あらすじ〜
背後には…
「あ」
そこには、笑っているけど目が笑ってないパチュリーがいた。
「桜雅、ありがとう。やっとね。」
おおう、怖いな…。目が笑ってないってマジで怖い。
「お、落ち着けってパチュリー!つ、次!絶対返すから!」
「そういっていままで何回忘れたーって言ったのかしら?」
「次本当に返すから。ここはひとつ…」
「はぁ…わかったから。次返してちょうだいね。じゃあ私は要件も済んだし研究に戻るわ。」
「ありがとうだぜー。っと、桜雅、じゃあ弾幕は撃てるのか?能力持ちで結構馴染んでるみたいだし。」
「いや、それが全くうまくいかないんだ。」
「最初はそういうものだぜ。私の予想だけど、弾幕をつくって飛ばすことまで考えてやってるだろ。」
「ああ。」
「それじゃあ一回作ることだけに集中してみるんだぜ。そしてできたら次飛ばすことを考える。それでやってみたらいけるかもしれないぜ。」
「おお、なるほど。ひとつずつ段階を踏んでってわけだな。わかった。ありがとう。」
「どうってことないぜ。桜雅の能力強そうだし。うまく行けば、幻想郷でも強くなれると思うぜ。異変解決者が保証する!」
「そりゃどうも…って、異変解決者?なんだそれ?」
「ん?レミリア達から聞かなかったのか?」
「ああ、初耳だが?」
「なら私が教えてあげるぜ!」
キング○リムゾン!
「ということだ。」
「なるほど、つまりどこかの誰かが大規模に宜しくないと思われる影響を及ぼす。これを異変。それを異変解決者ってのが解決するわけだ。」
「そういうことだぜ、というかなんで私が言ったことをそのままリピートしてるんだぜ?」
「いろいろな理由があるんだ。」
「まあいいんだぜ。」
「でも、それを聞いてると結構命が危なかったりするんじゃないのか?」
「まあ、そういう時もあるんだぜ。」
「怖くないのか。」
「ないと言ったなら嘘になるけど私もだけど博麗の巫女、霊夢はすごい強いんだ。もし危なくなってもお互い勝つと信じてる。だから大丈夫なんだぜ。」
俺は、すごいな、と感心した。俺の生きてきた世界は人を信じたら疑って、はたまた裏切ったりの繰り返しだってのに。例え便利なものがなくったって、こういう温かいものが俺を幸せにしてくれる。だからこそあの世界に戻るか、と聞かれたら、俺は断るだろう。最初は怖いだけと思ってたけれど、今は楽しく思える。しかし…
「そうか、ならいいが。っていうかレミリア達が少し前に異変を起こしたっていうのも初耳だぞ!」
「なんだ、聞いてなかったのか?」
「ああ、全く。で、どんな異変だったんだ?」
「えっとたしか朝起きたら空が真っ赤になってたんで異変と思って霊夢のところへ行って、そこから霊夢の勘でこの屋敷にきてあとはドカーン!チュドーン!ということだぜ。」
「最後は雑すぎるほどに雑だったがなんでレミリア達が空を赤くしたんだ?
「正確には赤い霧を出したんだぜ。えっと吸血鬼が太陽に弱いからどうとかって…」
「なんとなくわかった。」
推測だが、恐らく吸血鬼は日光に弱い。だから霧をだして昼でも外を出れるようにしたんだろう。ま、それならここの住民はいいとして人里とかに住んでる人たちには迷惑だな。それは仕方ない。
「しかし、ったく…なんで俺に黙っているんだ?」
「レミリアはプライド高いし、私達に負けたから黙っときたいんじゃないか?」
「なるほど。」
「あ、ちょっと用事を思い出したんだぜ。ということでじゃあな、桜雅。」
「おう、本のこと、忘れてないだろうな。」
「覚えてるぜ。じゃまたなー!」
「おう、またな。」
誤字脱字、アドバイス等がありましたら教えてください。