めっちゃ可愛いショタが行くハイスクールL×G   作:ロック大佐

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 今回はいつも以上にシリアスになったなぁ……まあ仕方ないと言えば仕方ないけど。
 バトルになるとギャグがやりにくくなってしまう……ぐぬぬ!
 今はまだシリアスしてるが、すぐにギャグ祭りに上げてやる……!


D×Dの二次創作ではよくあること

 兵藤一麻だお。今回も張り切っていくお!

 前回のマ……あらすじ、ショタコンに脱がされそうだった。以上。

 まったく、こんな可愛いショタを脱がそうとするとは何事だ!

 必殺の拳骨を食らわせることによって脱衣状態になるのは回避できたけどね。

 え?どうやって拳骨を食らわせたかって?実は僕ももう駄目かと思ったんだよ。

 でも二人に脱がされそうな時に俺を拘束していた魔法陣が消えたんだよね。理由は知らん。

 拘束がなくなった僕は容赦なく変態どもに拳骨を繰り出した、というわけだぁ!

 拳骨を食らった二人はおしおきとして正座している状態である。

 正座も美女がすると絵になるような、ならないような。

 それはともかく、無理矢理脱がそうとするのはよくないと思いますよ!アタイ!

 

一麻

「警察に通報してやるからな~?」

イッセー

「すいません許してください!」

リーちゃん

「何でもしますから!」

 

 ん?今何でもするって言ったよね?じゃあこれ以上シリアスするのは禁止で。

 とか言っても無駄無駄なんだろうな~……もう諦めようかな?

 いや、諦めちゃ駄目だ!そこで諦めたらギャグ終了だ!諦めんなよ、お米食べろ!

 

アーシア

「あの……イッセーさん、フリーサさん、大丈夫ですか?」

イッセー

「お、おう。まだ少し痛いけど大丈夫だ」

リーちゃん

「大丈夫大丈夫。僕ちゃんはこう見えても頑丈だから平気のへっちゃんでござんす♡」

 

 ……あ、アーシアのことをすっかり忘れてた。

 未だ鎖に拘束されているのに文句一つ言わないとは、地味に凄い。

 俺なら早く助けて!って文句言っちゃうなー。

 じゃけん思い出したからには救出しましょうね!

 鎖と十字架を何とかしようと、僕はアーシアに近付く。

 そして拘束を外せるような道具の記憶を掘り起こし始めた。

 ……鎖に錠前が付いてるから最後の鍵で開けれるかな?

 試しに召喚……む、かなり魔力を失った気がする。てか失った。(断言)

 戦闘には役に立たないとはいえ、流石に最後の鍵ともなると消費も激しいか。

 そうそう、万物召喚は武器じゃない道具は比較的安価で召喚できる。

 なんで武器になると消費が激しくなるのかは不明だけど……まあ何でもいいか。

 

一麻

「今から鍵を外すから気をつけてね」

アーシア

「はい!」

 

 うん、いい返事だ。良い子のアーシアの為にも早く最後の鍵を使おう。

 錠前の鍵穴に最後の鍵をブスリ♂と挿……入れて、回して解錠……できない!?

 何度鍵を回しても鍵が開く気配がない。まさか特殊な方法じゃないと無理なのか?

 例えば光の玉を使用してから十秒以内に解錠するとか。

 

リーちゃん

「回す方向が逆なだけじゃね?それ」

一麻

「え?…………あ、開いた」

 

 回す方向が逆だっただけかい!畜生、ちょっとだけ恥ずかしいぜ。

 確かに最後の鍵はどんな鍵でも開けれる。

 でも肝心の開け方が間違ってちゃどんなに頑張っても開かないわな。

 

イッセー

「開け方を間違えちゃって軽く赤面してる一麻ハァハァ」

一麻

「ほう、この最後の鍵をケツの穴にぶっ刺されたいと?」

イッセー

「それは勘弁!後ろの初めても一麻に捧げるんだからな!」

 

 後ろでギャアギャア騒ぐ姉さんは無視するに限る。ああいうのはほっとくのが最善の策だよ。

 僕はアーシアを拘束する鎖に未だ引っかかったままの錠前を外した。

 すると鎖は一気にジャラジャラと外れ、アーシアが開放されたのだ。

 ……ちなみにアーシアは地面から離れた状態で拘束されていた。

 そしてアーシアの落ちる先には当然錠前を外した体勢のままポカンとしてる僕がいるわけで。

 つまりこのままだとアーシアのお腹にアイアンヘッドが発動してしまう!

 僕はアーシアを受け止めようと後ろに一歩下がり、両手を広げた。

 今にして思えば、ラッキースケベ持ちのアーシアにこんなことをするのは自殺行為だったけど。

 僕の予測通りアーシアは腕の中にすっぽりと納まったが……ズキュゥゥゥン!!!

 

アーシア

「ん!」

一麻

「む!」

 

 アーシアの顔は僕の顔に突っ込んでくる!その勢いのままに僕は唇を奪われた!

 

イッセー&リーちゃん

「「や、やった!?」」

 

 流石アーシア、僕達にできないこと(ラッキースケベ)を平然とやってのける!

 そこに痺れないし憧れない。よくも僕の唇を奪ってから今度はショタボディを味わう気だな!?

 味わう気がないというのなら早く唇を離しんしゃい!

 

リーちゃん

「はい、そこまでー!私様を差し置いてチュッチュするの禁止ィ!」

アーシア

「ぷはぁ!す、すみません!」

イッセー

「おのれラッキースケベめ……俺も欲しい!」

一麻

「絶対姉さんには与えちゃ駄目なやつじゃん、俺が許さんわ!」

 

 そう言い放つと心底絶望した顔で地面に手を付いた。

 ムシャクシャしたのか、姉さんはチクショー!と叫びながらわざわざブーステット・ギアを出して地面を思いっきり殴り付けた。ズゴォォォォン!!と。

 そのあまりの衝撃に天井からパラパラと砂……埃?が落ちてくる。

 ……ちょっと待って!確かに篭手出してるけど倍加はまだだよね!?

 それで部屋全体を揺らすほどの威力の拳って強化されすぎとちゃう?

 

イッセー

「あれ、こんなに力あったっけ?俺」

リーちゃん

「ブァーカ!今のはどう考えても糞悪魔くんの力じゃねぇだろ!」

 

 ですよねー。この時点でここまで一誠が強かったら堕天使勢涙目ですしおすし。

 一誠自身もびっくりしたまま固まってるしね。これで一誠の仕業だったらビビる。

 となると、考えられる可能性は一つだけかな。

 

アーシア

「で、でしたら今の揺れは?」

一麻

「僕の予想が正しければ、上で何かがあったんだと思う。多分」

イッセー

「ということは、木場と小猫ちゃんの身に何かが!?」

 

 姉さんの発言が正しければ、未登場のレイナーレVS木場&小猫コンビの戦いが繰り広げられているはず。

 さっきの揺れは二人がその戦いに勝利した音なのだろうか……いや、きっと違う。

 イッセー姉さんも僕もまともに戦ってないのに決着が付くはずがない。

 ということは木場ちゃんと小猫ちゃんがやられたというのだろうか。

 いや、そもそも良くて中級の下、悪くて下級の中くらいの実力しか持たないレイナーレが()()()()()()()()()()()を持っているのか……?

 答えは断じて否、神器を持ってないレイナーレにそんなことができるわけがない!

 つまり第三者の介入と見た方が自然だ、この予測が正しければマジで仲間達(木場と小猫)が危ない!

 

一麻

「ただ事じゃあなさそうだ……姉さん!聖堂に行こう!」

イッセー

「おう!……ん?なんで木場と小猫ちゃんが戦ってる場所が聖堂だってわかったんだ?」

 

 ギクゥ!し、しまった。原作知識が仇となったか……。

 こういうところは原作知識持ちの欠点とも言えるな。

 下手すると良くて予言者扱い、悪くてスパイの疑惑をかけられてしまう。

 とりあえず適当な説明で誤魔化しておくか。今は時間をかけられないし。

 

一麻

「カラワーナって堕天使にアーシアちゃんが聖堂のどこかにいるってことを教えてもらったんだよ。イッセー姉貴が乗り込んできたならその聖堂で戦闘になる確率は非常に高いと思ったからね。それより急ごう!」

イッセー

「そうだな!早く行こうぜ!」

 

 よし、上手く誤魔化せたようだ。よかったよかった。

 ……あ、誤解なきように言っておくけど嘘じゃないよ?

 アーシアがどこにいるのか聞いたら聖堂のどこかだって言ってたのは本当。

 地下があることとかは聞かされてないけどな!でも嘘は言ってないでしょう?

 つまり真実を多くは語らずに相手を誤解させる戦法よ!完璧だろう?

 

リーちゃん

「僕チンも行くぜぃ!一麻っちを見捨てるわけにはいかねぇ!」

一麻

ベネ(よし)!二人とも俺に付いてこい!……ただしアーシア、てめーは駄目だ」

 

 それを聞いたアーシアは自分も行くつもりだったらしく、先程のイッセー姉さんと同じように崩れ落ちてしまった。

 いや、だって回復役を前線に連れて行く人がどこにいるよ?

 動けないレベルの重傷者がいる時でもない限り基本的に連れて行かないでしょ。

 その回復役が戦えるなら別の話だけど、アーシアはどう見ても戦えないしねぇ。

 

一麻

「今は逆にここにいた方が安全だと僕は思う。だから付いてきちゃ駄目だ」

アーシア

「…………わかりました、私が行っても足手まといにしかならないのですね」

 

 お、意外に話がわかるじゃん。もっとごねると思ってたんだけどな。

 まあ本人が納得してるなら好都合。このまま地上へレッツゴーしようか。

 さあいざ駆け出そうと足に力を入れると、アーシアが話しかけてきた。

 

アーシア

「必ず、無事に帰ってきてください!」

一麻

「うん、行ってくる!姉さん、リーちゃん、行くよ!」

イッセー

「ああ!」

リーちゃん

「OKOK!」

 

 僕達は地上へと通じているであろう扉を開け、上り階段を駆け上がって行った!

 まあ地上へ通じてるのは確実でしょう。姉さんが入ってきた扉だし。

 というか扉がこれ以外ないのよね。トイレすらないのはどうかと思った。(小並感)

 まあそれは重要じゃないから捨てといて、この階段は長いと思いきや短い。

 十秒も経たぬ内にゴールの出口が見えてきたのだ。ちょっと短すぎない?

 

一麻

「あまりの短さにちょっと拍子抜けですよ……」

リーちゃん

「あんま長いと面倒だし、いいんじゃね?」

 

 それもそうだね。ここは設計者さんに感謝しておくべきか。

 変に長く作られても堕天使達とはぐれ悪魔祓いの皆さんが疲れちゃうもんね。

 出口がかなり近くなったところで、姉さんが警告をしてきた。

 

イッセー

「上では戦いになると思うけど、一麻は戦わなくてもいいんだぞ。悪魔じゃないんだからさ」

一麻

「戦うか、戦わないかは僕が決めるよ。誰に何と言われようともね」

 

 俺の万物召喚で勝てそうになければ全力で帰らせていただく。

 逆に勝てそうなら戦うけどさ。でも人間の俺がどこまでできるか……。

 まあ、全ては敵の強さをチェックしてからになる。そこからどう行動するかを考えよう。

 果たしてどんな敵が待っているのかと少しワクワクしながら、僕達は聖堂へと姿を現した。

 そして、僕達は驚くべき光景を見ることになる!

 

木場

「…………」

小猫

「はぁ……!はぁ……!」

 

 木場ちゃんと小猫ちゃんが追い詰められていた。

 まあこれは予測できていたよ。はっきり言ってさっきの振動は敵のだと思ってたからね。

 流石に木場が戦闘不能になってたのは予想外だけど。

 でも、倒れている木場よりも小猫ちゃんに肩を貸している人物がどう考えてもおかしい。

 何故、()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

レイナーレ

「こうなることは、予想できていたわ……止められなかった私の失態よ……」

 

 レイナーレと小猫は僕達に気付いた様子もなく、視線を一点に集中させている。

 その視線の先には見覚えのある堕天使がいた。

 もしかしなくてもその堕天使こそが先程の地震を起こした張本人だろう。

 

レイナーレ

「やっぱり裏切ったわね……ドーナシーク!」

ドーナシーク

「裏切ったとは失礼な。私はより素晴らしい作戦を思いついただけだ」

 

 ……なるほど。あのアホだけ女体化も男の娘化もしてなかった理由はこれか。

 堕天使糞親父がボス敵になるからだったのか!

 

一麻

「まーある程度は予想してたんだけどねー」

イッセー

「そうなのか?」

一麻

「だって見るからに胡散臭い格好だもん」

リーちゃん

「僕っちにとっては完全に予想外な展開ですわ……一麻くん天才スギィ!」

 

 イーチジークさんは渋いおじ様的な雰囲気だけど、同時に変態の雰囲気も纏ってるし。

 はっきり言って何かを企んでるようなその笑みが気に入らない!男だから尚更!

 つまりこの展開はまたとないチャンスなのだ。あのセクハラおじさんに散々痴漢されそうになったことの復讐が合法的にできるということなのさ!俺におじ様趣味はねぇ。万物召喚の実験台にしてやるから……覚悟しやがれ!

 そんな俺の思いが届いたのか、それとも会話が聞こえたからなのか、この場の全員がこちらを向いた。

 

ドーナシーク

「おっと、これはこれは……主役のご登場というわけか」

レイナーレ

「そ、そのお姿は……まさか一麻様!?」

小猫

「一麻先輩!?こ、こっちへきちゃ駄目です!」

 

 ……おい、一麻様ってなんだ一麻様って。俺はいつ王様になったん?

 とか何とか言ってる場合じゃねぇ!戦闘準備をしねぇと!

 このままいつまでも突っ立ってるわけにはいかないしな!

 ……まあそれはそれで面白そうだけど。今は自重してやろう。(上から目線)

 僕はレイナーレの発言にポカンとしてる二人に喝を入れて神器を出す。

 

一麻

「ツール・ウェアハウス!」

イッセー

「ブーステッド・ギア!」

リーちゃん

「すんごい仲間外れ感~……」

 

 一誠姉さんがかっこよく篭手を出してる中、神器名だけ叫ぶ僕と神器を持たぬリーちゃん。

 おのれイッセー、女性の癖にかっこいいとは何事だ!そのかっこよさを俺にも寄越せ!

 まあ僕の場合は可愛さで勝負しちゃうけどね。それなら女性にも負けない自信があるよ。

 おっと、今は競ってる場合じゃなかった。目の前のシークシーク(メーソメーソ)に集中っと。

 

レイナーレ

「逃げてください一麻様!このドーナシークは人間が勝てる相手ではありません!」

ドーナシーク

「レイナーレの言う通りに逃げてもいいぞ?後で捕まえればいいだけの話だからな」

 

 この変態ストーカーが……その髪の毛を毟ってやろうか……。

 まあ別に追いかけられようが、逃げ切った後に万全の体勢で迎え撃てばいいだけだけどね。

 万物召喚なら倒せなくても逃げ切ることはできそうだし。まあ最後の手段だけど。

 それよりも、聞いておきたいことがあるのよ。自分。

 

一麻

「逃げるかどうかは僕が決めることだよ。それよりも質問いいかな?」

ドーナシーク

「ん?何かな?」

一麻

「さっきの地震だよ、お前がやったんでしょ?一体何をしたのさ」

 

 これだけは聞いておきたかったんだ。この質問の返答次第で僕の行動は決まるからね。

 見たところドコガシンシは目立った武器を持ってるわけじゃなさそう。

 つまり武器を使用せずしてあの振動を起こしたことになる。

 もしそれほどまでに実力を強化されているのなら、勝つのは難しいかもしれない。

 だからこそ聞いておきたい、こいつがどれほど強化されているのかを!

 

ドーナシーク

「ああ、さっきのあれか。あれは確かに私の仕業だよ」

一麻

「もったいぶらずにさっさと教えろ、俺はじれったいのは嫌いなんだ」

リーちゃん

「一麻くんがご立腹でいらっしゃる……」

ドーナシーク

「怖い怖い……でも怒ったお前も可愛いぞ。質問の答えだが、これを使用したのだよ!」

 

 そう言ったドージマヌケ(バーカアーホ)は、どこからともなく小さな杖のようなものを取り出した。

 今の出し方から察するに、原作未登場のオリジナル神器か?

 だとしたら不味い、原作知識なしで戦わなくちゃならなくなる!

 流石にそれはめんどっちいから俺の勘が外れていることを祈ろうと思った。(小並感)

 

ドーナシーク

「これは人工的に生み出された神器でな、名をバーストステッキ(堕落する魔力の杖)という。効果は堕天使の放つ魔力を増大させるというシンプルなものだ……欠点は実力の低い堕天使にしか使えないし、強力になった魔力を放ってからもう一度放つのに杖の充電が必要だから連続使用不可なところだな」

イッセー

「人工的に作られた神器!?そんなもんまであんのか!」

 

 はい、無様にも俺の祈りは誰にも通じませんでしたとさ♪畜生。

 まあご丁寧に説明してくれたから大丈夫そうだが……ん?

 よく考えたら祈る相手がいなかった!神様死んでるし!人間の俺が魔王に祈るのも変だし!

 それじゃあ祈っても祈りは届かないわな……すげぇ納得した。

 祈りについては納得もしたことだし、もう一つぐらい質問しておこうか。

 既にどう行動を起こすかは決まってるけどね。情報は多い方がいい。

 

一麻

「なんで欠点までド親切に教えてくれたのかな?そこまで話すとは思ってなかったんだけど」

ドーナシーク

「どうせレイナーレが話すだろうからな。なら変なタイミングでバレるよりも最初からバレていた方がいいと思ったのだよ」

一麻

「いつバレるかわからないなら、いっそのこと最初からバラしてしまえってことね」

ドーナシーク

「そういうことだ……」

 

 これで知りたいことは一旦聞き終わったよ。

 他にも色々と知りたいことがあるけど、それは戦闘終了後でいいや。

 ……うん、既に準備は整えてある。後は実行に移すだけだ。

 

ドーナシーク

「さて、この話を聞いた一麻はどうするのかな?戦うのなら先手は譲ろう」

イッセー

「だ、大丈夫か一麻?戦えそうか?」

一麻

「ふふん、安心してよ姉さん。既に僕ができる最高の策を考えてある!」

リーちゃん

「なんと!もう作戦を思いついてるんでございますか!?」

 

 リーちゃんの言葉に僕は大きく頷く。この僕が意味もなく質問をすると思うのか!

 ごめんなさい。普通にしますわ……でも今回はちゃんと意味ある質問だったからセーフ。

 この一麻、既に策を練ってある!それも僕が最も活躍できるであろうとっておきだ!

 

ドーナシーク

「流石は一麻だ、既に作戦を練っていたとはな?」

イッセー

「そ、その作戦ってのは?」

リーちゃん

「おせーて!おせーてくれよォ!」

 

 ふふん、そんなに知りたいのなら教えてあげよう。僕も教えておきたいしね。

 聞いて驚け!まさに僕にしかできないであろう最高すぎる作戦をなぁ!

 

一麻

「もちろん教えるとも。僕の考えたとっておきの作戦、それは……!」

小猫

「それは……?」

レイナーレ

「い、一体どんな作戦が……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一麻

「逃げるんだよォ!」

リーちゃん

「ええええええええええ!?!?Σ(゚Д゚;)」

 

 俺は全速力で出口に向かって走り出した。足に手を向け、メタスラブーツを履く形で召喚して逃げられる確率を少しでも上げてからな!

 え?戦わないのかって?無理無理、中級堕天使かもしれないあれが更に神器を持ってるんだよ?

 ただの人間がどう頑張ったって真正面から挑んで勝ち目があるわけないじゃん。

 確かに神器は持ってるけど、あいつだって人工とはいえ神器持ちだぜ?

 神器を持った堕天使に真正面から挑む勇気も無謀さも持ち合わせてなんかいません!

 そして今までずっと我慢してたけど、もうこのシリアス溢れる聖堂になんかいられるか!

 俺はこのままこの寂れた教会を全力で脱出するぞ!

 

一麻

「というわけで戦闘は任せたぞー!俺は弱い人間だから足引っ張りそうだしなー!」

小猫

「………………」

 

 足手まといになるぐらいなら逃げた方がいいじゃろ?そういうことだ。

 小猫ちゃんがこっちをジーっと見つめてくるけど、見つめ返すことしかできないZE☆

 ちなみに何故メタルキングブーツじゃないかっていうと理由は二つある。

 強力だと召喚できるか不安だったのと、速すぎると制御できないかもしれないからだ。

 だからメタル装備の中で一番弱いメタスラブーツにしたのだ。

 俺にもうちょっと魔力があればなぁ……ショタ無双とかできそうなもんなのになぁ……。

 

一麻

「あれ?もうお外に出ちゃったの?速い(確信)」

 

 でもメタスラブーツでも充分だったらしく、もう教会の入口に到着してしまった。

 すげぇなメタルスライム……まあ冒険者が逃がすぐらい速いから当然の結果なのかな?

 …………さてと、ここまでくればドッカイーケが追いかけてくることは多分ないだろう。

 追うにしてもまずは姉さん達を倒してからにするはずだ。つまり()()()()()()()()()()()()

 

一麻

「見たけりゃ見せてやるよ……万物召喚(ツール・ウェアハウス)の真骨頂をな……!」

 

 さっきからシリアスばっかりでうんざりしてるんだ。

 ここから教会の全員をギャグの世界に引きずり込んでやるぜ!




 やっとレイナーレが登場しました!ボロボロの状態ですが。
 何故レイナーレが一麻に様付けしているかは後々説明が入ります。
 それまで色々とゆっくり妄想していってね!



 今回召喚した道具一覧

『最後の鍵』
 鍵穴に合わせて形を変えるというその名に相応しい強力な鍵。
 鍵穴さえあればどんな物でも開けてしまう。不法侵入ですよ!
 形しか変えないので魔力の篭った鍵でしか開かない扉とかは開けられない。

『メタスラブーツ』
 かの有名なメタルスライムの力を宿してるらしいブーツ。
 その速さは並の戦士では追いつけないほど速い。シュイーン!
 ちなみにメタル製なのでかなり硬い。防具としても使える優秀な靴。
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