東方桜咲録   作:神功

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今回はかなり自己解釈があります。


第十三話

「と、これぐらいかしら、よく来る店は。」

 

「結構いろいろ回るんだな。」

 

「此処、基本あまり私達が食べてるようなものは売ってないから結構見つけるの大変なのよ。」

 

「なるほどな」

 

店を回り終わってぶらぶら店をまわっていると…

 

「おい、今ぶつかっただろ!」

 

「すいません。」

 

「あぁ⁉︎謝って済むんなら警s、違う違う、とにかく謝って済むと思うなよ⁉︎一緒に来てもらおうか!」

 

「やめてください!」

 

不良みたいなやつが、少女を連れて行こうとしている。というか、あいつ今変なこと言ってなかったか?いや、絶対言ってただろ。なんで警察なんて知ってるんだよ。

取り敢えず止めに入らないとな。

 

「止めに行くんでしょ?」

 

「当たり前だ。おい、止めろ。」

 

「はぁ⁉︎誰だテメェ。こっちはぶつかられて怪我してんだよ。関係ないのに口突っ込んでんじゃねぇよ。」

 

あ、いいこと思いついた。

 

「あ、そうかそうかこれは悪いことしたな。これでもつけて頑張ってくれ。」

 

《懲らしめバンド》

 

「何をしやがる!」

 

「まぁ気にすんなよ。やめることをお勧めするが…。」

 

「ふん!まあいい、おいただじゃおかねぇぞ!」

 

あ、そのままやるんだ…

 

そういって少女を連れて行こうとする。すると…

 

「なんだこれ、あ、痛い痛い痛い‼︎」

 

「だから言っただろ?やめとけって。人に止められてるのにやろうとするからだ。」

 

「くっ、覚えてろよ!あ、いってぇ!」

 

悪役の定番台詞と道具の感想を吐きながら去っていった。あの道具は人に止められてる事をすると頭を締め付ける。つまり俺が止めた事をあいつがしたからこうなったわけだ。

 

「ホント桜雅の出すものは不思議なものが多いわね。」

 

「咲夜だって不思議な力持ってるだろ、それと同じだろ。と、そんなことより。」

 

「そうね。ねぇ、大丈夫?」

 

「ありがとうございます。おかげで大丈夫でした。」

 

「そうか、それは良かった。」

 

「はい!私は稗田阿求(ひえだのあきゅう)といいます。幻想郷縁起を書いているんですよ。」

 

「へぇ貴方があれを…大変ね。」

 

「いえいえそんなことないですよ。」

 

「ちょっとまて、その幻想郷なんちゃらというのはなんだ?あ、俺は神谷桜雅だ。」

 

「私は十六夜咲夜よ。」

 

「桜雅さんと咲夜さんですね。えっと幻想郷縁起ですね。私達が先祖代々書いてる幻想郷で起こったあらゆる事柄を纏めた資料なんですよ。」

 

「つまり幻想郷の歴史みたいなものか。」

 

「そんな感じです。」

 

「ん?先祖代々と言ってたけどお前の親とかか?」

 

「…それが少し違うんですよ。稗田家には「御阿礼の子」と言われる子が生まれてその本を受け継ぐんです。いわゆる転生ですね。聞くと二百年前くらいから書いているようです。まぁ、私の家系は、寿命が短く転生の準備とかいろいろしなければいけませんからあまり人としての生活を送れないんですが…。」

 

「それって辛くはないのか?」

 

「ちょっと桜雅?阿求の事も考えなさいよ。」

 

「おっと悪い。ごめん、今のは忘れてくれ。」

 

「大丈夫ですよ、桜雅さん、咲夜さん。そうですね、少しってところでしょうか。」

 

「じゃあ…」

 

「でも、それよりも私は代々受け継いだものを受け継ぐ。その事に私は誇りをもっています。だから可哀想、普通の所に生まれてくれば良かったのに、とか私や私の先祖達の存在を否定されるようなことを言われるほうが悲しいです。」

 

なるほど、なら俺が言える事は、

 

「俺はいいと思う。俺はお前がその生き方がいいのならその生き方を尊重する。そんなすごいものに自分が携われるなんてかっこいいと思うぜ。」

 

「そうね、私は自分の生き方を貫けるのはかっこいいと思うわ。」

 

「え?」

 

「ん?なんか変な事言ったか?」

 

「いえ、そんな事あまり言われた事なかったので、変な感じです。でも少し楽になった気がします。ありがとうございます。」

 

「どういたしまして。」

 

「そういえば桜雅さんは何処に向かわれているんですか?」

 

「いや、別にどうってわけじゃないけど…。」

 

「なら、寺子屋に行きませんか?」

 

「え?俺はいいけど…。」|チラッ

 

「別にいいわよ。」

 

「ありがとうございます。じゃあ行きましょう。」

 

 




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