東方桜咲録   作:神功

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季節にあった話を投稿しようと思っていてやっとできました!


年の変わり目〜End of the year〜
第二十一話 〜Xmas episode 前編〜


保存日時:2016年12月08日(木) 23:56

 

みんなは近々ある行事を知っているだろうか。

ある者は靴下に手紙を入れ、ある者はそれとなく気になる人の欲しいものを聞き出そうとするだろう。

そう、クリスマス。少なくとも幻想郷にはそういう行事はない。

だから咲夜たちと紅魔館内でやろうというわけだ。もうレミリア達はクリスマス気分だ。

吸血鬼がクリスマスを楽しみにするってなかなかシュールだな。

さあ、ここで大切なのがプレゼントだ。

まぁレミリアやフランにはサンタクロース戦法でわかった。五百年生きててサンタねぇ。

その頃こんな行事があったのかは知らんが。

で、後パチュリー達には普通に聞くことにした。

 

以下その結果

 

<メモ>

レミリア…昼でも外に出れる世界

フラン…お人形さん

パチュリー…魔道書

小悪魔…パチュリー様が欲しいもの

美鈴…休暇

 

 

正直美鈴のを聞いたとき同情した。普段ちゃんとやってくれたら咲夜だって休ませてあげるんだろうけどなぁ。頼んでみるか。咲夜の欲しいものは?と聞いたら別にいい、と言ってたけど。そんな訳にはいかないよな、うーんどうやって調べるか。もしそれで本当にいらないのならいいが…我慢はよくないしな。

それで、プレゼント入手方法としては、レミリアは実現不可能なので、寝ている間にテキオー灯をこっそり浴びせておく。はたしてそれで吸血鬼の弱点を消せるかはわからんが。

お人形さんは咲夜が伝があるというので任せることにする。問題はパチュリーだ。人里にあっただろうか。とりあえず探すか。あとは、わかってるよな?

 

「咲夜、じゃあちょっと魔道書を探してくるよ。」

 

「分かったわ。あと、なんでさっきから後ろ向いて言っているの?」

 

「あ!あと少しだったのに。…え?あ、ああちょっと顔怪我しちゃってな。ハハハ…と、あと少し。」

 

「そう、大丈bいたっ、え?何?」

 

「ど、どうしたんだろうな。じゃあ支度してくるよ。(やっと手に入った。ごめん!咲夜。)」

 

「お願いね。(さっきのはなんだったのかしら。)」

 

 

 

「よし、これで…。」

 

 

 

〜人里〜

 

来てはみたが本屋ってどこ…。あ、あそこにいるのは阿求じゃないか。ちょうどいいや、本屋でいいのか知らないが、聞いてみるか。

 

「おーい阿求ー!」

 

「あ、桜雅さん。どうなさったんですか?また道わからなくなったとか?」

 

「なんとなく当たってるよ。本屋って知ってたりするか?」

さっきの阿求の言葉からわかる通り前に道に迷ったときにお世話になった。他にもたまにあったら相談に乗ったり乗ってもらったり。何気に俺が幻想郷にきて間もない頃にあった数少ない知り合いだからな。

 

「本屋ですか?それでしたら鈴奈庵に行ってはどうですか。あそこなら本の種類はたくさんありますよ。」

 

「じゃあそこにするか。道を教えてくれ。」

 

「えーとあそこを右に曲がってその先を……て感じです。」

 

「ありがとう。いつもの分もあわせていつかお礼するよ。」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。それでは。」

 

「ああ、じゃあな。」

 

 

 

 

 

「ここか。」

 

阿求の言う通りに来たんだが、いまいち細かい場所はわからなくて周りの人に聞いてなんとか来た。この生まれつきの方向音痴なんとかにないとな。

 

「あ、いらっしゃいませ。この店は初めてですか?」

 

「そうなんだ。ちょっと本を見に。」

 

「どんな本を?」

 

お、おう…。店内に入ると茶髪の子が店番?をしていた。本を探しているというニュアンスでいうと目を輝かせてる。よほと本が好きなのだろうか。

 

「魔道書を…。」

 

「魔道書?あなた何者ですか。魔道書って魔法使いが使うものですよ?」

 

「ああ、そうだよ。その魔法使いのために買いに来たんだ。」

 

「そうですか。うーんうちには妖魔本はあっても魔道書は無いんですよ。」

 

「妖魔本?」

 

「はい、私は妖魔本を集めてる妖魔本コレクターなんですよ。あっ妖魔本というのはですね。昔に妖怪が書いた、つまり妖力をもつ本なんですよ。ま、妖怪が書いたわけですから、普通は読めないんですけどね。」

 

「君は読めるのか?」

 

「はい、まぁ、他に読める人がいないから話題にはなりませんし危ないですしね。」

 

「危ない?」

 

「そうですよ。なんたって本が妖力をもつということは何か引き起こす力を持つということですからね。」

 

「なるほど。それって見せてもらえたりする?」

 

「え?読めるんですか?」

 

「あっいやそういうわけじゃ無いけれど。気になってな。」

 

「そうですか。なら安全なものを。」

 

 

 

\ガサガサゴソゴソ/

 

 

 

「これなんてどうでしょう。」

 

「いやどうでしょうと言われても。ま、とりあえず見てみるよ。」

 

「どうぞ。」

 

「………………、全然わからん。」

 

「ですよね。」

 

そんなに落ち込まなくても。そんな顔されたらなんとしても読んでやらなくてはいけない感じになっちゃうだろうが。あれ、そういえばアレがあるじゃんか。

 

「?なんですか?そのこんにゃく。」

 

「もぐもぐ…ごくり。いやいやなんでも無い気にするな。もう一回その本を見せてもらえないか?」

 

「いいですけど。」

 

「どれどれ…………、おー、読めた。」

 

「やっぱり読めるわkって読めたんですか⁉︎」

 

「ああ、最初の方に名前らしきものが載ってるだろ?」

 

「そうですよ!すごいですね!まさか読める人に会えるなんて!どうやって?さっきは読めてなさそうだったのに。」

 

「それは俺がさっき食べたこんにゃくのおかげだよ。あれは翻訳こんにゃくといってな、あらゆる言語、文字を見聞きできるようになるんだよ。」

 

「そんなこんにゃくあったんですか!?知らなかったです。」

 

「まぁ、そういうことだから話相手にはなれると思うぜ。」

 

「ありがとうございます。あとすいません。探してる本が無くて…。」

 

 

「いや、大丈夫だ。それにいい方法も思いついたしな。そろそろ戻らないと。じゃあな。」

 

「はい。」

 

じゃあ帰って準備するか

 

 

 

 

 

 




地の文多くてすいません。誤字脱字、アドバイス等がありましたら教えてください。
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