「これでよしっ。入れるわ。」
「じゃあ入るか。」
実はすっごいわくわくしてる。さっきは怖かったが、大丈夫ならば話は別だ。いかにもって感じじゃん。よし入るぞ。
「ちょっと待って!」
入ろうとしたら咲夜に止められた。早く入りたいのだが。
「どうしたんだ?」
「なんていうか、あの中の時空間がほんの少しなんだけど、歪んでいるのよ。」
「どういうことだ?」
「うーん、時間の流れが少しこちらと違うのよ。」
時間の経つ早さが違うということか?
「この先からすごく強い妖力を感じるからその影響で捻じ曲げられたんじゃないかしら?それか冥界だからじゃない?」
よくあるとても大きな力で歪んでいる!とか言うやつだな。
「そうだといいのだけれど。」
「そうだって。良くあるやつだ。」
「「よくあるの?」」
入ってみると、空が薄暗く夜明け前のような感じだ。
気温も外より少し低く感じる。
「なんだか、薄暗いな。」
「そりゃ、冥界だもの。」
冥界は、暗いものなんだ。
暫く歩いていると、まった階段があった。階段多くね?
「これ、登るの?」
「そんなに長くないわ。あれよりは圧倒的に。」
「ほら、二人共何しているの。早く行くわよ。」
「ええ。」
「あ、ああ。」
「おい、そこの奴!」
階段を登っていると銀髪の娘がいてなんか言われた。近くに白い人魂っぽいのもフヨフヨしてる。幽霊だろうか。後、腰に刀を二本拵えていた。
「なぜここに来れたのですか!結界が貼ってあったはずですが。」
「あんなチャチな結界、すぐに解けるわ。」
「はぁ、それは入ってくるなという警告だとは思わないいんですか?」
「入る用事があるんだから仕方ないじゃない。」
「あなた達生きている人間が来るところではないんです。さもなくば…。」
と言って、少女は鞘から刀を出してその刃の先を俺たちにむけてきた。。
「あら、さもなくば何?私たちはこの先に行こうと思っているんだけど、邪魔するなら退治するわよ?時間がないの。」
そう、霊夢が言うとおりかなり今の状況は結構やばかったりする。冥界に俺たちが入ったときに感じた馬鹿でかい妖力。その時ですらかなり大きな力だったのに、時間が経つに連れさらに大きくなっていた。俺を含む三人は危機感を募らせていた。
「咲夜、霊夢、あいつは俺が止める。強さはわからねぇから勝てるかもわからねぇけど先に行ってくれ。ここで時間を取られるのはかなりまずいと思うんだ。」
「桜雅…、わかったわ。でも、絶対無茶したら駄目よ?相手の持つ刀は真剣。下手をすれば死ぬんだから。」
咲夜は真剣な目で言ってきた。俺のやつも真剣じゃないの?と思った人がいるかもしれないが、見た目はそうだが切れ味はあんまりだ。
「分かってる、大丈夫だ。」
「じゃあ任せるわね?咲夜、先を急ぐわよ!」
「え、ええ。また後でね、桜雅。」
「おう。また後でな。」
そう言って二人は先を行く。
「行かせません!」
二人を追おうとして刀を構えて走ってきたので、その少女に迎撃つ形で俺も刀を抜き受ける。
「そうは行くかよ!」
次の瞬間、刀同士がぶつかり合う音が響いた。
またしばらくかけなさそうです。なるべく少しでも書きだめを作っておけるようにします。