕は両手に64のコントローラーを持ちながら宣言した。

 一体いつから……もうふざけないと錯覚していた?

 そろそろシリアスになってやる。(もうふざけないとは言ってない)

 そもそも勝負の内容なんて元から決めてないし、決めなかった相手が悪い。

 つまりゲーム対決をしてもおかしくはないというわけだぁ!

 ちなみに64本体とかカセットとかコントローラーとかは万物召喚(ツール・ウェアハウス)で出しました。

 

フリーサ様

「……はい?」

 

 流石に帰ってはくれないか。帰ってくれたら凄い楽だったのに。

 まあいい、若干後悔しているが、反省はしていない。このまま押し切る!

 フリーサ様をゲームに誘ってみせる!絶対に!(謎の使命感)

 

フリーサ様

「流石にそれは予想外ですわぁ……無論、却下で」

一麻

「そっか。まあ仕方ないか、こんな子供に負けたとなれば恥だもんねぇ?」

フリーサ様

「あ、挑発しちゃいますか?それじゃあ乗らないわけには参りませんよなぁ!?」

 

 ふはははは!フリーサ様陥落!後は一緒にゲームを楽しむだけだぁ!!

 ……ノリでマリオゴルフ対決にしちゃったけど、あんまりやったことないんだよね。

 これは全力で行かざるを得ない!ぶっちゃけテニスにすればよかったと後悔中。

 今更別のゲームに変えるわけにも行かないので、二人で対戦をしました。

 僕も帝王様も中々の負けず嫌いで、結局姉さんがくるまでプレイしてましたとさ。

 うん、自分でも一誠がくるまで人様の家で外道さんと一緒にゲームしてるのはどうかと思う。

 だが俺は充分満足したので謝らない!いやぁ楽しかった。(笑)




 第六話にしてやっと外道さん登場。
 結構カットしてるくせに遅い気がしなくもない。

 でも信じられるか?
 レイナーレどころか、カラワーナ以外の堕天使3人がまだ未登場なんだぜ?

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