第二十三話
ものすごく唐突だがみんなは4月といえば何を想像するだろうか。桜?入学式?まぁ人それぞれだと思う。けれどな…
「雪って聞いたことあるか?俺は無いぞ。」
「そんなこと言っても降ってるものは仕方ないじゃない。」
そう、なんと雪が降ってるんだ。雪が、4月に。最初は俺の住んでいたところが雪がふらなかったから楽しかったが年末年始、ましてや4月まで降るとなってくると話が違う。いい加減飽きてくる。それに加えて真冬の寒さ。ホントどうにかならないのかね。因みに俺達は紅魔館の暖炉のある部屋にいる。俺と咲夜の部屋には暖炉がないからどうしてもこの部屋に来ることになるからいつも二人で寒いのなんのと愚痴ってる。
「桜雅の能力でなんとかならない?」
「あ、その手があったか。」
確かにあの道具ならできるかもしれない。今までは季節に変な影響を及ぼすかもしれないと思ってやらなかったが、確かに今なら大丈夫だな。
『オールシーズンバッチ』
「これを使えば少しの範囲なら季節を変更できる。」
「ホントいつ見てもすごい能力ね。」
「ありがとう。使い方を説明すると、この真ん中の針を回すことで季節を変更できる。とりあえずやって見るか。」
カチッ
春のところに針を動かした音と同時に周りが…
「あれ?変わらないな。」
いや、一瞬暖かくなったけどすぐどこかに吸い取られるように暖かさがなくなった。
「壊れちゃったのかしら?」
「まさか、そんなはずは…。あんまり気が進まないが他の季節にしてみるか。」
カチッ
「暑!」
「夏…てことは壊れてないってことかしら。」
「そういうことかな?」
その後、他の季節にしてみたが確かめるものがないから気温でしかものをいえないが春だけが気温の変化をもたらさなかった。
「となると、考えられる季節を変えられない原因は二つね。一つは春にする機能だけが壊れているということ。二つ目は何らかの影響で春にできないということ。つまり…
『異変』が起こっているってこと。」
「異変…か。ここに来てまだ日が浅いが異変の事は魔理沙からよく聞いたからなんとなくわかるな。確かに異変ならこの天候も、道具の力が効かないのもかなり強引だが頷ける。」
「あと、はじめにその道具を使ったとき、ほんの少しだけど空気が変わったのは感じたわ。つまり、一度春にできた、けれど何かの力が働いて戻ったとかじゃないかしら。」
「なるほど。じゃあもし、異変だったとするならどうするのが一番なんだ?」
異変は俺の解釈なら一種の災害。
魔理沙は笑いながら言っていたが内容はとても笑えるものではなかった(特に戦闘の方は)。だからやはり対策を練るべきだと思う。
「それは、やっぱり異変解決を専門にしてる人に頼むのが一番じゃないかしら。」
「てことは魔理沙や博麗の巫女ってのに頼むのか。でもまだ異変と決まったわけじゃないから藪から棒に言うのはなぁ。」
「大丈夫よ。そういえばまだあったことなかったわね。じゃあ異変かもしれないってことを伝えるついでに会ってみたらどうかしら。」
「そうだな。咲夜はどうする?」
「私もいくわ。これだけ寒さを味わせられたお礼をしないといけないもの。」
おおう、怖ええ
「じ、じゃあ支度をするか。」
あまり話が進まなくてすいません。これからもかなり投稿が遅れると思います。本当に申し訳ないです。それでも精一杯頑張るのでこれからも見てくださったら幸いです。