めっちゃ可愛いショタが行くハイスクールL×G   作:ロック大佐

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 フリーサ様戦を書くのに3~4週間掛かりました……。(小声)
 後半部分を書くのにそこまで時間は掛かってないです。
 原作と違う展開を書くのが、バトルに入った瞬間ここまで難しくなるとは……。

 次回はほぼ完成しているような状態なので一週間後に投稿予定!お楽しみに!


大事な部分は凄い簡単に終わる、はっきりわかんだね

イッセー

「一麻、ちゃんと依頼主さんと遊べて……て、その格好は神父か!?」

フリーサ様

「神父じゃなくてシスターなんですけどぉ?」

一麻

「中世的な顔立ちだからなぁ……」

 

 僕が暢気にフリーサ様(悪魔の敵)と遊んでると、悪魔の姉さんがやっときた。

 イッセー姉さん!もう僕待ちくたびれたよ!

 もうゲームやりすぎて指が筋肉痛だぜ……!(大嘘)

 俺の冗談はともかく、フリーサ様がゲームを止めて立ち上がり、我が姉に体を向けた。

 どうやら楽しいゲームタイムは終わってしまうようだ……。

 

フリーサ様

「気を取り直して……私様はシスター!少女シスタ~♡」

イッセー

「…………」

 

 フリーサ様は突然歌い始めた!イッセーは困惑している!

 現状を説明するとこんな感じかな。

 これでイッセーを一時的に無力化、まともに動けるのは僕だけ……。

 

フリーサ様

「ムカつく悪魔をぶっ殺し~♪キュートな僕が高笑う~♪」

一麻

「僕らと一緒にゲームして~♪仕事を忘れて遊ぼうよ~♪」

 

 まともに動けるからと言って、まともな行動を取る必要はないよね。うん。

 というわけで便乗して歌いまーす!俺の歌を聴けぇ!!

 割り込んできた僕に驚いたのか、フリーサ様は歌を中断した。

 

フリーサ様

「そうしたいのは山々なのですが、私ちゃんは悪魔を殺す仕事があるんだよね~」

一麻

「知るかバカ!そんなことより対戦だ!」

 

 僕は64コントローラー片手にフリーサ様に近寄ろうとした。

 しかし、イッセー姉さんが僕とフリーサ様の間に割り込んだせいで近づけない!

 おのれイッセー、僕の邪魔をするとは……。

 

イッセー

「一麻!早くそのわけがわからないシスターから離れろ!」

一麻

「姉さん……」

フリーサ様

「心配しなくても、一麻きゅんを人質にしたりはしないでござんすよ?まあ例え一麻きゅんの姉でも悪魔ちゃんはぶっ殺し確定だけどねぇ!」

 

 フリーサ様が武器を取り出すと同時に、姉さんも篭手を出した。

 突然のシリアス発生!僕は困惑している!これ完全に戦闘態勢だよね。

 あれ、さっきまでのほんわかギャグ空気はどこに行ったの?

 やっぱりシリアスの魔の手からは絶対に逃れられないの?

 ……いや!まだ諦めるべきではない!今からでも遅くはないはずだ!

 僕は召喚した64を消して魔力を補充してから姉さんに話しかけた。

 

一麻

「姉さん、ここは僕に任せてくれないかな?」

フリーサ様

「ん?一麻きゅんがお相手でしょうか?まあ僕ちゃんはそれで一向に構いませんが?」

一麻

「僕も自分の力を、万物召喚(ツール・ウェアハウス)を試してみたいんだ」

 

 彼女は序盤の敵だ。我が能力の絶好の試し相手となるだろう……。

 とかかっこつけてるけど、シリアスを壊したいだけなんだよねー。

 まあ自分の神器を試したいってのも嘘じゃないけどさ。

 

イッセー

「……わかった。でも危なそうだったらすぐに助けてやるからな」

一麻

「姉さんだってまだまだ初心者でしょうに……」

 

 ぶつくさ言いながら僕はいつでも武器を召喚できるように構える。

 さぁて、初陣は華麗なる勝利で飾りたいものですが……。

 

フリーサ様

「糞悪魔くん殺しの準備体操、始まるよー!」

 

 彼女はよいしょという感じで体を動かしている。

 ……たかが人間一人に体操の必要性はあるんですかね?(疑問)

 あんなギャグキャラ気質な感じでも、中身は戦いの天才だからね。()()()

 まともにやれば瞬殺は免れない……はず。うん。

 何故か適当に戦っても勝てる気がするのは気のせいだと思う。

 

フリーサ様

「さぁ武器を構えて、準備はいいかな~?」

一麻

「いいともー!」

 

 元気よく返事をすると、フリーサ様は素早く間合いを取った。

 さて、僕にとって初めての戦いとなるわけですが……。

 実はもう召喚するものは決まってたりする。

 

一麻

「万物召喚!光剣&祓魔銃(はぐれ神父の武装)!」

 

 右手にビームサーベルを、左に合法銃を召喚した。

 流石にフリーサ様もこれには驚いたようだ。もっと驚け~!

 

フリーサ様

「私様の武器を!?ということは神器所有者か!」

一麻

「そうだよ、僕の神器は触れたことがある物体を魔力を消費することでいつでも取り出せるのさ」

 

 漫画に触れれば、漫画の中の道具でさえ出せるんだからとんでもないよね。

 でも強力な道具ほど魔力の消費が激しいからチートではないな。

 せめて僕の魔力がもっともっと多ければショタ無双とかできたかもしれないのに。

 

一麻

「さあ、先制攻撃と行こうか?」

フリーサ様

「んー……どうぞどうぞ。神器所有者だとしても、結果は丸見えでございますからねぇ」

 

 僕が弱そうな外見をしているせいなのか、遊ぶ前と同じように先制攻撃を許してくれた。

 フリーサ様、君の最大の弱点はその慢心だよ。

 その油断しまくった心のせいで僕に敗れ去る破目になるのさ。

 でも相手がいくら油断してるとはいえ、僕が戦いの素人であることに変わりない。

 魔王がいくら油断しても、勇者以外が勝利を手にするのは難しい。

 だからこそ、弱者である僕は策を弄して強者に勝つのだ!

 

一麻

「じゃあ遠慮なく攻撃させてもらう、よ!」

フリーサ様

「な、何ぃ!?」

 

 ふふふ……驚いてる驚いてる。そんなに僕の取った行動が意外だったみたいだね。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()のが、そんなに驚くことかな?

 ちなみに銃の方は魔力補充の為に一旦消しました。出すのが召喚なら消すのは送還かな?

 召喚したものを送還すれば召喚に消費した分の魔力は帰ってくるのは本当に便利♡

 ……さっきから召喚だの送還だの言ってるけど、実際は魔力を材料に道具を生み出してるようなもんだからこの表現は正しくない気がする……。

 まあいいか、作者がもっと的確な表現を思いつけないのが悪い。俺は悪くねぇ!

 あ、投げた光剣が弾かれた。まあ素人が武器を投げても防がれるのが当然だよね。

 でもでもでも、俺の目の前で弾いてしまったのが運の尽き。

 今、フリーサ様は僕の剣を自分の剣で弾いたことで隙を晒してしまっている。

 投げた時点で僕はフリーサ様に向かって走ってたので、その隙を突く時間は充分にある。

 剣を弾くと同時にフリーサ様が僕の接近に気が付いたようだけど、もう遅い!僕は既にあるものを召喚し、両手に持っているのだ。

 それを全力で振りかぶって思いっきり当てれば勝てる!多分!

 受けてみろフリーサ様!出せないと思ったら出せちゃった強力な武器をォォォ!!

 

一麻

「ホームランンンンンンンンッ!!!」

フリーサ様

「あぎゃあああぁぁぁぁぁ……!」

 

 カッキーン!といういい音を立ててフリーサ様は吹っ飛んだ。

 壁と天井を破壊しながら空の彼方へ消えたけど、これ後で請求書贈られたりしないよね?

 まさかホームランバットがここまでの威力を持っていたなんて予想できんかったよ。

 まあいざとなったらはぐれシスターが壊したってことにしておけば大丈夫でしょう。

 

一麻

「初めての実戦で勝利できたよ!お姉ちゃん褒めてー!」

イッセー

「ぐはぁ!?」

 

 ついでに姉さんもKOした。理由は特にない。

 初めての実戦がこんなあっさりで大丈夫か?大丈夫だって安心しろよ~。(確信)

 ホームランバットを送還して魔力を回復すると、タイミングを見計らったように魔法陣が出現。

 紋章とか見ても誰かわかんないけど……十中八九リアス部長でしょう。

 予想通りというべきか、魔法陣の中から部長とその眷属達が出てきた。やっぱりな。

 

木場

「イッセーくん!一麻くん!助けにきたよ……あれ、敵は?」

イッセー

「外道シスターなら一麻が神器を使って吹っ飛ばしたぜ!」

 

 おいおい、その言い方だと僕が神器をフル活用して俺TUEEEE!したみたいじゃないか。

 あれでも結構ギリギリだったんだからもっと詳しく説明してホラ。

 

朱乃

「あらあら……うふふ」

リアス

「無傷で教会の者に勝てるほど強力な神器なの?」

一麻

「さぁ?そもそも神器自体あまり見たことないから何とも言えない」

 

 能力面だけ見れば神滅具級に強いんじゃない?

 まあ人間の魔力でできることなんて高が知れてるけど。

 でも僕は人間をやめないぞ!リーアたんッ!

 

小猫

「一麻先輩が無事でよかったです」

木場

「助けにきたのに、出番なしで終わっちゃったかな?」

 

 フリーサ様はお星様になってしまったので木場くんと小猫ちゃんの出番はありません。

 まあこれくらいの原作ブレイクなら大丈夫だよね。うん。

 というわけで早く帰宅しよーぜー。もうこの家にいるのも飽きちまったよ。

 玄関へ向かう前に帰宅の挨拶しようと口を開いたその時、朱乃さんが険しい表情になった。

 

朱乃

「部長!堕天使が一人、はぐれ悪魔祓いと思わしき人間が複十数近付いてきますわ!」

 

 ……そういえばそんなのもありましたね。油断してたぜ。

 これはどっちみち逃げるしかないけど……僕はどうなるんだろう?

 だって転移魔法陣って部長とリアス眷属しかジャンプできないはずだし……。

 

リアス

「……朱乃!ここへジャンプする時に使用した魔法陣で戦線離脱するわよ!」

イッセー

「ちょっと待ってください!その魔法陣って人間の一麻は転移できないんじゃ!?」

リアス

「安心しなさいイッセー。帰る時も考えて()()()()()()人間も一緒にジャンプできるわ」

木場

「一回限りの特別な魔法陣なんだ。だから一麻くんも一緒にワープできるよ」

 

 へー、そんなこともできたのか。

 まあ原作でもキャスリングの時にイッセーを連れてってるからできても不思議じゃないか。

 しかし惜しいな、()()()()()()ってのがなれけば万事解決だったのだが……。

 これは腹を括るしかないか。僕は壁にある押入れを開け、そこからあるものを取り出した。

 

一麻

「連れて行くなら、僕じゃなくてこの人を連れてってくれないかな?」

イッセー

「こ、この人は……?」

一麻

「姉さんの依頼主さんだよ。今は眠ってるだけで死んでないから安心してね」

 

 そう、これこそが僕の計画。名付けてモブの依頼主さん救済作戦!

 この依頼主さんが救済されてる二次SSってほぼなかった記憶しかねぇ。

 なんで原作知識で死ぬのわかってるのに皆助けないんだろうね?

 まあ魅了チートもどきを持つ僕でもかなり面倒だったからなぁ……。

 楽したいなら助けない方が断然いいんだろうけど、やっぱり死体を見るのは嫌だよ。

 え?なんで依頼主さんが寝てるかって?どうせ悪魔祓いのことを言っても信じないだろうから寝かしつけました。

 え?ならどうやって寝かせたかって?よくぞ聞いてくれました!

 それはそれは長い話になるのだが……。

 

リアス

「……なんで寝てるのかしら?」

一麻

「僕が眠らせたからです」

 

 ちょうど部長も聞いてきたことだし、依頼主さんのことについて話そう。

 あれは確か三十六万……いや、数時間前だったか。

 

 

 

 

~ 突 然 の 回 想(地の文はほぼないので注意) ~

 

 

 

 

一麻

「ピィィィィンポォォォォォォォォン……」

依頼主

「……口でピンポンなんて言う人は初めて見たよ(困惑)」

一麻

「本物の方も鳴らしたからいいじゃないですか。貴方が一誠さんの依頼主さん?」

依頼主

「そうだけど……君は?」

一麻

「あ、どうも!僕は暇してるだろうから遊びに行けと言われたかずたんです☆」

依頼主

「か、\カワイイ!/」

一麻

「僕を家に入れる意志を見せなければ、僕は貴方を萌え死させるだけだぁ!」

依頼主

「もちろん家に入れるさ!ところで、昼食でもどうだろうか?」

一麻

「イイナァ!というわけでお邪魔しまーす」

依頼主

「自分の家だと思っていいからね」

 

 ぱくぱくもぐもぐ……。

 

一麻

「本当に美味しかったね、依頼主さんの作った昼食ね~」

依頼主

「そう言ってもらえると料理した側としても嬉しいよ」

一麻

「でもちょっと疲れたんとちゃう?」

依頼主

「いやいや、全然疲れてなんかないさ」

一麻

「嘘付け絶対疲れてるゾ。料理は体力勝負だってホモも言ってたし」

依頼主

(ほも?変な名前だなぁ……)

一麻

「というわけで、よかったら僕の持ってきた紅茶でも飲んでください」

依頼主

「ありがとう。疲れてはないけど、ちょっと暑くなってたからね」

 

 ゴクゴクゴク……ぷはぁ!

 

一麻

「いい飲みっぷりですね」

依頼主

「そうかな?」

一麻

「姉さんとも仲良くしてくれると嬉しいです。姉さんがきた時はよろしくお願いしますね」

依頼主

「もちろん!もしかしたら常連にな──」

 

 バタン!

 

一麻

「……よし!(適当)」

 

 ホモの紅茶を飲んでから眠るまでの間、わずか5.20秒!

 

一麻

「やっぱ、出張料理人(中野くん)に飲ませる……ホモコロリを、最高やな!」

 

 

 

 

~回想終了~

 

 

 

 

一麻

「──というわけなんだ」

リアス

「え、何それは……?(困惑)」

 

 まあ当然困惑するよね。なんで眠らせたのかが謎だし。

 でも説明はする気はないし、する時間もない。

 いいのかなー?このままのんびりしちゃってさ。襲撃されても知らないぞ?

 ほれほれ~朱乃さんがかなり焦った顔をしてるぜ~?

 

朱乃

「部長!あまり時間はありませんわ!」

リアス

「……そうね、今は一刻を争うわ」

一麻

「さあ早く依頼主さんを連れて行って!」

リアス

「で、でも貴方はどうするの?」

 

 そう!そこなんだよねぇ……はっきり言って襲撃者を全員返り討ちとか夢のまた夢さ。

 僕の魔力量のせいで神器でできることは高が知れている。

 つまり生き延びられる可能性はかなり低いと言ってもいいだろう。

 ……ただし、それは俺以外の人物だったらという話だがな!

 

一麻

「以前、堕天使に襲われた時に僕は攻撃されなかったんだ。つまり堕天使の連中にとって僕は利用価値がある必要な人材である可能性が高い。なら殺される可能性が僕達の中で最も低い!」

朱乃

「部長、一麻くんは殺されませんわ。信じましょう」

 

 朱乃さんにも確信があるのか、説得に協力してくれた。

 その確信の内容が「だって可愛いから」な気がするのはきっと気のせいじゃないはず。

 まあ事実だから仕方ないね!だって僕は俺でもうっとりするほど可愛いし。

 

木場

「部長、気持ちはわかりますが依頼者さんを置いていくわけにもいきません。ここは一麻くんに従いましょう」

リアス

「…………わかったわ。一麻、待っててちょうだい。必ず貴方を助け出してみせる!」

小猫

「私も全力を尽くして助け出します。一麻先輩、グッドラックです」

 

 いやぁ、皆から心配そうな顔で心配されるのは嬉しいものがあるね。

 でもここまで好感度が初期から高いと逆に心配になるな。原作の流れ的な意味で。

 わりとマジで大丈夫かしら、後々この好感度の高さが原因で原作崩壊とかないよね?

 帰還する準備が終わったらしい皆がさあ帰ろうとなった瞬間、姉さんが叫んできた。

 

イッセー

「一麻!絶対に死ぬなよ!」

一麻

「もちろんさぁ!いってらっしゃーい!」

 

 僕は挨拶付きのお見送りをした。当然手を振るのも忘れない。

 ……彼女達が消える瞬間、朱乃先輩が鼻血を出してたのも忘れられそうにない。

 もしかしなくてもここの朱乃さんは重度のショタコンなのかね……元からなのかこの世界限定なのか。

 原作でもそうだったらもう完全に変態だと思考したその時、ホームランバットで開けた穴からゴスロリ少女が現れた!

 こ、この金髪ツインテールを俺は知っている!このノリがよさそうな堕天使を知っている!

 

ゴスロリ堕天使

「初めまして、私はミッテルトと申しますの。以後よろしく」

一麻

「よろしくー。それと、別に硬くならんでもええで?」

ミッテルト

「あ、そう?ならウチの喋りやすいように喋らせてもらうっスよ」

 

 ミッテルトちゃんキタ━━(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)━━!!

 黒色のゴスロリに堕天使の羽が似合ってて可愛い!

 丁重にお辞儀しながらの挨拶も似合ってるよ!自然体も似合うぜ!

 しかもガーター属性も小悪魔的性格という属性も持っている!これは素晴らしい。

 俺のショタの容姿の可愛さも負けてないがな!僕の可愛さは世界一ィィィ!!

 二人目はミッテルトちゃんだとすると、次に会うのは誰なのかしら?

 やっぱりレイナーレさんだったりするのかな。

 

ミッテルト

「オホン……一麻、アンタにはウチらと一緒にきてもらうっス」

一麻

「ええよ」

ミッテルト

「ちなみに拒否権は……って、そんなあっさりと!?」

 

 いや、だってそのつもりで残ったんだし。何かおかしいかね?

 まあ誘拐すると言ったらOK出ちゃったって感じだろうからビックリもするか。

 

ミッテルト

「……まーいっか。手荒な真似をしないで楽に連れて行けるんならむしろ大歓迎だし」

一麻

「あんまり痛くしないでね?」

ミッテルト

「もっちろん!お姉さんに任せなさーい!」

 

 こうして僕はゴスロリ堕天使のミッテルトに誘拐されちゃったのだ。

 ね、殺されなかったでしょう?僕の目論見は大成功!やったね。

 さてさてさて、どうやって脱出するかねぇ……簡単にはいかないだろうな。

 いっそのことアーシアちゃんと一緒に救出されようか?それが一番よさそうな気がする。

 …………あれ?そういえば結界担当のアーシアちゃんの姿が見えないぞ?どこ行った?




 アーシアちゃんは吹っ飛んだフリーサ様を追いかけて行きました。
 なので今回は出番なし。ラッキースケベを期待してた方はすまへん。

 ミッテルトの語尾である「ス」「っス」がたまに取れるのは仕様です。
 アニメでも語尾が抜けてることがよくあるし……。
 なので基本的にエスカルゴン閣下をイメージしてください。



 前々回と今回召喚した武器一覧

『聖剣ドンパッチソード』
 一麻が初めて召喚した伝説の聖剣?切れ味はエクスカリバー以上。
 ただし、魔力量が足りなかった為に弱体化された状態で召喚されたようだ。
 この世界では魔剣ダイコンブレードの影響か、聖剣となっている。

『魔剣ダイコンブレード』
 封印されるほど強力な魔剣。攻撃力は聖剣ドンパッチソード以上らしい。
 やはり弱体化されていたが、それでも並の魔剣以上の切れ味を誇る。
 外見は完全にただの大根。ドンパッチソードもネギにしか見えないが。

『光剣&祓魔銃』
 とあるシスターの武器に触れて出したもの。召喚時の魔力消費が比較的少なめ。
 特に活躍の場面はなし。これから先、活躍する機会はあるのだろうか?
 ちなみに武器の名前は一麻が命名した。だって本来の名前を知らないんだもん。

『ホームランバット』
 非力な者でもフルスイングで殴れば天の彼方まで吹っ飛ばすことができる。
 ただし、吹っ飛ばせたからと言って倒せたか、殺せたかは別問題。
 根元に当ててもあまり飛ばないが、先端に当てれば凄い吹っ飛ぶ。

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