「では、これにて授業終了!寄り道せずに帰るように。」
「「「さよならー」」」
今寺子屋の授業が終わったところだ。今から帰る。しかし、寒い。雪も降ってるし。物凄く寒いもうすぐ春になるというのに。さあ、早く帰ろう。
で帰路についてると、咲夜がいた。
「おーい、咲夜ー!」
「あら桜雅。寺子屋?」
「そうそう。今終わったところなんだよ。」
「そう、じゃあ一緒に帰りましょ。」
「そうだな。」
と、普通に会話しているけど、最近どうもおかしい。なんか、すごく咲夜が可愛く見える。因みに今は流石にいつものメイド服は寒いのでコートを着ている。あと手袋とマフラーと。たまに手に息を吹きかけてかじかんだ手を温めようとしているところとかドキっとする。前まで綺麗だなー、って感じで特に意識はしなかったんだが。
「桜雅?」
「…ぅえ?あ、悪い、どうした?」
「いや、ずっと私の顔を見て何か考えてたから。何かついてる?」
「あ、いや別になんでもない。そんなに見ていたか?」
「ええ。」
まじか、それってだいぶ気持ち悪いな。
「悪い。」
「いや、別にいいけれど…。」
「え?」
「いや、なんでもないわ。早く帰りましょう。」
「あ、ああ。」
ー咲夜sideー
さっきから桜雅はずっと私の顔を見て何か考えてる。実際私はいますごくドキドキしてる。何か顔についているのかしら。それだっらすごく恥ずかしい。桜雅ってよくみると結構整った顔立ちよね。しかしずっと見ているのもアレだし聞いてみようかしら。
「桜雅?」
「…ぅえ?あ、悪い。どうした?」
「いや、ずっと私の顔を見て何か考えてたから。何かついてる?」
「あ、いや別になんでもない。そんなに見ていたか?」
「ええ。」
「悪い。」
「いや、別にいいけれど…。」
「え?」
え、何を言ってるのかしら私は。
「いや、なんでもないわ。早く帰りましょう。」
「あ、ああ。」
ー再び桜雅sideー
「なあ、たまには違う道から帰らないか?」
「別にいいけど。道しってるの?」
「ああ、前に通ったことがあるからな。」
「そう。じゃあ行きましょう。」
で歩いているとー
「見たことない店だ。」
「私も見たことないわね。なんの店かしら?」
俺よりも長くここにいるのだから俺が知る由もない。というかまだあまり人里を回ったこととかないからちょっといつもの道を外れると分からなくなることがある。この道は前一回通ったことがあったから来てみたんだが、その時は紅魔館に戻るので精一杯だったからわからなかったなぁ。
「取り敢えず入ってみようぜ。」
「そうね。まだ時間もあるし。」
雰囲気も、良さげだったので入ってみると物腰柔らかそうな男性の店主がいた。結構顔立ちは整っている。
「いらっしゃい。君達はこの店に来るのは初めてかな?」
「ああ、そうだ。この店は何の店なんだ?」
「一応雑貨かな。木とかを削ったりしたり、たまに石、ガラス他にもいろいろなものがあるよ。」
「へぇ〜。ぱっと見だけど結構お洒落だと思うのだけれど、なんで表通りに店を出さないの?ここだったらあまりお客さんが来ないんじゃないかしら。」
「僕が店を出したのは、お金儲けとかじゃなくて趣味でやりたくてしているんだ。それに前から来てくれている人もいるからね。その人達との時間も大切にしたいんだ。それとあまり僕は騒がしいのがすきではないんでね。」
はえー、商売ってのは金儲けが全てと思ってたけど、こんな人がいるんだな。騒がしいのが苦手なのは同感。
「そうか。いいと思うな、そういうやり方。」
「ありがとう。」
「じゃ折角だし。じゃあこれにしようかな。」
「ほぉ…。なんでそれに?」
「いや、なんとなくだ。なんかまずいか?」
「いや、大丈夫だよ。ただ僕が力を込めて作ったんだ。大事にしてくれ。」
「ハハ。その力ってのは愛っぽいやつかな。」
「そんなところだよ。じゃあお金はー
それを店主からもらいうけたあと、
「じゃあ咲夜、これ、貰ってくれるか?」
「え?私?」
「ああ、咲夜に似合うと思って買ったんだ。」
「桜雅…。ありがとう、大切にするわ。」
といって俺が買ったネックレスをつけてくれた。
「お二人さん。お熱いねー。」
「やめてくれ。いつもお世話になってるからそのお礼に…な。」
「そう。ありがとう。」
「じゃあ、そろそろお暇させてもらうよ。」
「毎度ありがとう。」
「また来るよ。」
「また来るわ。」
「ああ、また。」
捕捉ですが今回訪れたのは魔理沙がよく訪れるあそこではありませんので悪しからず。
誤字脱字、アドバイスがありましたら教えてください。